20/03/08(日)11:41:43 俺のお... のスレッド詳細
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画像ファイル名:1583635303214.jpg 20/03/08(日)11:41:43 No.669324597
俺のお嫁さん春
1 20/03/08(日)11:55:06 No.669327190
大事にしてあげてね
2 20/03/08(日)11:55:35 No.669327288
ゴブリンが一人の女を嫁にするとは珍しい
3 20/03/08(日)11:56:17 No.669327430
そんなに具合が良かったのか…
4 20/03/08(日)12:00:20 No.669328219
「」ブリンか?
5 20/03/08(日)12:09:41 No.669330160
ちゃんと自分で仕留めた獲物なんだろうな?
6 20/03/08(日)12:14:22 No.669331167
死なないように愛してやれよ
7 20/03/08(日)12:33:10 No.669335358
「…女格闘家さん、扉の前に昼食を置いておくよ。パンをシチュー。パンはちょっと堅いからシチューにつけて食べてね」 村外れの粗末の家。閉ざされた扉の前に私は昼食を載せた盆を置く。 返事はない。家の中からは物音一つ立たない。それでも彼女はいるはずだ。 …彼女は外に出れなくなってしまったから。 冒険家になると言ってこの村を出て行った彼女が帰ってきたのは先月のこと。 自信や才能、希望に目を輝かせていた彼女の姿は、そこには無かった。 酷いことがあった、それ以上のことは聞けなかった。 以来、彼女は一人自宅に引きこもっている。 そんな彼女の世話をするのが、神官である私の仕事の一つだった。 「…………」 彼女はいつか立ち直るだろうか。立ち直って欲しい、と思う。 だけどーーそれとは別に、このままでいて欲しい、などと思ってしまう自分もいるのだった。 美しく、強い彼女。そんな彼女をずっと自分の庇護の下に置いておきたいーーそんな外道な思い。 私はそんな暗黒を心に抱えたままーー今日も彼女の家から離れるのだった。