虹裏img歴史資料館 - imgの文化を学ぶ

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  • 夜ふか... のスレッド詳細

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    21/07/03(土)00:43:13 No.819424541

    夜ふかしをし過ぎたようで瞼が重たい。 トレーナー室で一人で書類作業を行っていたが、どうにも集中力が途切れた。 担当ウマ娘と遅くまで下らないやり取りをスマホで行っていたからだろう。 もう寝るぞと送る度に引き止めてくるのでやめ時が中々見つからず、最後には寝落ちしていた。 朝目覚めた時にスマホの通知には『寝ちゃったかな?おやすみ☆』と書かれたメッセージが残されていた。 いっそ軽く寝てしまおうかと、シャツを緩めて普段は愛バの昼寝用ベッドと化しているソファへと転がった。 程よい柔らかさ座面と、枕として丁度よい高さの肘置きが身体を夢の世界へと誘惑する。 すぐにも瞼が重くなり、自分の吐息が寝息に変わりつつある時、扉が開き、セイウンスカイが入ってきた。 「やあやあトレーナーさ…あり?」 珍しく自分からトレーナー室に来たスカイ。だが今日は私がサボる番だ。目を閉じたまま惰眠を貪らせて貰う。

    1 21/07/03(土)00:43:25 No.819424599

    「とれーなーさーん?セイちゃんですよー?昨日はお楽しみでしたねー?」 囁くようにそんなことを言いながら、小さな足音がこちらへと近付いてくる。 「んーむ。私はもうお昼寝しちゃったしなぁ…はてさて…?」 そう言いつつも彼女は私を軽く揺り動かす。だが眠い。だから今日は私が逃げる番だ。 「寝てる…寝てるねぇ…よぅし☆」 ソファで転がっている私の前面に、柔らかくて温かい何かが潜り込んでくる。彼女だ。 「ほーれほーれ…セイちゃん抱き枕ですよーぅ」 私を起こさないように注意しているのだろう。小さな声でそう言いながらも彼女は私の腕を取り、自分の身体に巻きつける。 「んしょ…ふぅ…極楽極楽☆」 彼女の耳と髪とが私の顔の前で踊り、柔らかな香りが鼻腔をくすぐる。当の本人はお構いなしに身体を私に擦り寄せる。 鼻歌を歌いながら私の両手をほぐし、指と指とを絡ませて遊ぶセイウンスカイ。流石にこの状況で眠れはしない。

    2 21/07/03(土)00:43:43 No.819424698

    「とれーなーさーん…んふふぅ~☆」 ご機嫌で私の手を握りしめながら、ソファで身体を揺さぶるセイウンスカイ。だが狭いソファに二人も寝ていては動くにも限度がある。 「んふ、んふふぅ~…あっ」 身体を揺らし、半回転した先に座面は無く、転がり落ちそうになった彼女を、私は咄嗟に抱き戻した。 「大丈夫か、セイ。」 「ぇ…?とれーにゃーしゃん…いつから…?」 目と鼻の先に彼女の目と鼻がある。危なかった。落ち方によってはケガに繋がりかねない。 「………最初から。」 「…だいじょばない…です…。」 夕日より真っ赤になった彼女は、そのままプシューと音を立てて動かなくなった。どうしよう。

    3 21/07/03(土)00:44:30 [s] No.819424915

    こんな可愛い幻覚が見えたんだがどうしよう…?

    4 21/07/03(土)00:46:03 No.819425368

    そんなん最後まで書くしかないでしょ!

    5 21/07/03(土)00:47:24 No.819425800

    可愛い もっと書け書いてください

    6 21/07/03(土)00:47:36 No.819425856

    書けーっ!抱けーっ!

    7 21/07/03(土)00:52:07 No.819427178

    またセイちゃんがトレーナーさんに押し切られてる…

    8 21/07/03(土)00:52:21 No.819427234

    いい…

    9 21/07/03(土)00:53:45 No.819427592

    なあなあ!!この後は!?この後はどうなるんだよォーッ!!

    10 21/07/03(土)01:10:18 No.819432261

    すすすす素晴らしいですっ!!スカイさんと夜中密に連絡を取り合うだけではなくスカイさんのいつも使ってるソファでお昼寝しておまけに一緒に寝るだなんて!!!24!

    11 21/07/03(土)01:10:59 No.819432453

    上手く再起動出来れば逃げる 出来なかったら動かない

    12 21/07/03(土)01:12:33 No.819432884

    トレーナーさんに抱かれちゃって…すごかった…って報告するセイちゃん!?

    13 21/07/03(土)01:16:03 [s] No.819433767

    「全部…忘れて下さい…。」 人の胸に顔をうずめてそんな事を言う。無茶を言うな。 「私が昼寝しようとしたら君が来たんだよ、セイ。」 「なんで寝た振りなんてするのさぁ…あぁぁー何処!?トレーナーさんのリセットボタンはどこー!?」 「やかましいっ」「むごぅっ」 暴れるセイウンスカイをキツく抱きしめて黙らせる。彼女の鼻息が胸元をくすぐって心地よい。 「全く…私は昼寝したかったんだ…丁度いいか。」 「ぅえ…?」 「枕なんだろう…セイちゃん抱き枕。」 「あー!あー!きこえませーん!…んん?」

    14 21/07/03(土)01:16:28 [s] No.819433898

    こちらを見上げる彼女と目が合う。少ししてニタリと笑う。 「んふふ…おや?おやおやぁ?トレーナーさんのお顔が赤いですねぇ?」 「…うっさい」 「むふ~☆さぁさぁトレーナーさんっセイちゃんをどうぞ堪能して下さいねぇ~?」 調子にのってこちらの胸に頬ずりしてくる愛バ。本当に可愛らしい奴。 腕の中で暴れる彼女の背中をそっと撫でる。 「セイ。」「ひぅ!?」 「抱き枕なら抱き枕らしく大人しくしなさい。」 「…は、い……。」 また動かなくなった彼女を抱きしめながら。いなくなった眠気を探す。どうしよう。

    15 21/07/03(土)01:17:02 [s] No.819434051

    書いた!どうしよう!もっと書きたい!