21/06/15(火)01:10:56 バビュ... のスレッド詳細
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画像ファイル名:1623687056390.png 21/06/15(火)01:10:56 No.813358487
バビュン、白球がネットに突き刺さる。 それを見送る私。じっと見る彼。 「…なにさ〜?」 「いや……流石に無理じゃないかなってな」 まあ時速200km……無理かな?そんな思考が過る。でも私は── 「セイちゃんは、やるよ〜……!」 なんて言ってしまうのだ。 ──事の起こりは単なる会話の流れからだった 「そういえばウマ娘の動体視力ってどうなんだ?」 なんて彼の疑問から。 「ん〜…トレーナーさんよりはいいと思うよ〜?」 売り言葉に買い言葉で── 「──さ、打って?」 「いけずぅ〜……」 バッティングセンターにいる訳だ。
1 21/06/15(火)01:11:25 No.813358606
「う~……。早いなぁ……」 「やっぱり難しいよな…普段使ってるところとは全く違うし」 「でも負けず嫌いなセイちゃんは~──」 「打つまでやる、んだろ?うん、時間はあるし、やってみな」 ありがと☆そんな会話をしながら早十数球。なんとか速度にも慣れてきてた……ような気がする。気がするだけかもしれないけど、ね。 そんな時間がもう少し経った後── 「…うにゃ!」 「……おっ!」 カキン── 腕にこれまで感じなかった衝撃と共に心地よい音が耳に届くと視界の端に白球が飛んでいくのが確認出来る。 それは確かに打った感触。何球費やしたかわからないけど── 「おめでとう!」 「へへ~!セイちゃん流石でしょ☆」
2 21/06/15(火)01:11:51 No.813358728
打ったのだ、私が。そして 「ああ、流石だよ」 「ご褒美、頂戴ね?」 そんな事を要求する権利もある…はずだ。 「…おう。何がいい?」 「ふふ~ん……なら、ね~?」 ちょっと贅沢、しちゃおうか? 「ほい、できたぞ」 「うむうむ~。重畳重畳☆」 テーブルの上に並ぶ数種類のおかずと白米にお味噌汁。 「でもこれで良かったのか?」 「ん?なにが?」 少し言葉を選びながら彼は続けて 「いや、な?こういう……って言ったら変かもしれないけど──」
3 21/06/15(火)01:12:02 No.813358781
普通の食事でいいのか?、なんて、ね。 でも── 「いいんだよ~。こういうので、こういうのが。それに~──」 外泊届、出してくれたしね?そう言ってみる。そしたら彼も 「ま、なら……いいか」 納得してくれたみたいで食事が始まる。 「いただきます」「いただきま~す」 って言いながらね。 でもね、これでいい。そう思ったのはほんとうなんだよ?なんて思いながらあなたが作った料理を口に運ぶの。そんな夜の事。
4 <a href="mailto:s">21/06/15(火)01:12:29</a> [s] No.813358884
バッティングセンターにいる幻覚が見えたので ウマ娘野球とかなんか凄いことになってそうですよね
5 21/06/15(火)01:18:55 No.813360547
ブライアンが岩鬼になっちまうー
6 21/06/15(火)01:21:23 No.813361204
なんやかや甘えていくセイちゃんは可愛すぎる
7 21/06/15(火)01:28:27 No.813363027
セイちゃんもだけど今生にこれ以上の人は現れないみたいな勢いのトレーナーしかおらんくないヤバない
8 21/06/15(火)01:33:52 No.813364262
>セイちゃんもだけど今生にこれ以上の人は現れないみたいな勢いのトレーナーしかおらんくないヤバない 結ばれてしまえば問題無いのだろう?
9 21/06/15(火)01:43:53 No.813366317
>バッティングセンターにいる幻覚が見えたので >ウマ娘野球とかなんか凄いことになってそうですよね 白球スカイ 私の好みには合っていますよ