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21/03/21(日)06:16:53 これは... のスレッド詳細

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21/03/21(日)06:16:53 No.785356520

これはゆかりさん(19歳↑)がきりたん(11歳)となにかする怪文書となっています 前回のあらすじ 理解

1 21/03/21(日)06:17:09 No.785356533

遠くからチチチ……と鳥の鳴き声が聞こえました。 目を開くと、窓の外からは何かの鳴き声が聞こえますがまだ暗闇の中。 私はふと隣の少女に目を移すと、薄暗闇の中で小さな少女が寝息を立てているのが目に写りました。 何となく、そんな少女を少し眺めた後、私は無防備に寝ている彼女を見ていると妙な欲求が湧き出てくるのを感じます。 少しだけドキドキするような、そんな妙な気持ち。 私は寝ぼけ眼のまま、少女の体に手を伸ばし彼女の体に優しく抱きつきました。 私が少女の体に抱きつくと、彼女は小さく呻くような声を上げます。 「うぅん……?」 そう言いながら彼女が少しだけ目を開けてこちらを見ると、徐々に眠気が覚めてきたのか少し驚いたような顔をしました。 「ど、どうしたんですか……?」

2 21/03/21(日)06:20:10 No.785356677

そう言ってこちらを眺める彼女に私は小さく言葉を耳打ちします。 「……少しだけ」 私がそう言うと、彼女は何とも言えないような渋い顔をしながらこちらを見ました。 「……駄目?」 私がそう言うと、小さくため息を吐き出しながらきりたんさんはこちらを見返します。 「……良いですよ、ほら」 彼女はそう言うと、両の手を広げて私を抱き返しました。 私の体を抱きしめる彼女の体温は高く、お腹の辺りが少しぽかぽかしてきます。 少しだけ、少しだけそんな事を思いながらも私はうとうとと微睡みに落ちていきます。 目を瞑るととくん……とくん……と彼女の心臓の鼓動がお腹に響きました。

3 21/03/21(日)06:21:55 No.785356766

それが妙に心地よく、何故か私は少し安堵してしまいます。 人との生活なんて久しぶりのはずなのに、ずっとそうであるべきだったかのような。 そんな気持ちのまま、私はまた惰眠を貪ります。 ──── それからどれくらい経ったのでしょうか、私は空腹感を感じて目を開くと目の前の少女と目が合いました。 「……おはようございます」 「んぅ……おはようございます……きりたんさん」 私がそう言うと、少女がため息を吐き出しました。

4 21/03/21(日)06:24:45 No.785356917

「もうとっくにお昼も近いですよ」 そんな事を言いながら彼女が時計を指差すと、時刻は11時を指しています。 私はそんな彼女をぎゅぅっと抱きしめると、彼女の耳に言葉を耳打ちしました。 「……別に、良いじゃないですか」 そんな事をぽつりと漏らすと、少女はまたため息を吐き出します。 「でもほら、いい加減なにか食べないと」 そんな言葉に少しだけ抵抗するように彼女を抱きしめますが、彼女は私の手をするすると解いてベッドから起き上がります。 「ほら、いい加減起きて下さい」 そう言って私の腕を引っ張るきりたんさんに、私は渋々起き上がりました。 「もう少し、寝ててもいいのに……」

5 21/03/21(日)06:27:18 No.785357057

私がそんな事を言うと、きりたんさんは少しだけ困ったように私を叱ります。 「もう、そんな事言ってるとまた食べなく成るでしょう」 彼女はそう言いながら私の手を引いて、下の階へ向かいました。 私は渋々下の階へ行って、顔と歯を磨いて朝の支度をきりたんさんと済ませます。 「ほら、寝間着も着替えて」 そう言って洋服を物干し竿から引いて、私に渡す彼女を見ながらふと思った事を口にしました。 「……お母さんってこんな感じなのかな」 私がそう言うと、少女ははぁ……とまたため息をつきます。 「随分大きな子供を持ったお母さんだこと」 そう言いながら彼女はさっさと服を着替えると、朝食を作りに台所へと向かいました。

6 21/03/21(日)06:28:00 No.785357101

「あ、待って……」 私はそんな事をいいながら、手渡された衣服を来て彼女の後を追いかけます。 台所ではきりたんさんがさっさと手際よく、朝食を作り始めていました。 「ほら、ゆかりも牛乳とか並べちゃいなさい」 そんな事を言う彼女に、私は頷いて二杯のコップに牛乳を注いで運んでいきます。 私が牛乳を運んで戻ってくると、今度は皿にベーコンとスクランブルエッグを乗せたきりたんさんが私に皿を渡します。 「さっさと食べちゃいましょう」 そんな事を言う彼女に、少しだけむぅっとしながらも朝食をリビングと台所を往復して運びまわります。 私が最後にスプーンやフォークを運ぶと、きりたんさんがロールパンを皿に載せてリビングへと運びました。 「ほら、いただきますよ」

7 21/03/21(日)06:29:45 No.785357206

そう言いながら私ときりたんさんの席の前に彼女が朝食を並べると、私ときりたんさんは椅子に座って両の手を合わせます。 「いただきます」 そう言ってロールパンをかじる彼女を見ながら、私も目の前の皿に乗ったパンを手に取り口に運びます。 「今日はどうしますか」 そう言ってこちらを見ながらパンをかじる彼女に、私は首を傾げます。 「ご飯……は昨日買いましたよね」 私がそう言うと、彼女は指で顎をなぞりながら頷きました。 「ええ、昨日の帰り道で数日分は買いましたね」 そう言いながら顎をなぞる彼女を見ながら、私はまた首を傾げます。 「洗濯もしちゃったし……特に、することもないかなぁ」

8 21/03/21(日)06:31:13 No.785357281

私がそう言うと、きりたんさんはこちらを見ながら眉を顰めます。 「本当に無いんですか」 そういう少女に私はベーコンを一口齧りつつ、頷きを返しました。 「洗濯物も溜まってないし……無いかも」 彼女は何とも言えない顔をしながらこちらを見ています。 「こう……年頃の女の子なのですから、これやりたいとか、そういうのは無いのですか」 そう言いながらこちらを見る少女に、私はまた首を傾げます。 「……あまり無いかな」 私がそう言うと、きりたんさんはまたため息を付きながらぶつぶつと口を動かしました。

9 21/03/21(日)06:32:31 No.785357353

「全く、ある程度改善したと思ったのですが……」 そんな事をぶつくさと言う彼女を見ながら、私はスクランブルエッグを口に運び少し考えます。 今日しなきゃいけないことは他にないはず……なら、何をしようか。 私は何をするべきか、何をしなきゃいけないのかを考えますが特に何も浮かびません。 それから暫く無言で朝食を食べていると、きりたんさんはこちらを見ながら少し呆れたような顔をします。 「本当にしたいことがないんですね……」 そう言いながらこちらを見る彼女に、私は首を捻りました。 「なにかしなきゃいけないんですか?」 私がそう言うと、彼女は小さく頭を振ります。 「別にそうではないですが……」

10 21/03/21(日)06:33:11 No.785357377

そう言ってこちらを見る彼女を暫し眺めた後、ふと或ることを思いつきました。 「それじゃあ、ご飯を食べたらあることをしましょう」 そんな事を私が言うと、きりたんさんは少し驚いたような顔をしました。 「なにか思いついたんですか」 そう言ってこちらを見る少女に、私は頷きを返します。 「ええ、一つだけ」 私がそう言うと、きりたんさんは少し目を丸くしてニッコリと微笑みます。 「そうですかそうですか、いや是非やってみましょう」 そんな事を言いながら朝ごはんを食べる彼女を見ながら、私は微笑みを返しました。 「分かりました」

11 21/03/21(日)06:35:20 No.785357483

きょうはここまで su4704060.txt 合法ロリと違法ロリの実質インピオみたいな質の悪いロリコンばかり出来る、KENZENなので違法性はありません PS:年度末許せねぇ、次回は来週以降で

12 21/03/21(日)06:39:49 No.785357691

理解らされちゃってる…これもう… そして来週以降か…待つよ

13 21/03/21(日)07:18:36 No.785360040

わーい読むぞ朝の楽しみの一つだよこの怪文書 …ところでタキオン怪文書書いたりしてない?なんかすげぇ文体にてるのがあって 詮索よくないのはわかってるけど

14 21/03/21(日)07:48:47 No.785362523

>理解らされちゃってる…これもう… 大丈夫……多分 >そして来週以降か…待つよ すまぬぇ…… >…ところでタキオン怪文書書いたりしてない?なんかすげぇ文体にてるのがあって >詮索よくないのはわかってるけど 新潟うさぴょいランドライス以外知らんな

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