虹裏img歴史資料館 - imgの文化を学ぶ

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20/03/08(日)00:47:01 ・・・... のスレッド詳細

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20/03/08(日)00:47:01 No.669231461

・・・・・ 顕現する巨大な蒼炎。 それに遅れて現われるは巨大なウェディングケーキ。 頭の痛くなるほどファンタスティックな光景は、否が応でもスタジアムの雰囲気を盛り上げていく。 歓声に応えるようにヒトモシ君が火柱を上げる。 上昇した気温が、汗さえも蒸発させていく。 「あはははははっ!」 頭の中が沸騰している感覚がする。 臓腑が全部炎に変換されたかのように熱がのたうち回る。 「いいねいいね最っ高だよッ!!」 乾いた肌が笑顔で引きつる。 それでも、止められない。 「私はこうでなくっちゃ!!骨の髄まで燃え上がらなきゃっ!!」

1 20/03/08(日)00:47:31 No.669231619

やっと理解できた。 自分がなんなのか。 何のためにここまでやってきたのか。 何のために、炎になりたいのか。 それがわかったから、もう躊躇わない。迷わない。 私は、私のやりたいように生きる。 「ポプラさん!ありがとうっ!!おかげで私、こんなにも燃え上がれるっ!!」 「そうかい、そりゃ良かったね」 呆れたようなポプラさんに私はやっぱり笑顔を止められない。 「うんっ!」 「……お嬢ちゃん」 「なんですかっ!」 「……覚悟は、あるかい?」

2 20/03/08(日)00:48:22 No.669231887

その言葉に込められた具体的な意味はわからない。 だけど、きっと、こういう事なのだと思う。 「……はい。私は、絶対に諦めません。どんな困難も障害も乗り越えます。たとえ、何もかもを失うとしても」 夢のために、彼のために。私は殉じよう。 若気の至りと笑われようと、私は私の想いを信じよう。 「だから、私の恋路。応援してくださいね!」 「……」 ポプラさんは、何も答えなかった。 代わりに、ヒトモシ君が不思議と元気に、力強くなっていく。 なら、そういう事なのだろう。 「……私、頑張りますっ!」 至上の感謝を炎に織り込んで、ヒトモシ君の炎がマホイップを包み込んだ。 ここに勝負は決した。 私の旅は、まだまだ終わらない。

3 20/03/08(日)00:48:41 No.669231983

前回までの su3705570.txt

4 20/03/08(日)00:54:36 No.669233898

これあかんやつや

5 20/03/08(日)00:59:03 No.669235255

オラ!もっと燃えろ!!

6 20/03/08(日)01:05:14 No.669236965

炎ウリさんいのちのたま持ってます?

7 20/03/08(日)01:06:09 No.669237223

男のために世界を滅ぼしそう

8 20/03/08(日)01:28:55 No.669243032

目はこれから進化したバージョンになるんだな

9 20/03/08(日)01:33:26 No.669244107

命!!燃やすぜ!!

10 20/03/08(日)01:42:27 No.669246515

全能力6段階アップして寿命1段階ダウンしそう

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