虹裏img歴史資料館

1 19/11/12(火)00:41:56 No.638002307

深淵へ

2 19/11/12(火)00:50:02 No.638004170

泥のR-18、R-18G

3 19/11/12(火)00:50:47 No.638004364

泥のアビス

4 19/11/12(火)00:54:49 No.638005266

「ポッキーの日、か……」 深夜、既に11月12日を回り御苑外縁の巡回を終えた黒脛刃矢は外縁屯所付近にあるコンビニの広告を見て呟いた 中を覗くと11月11日はポッキーの日！と書かれた安っぽい広告はそれなりに効果があったようで菓子の棚にあるポッキーはそれなりに売れているようだった 下らん。と切って捨ててしまうのは簡単だが、それはあまりにも風情と言うものがない。たまには世間のイベントに乗ってみるかといつもの缶コーヒーの他にポッキーを買ってみた。 (……おいバイト、私が菓子を買うのがそんなに珍しいか) ブラックの缶コーヒーしか買わない男とでも思われていたのか、顔見知りのコンビニのバイトは刃矢がポッキーを買った事に驚きが隠せないようだった。 それでも御苑外縁、それもKBECをターゲットにしているコンビニ、それも深夜を任されている精鋭のバイトはすぐに表情を戻すとマニュアル通りの対応で会計を終えた 「今帰った」 刃矢は自宅の扉を開け、声をあげた 今日は、先生(ベアト)の書店に寄る用事もあった為、珍しくランサーに留守を頼んでいた

5 19/11/12(火)00:58:53 No.638006124

どうも先生はランサーとちょっとした確執があるらしく、いると大変不機嫌になるか、店にも入れて貰えない。 幸いにしてランサーは全く気にも止めていないか、覚えていないようなので揉め事にはならないが。 「おかえりなさいませ、マスター」 聞き覚えのある声に驚き、顔を上げる。 そこには人形のような表情のランサーが立ち尽くしていた 「ああ……ランサー、いつからそこに立っていた？」 「二時間ほど前からですが？」 ランサーの抑揚のない言葉に刃矢は珍しく眉をしかめた。 感情や記憶を縛ったのは刃矢だが、効きすぎている。 「ランサー、私がいない時は君の好きにして構わないと言った筈だ」 「ですので好きにしてここでお待ちしていました」 「……分かった、これからは私を待つ必要はない」 「はい。ところでマスターこれからもうお休みになられますか？」 「ああ、いや、菓子を買ってきたので食べてから寝ようと思っていた」 自発的なランサーの反応に刃矢は一瞬戸惑いを隠せなかった

6 19/11/12(火)01:03:06 No.638007043

「それは奇遇ですね。私も道満さんと太夫さんからお菓子を貰ったので、マスターと一緒に食べたいと思ったのです」 「なんでもポッキーの日？だそうです」 見るとランサーの手にはポッキーの箱が二箱握られていた。 一瞬腹のそこで黒い泥のような感情が沸き起こり、余計なことを。と毒づきそうになったが、今日は自分も似たような事を考えた。 腹の底の黒い感情は押し殺して、素直に二人の好意に感謝するとしよう。 「では、二人でいただくとしよう。ランサー、茶を入れてくれないか」 「はい、マスター」 上着をハンガーに掛け、茶の間に入る。 たまにはこういう事も悪くはないか、台所へ歩いていくランサーの後ろ姿を見ながらそんな事を考える。 いつの間にか腹の底にあった黒い感情はどこかへと消え失せていた

7 19/11/12(火)01:09:31 No.638008308

変態！

8 19/11/12(火)01:21:16 No.638010483

ド変態！

9 画像ファイル名:1573490265719.png 19/11/12(火)01:37:45 No.638013342

>泥のR-18 えっちなおかあさんは好きですか？ のメアリー・スー（人類悪）

10 19/11/12(火)01:38:16 No.638013421

むっ！