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21/04/06(火)22:08:27 竜神様 ... のスレッド詳細

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21/04/06(火)22:08:27 No.790425704

竜神様 先日の純愛ゾロ目ダイス同人誌のエメヒガ本を怪文書にしたのでお納めください <あらすじ> 隕石事件から数年後、婚約したルビーとサファイア、子育てにいそしむミクリとナギの姿があった 一方、後遺症を抱えながらも元気に生きるヒガナのもとに通うエメラルド あの事件以来、少しずつ親交を深めていた2人だったが―

1 21/04/06(火)22:08:39 No.790425777

「2人ともふざけんな」 「まわりの人間巻き込んでやりたい放題やって、ホウエンも他人の人生もメチャクチャにしといて、なに勝手にあきらめモードなんだよ」 「まだできることは、残ってるだろ?」 …キミのことをしっかりと認識したのは、あの時からだったと思う

2 21/04/06(火)22:08:52 No.790425837

======= 「どうして!ボクのつくったウェディングドレスの方が断然キミにmatchingしてるしbeautifulなのに」 「あたしは前々からこっちのドレスを着たいと思っとったち!こっちを着せてほしかよ!」 「ボクのつくったドレスは要らないってことかい…?」 「気持ちは嬉しかよ、けど…少しはあたしの気持ちも汲んでほしいったい…」 「でもそれじゃあ折角お揃いになるように用意した衣裳がunbalanceに…」 「そういうとこったい!あんたはいっつもそうやって自分の価値観だけ押し付けてきて…!」 「なっ…!」 まーた始まった… 何十何百、いや何万回みたか分からないこのやり取り 別名イチャつくともいう

3 21/04/06(火)22:09:25 No.790426040

ルビーの気持ちも分かるけど、今回はサファイアの思いを確認しておかなかったルビーが悪いかな 大体この後はルビーが先に謝って…けど結局サファイアが折れてる場合が多い 「あのさあルビー、今回はサファイアの意見にしたがってやりなよ」 「っ!?エメラルドまで……」 ルビーがそこまで言うんなら、あたしは…とサファイアが妥協し始める前に首を挟む 「お前が結婚式で見たいのは、自分が似合うと思う服を着たサファイアなのか、願いを叶えて嬉しそうなサファイアの笑顔なのかどっちだ?」 「…それは……」 「ウェディングドレスってのは、女の子にとっちゃやっぱり一生の記念なんだろ?お前にとって大切じゃないって意味じゃないけどさ、今回はサファイアの意見を聞いてあげようよ、それが夫婦円満の秘訣だって」

4 21/04/06(火)22:10:37 No.790426514

ルビーは本当に頑固だし、サファイアも頑固だけどそれ以上に甘い 今後夫婦生活を営んでいくなら、少しはルビーにも“妥協”ってやつを覚えて貰わないと とはいえちょっと口出し過ぎたかな…?とふたりの様子をうかがってみると 「「…夫婦……」」 赤面しながら俯いていた 初心かよ……

5 21/04/06(火)22:10:55 No.790426611

===== 「ってことがこの間あってさ」 「その後はどうなったんだい?」 「ひとまず丸く収まったよ、ルビーが『じゃあサファイアの選んだドレスにmatchingするタキシードをつくろう』って張り切ってた」 「ふふっ、光景が目に浮かぶね」 「オレは目どころか脳裏に焼き付いちゃってデジャヴだらけだよ…というかその後もさ、新婚旅行先を……」 彼に車椅子を押してもらいながら、公園を散歩している 新緑の季節を迎え、地面からは色とりどりの花やポケモンたちが長閑な陽気を楽しんでいた 噴水の向こうでは子どもたちが元気に走り回っている なんとも平和で、あくびが出そうな景色 あたしはこの景色が好きだ この景色を守ることができたのは、あの2人と、キミのおかげだね

6 21/04/06(火)22:11:09 No.790426717

「…んで、ようやく式の段取りとかも決まって一安心て感じ」 「色々お疲れ様だったね」 「そう言ってもらえるとありがたいよ…あ、でこれがヒガナ宛ての招待状ね」 差し出された招待状をシガナが受け取ってあたしに渡す 「…良いのかな?あたしが参加しても」 「まだそんなこと気にしてんの?」 行かない方が失礼なんだから遠慮しないで参加しろ!それも責任を果たすってことだぞ、とキミに叱られる あたしは「まいったね…」と呟きつつ、キミの叱咤をどこか嬉しく思う 不思議だよね 今までどんな怒りも苦言も、全然耳に入ってこなかったのに、キミの言葉はスゥーッと染み渡ってくる

7 21/04/06(火)22:12:08 No.790427054

「この間はミクリさんとナギさんの子どもに何をプレゼントしようかでも揉めてたし、あいつら一生こんな夫婦漫才続けていくつもりか?」 それに付き合ってあげてるキミは偉いよ 「ふたりの師匠だっけ?凄いね、師は師同士、弟子は弟子同士くっつくなんて」 「あの人たちはともかく、アイツ等の子育てとか滅茶苦茶骨が折れそうだ…」 「ふふっ、キミはふたりの子どもに好かれそうだしね」 向こうで遊ぶ子どもたちを眺めながらそんな話をする 「オレはあんまり子ども得意じゃないんだよなぁ」 「そうなのかい?意外だね」 世話焼きだし、そういう仕事向いてると思ってたけど 「ガキの頃この身体のせいで色々言われたし、オレ自身も悪ガキだったからさ…なんか子どもに対して良い感情が持てないんだよね」 「でも、今も昔過ごした孤児院にちょくちょく顔を出してると聞いたよ」 「あー…それは、大切な人が大事にしてるものだからだよ」 その声には、畏敬のような、親愛のような、色んな感情が乗せられていた

8 21/04/06(火)22:13:18 No.790427461

「そんな大切な人がいたんだね」 「うん、オレの生き方を大きく変えるきっかけになった人だったから」 懐かしむような、しっとりとした様子でそう呟くキミの声を聴いて 「好きなのかい?その人のこと」 ふいに口から出た言葉がこれだった 「んー…好きは好きでも“尊敬”って感じ …まぁちょっと、母性を感じてる節がなくもないけど」 キミは少し照れくさそうに答える 「包容力のある人なんだね」 「うん、凄くね…凄くテキパキしてて、生真面目で、どこまでも真っ直ぐで、優しくて」 「そういうタイプが好きなんだ」 「だからそういうのじゃないってば!!」 赤面するキミをちょっと揶揄ってみる そっかぁ、包容力と優しさかあ…あたしには何一つ足りてないなあ

9 21/04/06(火)22:13:33 No.790427562

ちくしょう…結構色々吐露しちゃったな いつもこうして世間話をしてるからか、本音が出やすいんだよなあ、ヒガナと喋ってると 「そういうヒガナは誰かいないの?好きな人」 取り敢えず切り返しておこう 「……いるよ」 「えっ!?あ、そうなんだ」 予想外の返答にちょっと驚きを隠せなかった 「えっと、それは…どういう意味で?」 「…まだ分かんない」 少し恥じらいを見せつつも、ヒガナは語り始める

10 21/04/06(火)22:13:51 No.790427675

「最初は…全然興味がないというか、ほとんど認識すらしてなかったけど、ある日ガツン!と大きな石をぶつけられたみたいにその人のことを意識するようになって…それからちょくちょく会うようになってからは敬意というか、親愛のような感情を抱くようにはなって…その人と話してる時は心がいつも揺さぶられるんだ」 「へえー、ヒガナにもそんな相手がいたんだな、悪いけどビックリしちゃったよ」 「キミもあんまり人のこと言えないね」 「えっ?どういう意味?」 「想像力が足りないよ」 くるっと振り向いてオレの鼻をツンツンするヒガナ 何すんだよ、ちょっとドキッとしちゃったじゃんか… でも、そんな相手がいたことを知ってちょっと安心する自分がいた

11 21/04/06(火)22:15:29 No.790428288

だってさ…あの時の―隕石を破壊した後のあんたは、あのまま消えてしまいそうだったから 憑き物が取れた―といえば聞こえはいいけど、一緒に魂や生気まで抜けてしまったように、希薄な雰囲気で、草花のようにしんと生きている感じだった 無理もないよな…大切な人を失って、希望を失っていく周囲を見ながら文字通り死ぬ気で10年近く駆け抜けてきたんだ それを、ポッと出のオレ達に役をとられ、世界を守った代わりに、目標を失った その辛さは、オレにはきっと理解しきれないだろうな

12 21/04/06(火)22:15:46 No.790428413

初めて会ったときは、筋肉でしまった健康体そのものだったのに、車椅子生活になって3か月と立たない内にどんどんやせ細っていって、このまま死ぬつもりなんじゃないかって危惧してた そんなあんたの姿を見かねて、オレは時たま通うようになった 一時的な燃え尽き症候群を越えれば、きっとまた元気になると信じて だから、生きる希望を見出してることが分かったのは、大きな収穫だった

13 21/04/06(火)22:16:00 No.790428493

「ねえ」 「なに?」 「ここに座ってくれるかい?」 ヒガナはポンポンとももの上を叩く 「えっ…なんで…」 流石にこっちにも照れの感情はある …さっき勢いで好きな人みたいな話したあとだから、余計に恥ずかしい 「お願い」 そう言うヒガナの声は、どこか色っぽく、だけどどこか悲痛だった その声色に観念するように彼女の太ももの上へ乗っかると、まるで大切な宝物を包むかのようにぎゅっと抱きしめられた …勘弁してくれ、オレだって男なんだ 当たってんだよ、背中に弾力のあるもんがさ… だけどそれ以上に、オレは彼女に包まれながら母性のようなものを感じていた いやらしさのない、慈しみを感じる温かさ

14 21/04/06(火)22:16:28 No.790428633

本当はとても優しい子なんだよな… やり方は間違っていたけど、この星や、あるかも分からない世界の星を救おうと一人頑張っていたんだ そんな彼女の優しさを一身に感じながらも、やっぱり背中に当たる柔らかい物体がオレの感情を滅茶苦茶にする 「なんか…ぬいぐるみ抱いてるみたいになってないか?」 気を紛らわすために自虐交じりでそう問いかけてみる だけど、ヒガナは何もしゃべらず、静かにオレを抱きしめている …まいったなぁ 胸の感触への困惑はともかく、自分でも驚くくらいこの状況に心地よさを感じていた まさかあんたに母性を感じるときがこようとはな 家庭を持ったら、結構良いお母さんになれるかも?

15 21/04/06(火)22:16:43 No.790428722

「あたしは…キミに、キミたちに会えて救われた」 しばらくの沈黙を破るように、ヒガナが語り始める 「シガナを失ってから、あたしはシガナの替わりに星を救うことだけを信じて生きてきた」「この星を守ることができたら死んで良いと思ってた…、まあ結局、自分ではどうしようもなくて、キミたちのおかげでこの星を救い、そしてアタシ自身も生き残ることが出来た」 そう語りながら、ゆっくりと公園で遊ぶ子どもたちの方を指さす 「あたしは、この景色が大好きなんだ」「色んな人たちが、ポケモンが、生きとし生けるものが明日へ向かって生きているこの景色が」 「あたしは何もできなかったけど、あたしが守ろうとしていたものはやっぱり命を張る価値があったって、そう思えるんだ」 「…そっか」 慈愛の籠った声を聴いていると、こっちまで嬉しくなってくる 「あたしは、子どもが好きなんだ 純粋で、可愛くて、未来に向かって輝いてる」 「ヒガナは良いお母さんになれるかもね」 オレは、率直に思ったことをただ口にした

16 21/04/06(火)22:17:54 No.790429164

「…因果応報」 ポツリと、そう呟いた 「命は捨てて星を守ろうとしたけど、今はこうして平和な世界を享受できてる…大切な人もできた」 「そうなるとね…いままで考えてこなかった未来も考えちゃうんだ」 オレを抱きしめる力がぎゅうと強くなる 「あの子たちみたいに、元気に遊ぶ子どもと、愛する人と、幸せに暮らす自分の姿を」 どこか羨望のような、懐古のような、諦観のような…一言では言い表せない感情を乗せた言葉が耳にしとしとと響いてくる 「…ヒガナ?」

17 21/04/06(火)22:18:09 No.790429271

「…産めないんだってさ」 ヒュゥゥと春の冷たい風が吹き抜ける 「あたしの身体はもう、出産に耐えられる身体じゃなくなってたよ」 「……」 突然の告白に、オレは何も答えることができなかった 「烏滸がましいよね…たくさんのひとの人生滅茶苦茶にしておいて、自分は人並の幸せを願うなんてさ…」 「おかしいよね…守りたかった世界が、命に代えてでも成し遂げたかった目標が、どちらも目の前に広がっているのに」 「どうしてこんなに辛いんだろう」 髪にひたひたと水滴がしたたり落ちて、オレの頭を濡らしていく オレは…まるでぬいぐるみのようにただ静かに聞いてやることしかできなかった …あの人なら、なんて声を掛けるだろう …あの人なら、きっとこう言うだろう 心から尊敬する二人の顔を思い浮かべながら、懸命に考え抜いてみる だけど、今のオレには何も思いつかなかった ただただ、抱きしめてる両手を温めてあげることしかできなかった

18 21/04/06(火)22:20:22 No.790430096

======= 「はー…スッキリした」 暫く経って、ふいにヒガナが立ち上がって背伸びをする 「…立って大丈夫なのか」 「ちょっとぐらい歩いたって平気だよ」 そう言ってオレを見るヒガナの表情は、確かにさわやかで晴れ晴れしくもあり… 「ヒガナ!」 「!」 噴水の方へ歩いていこうとする彼女の手を、ぎゅっと掴んだ

19 21/04/06(火)22:21:57 No.790430725

「エメラルド…」 「…オレさ、チビだったことが原因で虐められたり馬鹿にされてきたから、チビなのが本当に嫌だったけど、色んな人たちとの出会いを通して今は受け入れることができるようになったんだ」 「だから…その、これからも辛いことがいっぱいあるかもしれないけど、もしかしたら良くなるかもしれない、これから色んな人たちとの出会いが、あんたにとって素晴らしいものになるかもしれない」 「もし…今辛いときはさ、オレにぶつけてくれて良いからさ…とにかく、お前はもう一人じゃないよ!」 自分でも何が言いたいのかよく分からなくなってきた けど…考え抜いたことを、伝えたいことを、必死に口にした

20 21/04/06(火)22:22:11 No.790430799

「…ありがとう」 オレが離す間、じっとオレの目を見つめていたヒガナは、スッとしゃがみ込んで… 「えっ…」 柔らかいものが頬に当たる 「なっ…!??」 酷く困惑するオレを尻目に、ヒガナは車椅子に座り直す 「ちょっと疲れちゃった、部屋まで押してくれるかい?」 「なんだよもう…」 「お礼だよ」 振り向きながら上目遣いで覗き込んでくるのが、ひどく色っぽくみえて、オレはますます困り果てるのだった

21 21/04/06(火)22:22:40 No.790430988

キミは気付いているかな? これまで、キミの言葉にあたしがどれだけ影響を受け、励まされてきたかを キミは心配してくれてるんだよね、でも大丈夫 命を絶つなんて真似はしないよ そんなことをすれば、キミはきっと一生悔やみ続けるだろう だからね、ずっとじゃなくて良い ただ短い人生の、ほんの1割でいいから、あたしに分けてくれれば、ただそれだけであたしは充分幸せだよ

22 21/04/06(火)22:22:51 No.790431051

「これからどうなっていくか分からないけど、一緒に頑張っていこう」 あたしの言葉に、キミは「うん」と呟いて車椅子を押していく 微かにだけど、目に映る世界がまた美しく照り始めた気がした おわり

23 <a href="mailto:s">21/04/06(火)22:23:08</a> [s] No.790431168

以上です

24 21/04/06(火)22:23:31 No.790431322

お疲れ様です

25 21/04/06(火)22:23:51 No.790431459

いい…

26 21/04/06(火)22:24:15 No.790431611

ずっとエメリラしか意識してなかったから凄く新鮮

27 21/04/06(火)22:24:43 No.790431797

エメヒガは読んでていいと思ってたよ

28 21/04/06(火)22:26:55 No.790432665

ORAS最終回でルサの安否で一緒に一喜一憂しててちょっとキテルって思ってたよエメヒガ

29 21/04/06(火)22:27:07 No.790432726

ヒガナってどうも支えられるのが似合っている

30 <a href="mailto:s">21/04/06(火)22:28:20</a> [s] No.790433183

挿絵です ゾロ目スレみてて「あ これ書きてえ」ってなったので書きましたが難しかったです

31 21/04/06(火)22:32:42 No.790434768

地味にミツヒガ除けばヒガナがメインの怪文書これが初だな…

32 <a href="mailto:s">21/04/06(火)22:35:46</a> [s] No.790435848

ORASは最後の告白シーンも大好きなんですが一番好きなシーン選べって言われたら、この怪文書冒頭にも書いたエメラルドが啖呵切るとこなんですよね あの役割はひねくれ者のルビーや優しいサファイアじゃなくてラルドだからこそスカッとしてカッコいい場面で、それまで三人組とはいえちょっと後景に甘んじてたラルドの役割がはっきりと示されて「ああこの三人組は三人じゃないとな」ってなる良いシーンだと思うんですよ 因みにポケスペはルサで(世代ではないけど)はまったクチですがORASの告白みて一種の満足感を覚えて遠ざかってたのに去年しーちゃんで呼び戻され運ムンで引きずり込まれまして

33 21/04/06(火)22:37:06 No.790436306

運ムン以前にも嵌ってた時期あったんだ…

34 21/04/06(火)22:44:05 No.790438871

>ORASは最後の告白シーンも大好きなんですが一番好きなシーン選べって言われたら、この怪文書冒頭にも書いたエメラルドが啖呵切るとこなんですよね ヒガナへの因縁何も持ってない分フラットな目で見れるエメラルドだからこそだよねあそこの啖呵

35 21/04/06(火)22:45:28 No.790439334

>ORASは最後の告白シーンも大好きなんですが一番好きなシーン選べって言われたら、この怪文書冒頭にも書いたエメラルドが啖呵切るとこなんですよね >あの役割はひねくれ者のルビーや優しいサファイアじゃなくてラルドだからこそスカッとしてカッコいい場面で、それまで三人組とはいえちょっと後景に甘んじてたラルドの役割がはっきりと示されて「ああこの三人組は三人じゃないとな」ってなる良いシーンだと思うんですよ そうです!あそこはジュカインでデボンの無茶を手伝ってて、ルビーに乗せられる形とはいえヒガナにキーストーン渡して、両者の手伝いをしていながらあの場で立場の伴った私情が一番薄いエメラルドだからこそ割って入れて両者も聞けたと思うんですよね ちょっと聞こえの悪い言い方ですがフロンティアでは知識と道具でやっていた「鎮める者」をかつては気にしてた身一つだけでやれているのがエメラルド自身の成長を感じさせて自分も好きなシーンです

36 <a href="mailto:s">21/04/06(火)22:47:11</a> [s] No.790439944

挿絵です ヒガナも行動は確かに擁護しないんですけど、正義感と責任感が強くて暴走しがちだけど本当は優しい子なんだろうなというのを考え方とか描写で感じました ので、ラルドとの相性は良いだろうなと思ってます

37 <a href="mailto:s">21/04/06(火)22:56:09</a> [s] No.790443063

挿絵です ここ数か月思い立って書いてみるものの全く満足のいくものができない ずーっと継続して書いてる「」たちは凄いなぁって改めて思います

38 21/04/06(火)22:57:10 No.790443417

>あの役割はひねくれ者のルビーや優しいサファイアじゃなくてラルドだからこそスカッとしてカッコいい場面で、それまで三人組とはいえちょっと後景に甘んじてたラルドの役割がはっきりと示されて「ああこの三人組は三人じゃないとな」ってなる良いシーンだと思うんですよ FRLGのレッドグリーンブルーもHGSSのゴールドシルバークリスタルもORASのルビーサファイアエメラルドもリメイクシリーズでようやくちゃんとした3人組になれたって感じする それまでは割と距離とってたりもともとの2人組+途中参加1人だったりで3人組といいにくいところあったけど リメイクでちゃんとしたトリオに昇華したって個人的感想

39 <a href="mailto:s">21/04/06(火)23:01:59</a> [s] No.790445016

>リメイクでちゃんとしたトリオに昇華したって個人的感想 そうそう だから最初から完成された三人組のダイパがどうなるのかが凄い楽しみです

40 <a href="mailto:レブル「」">21/04/06(火)23:06:39</a> [レブル「」] No.790446568

>挿絵です >ここ数か月思い立って書いてみるものの全く満足のいくものができない >ずーっと継続して書いてる「」たちは凄いなぁって改めて思います 自分はもう継続性重視ですね クォリティもよくしようと心がけてはいますけど それを理由に書くの止めたらもう二度と書けなくなりそうでとにかく書く 出来は書いてる間に多分上達するだろうとかそんな感じで書き続けてます

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