虹裏img歴史資料館

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21/06/06(日)01:52:46 「や、... のスレッド詳細

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画像ファイル名:1622911966828.png 21/06/06(日)01:52:46 No.810247373

「や、やったわ…!」 「げ…ち、ちょっとウォースパイト!?」 「申し訳ありません陛下…打つ手なしです…」 王冠を懸けた戦い(大富豪)がメイド達の見守る中幕を閉じた。 実質2対1の不利にも拘わらず、挑戦者のヴァリアントがなんやかんやで勝ったのだ。 「どう!真に玉座にふさわしいのは私、このヴァリアントということよ!」 「ぐ、ぐぬぬぬ……ウォースパイト!こんな逆賊、その剣で切り捨て──な、何やってるのよベル!?」 ウォースパイトは既に両手両足を縛られ、ベルファストの足元でぶーたれていた。 「陛下、いえ、『元』陛下、王家の名誉にかけて行われた懸けは絶対でございます」 パチン、と指をならすとどこからともなくシリアスとダイドーが現れ、エリザベスの手に枷を掛けてしまった。 「な、離しなさい!こんなことして…」 「エリザベス様、もうこの栄光は貴方のものでは無いわ!ひどい目に会いたくなかったら、大人しくしていることね!」

1 21/06/06(日)01:53:06 No.810247464

「……ま、賭けに乗ったのは私だし、これも仕方のないことだわ……」 「あ、あら?ずいぶんと諦めがいいのね?」 「ええ、じたばたして王家の栄光を汚すことになるのは御免だわ」 「そ、そうね!なら……」 「だからヴァリアント『様』?公務はちゃーんと、果たすことね」 「な、何の話……?」 ガチャりと、無造作に扉を開けて指揮官が遊戯室に入ってきた。 「陛下?約束の時間はとっくに…なんで縛られてるんです?」 「ちょうどいいところに来たわ、下僕。今からこのヴァリアント『様』が私の代わりよ」 「え、そうなのベル?」 こくりとベルがうなずく。 「ならいいか、じゃ行こうかヴァリアント」 ひょい、とヴァリアントを担ぎ上げ、退出しようとする指揮官を腕の中でもがいて止めた。

2 21/06/06(日)01:53:24 No.810247535

「ちょ、ちょっと!?配下の分際でどこへ連れてく気!?」 「ヴァリアント様、こちらを」 スッと差し出された冊子には「女王の務め」というタイトルが金字で刻まれていた。 その一番最後のページが開かれる。 「……えーと」 第何条かの項目の末尾の空白に稚拙な文字でこう書き加えられていた。 『第xx条 国賓たる指揮官(の性欲)の世話は女王自らが行わねばならない』

3 21/06/06(日)01:53:37 No.810247593

「な、何よこれぇぇぇぇーっ!?!?!?!?!?!?」 「ちょっと、なんでこんな雑な字で務め追加されてるわけ!?どう考えてもおかしいでしょ!?」 「本当は私がやるはずだったのよねー引き継いでくれて助かるわー」 「口笛拭いてるんじゃないわよ!?ていうかお前も配下の分際で勝手に連れて行くなあぁぁぁぁぁ…」 やめっ、今の私はロイヤルの女王なのよ!?こんなことしてただで済むと、だっ、無言でパンツ降ろすな── ───……やっ♥あっ♥だめぇ♥ぱんぱんしないで♥もう中にだしちゃ、っ♥あっ♥あ”───っ♥ ─────────────────────

4 21/06/06(日)01:53:53 No.810247643

その情事は三日三晩続き、当然ヴァリアントは妊娠。 出産した子供は政治的に扱いに困ったので辺境へ送った。 ついでに務めを取り上げられたエリザベスとはウォースパイトを巻き込んで慰めっクスしたのは言うまでもない。 王家の跡継ぎ候補は累計で3人増えた。

5 21/06/06(日)02:02:38 No.810249619

また王家の血筋乱れてる

6 21/06/06(日)02:29:59 No.810255418

こうして生まれたのが貴女なのよヴァリアントちゃん

7 21/06/06(日)02:33:36 No.810256113

んもーすぐ王家の家系図ぐちゃぐちゃにするー

8 21/06/06(日)02:34:01 No.810256178

考え無しに子供作っちゃ駄目だよ! というか困ったからって辺境に送るな

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