21/07/02(金)22:31:21 「バカ... のスレッド詳細
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画像ファイル名:1625232681133.png 21/07/02(金)22:31:21 No.819372974
「バカねウオッカ!おしりの穴は…」 「っうるせぇええ!!いつもいつも馬鹿馬鹿いいやがって!!そんなに俺の事をバカにしてーのかよ!」 教室に響くウオッカの声に振り向くクラスメイト達。目線の先には立ち上がったウオッカと、突然の事に呆然とするダイワスカーレットがいた。 「…あったまきた。もう耐えられねー。話しかけんじゃねーぞ。」 ウオッカはそのまま教室を出ていってしまった。スカーレットは俯き、小声で何かを呟きながら震えていた。 「へっへっ…スカーレットの奴ビックリしすぎて目がこんな点になってたぜ!さーて、いつ頃ドッキリのネタばらししてやろーかな!」 「しかしなウオッカ…そいつはちょっちやり過ぎだぜ?」 トレーナー室でウオッカのトレーナーがバイク雑誌のページをめくる。自分の安月給ではとても手の届かない代物を見ることに耐えられず、雑誌をゴミ箱に捨てた。 「いーかウオッカ、こういうのはその日のうちにネタばらししないと後を引くぜ。分かったらさっさと教室に戻った戻った。」
1 21/07/02(金)22:32:19 No.819373432
「ちぇ、そんなもんかよ…わーったよ、スカーレットに謝りゃいいんだろ!くっそー…」 文句を言いながらウオッカが教室に戻る。教室の扉を開けると、そこには─ 「…うおっ!?す、スカーレット…!?」 ダイワスカーレットの身体中が眩く光り、光の粒が溢れている。その横には筋肉ムキムキのアグネスタキオンがいた。 「死こそ救済だねえ!!!!!!!!!!!!」 タキオンの唸る右腕をウオッカがすんでの所で避ける。壁を突き破り破壊したタキオンはまさに破壊神だった。 「なぜ避けるんだいバーボン君!!!!!」 「ウワーッ!オレはウオッカです!ってかなんでタキオンさんが!?てかスカーレットは!?」 「知らなかったのかい!!!!!!!!スカーレット君は君に呼びかけることで自我を保っていたんだ!!!!!!!!それを君が拒絶したせいで消えそうになっていんだ!!!!!!!!!!!!君も死ぬべきだねえ!!!!!!!!!!!!!」 安田記念がままごとだと思ってしまうような、容赦のない死神の鎌のごとく降りかかる腕を掻い潜る。
2 21/07/02(金)22:32:40 No.819373622
「スカーレット…そうだったのかよ!ウソだ!ウソだって言ってくれよ!!」 「バカね…ウオッカ…もう…遅いわよ…」 「遅くなんてねえ!!!スカーレット!!!戻ってこい!!!!」 その瞬間、スカーレットの身体を包む光が強くなり、ぱあっと弾けた。その中から─スカーレットが現れた。 「な…なんで戻ってきたんだ…?」 「ふふっ…そんなのウオッカが呼びかけてくれたからに決まってるでしょう?」 時に友情は奇跡を超える。2人は熱い抱擁を交わし、永遠の絆を互いに刻んだ。 「はぁ…なんだか急に力が抜けてきたぜ。またトレーナーにお尻に元気の薬入れてもらわねーとな…。」 「バカねウオッカ!おしりの穴は入口じゃないわよ!」
3 21/07/02(金)22:34:10 No.819374347
ウオダス怪文書かと思ったらムキムキタキオンだった
4 21/07/02(金)22:49:26 No.819381280
何が起こってるか分かりませんが尊いですね!!!!