21/06/28(月)21:35:02 「芦毛... のスレッド詳細
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画像ファイル名:1624883702645.jpg 21/06/28(月)21:35:02 No.818081018
「芦毛同好会…？」 掲示板に見慣れないサークルの張り紙がしてある。 「こんな変なサークルあるんだ♪ちょっと気になるな♪」 こんなサークル作る人だし芦毛の人なのかな？ 「お、カレンも気づいたかそのポスター！」 「あ、ゴールドシップさんこんにちは♪これ貼ったのゴールドシップさんですか？」 「いや貼ってねぇ。」 こう言うのやるのゴールドシップさんだと思ったけど違うんだ。 「ゴルシちゃんシール掲示板に貼るイタズラ1週間前からしてっけどその時からあんだよな～。サークルの場所も書いてないし気になってトレーニング中しか寝れてないぜ。」 「いや～練習中は起きてた方がいいんじゃ…。」 「こらゴールドシップ！またイタズラか！」 カンカンな様子のエアグルーヴさんが駆け寄って来た。カレンは何もしてないですからね！ 「お！丁度いいところにエアグルーヴ来たな！このポスターについて知ってねぇか？」 「サークルのポスターか？わざわざ細かくチェックせんし誰が貼ったかまでは知らないぞ。」
1 21/06/28(月)21:35:20 No.818081131
「なんだよ生徒会なのに知らないのかよぉ～。」 「情報知りたかったんですけど仕方ないですね。」 「ところでゴールドシップ、ここ1週間くらい掲示板にゴルシちゃんシールなんて貼られているんだが何か弁明はあるか？」 「やっば！カレンこのサークルの招待探しに行くぞ！」 「え！？え！？」 「待たんかゴールドシップ！」 ゴルシさんに無理やり引っ張られてサークルの招待を探ることになっちゃいました…。
2 21/06/28(月)21:35:37 No.818081249
「芦毛同好会？知りませんわよ？」 「おっかしーなー。マックイーンだと思ったのに。」 「マックイーンさんは心当たりないんですか？」 「残念だけどありませんわ。ですがそのポスターに名前書いてありませんこと？」 あ、よく見たら名前がイニシャルだけ書いてある。 「Jだろ？知ってるぜ。」 「ならメジロである私じゃないと分かるでしょう。」 「mejiroのJじゃねーのか！？」 「流石にそれは先頭のMを取るんじゃないですかね？」 「ったく、振り出しかよー。」 「それにしてもJなんてつくウマ娘いましたっけ？」 「J…あいつか！」
3 21/06/28(月)21:36:01 No.818081430
「おらぁ！お前かジョーダン！」 「グェ！？」 出会って早々ゴールドシップさんがトーセンジョーダンさんにラリアット！ 「いや何してるんですか！大丈夫ですかジョーダンさん！？」 「だ、大丈夫な訳でしょ！いきなりなんだし！？」 「お前だろ、このゴルシちゃんを愛でる会作ったのは！？」 「いや、ゴールドシップさんだけの会じゃないですよ！芦毛の会ですよ！」 「はぁ？なんのこと言ってんの？なんであたしがあんたと同じ髪色を気にいんのよ？」 「…それもそうだな。じゃあ誰なんだよ？」 「いやあたしに聞かれても知らんし。芦毛のウマ娘に聞いた方が早いんじゃね？」 「確かにそっちの方がいいかも知れませんね♪でもそうなると結構なウマ娘に尋ねないといけないですね…。」 「迷ってても仕方がねぇ！行くぞカレン！」 結局手当たり次第芦毛のウマ娘に確認することになっちゃいました…。
4 21/06/28(月)21:36:29 No.818081604
「そんなサークルは知らないな。チケゾーやタイシンに聞いてみるか。」 「聞いたことないな。美味しいご飯が食べられるなら入りたいが。」 「知らんで。」 「誰も知らないじゃねーかよぉ！気になって体が痒くなってきた！」 「まあまあ落ち着きましょう。」 どうやら私達以外芦毛の人も認知してなかったみたい。ますます不思議なサークル。 「どうしたのゴールドシップ？」 「スカイさんこんにちは♪そうだスカイさんこのサークル知りません？」 もうこの辺で知ってそうなのはスカイさんだけしかいません。 「あー芦毛同好会ね。知ってるよ。」 「本当ですか！？」 「マジか！？どこまで知ってんだ！？」 「どこまでと言われても困るけど、たまにサークル室には行くけど。」 「そこまで知ってるとか関係者か！？」 「いや、ポスターの裏に場所書いてあったし。」
5 21/06/28(月)21:37:33 No.818082027
「裏ですか！？」 「なんだよそれ！？アタシ達の努力全部無駄だったのかよ！」 「まあまあ案内してあげるから。ゆるりと行きましょうよ。」 「へ～ここがサークル室か。特に何もありませんね。」 「なんだよ～期待して損したぜ…。」 「本当に何もないよねぇ。誰も来ないしお昼寝するのに丁度良いんだけどね。」 「お、なんか変なもん置いてあるぞ。」 茶筒に手足をつけたような雑な人形が机の上にあるみたい。 「あーそれずっと置いてあるよ。なんの変哲もない人形だけど。」 「確かにこりゃ人形以上でも以下でもないな。」 ゴールドシップさんは気に入ったのかずっと眺めてる。 「欲しいなら持って帰っちゃえば？ずっと置きっぱなしだし。」 「丁度部屋が寂しくて置物が欲しかったんだよ。持ち帰っか！」 「えぇ～良いのかなぁ…。」
6 21/06/28(月)21:37:57 No.818082206
結局待っても誰も来ないから、人形をゴールドシップさんが持ち帰って解散。 「カレンか。ちょっといいか。」 「エアグルーヴさんどうしたんです？」 「さっき話してた芦毛同好会について私も気になって調べたが、そんなサークルは届出されてなかった。だからポスターを確認して注意しに行こうと思ったんだがポスターがなくなっててな。何か知らないか？」 「いえ、何も知りませんけど。」 あの後私達は一度もポスターの所には戻ってないし探してる間に誰かが回収したのかな？ 「あ、でもサークル室なら知ってますよ♪誰もいませんでしたけど。」 「そうか。なら場所を教えてくれないか。」 「場所は確かこの辺ですね。」 「そこなのか？その辺りは倉庫しかないぞ。」 「え？でもさっきまでサークル室にいましたよ？」 「そうなのか。誰か倉庫を勝手に変えたのか？鍵は掛かってたはずだが。ちょっと見てくるか。すまない礼を言う。」 「いえいえどういたしまして♪」 なんか急に怖くなって来ちゃった…さっきまで私達がいたサークル室はなに？ とにかく寮に帰って休もう。
7 21/06/28(月)21:38:09 No.818082292
「ただいま～。」 鍵がかかってるしアヤベさんはまだトレーニングかな？ 「ん？なんかベッドの上に置いてある…。」 そこに置いてあるのは茶筒で作られたような人形が…