ここでは虹裏imgのかなり古い過去ログを閲覧することができます。
20/05/18(月)00:01:49 No.690369871
昔からたまに見る夢、夢で見る女の子。 ふわふわの服を着て、ふわふわの髪の女の子。 見たことのない、でもどこかで見た事のある笑顔の女の子。 今ではすっかり慣れっこで、あの子を見て夢の中だと気づくほどだ。 でも最近、そんな夢の様子がちょっとおかしい。 「あっダメぜよそんなことっ」 いつものように寝付いた自室のベッドに何故か一人で横たわる俺と、そんな時に決まって居るいつもの女の子。 夢にしてはリアルな色彩を伴っているが、一緒に寝ているはずの弟の姿は無く、自分の身体は指一つ動かない状況に、霞がかった脳がこれは夢だと判断する。 幾度となく見てきた夢の住人は、ベッドを軋ませ足元に蹲ると、手慣れた様子で俺のパジャマのズボンを下ろし、困惑と期待に固くなり始めていた『それ』を迷うことなく口に含んだ。 「ああっ……」 薄くリップを塗った唇の奥に消えた先端がぬるりとした温かさに包まれた瞬間、思わず声が出てしまった。 それを聞いた女の子の瞳が嬉しそうに揺れたかと思うと、先端にまた新たな刺激が走った。
1 20/05/18(月)00:02:16 No.690370054
舌が包皮の中をグルグルと這い回り、唾液で滑りが良くなった所で幹の部分をギュッと引っ張られる。 女の子が口を離すと、真っ赤になった亀頭と唇の間につぅっと糸が光った。 「こんなこと……」 しちゃいけないぜよ、と続けようとした言葉をゴクリと飲み込んでしまう。 ダメだと分かっているのに、して欲しいとも思っていて。 拮抗する心に、頭の奥から『これは夢だよ』と何かが囁きかけてくる。 夢……どうせ夢ならこのまま最後まで……。 縋るように視線を向けると女の子は白い手袋を嵌めた指で竿をゆるゆると扱きながら微笑み、か細い声で囁いた。 「いいよ、私が全部してあげるよ、お兄ちゃん」 手の動きはそのままにまたその口で咥えたかと思うとゆっくりと頭を前後に動かし始める。 そのねっとりとした刺激に下半身は痺れ、思わずシーツを強く握る。 口からは泣き声とも悲鳴ともつかない声が漏れだし止めることができない。 女の子から漏れる鼻息の音が大きくなるにつれ、ストロークも大きく激しくなり、合わせて腰をビクビクと跳ねさせてしまう。 瞬く間に昇りつめた俺は逃れるように腰を動かすがいつの間にかに腰に回された腕がそれを許さない。
2 20/05/18(月)00:02:35 No.690370233
「もうっ……ダメっ!どいて!」 涙ながらに叫ぶと女の子は一瞬視線だけをこちらに向け、トドメとばかりに一際強く吸い付いた。 その瞬間脳天からつま先まで電撃が走り全身が強張り、そのまま俺は夢の中でまた眠りに落ちて行った。 朝、目を覚ますと既に弟はベッドから出て着替えを済ませていた。 「おはよう兄さん、やっと起きたんだね」 「んー……ちょっと夢見が……」 「最近聞かなかったけど例の女の子の夢?」 「……いや、よく覚えてないぜよ」 「ふーん……とりあえず顔洗ってくれば?」 「お、おう。そうするぜよ」 身体を包む倦怠感と、思い出せない夢の断片を振り払い洗面所へ向かう。 部屋を出ると、後ろで弟が何かを囁いた気がした。 「……また夢で会おうね、お兄ちゃん」
3 20/05/18(月)00:06:06 No.690371775
こんなんホラーぜよ!!!
4 20/05/18(月)00:07:47 No.690372444
むっ!!
5 20/05/18(月)00:07:50 No.690372464
むっ… …むぅ うーむ ………むっ!
6 20/05/18(月)00:11:52 [s] No.690373957
書いてるやつの筆が止まったので気分転換に書きました スレ画のとか4コマのがとても良かったのが原因ですね
7 20/05/18(月)00:13:30 No.690374633
4コマいいよね…