虹裏img歴史資料館 - imgの文化を学ぶ

20/01/21(火)23:16:30 No.656773650

薄く切ったぴるす君にキムチの素を挟んで冷暗所で一昼夜。 ぴるすキムチの出来上がりだ。発酵と腐敗の境目は人の役に立つかどうかだが、これは間違いなく腐敗である。 唐辛子の強烈な刺激をも上回るぴるす君の人生の臭みが汁となり臭いとなり辺りに充満する。 似ても焼いても食えぬという例えもあるが、腐って滅びても尚食えぬとはある意味では見上げたものだ。 私ですらもそれほどの毒を持ち得るとは思えぬ。 それはそれとして有害な物質なので環境省に問い合わせたところ専門の業者に委託すべしとのこと。 早速連絡すると湯川と名乗る緑ジャージの作業員が現れ、下履きを脱ぐと尿道の中に全てを吸収してしまった。 世の中には信じられぬ匠の業を持つものもいるのだな。「gff...」代わりに彼は人語を発する能力を失ったらしい。 （ぴるす君を愛するためなら安いものですよ）という意が伝わってきた。 愛のなせる奇跡。よければぴるすキムチを定期的に作って差し上げるがどうかと私が提案したところ毎週一億円で買い取ってくれるそうな。 私は緑ジャージの彼のポテンシャルに畏怖と嫌悪を禁じ得ないのであった。