虹裏img歴史資料館

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21/06/22(火)00:41:37 彼女は... のスレッド詳細

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画像ファイル名:1624290097880.png 21/06/22(火)00:41:37 No.815736174

彼女は私を人気者と称するが、その肩書きは彼女自身にこそ相応しいと思う。 天真爛漫、才色兼備。飾らない美しさと懐の深さ、その優しさが、人々を惹きつける。 私とてその輝きに惹かれた一人だ。思えば、彼女から見れば沢山いるうちの一人だったのかもしれない。 併走を終えて息を整える私の前で、他者に囲まれ、もう一走は走りそうな彼女を見て、そう考えてしまう。 彼女に劣るつもりはないが、向き不向きはやはりある。体力・体質については、彼女は格段に優れていると思う。 ひときわ大きな息を吐いて、ゆっくりと腰を立たせると、彼女の耳がそれを聞きつけたようにピクリと動くのが見える。 「─────、──た今度ー!」 そんな彼女が、何やら背後に手を振りながら、こちらに向けて小走りで引き返してくる。 「グラスちゃん、戻ろう」 片方の手には飲みさしの水筒に、替えのタオル。 そしてもう片方は、私の手を取るように、差し出される。

1 21/06/22(火)00:42:45 No.815736524

「併走をお願いされていたのでは」 「うーん、今日はやめておこうかなって」 汗の粒を光らせながら、朗らかに笑う彼女の目が、ぱちりと私を捉える。 優しくて、柔らかな表情。何かを赦すような表情。 その中に、何かを決めたような目付き。 「珍しいんですね」 「今日はグラスちゃんと、って決めたから。だから────」 立ち上がり、視線を合わせた私の目を、じっと、紫水晶の瞳が覗く。 深い紫。吸い込まれそうなほど綺麗で、遠い色。

2 21/06/22(火)00:43:45 No.815736808

「────この後も、全部……」 「は、い……」 「……行こっか」 ぞわりと、背筋が粟立つのを感じる。 気付けば、彼女の手が、私の腰に回っている。 早鐘を打つ心臓の音すら聞かれそうな距離感に、私はただ、振り回されてしまうのだった。

3 <a href="mailto:s">21/06/22(火)00:44:21</a> [s] No.815736995

投与された幻覚剤の副作用で見えたスペグラです

4 21/06/22(火)00:46:08 No.815737506

この後抱くつもりなんだ!

5 21/06/22(火)00:46:16 No.815737537

闇来たな…

6 21/06/22(火)00:48:09 No.815737995

えっちでいいと思う

7 21/06/22(火)00:48:24 No.815738066

>闇来たな… 正しき闇だ

8 21/06/22(火)00:48:48 No.815738193

でもこの後スズカさんと寝マース!

9 21/06/22(火)00:48:59 No.815738253

闇のスペグラ、グラスぺ好き…

10 21/06/22(火)00:50:37 No.815738657

モブウマ娘に色々噂されてそう

11 21/06/22(火)00:52:18 No.815739118

>立ち上がり、視線を合わせた私の目を、じっと、紫水晶の瞳が覗く。 >深い紫。吸い込まれそうなほど綺麗で、遠い色。 ここ好き

12 21/06/22(火)00:52:54 No.815739270

どうしようもなく惹かれ合ってるんだ…

13 21/06/22(火)00:54:23 No.815739639

アァ…イイ…

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