21/06/23(水)01:37:04 「にゃ... のスレッド詳細
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画像ファイル名:1624379824645.png 21/06/23(水)01:37:04 No.816061204
「にゃはは〜。セイちゃんに似合ってるかな〜？」 「おう、似合ってるぞ」 真っ白なワンピースドレスを見せびらかすかのようにくるりと一回転するセイ。それを見て目を細める自分と感嘆の声を上げる店員。 「えへへ……。なんか少し恥ずかしいですな☆」 回ったあとにそんな事を言うセイへ店員がすかさず 「いえいえ……とてもお似合いですよ。このドレスでしたら──」 セールスを始める。その姿に苦笑しながらどう乗り切る？と静観の構えを取ってみる。するとなかなかに強かな愛バはこちらに手を向けて 「そういう事は私のパトロンにお願いしま〜す☆でも〜、セイちゃんこのドレス気に入っちゃったなぁ。キャハッ☆」 等と言ってくるのだ。…まぁ、G1も勝っているし……少しくらいは余裕があるのも事実だ。なによりも── 「えっと……立食形式のパーティで使えるタイプのドレスだと……どうなりますかね？」 理事長の気の迷いでパーティが開かれる事になったのだ。建前かは解らないが……『告知ッ！レース成績優秀者を労うパーティを開催するッ！URAファイナルでの上位入賞者の表彰も行うので欠席しないようにッ！』なんて事だ。
1 21/06/23(水)01:37:32 No.816061295
そんな理由は露知らず店員のお姉さんは── 「でしたらこちらは如何でしょうか？多少フォーマルな場でも使えるかと」 とカタログの写真を見せてくる。どんなのがあるのかな、と見ていると一枚の写真が目に止まる。そこに写してあったのは── 「なになに～？セイちゃんにも見せ──」 覗き込んできたセイの発言も切れる。その反応は……うん、迷わなくて……済みそうだ。 パーティ当日。更衣室として用意された教室から出てくるセイを待っていると── 「お前もお姫様を待ってるのか？」 なんて同期に声をかけられる。俺たちの服装は普段よりは幾分バッチリ決めたスーツ姿。果たしてどんな反応を見せてくれるのか、なんて気持ちにもならない格好だった。それよりも 「お姫様、って……。当てられてんな……」 こんな事言うやつではない、はずなんだけどな……？と同期の心配をしているとウマ娘達が続々と出てくる。色とりどりのドレスはまるで花束みたいで廊下で待っているトレーナー達の手へと渡っていった。
2 21/06/23(水)01:38:08 No.816061425
同期も 「んじゃ、お先に」「ふふっ♪楽しみだねっ！」 と担当ウマ娘と共に体育館へ移動していく。 そんな背中を見ていると手を握られる。見るとセイが居た。薄緑を基調にしたドレスを身に纏ったセイが。うん、やっぱり──綺麗だな。なんて思いつつも 「……。待った？」 「いや、ちょうどいい時間だよ」 「なら、行きます？」 「おう、行こうか」 「エスコート、よろしくね☆」 「任された」 こんな会話をして体育館へ歩き出すのだ。絡む指の感覚は熱気に当てられた性か、少しだけ普段とは違って感じた。
3 <a href="mailto:s">21/06/23(水)01:38:41</a> [s] No.816061530
ドレス着たウンスの幻覚が見えたので
4 21/06/23(水)01:40:44 No.816061919
理事長も気の利いた催しするんだなってなってずいぶん例の報告に毒されてることに気づいたよ……
5 21/06/23(水)01:59:06 No.816065252
可愛い女の子にはドレス！これね！
6 画像ファイル名:1624385398297.png 21/06/23(水)03:09:58 No.816074727
ｷﾀ━━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━━ !!!!!
7 21/06/23(水)03:12:05 No.816074916
ドレス！！！！！
8 21/06/23(水)03:24:43 No.816075991
幻覚絵師様！
9 21/06/23(水)03:30:12 No.816076386
こんな時間に良いものを見れた