21/06/21(月)04:45:16 よく晴... のスレッド詳細
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画像ファイル名:1624218316732.jpg 21/06/21(月)04:45:16 No.815464049
よく晴れた、日差しを強く感じるようになってきた頃。久方ぶりの大舞台で彼女は輝いていた。 今の彼女にはライバルが大勢いる。怪物は自らの走りを以て、自らに食らいつこうとする怪物を、生み育ててきた。 今の彼女は決して無敵の存在ではない、それでも―― 先頭のウマ娘が四コーナーに差し掛かって一拍、急加速を開始する者がいた。彼女に先んじようとする者、追いすがろうとする者、全てを振り切り、緑のターフに赤い閃光が奔る。 向こう正面に入ったそれを、地鳴りのような歓声が出迎えた。トップでゴール板を踏み越えるスーパーカーとその後ろ姿を眺めるライバル。いつぞやの光景。伝説が翳ることはない。
1 21/06/21(月)04:45:41 No.815464068
「いぇーい!」 レースを終えたマルゼンスキーを出迎える、いつぞやのやりとり。 「トレーナー君もちゃんと見てたわよね、まだまだわか」 「この先はダメね、まだ若いんだから!」 レースの興奮冷めやらぬといった感じか。 「まだまだいける!」 「うふふ、その心は聞かないことにしておくわ」 「でもそうよね、まだまだあたしが輝けるレースはたくさんあるわよね」 珍しくなにか言い淀む彼女を訝しんでいると。 「ううん、なんでもない。それじゃあライブの準備に行ってくるわね」 誤魔化すようにその場を離れていった。 「ライブもちゃんと見てくれないと嫌よー」 少し離れてこちらを振り返る彼女に、手を振って応えた。
2 21/06/21(月)04:46:00 No.815464081
ライブでの彼女も完璧だった。飲み込みが早い彼女は、練習でも苦戦している所は見たことがなかった。恵まれた体格から繰り出されるダイナミックな動き、落ち着いているのに甘く響く耳障りの良い声、人目を引くビジュアル。 愛嬌のある顔立ち、丸みを帯びた目、瑞々しい唇、手入れが大変な腰まで伸びて大きくカールした髪、朝シャンを欠かさないしっぽ、見るものを圧倒するボディラインは理想的な仕上がり。これ以上ないほどゴージャスな女性。 そんな彼女の姿を、いつからだろう、俺は俺以外に知り得ない彼女の情報を重ねて見るようになっていた。俺は彼女にドハマリしていた。そんな俺を彼女が受け入れてくれたことが嬉しかった。結局二人は正式に新しい関係をスタートさせることになり、それが数ヶ月前、いつぞやの温泉旅館、忘れ得ぬ日々。旅行券を譲ってくれたメジロ家の人には、折を見てお礼に伺おう。 ライブを終えて戻ってきた彼女の、家で祝勝会をしようとの提案に、二つ返事で乗ったのも無理からぬ事だ。
3 21/06/21(月)04:46:44 No.815464105
「はーい、じゃあ宴もたけなわという所で、トレーナー君には大事な話があります」 「お、何でも言ってみろ」 俺は完全に出来上がっていた。いつもより上気している気がする。 「トレーナー君は仕事と私、どっちが大事なの?」 少し酔いが醒めた。 「それは今というタイミングにはそぐわない台詞だと思うのですが」 「……」 どうやら本気らしい。 「すまんが顔を洗わせてくれ」 洗面所を借りて顔を洗い、タオルで拭く。勝手知ったる人の家。健全とは言えないが、節度は持っていたつもりだった、だがそんなものは吹けば飛ぶような理性だったのだ、俺は甘えていた。 マルゼンスキーの前に座り、少し居住まいを正してから、答えた。 「もちろん君、という答えでは足りないんだね?」 マルゼンスキーは俺の仕事だ。
4 21/06/21(月)04:47:10 No.815464124
少し置いて。 「聞き方を変えるわね」 「貴方は、競走バとしての私と、恋人としての私、どっちが大事なの?」 マルゼンスキーは困ったような、何かを恐れるような、そんな様子だった。震えているようにも見えた。いつぞやの光景。数年前、ライバルに敬遠されて走る意義を見失っていた時と同じ光景。 違うのは今回は俺が原因だということ。あの時彼女に希望を与えたのが俺ならば、今彼女を傷つけているのも俺なのだ。その事実がとても苦しかった。マルゼンスキーの翳った顔など見たくはない。
5 21/06/21(月)04:47:31 No.815464132
「トレーナー君と一緒に暮らしはじめて色んな事がわかったわ」 「一緒に楽しんだり、笑ったり、ぐうたらしたり、体だって何度も重ねたわ」 エンジンが掛かってきたようなので、暫く聞き役に徹することにした。 「お互いにズボラなところも晒したり、役割分担して共同生活するのも楽しかった」 「でもトレーナー君はやっぱりどこか一歩引いたところがあるように見えたの、あたしはそれが怖かった!」 マルゼンスキーは泣きじゃくり始めていた。 「その割にはやることやってたしぃ、ひょっとしてあたし、弄ばれてるんじゃないかって」 「そんなやつがいたら俺が殴り飛ばしてやる」 「バカッ!」 小突かれた。 「すまなかった」 マルゼンスキーの頭を抱いて宥めつつも、俺の胸の奥は彼女を愛おしいと思う気持ちで一杯になっていた。
6 21/06/21(月)04:47:55 No.815464153
「いいの、わかってるから」 「あたしはレースがどんどん楽しくなっていったし、トレーナー君はそんなあたしを支えてくれた」 「それとは別に、あたしたちはお互いにどんどん好きになっていっちゃったのね」 「あーあ、こんなことになるなら、あの時トレーナー君なんかを選ぶんじゃなかった」 「ちょ待てよ!」 その発言には、流石に突っ込まざるを得なかった。 「うふふ、冗談よ」 「トレーナー君、あたし決めたわ。あたしはけじめを付ける。もちろん付き合ってくれるわよね」 「じゃあもう一度聞くわね」 「待った」 「?」 「俺に言わせて欲しい」
7 21/06/21(月)04:48:14 No.815464161
俺はマルゼンスキーの手を取りこちらを向かせた。 「こんな形で言いたくはなかったけど」 「僕と結婚してください」 「え……」 「え……?」 「なにか間違えましたか? 僕と家族になってください」 あまりに挙動不審になった俺は二回目のプロポーズをしていた。 「別に間違ってはいないわ。ただ、そこまで言ってもらえるとは思わなかったから驚いただけ」 「いいわ、貴方のプロポーズを受けるわ。あたしたち、一緒になりましょう。トレーナー君」 ややあったが色好い返事を貰えた。二人は三度目の契約を結んだ。
8 21/06/21(月)04:48:38 No.815464174
「トレーナー君がいつかそう言ってくれると信じて用意しておいたものがあるの」 そう言ってマルゼンスキーは役所に提出するタイプの書類を一枚取り出した。ご丁寧に自分が記入する場所は記名捺印済みだ。掛かっているようですね。 「そりゃあね、求婚したのは俺だけど、どうしてそんなものが用意してあるんです?」 「トレーナー君がはっきりしないからよ」 ぐうの音も出ない。 「あたし、トレーナー君は真面目でそつがないタイプかと思っていたけど、全然違ったわね」 「だらしない所もあるとは思っていたけど、まさか一番だらしないのが女性関係だったなんてね」 「これだけは肝に銘じておくわ」 俺の株価が下がる音が聞こえる。
9 21/06/21(月)04:49:04 No.815464188
「ねぇ、トレーナー君」 「何?」 「あたしたち随分長い付き合いだけど、こんなに泣いて怒ってケンカするのははじめてね」 「もっと話し合うべきだったか?」 マルゼンスキーの柔らかな髪が心地よかった。 「ううん、そうじゃないわ。これはきっと、あたしたちの稼業に起因する問題だから、避けては通れなかったのね」 「それに、これくらいのケンカなら悪いものでもないわね。トレーナー君との関係が消滅するよりは……」 俺はマルゼンスキーを強く抱き締めていた。 「トレーナー君、苦しい……」 「す、すまん」 腕の中の女性への庇護欲が、ひどく掻き立てられる。
10 21/06/21(月)04:49:25 No.815464199
「二人の時間を大切にしよう、誰に憚るでもなく」 「うん……」 それはとても微かな声だった。 泣き腫らして安心しきった彼女の体に再び力がこもっていく。 「以心伝心っていうのかしら、そんな関係を目指して、また頑張っていきましょう」 「腹を割るより探り合い、そんな新鮮な気持ちも忘れずにね」 「こんな風に?」 俺はマルゼンスキーの腹に、努めていやらしく手を這わせた。 「いやん♥ トレーナーくんのエッチ♥ ♥だ♥め♥よ♥」 「なんか疲れちゃったし顔も見れたものじゃないから、お風呂入ってくるわね」 「冷蔵庫の麦茶冷えてるから飲んでいいわよー」 「おう、ありがとなー」
11 21/06/21(月)04:49:56 No.815464218
カラン コップの中の氷が音を立てる。 いよいよ年貢の納め時か、そんな事を考えながら意識が風呂場のマルゼンスキーに持っていかれる。あいつは風呂上がったらどうするんだろう。明日も早い。ちらと時計を見やると既に夜中の二時を回っていた。 「うーん行け、行け、イッてしまいたい」 「あれ?ここにあったと思うんだが……」 切らしていたようだ。 「何してるの?トレーナー君」 「な、なんでもないよ」 見つかった間抜けはとても無様な動きでやり過ごそうとしていた。 「お風呂は気持ちよかった?」 風呂上がりのマルゼンスキーはホカホカしていた。それにバスタオル一枚だ。 「ええ、そりゃ気持ちよかったけど……」 気が付くとマルゼンスキーににじり寄っていた。
12 21/06/21(月)04:50:27 No.815464235
「なあ」 「だめ」 にべもなし。 「準備したいから、ね。トレーナー君もお風呂入ってきて」 何の準備だろう、気になるな。 俺は大人しく風呂に入った。 風呂から上がると、しかしマルゼンスキーはすぐには見つからなかった。 「マルゼンさんやー」 意を決して寝室に侵入すると、果たしてそこには薄明かりの中、ベッドの上で、可愛らしく体育座りで鎮座するマルゼンさんがいた。 たじろいだ俺が後ずさろうとすると。 「行かないで」 引き止められた。
13 21/06/21(月)04:51:10 No.815464258
ベッドから降りて立ち上がったマルゼンスキーは、スケスケネグリジェ、ブラはなし、ガーター、ストッキング、下はなんとオープンクロッチ、という出で立ちだった。それに何か、お香のようなものが焚かれていた。頭がくらくらする。 「なあ、マルゼンスキー、ここまでする必要は」 俺は本能的に、そんな不躾なことを口走っていた。人はウマ娘に勝てない。 「トレーナー君、あたしたちはこれからセックスをするの」 「でも、ゴムないし」 そうだ、ゴムがないから出来ない。 「そんな物は捨てたわ、ゴムがないからデキるのよ」 「ねぇ、トレーナー君、あたしたちはこれから、後先を考えないセックスをするの」 言うが早いか俺の唇は奪われ、舌を挿し入れられ、何かを飲まされた。 「な、何を!」 「ごめんねトレーナー君、トレーナー君があんまりにも堕ちないから」
14 21/06/21(月)04:51:31 No.815464268
「この手だけは使いたくなかったの、本当よ」 刹那、俺の体に鈍痛と衝撃が走り、動悸が激しくなっていく。人の身には過ぎた代物だと知る。俺の逸物は七色に光り輝いていた。 「綺麗ね」 薄明かりの中、俺のもので照らされるマルゼンスキーは確かに怪しげな魅力を放っていた。 「最初から飛ばしていくわね」 「これが! あたしの! フルスロットルよー!」 合 体 「ねぇトレーナー君、だから貴方にも私の全てを奪って欲しいの」 そんな扇情的な台詞を言われても、今の俺は奪われるだけの存在だった。
15 21/06/21(月)04:51:59 No.815464292
「チュンチュン」 「チュンチュン」 その日はマルゼンスキーのスズメの真似で目を覚ました。 「伴侶と過ごす朝っていいわよね。え?なんでスズメの真似をって?もう朝じゃないからよ」 既に昼下がりだった。 「過労で倒れたってことにしておいたわ。一応、たづなさんに連絡したから。あの人ならうまく取り計らってくれるわ」 理事長の秘書に? 何故。本当はみんなグルなんじゃなかろうか? 「え? 本当かい? うまく行ったんだね。それじゃあ……」 「ええ、約束だものね。本当は恥ずかしいけれど、トレーナー君のあられもない姿も添えてレポートを送るわ」 「恩に着るよ。それと、おめでとう」 「ありがとう。それじゃあね」 マルゼンスキーが電話をかけていた。一部しか聞こえなかったが、良からぬ企みだったのだけはわかる。
16 21/06/21(月)04:52:21 No.815464305
ふと布団の中を覗くと、弱々しいものになっていたが、まだそれが光っていた。夢ではなかったらしい。よく見ると辺りには夥しい量の体液がばら撒かれていた。それらもまた淡く光っている。匂いも強烈だ。そんなにヤったのか……。 スポーツドリンクのペットボトルが散乱している。見たことがないラベルだ。あまりに喉が渇いていたため、中身の入ったものを一本つかみ、呷った。 「忠告を聞いておいてよかったわあ、それが無かったら今頃は干からびてたでしょうね」 最早どうでも良かった。もう一眠りしたい。 「寝ちゃダメよトレーナー君、早く身ぎれいにしてくださいな、出かけるわよ」 「どこに」 「決まってるじゃない、役所よ」
17 21/06/21(月)04:52:53 No.815464322
二人は正式に夫婦となり、今までの人生に一区切りを付けることになった。マルゼンスキーは引退。スターの突然の引退はメディアを騒がせたが、既に結婚していたことで話は大きくなった。俺の立場も悪くなったが、そんなことより結婚式場が既に決まっていたことのほうが恐ろしかった。俺は流されることにした。 近辺に式場はいくつかあるが、結局どの式場も条件を満たすことがない。収容人数が低すぎた、否、列席者が多すぎたのだ。他はともかく、学園のウマ娘が全員列席したいと言い出したのでは開催可能な式場は自ずと絞られる。式はトレセン学園で執り行われることになった。(協賛:メジロ殿)
18 21/06/21(月)04:53:11 No.815464332
そして式の日が来た。 「学園で結婚式なんて、素敵ですねー」 「私は、こうと決めたライバルに勝ち逃げされてしまうのは、少し癪ですね」 「結局、影すら踏めないまま逃げ切られてしまいました」 「あ、だったら、グラスちゃんも素敵な人を捕まえて、学園で式を挙げるというのはどうですか?」 「え? んもう、人をからかって楽しむなんてスペちゃんらしくないですよ!」 「えへへ、あ、ほら、ライスさんも凄く嬉しそうです」 「あら、なんだか本懐を遂げたとでも言わんばかりの顔で祝福していますね」 「これだけの人望を集めて、それがあの人の本当に凄い所」 「それにしても、いい天気ですねー」
19 21/06/21(月)04:53:31 No.815464340
式場の終端、トレセン学園正門に辿り着く、真っ赤なカウンタックが主を待っていた。 「ぶつけないでよー?」 「家までだから我慢して」 「少しだけなら運転できるのにー」 「君に運転させるわけにはいかんよ」 「エンストこいても知らないんだからー」 「先に謝っておこう」 「あたし助手席だと気分が悪くなるの、うっ」 「それはやめて」 「さあ、二人の門出だ」 タッちゃんが、今まで経験したことのないノロノロ運転で走り出した。 おめでた
20 21/06/21(月)04:55:31 No.815464420
(奇特な方のための全文) fu99647.txt
21 21/06/21(月)05:09:17 No.815464909
激マブの怪文書珍しい助かる…
22 21/06/21(月)05:10:29 No.815464947
なんだいなんだいここ数日の良質激マブラッシュは ありがたいですね
23 21/06/21(月)05:13:44 No.815465054
幸せなイチャラブ激マブありがたい…
24 21/06/21(月)05:14:20 No.815465074
唐突なキムタクで笑わせてくるんじゃない
25 21/06/21(月)05:14:58 No.815465097
ただの超今風センスネタにするんじゃなくてちゃんといい女といい男の関係として描いているのがバッチグー
26 21/06/21(月)05:16:44 No.815465172
激マブ怪文書の流れが来ている…
27 21/06/21(月)05:30:00 No.815465598
ゲーミングちんぽで萎えないのはすげえよ激マブ
28 21/06/21(月)05:50:53 No.815466302
掛かり気味なゲキマブ初めて見た
29 21/06/21(月)05:55:29 No.815466458
私の性癖には合っていますね
30 21/06/21(月)05:56:01 No.815466472
ウマ娘の体力ならトレの腰を壊しかねないくらいヤリまくりなんだろな
31 21/06/21(月)06:06:30 No.815466825
激マブは攻守交代して下になると誘い受けみたいな目で見つめてきて途端に口数が減るよ
32 21/06/21(月)06:25:17 No.815467551
マルゼンスキーの怪文書初めて見た…最高だねコレ…
33 21/06/21(月)07:05:57 No.815469675
AT印か…?
34 21/06/21(月)07:13:01 No.815470264
普通に感動しちゃったよ!面白かったわ
35 21/06/21(月)07:36:55 No.815472456
> その日はマルゼンスキーのスズメの真似で目を覚ました。 >「伴侶と過ごす朝っていいわよね。え?なんでスズメの真似をって?もう朝じゃないからよ」 ここ長年組んだコンビって感じのノリで好き
36 21/06/21(月)07:43:16 No.815473037
ウワーッ!?
37 21/06/21(月)07:45:42 No.815473272
ありがとう 面白かった
38 21/06/21(月)07:51:08 No.815473851
うーー!うまだっち!
39 21/06/21(月)07:55:15 No.815474332
>そう言ってマルゼンスキーは役所に提出するタイプの書類を一枚取り出した >ご丁寧に自分が記入する場所は記名捺印済みだ >掛かっているようですね ここ冷静
40 21/06/21(月)08:36:11 No.815479745
>旅行券を譲ってくれたメジロ家の人には、折を見てお礼に伺おう。 ねぇこれ
41 21/06/21(月)08:51:45 No.815481953
そうかキムタクって年代的には激マブに含まれてもギリギリおかしくはないのか…
42 21/06/21(月)08:51:46 No.815481958
途中から完全にキムタクトレーナーで再生されちゃったじゃん!
43 21/06/21(月)09:01:27 No.815483331
トレンディーだ…
44 21/06/21(月)09:04:04 No.815483692
発光したあたりからマジモンの怪文書になってません???