20/11/23(月)01:47:11 泥夜 ht... のスレッド詳細
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画像ファイル名:1606063631863.jpg 20/11/23(月)01:47:11 No.748675006
泥夜 https://seesaawiki.jp/kagemiya/ https://zawazawa.jp/kagemiya/
1 20/11/23(月)01:49:33 No.748675442
泥の様に眠る
2 20/11/23(月)02:01:04 No.748677588
「…姉上。いつまでそこで見ていらっしゃるのですか」 「あう」 ガウェインは呻いた。カルデアにおける調理室の扉の影からこっそりと息を潜めていたはずだった。 しかしその姿をじろりとガレスが睨みつけている。言い逃れようもなかった。 「い、いえ。散策中にこんな時間にここへ灯りが点いていたので怪しい気配が無いか確かめに来たのです。 さすれば、あなたが食材の皮を剥いて…」 扉の影より現れたガウェインはもごもごと伝え難いそうに言い訳をした。 悪意はない。本当に無かったのだ。 ただかつて本当は心底より可愛がりたかった妹が何やら楽しげに包丁を振るっていた。 その姿を1秒でも長く目にしていたかっただけなのだ。 申し訳無さそうに縮こまる姉を見つめたガレスは───呆れ果てるのとはまた違う目をした。 「…分かりました。分かりましたとも。では少し手伝っていただけませんか姉上。 芋を舌に引っかかるところなく滑らかな食感になるまで潰すのはひとりではなかなか酷なのです」 生前に向けられれていたのと同じ、年長の行いを許す年下の者の穏やかな目つき。ガウェインは応えた。 「ええ、勿論です!ガレス、あなたのためならば!」
3 20/11/23(月)02:04:23 No.748678184
依頼のアレです
4 20/11/23(月)02:09:26 No.748679030
かわいい
5 20/11/23(月)02:10:03 No.748679128
ガレスちゃん可愛いな...
6 20/11/23(月)05:17:46 No.748693677
泥朝
7 20/11/23(月)05:45:50 No.748694756
泥の早朝