虹裏img歴史資料館

1 19/07/31(水)23:48:25 No.611069021

「……」 この家のお風呂には湯舟がない。 そしてシャンプーとボディソープは当然のように男物だった。 別にシャンプーは使わなくても一日くらいなら大して影響は出ないのではなかっただろうか？ いやしかし、他人の寝床を借りるというのに不潔な状態でいるなど許されるはずもない。 （ならやはり床で寝れば） とは思ったもののどちらが床で寝るかという問答を十分も繰り返したのは今さっきの事で 彼は絶対に私が床で寝ることを許しはしないだろう。 ”半分ずつ”これが私たちの間で結ばれた和平の条件だった。 意を決して、使ったことの無い種類のシャンプーで頭を泡立てる。

2 19/07/31(水)23:48:36 No.611069068

お気に入りのそれと違って、藤木君のシャンプーからは優しい香りは少しもしなかった。 なんて色気のない。 もう少しいいものを使えばいいのに、彼の日用品はどれもこんなものばかりだ。 だけど一瞬知っている香りがした気がして、瞬間私は風呂の温度が高いのと別に頭が熱くなるのを感じた。 彼は、いつも、これを。 「……っ！！」 冷水で勢いよく頭を洗い流す。 余計な事を考えるな葵。 単に厚意に甘えるだけなのにお前は色気づき過ぎだ。 自分のしていることを考えないようにしようと努めながら、私はボディソープに手を伸ばした。

3 19/07/31(水)23:48:47 No.611069128

「シャワー、ありがとう」 借りたタオルで体を拭くと、私は着替えて部屋に戻る。 飛行機に予備の私服を持ち込んでいたのは幸いだった。 制服のまま他人の寝床に入るのも、パジャマを借りるというのもどちらもきっと私に耐えられなかったことは想像に難くない。 「ああ」 パソコンの前に座っていた藤木君はちらりと私の方を見るとまたモニターに向き直った。 「……何をしていたの？」 そういえば藤木君がパソコンの前に座って、プレイメーカーとして活動しているところを見たのは初めてだったかもしれない。 そう思うと少し新鮮な気がする。

4 19/07/31(水)23:49:28 No.611069328

「いや、大したことじゃないさ」 一瞬だけメールソフトのようなものが見えた気がしたが、彼はあくびをしながら画面を消してしまった。 「あの」 聞いたら、答えてくれないだろうか。 「俺もシャワーを浴びて寝る。 　気にせずに寝てくれ」

5 19/07/31(水)23:49:48 No.611069421

「あ、うん」 それきり何も言わず、私に何も言わせず彼は部屋を出ていった。 特に何かを……格好に言及するとかそういうことを期待していたわけでもないが 肩透かしを食ったような気がして私はしばらくその場でかたまっていた。 もしかすると、緊張しているのは私だけなのだろうか？

6 19/07/31(水)23:50:14 No.611069548

おやおや？

7 19/07/31(水)23:50:36 No.611069640

シャワーの音が聞こえる。 ベッドの奥で横になっていても私は悶々として眠れなかった。 今のうちに眠っておかなければ後々一層眠りにくくなるとわかっているのに、 そう思う程ますます目は冴えて眠気は全く訪れない。 いつも彼がここで眠っていると思うと、保健室のベッドで眠る時のように平静ではいられなかった。 こんなことを兄や別所エマが知ったらなんというだろうか。 以前ここでうなされる彼を見舞ったことを思い出す。 あの時私はうなされる彼の手を握って、そうすると彼は少し落ち着いて 私もそのまま一緒に眠りに落ちて、それで。 顔が熱くなるのがわかった。 ……それでもあの時は別に同じベッドで眠ったわけではない。 今とは状況が違う。 ベッドの中で私はじたばたと手足を動かす―――が、それでこの状況が変わるという事はもちろんない。 ああ、どうして私は今こうしているのだろうか？

8 19/07/31(水)23:51:09 No.611069804

やがてシャワーの音は止み、またそれからしばらくすると藤木君は部屋に戻って来た。 背中の向こうから足音が近づいてくる。 気配はしかしベッドの前で止まって彼はどうやらそこに腰を下ろした。 「藤木君」 例え自爆行為だとわかっていてもそれは許せなかった。 「……起きていたのか」 「ええ。半分ずつって約束よね？」

9 19/07/31(水)23:51:37 No.611069954

葵！寝返りを打て！葵！！！

10 19/07/31(水)23:51:43 No.611069987

案の定彼は床で眠ろうとしていたらしいが、 押しかけた私のために彼が床で寝るなどという事はあってはならない。 「財前」 「約束よね？」 「……」 沈黙の後、ため息をつくと藤木君は諦めたようにベッドの反対側に潜り込んでくる。 彼の体重でベッドが揺れるのを感じると、私は努めて平静な声で言葉をかけた。 「おやすみなさい、藤木君」 「……おやすみ」

11 19/07/31(水)23:52:53 No.611070359

当然その後も私は眠れなかった。 何十分か、私達はもちろん一言も口をきかなかったが 隣に彼がいると思うだけで私の意識はますます暴走し、 緊張で汗も吹き出していよいよ寝苦しさは増していく。 私は兄と、亡くなった父以外の男の人と眠ったことなどないというのに 背中の向こうにいるのは藤木君なのだ。 ……私はさっきちゃんと体を洗っただろうか？ 変な匂いとか、していないだろうか。 反対側に藤木君がいるのだから今度はじたばたするわけにもいかなくて、 代わりに私は自分のシャツの前を握りしめた。

12 19/07/31(水)23:53:25 No.611070529

落ち着け。何もおかしなことは無い、ただやむを得ず同じベッドにいるだけではないか。 あの時手を握りはしたがそれも別に他意あっての事ではなくて、 私と彼との間には、そう、何の関係もない。 ……藤木君がどうしているか確認したかった。 しかし私に振り向く勇気はない。 いっそ寝返りをうったふりをして床にでも落ちた方がいいのかもしれない。

13 19/07/31(水)23:53:49 No.611070654

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14 19/07/31(水)23:54:32 No.611070845

沈黙のうちに一時間程経っただろうか。 時計を外してしまったので時間がわからないが、恐らく深夜の一時か二時になると 緊張するのにも疲れて私の精神はなんとか平静を取り戻していた。 浮かれていた気持ちが……空元気が沈み込んでいくのがわかる。 ああした空騒ぎはもちろん充実して楽しい事ではあったのだが 同時に失敗からの逃避でもあった。 さっきは兄をきっと取り戻すと決意したが、そんなことは可能なのだろうか？ そもそも私は兄なしで生きることに本当に耐えられるのだろうか？ 「……藤木君？起きてる？」 期待せずに、というよりも返事の無い事を当てにして背中越し声をかける。 「ああ」

15 19/07/31(水)23:54:46 No.611070915

けれど彼の応答は早かった。 いつもと変わらないはっきりとした声が帰ってくる。 「寝ていなかったのね」 「寝つきが悪いんだ。 　日頃なら作業をしているところだが今日は……そんな気分でもないしな。 　……何か用か？」 一瞬だけ私は兄の事で泣き付こうかと思った。 だけどそれは結局さっきの焼き直しでしかない。 「ううん、なんでもないの」 「……そうか」

16 19/07/31(水)23:55:13 No.611071043

「藤木君」 またしばらくして私は声をかけた。 今度は返事はない。 でもそれでよかった。 「藤木君、私……私、本当に考え無しだったわ。 　いつも真っ先に突っ込んで、真っ先にやられて、お兄様を心配させて 　お兄様が私の事でどんなに取り乱すか何回も見てきたのに、 　お兄様がどんな気持ちだったのか、本当にはわかってなかった。」 　

17 19/07/31(水)23:55:41 No.611071185

「大事な人がいなくなるってどんなに辛いか、 　守れなかった者がどんなに惨めで苛まれるのか、 　何もわかってなかった。 　お兄様にずっとあんな思いをさせてきて、 　でもあなたが助けてくれるから私はいつもお兄様の所に帰れて、許されて。 　……でもあんなの許されちゃダメだった」 私は藤木君に話しかけているわけではなかった。 じゃあ誰と話しているのかというと、自分と話していたのかもしれない。 「いつも私は自分が頑張ればどうにかできるって強がって、でも実際はどうにもできてなくて……　 　笑っちゃうわよね、私、お兄様がいないと家に入ることもできないのよ。 　皆自分の事は自分で責任を取ってるのに私だけ。 　……それで、それで私はもう、その事を謝る、こと、も、できない……」

18 19/07/31(水)23:55:52 No.611071237

　 言っているうちにまた惨めになってきて、それ以上言葉は続かなかった。 結局私はどこまでも役立たずの足手まといだ。 涙がぽろぽろとこぼれてシーツを濡らす。 だめだ、ここは自分の家じゃないのに。

19 19/07/31(水)23:56:58 No.611071545

「……財前」 背中の向こうから声がした。 「最初から思われているような何でもできる 　プレイメーカーだったわけじゃない」 「島や大勢の人たちは俺の事を無敵で万能の……ヒーローだと思っているようだが 　俺だって何回も失敗はした。 　下級のハノイの騎士相手に追い詰められた事だって何度もある。 　アンネームドを危険に巻き込んだこともあるし、彼に叱られるような…… 　彼がいなければどうにもならなかったような危険な目にも何回もあった。 　だが失敗を繰り返すうちに段々と……うまく立ち回れるようになっていったんだ」

20 19/07/31(水)23:58:18 No.611071886

藤木君は少し沈黙して、こんなことを言って慰めになるかわからないが、と続ける 「君はまだ生き残っている。次があるんだ。 　皆が戦ってくれたおかげでAiのデッキについてはかなりのがわかった。 　それを踏まえて、もう一度挑戦することもできるだろう」 　 「でも、私、私、できるのかしら 　今回だって、あなたの代わりに戦うって言ったのに、負けて……」 　 「……保証はできない」

21 19/08/01(木)00:00:19 No.611072383

「だがリボルバーも、ソウルバーナーも、俺もいる。 　出来る限りのことはするつもりだ。 　それでその時……以前のように対立せずに協力し合えるなら 　うまくいく可能性はずっと高まるだろう 　君の言ったことは、君のお兄さんを助けた後に謝るといいさ 　兄妹は……家族はそういうものだろう。……きっと」 　 「すまない。 　アンネームドならもっと適切な言葉が言えるんだろうが……彼は詩人だから…… 　とにかく俺たちは彼や他の仲間達を助けるために全力を尽くすつもりだ。 　だからもし……君がもう一度立ち上がって力を貸してくれるなら、俺は、心強い 　……俺の言えるのはそれだけだ」 　

22 19/08/01(木)00:04:33 No.611073489

>彼は詩人だから

23 画像ファイル名:1564585496380.png 19/08/01(木)00:04:56 No.611073578

いけーっ犯罪者の息子の友達ーっ

24 19/08/01(木)00:05:31 No.611073712

小説スレで見かけてから楽しみに待ってたよ

25 19/08/01(木)00:05:40 No.611073749

>「……保証はできない」 そこは 言い切れよ！

26 19/08/01(木)00:06:52 No.611074035

シャワー浴びてくるからのベッドインだ 分かってるのか葵！

27 19/08/01(木)00:10:12 No.611074897

またしばらく沈黙があった。 黙り込んだまま、私は彼の言葉を反芻する。 君が立ち上がってくれるなら俺は心強い。 ……私は役に立てるのだろうか？ 彼の整然とした話ぶりからは私を励まそうという精一杯の配慮が伝わってきたが、私は結局いつもそれで失敗してしまう。 だがAiの言ったように後悔と無力感に浸って時を過ごすことが結局何の足しにもならないという事は確かではあった。 兄を取り戻すことにも、もう一つ心に決めた彼を守るという事についても。 確かにまだ私は残っていて、それに藤木遊作も残っているのだ。 既に私は役立たずだが、決していない勝負から降りてはそれ以下ではないか。

28 19/08/01(木)00:13:09 No.611075616

「……あの、藤木君」 何か言葉を返そうと思って、私は呟く。 しかし今度の答えは言葉でも沈黙でもなく、ただ吐息だった。 「……」 一瞬面くらって、それから意を決して向き直ると藤木君は既にすうすうと寝息を立てていた。 彼は私のように背を向けるでもなく、ごく自然に眠っている。

29 画像ファイル名:1564585993287.png 19/08/01(木)00:13:13 No.611075634

ｷﾀ━━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━━ !!!!!

30 19/08/01(木)00:14:03 No.611075849

何やってるんだ遊作！

31 19/08/01(木)00:16:14 No.611076348

気ぶりお兄様でダメだった

32 19/08/01(木)00:16:48 No.611076480

男女の関係でなくあくまで戦友的な繋がりで話が展開されるのが原作の雰囲気を大切にしている感じでとてもいいと思います

33 19/08/01(木)00:18:25 No.611076877

確証が持てないことは安易に保証しない遊作がいいんすよ…

34 19/08/01(木)00:18:59 No.611077024

詩人でだめだった

35 画像ファイル名:1564586436967.png 19/08/01(木)00:20:36 No.611077419

ｷﾀ━━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━━ !!!!!

36 19/08/01(木)00:20:44 No.611077447

>確証が持てないことは安易に保証しない遊作がいいんすよ… そこをあえて言い切るのが成長だぞ遊作！ 確証が無いからこそ絶対に辻褄を合わせるんだぞ遊作！

37 19/08/01(木)00:21:19 No.611077581

また独り言を言おうかと思って、でもそれでは意味がないと私はそれを呑み込んだ。 言葉は虚空に響かせるためではなく、相手に聞いてもらうためにあるのだから。 逡巡した末、私も仰向けに身体を倒し、そしてこっそりと横目で彼の様子を見る。 藤木君の寝顔はいつかみたように年相応に幼かった。 口の中が乾く。肩の下で潰れていた腕が痛い。 しかし布団の形から、なんとなく彼の腕の位置がわかった。 私は彼を起こさないように、その手にそっと触れる。 何度か触れたその感触が、私の心の深い部分を落ち着かせてくれた。 何もかもが終わったわけではない。 私の大切な恩人はまだ無事でここにいるのだ。

38 19/08/01(木)00:22:02 No.611077769

おしまい 昨日中断してゴメンね 俺としても放送前に済ましておきたかったんだけどクロームが動かなくなってしまい……

39 19/08/01(木)00:22:23 No.611077861

ニューロンリンクで絵描き「」が集まってきている…

40 19/08/01(木)00:22:29 No.611077882

また随分と大作だな

41 19/08/01(木)00:23:19 No.611078106

ログサイト消滅でログ探せないから今日は運が良かった 実際昨日のは見逃してたようだし

42 19/08/01(木)00:23:24 No.611078125

>小説スレで見かけてから楽しみに待ってたよ これはお恥ずかしい…… あれはマイベスト怪文書だったから批評してもらうのに丁度いいかなって出してしまった

43 19/08/01(木)00:24:33 [s] No.611078431

>いけーっ犯罪者の息子の友達ーっ そ……それだよ視聴者が求めているものは！

44 19/08/01(木)00:25:12 No.611078562

いい…とてもいい

45 画像ファイル名:1564586714726.png 19/08/01(木)00:25:14 No.611078568

ｷﾀ━━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━━ !!!!!

46 19/08/01(木)00:25:56 [s] No.611078708

今日葵ちゃんの家に皆でどやどや押しかけてどやどや帰って行ったのはちょっと笑っちゃったけど 葵ちゃんと遊作がお互いにウェットな感じだったのがすごくよかったです あとほむら君が知り合いにカウントされてなさそうでダメだった

47 19/08/01(木)00:26:08 No.611078756

書き込みをした人によって削除されました

48 19/08/01(木)00:26:15 No.611078786

気ぶり保護者…

49 19/08/01(木)00:27:07 No.611078986

後昨日の奴はスレ画の視認性悪すぎたのもちょっと後悔ポイントだった 確認したら流石に見えない奴で

50 19/08/01(木)00:27:09 No.611078997

しっとりしてんね 嫌いじゃないわ

51 19/08/01(木)00:27:26 [s] No.611079054

>No.611075634 お兄様それ掴んだら死ぬ奴！

52 19/08/01(木)00:27:39 No.611079105

実況スレで（誰このメガネ…）ってレスがついてて笑った

53 19/08/01(木)00:27:55 No.611079166

このもどかしい感じがたまらないんすよ…

54 19/08/01(木)00:27:57 [s] No.611079176

>No.611077419 いい……すごくいい……

55 19/08/01(木)00:29:39 No.611079529

気ぶりのお兄様挿絵保存しとこうかな…

56 19/08/01(木)00:29:58 No.611079611

ッチーだけど以前の部分はこれになります https://tsumanne.net/si/data/2019/07/24/5940229/ 続きだって書かないとちょっとわかりにくかったかな

57 19/08/01(木)00:31:57 No.611080102

気ぶり「」兄さま達ならまぁ分かると思う

58 19/08/01(木)00:32:03 No.611080136

ちなみに一番気合いを入れたのは前編の勝機を無くしてる葵ちゃんの描写と今回のシャワー浴びながら遊作のシャンプー相手に勝手に思考暴走させる葵ちゃんです 彼シャンいいよね……

59 19/08/01(木)00:33:24 No.611080440

>彼シャンいいよね…… いい…

60 19/08/01(木)00:33:37 No.611080491

書き込みをした人によって削除されました

61 19/08/01(木)00:34:07 No.611080589

あと図太いようだけどここ変じゃねえかなとかここ気に入ったとかあったら教えてもらえると励みになったり（多分）レベルアップしたりしますので是非……

62 19/08/01(木)00:35:39 No.611080932

怪文書と手書きの融合は順調に進んでいる…

63 19/08/01(木)00:36:19 No.611081067

>勝機を無くしてる葵ちゃんの描写と今回のシャワー浴びながら遊作のシャンプー相手に勝手に思考暴走させる葵ちゃんです これをやれる人に言うことなんて特に無いというか… >だけど一瞬知っている香りがした気がして 今回のＮｏ1気ぶりポイント候補

64 19/08/01(木)00:36:30 [s] No.611081106

>No.611078568 イグニスとSOLという立場では対立しつつも遊作と葵ちゃんに近付いてほしいという点では一致していたAiとお兄様の間で密約が交わされていたことは有名だよね…

65 19/08/01(木)00:37:32 No.611081345

遊作の中でも草薙さんは詩人なんだな…

66 19/08/01(木)00:39:38 No.611081777

>これをやれる人に言うことなんて特に無いというか… いや全然！書き手って段々麻痺して描写がどんな印象抱かせるかわからなくなってくから普通の感想がめちゃくちゃありがたいです >>だけど一瞬知っている香りがした気がして >今回のＮｏ1気ぶりポイント候補 ありがとう！ これはシャンプー使ったら絶対やらないとダメだなって思った！ 考えないようにしてても遊作と同じシャンプー使ってるって気づいて真っ赤になっちゃう葵ちゃんかわいい！

67 19/08/01(木)00:39:40 No.611081783

葵ちゃんの時代が来るーッ！

68 19/08/01(木)00:39:55 No.611081851

丁寧すぎて解釈違いが起こらないすぎる…

69 19/08/01(木)00:40:53 No.611082056

遊作のシャンプーで頭わしゃわしゃする葵ちゃんえっちじゃない？ 真面目に考えて遊作の家で葵ちゃんが裸になっているというそこが既に犯罪じゃない？

70 画像ファイル名:1564587662563.png 19/08/01(木)00:41:02 No.611082095

Aiはこういうことする

71 19/08/01(木)00:41:53 No.611082283

今度はうちに遊作君を呼ぶといい葵 私は残業で会社に寝泊まりするから

72 19/08/01(木)00:42:36 No.611082441

そういえばお兄様次に目が覚めた時には会社乗っ取られてるんだよな…

73 19/08/01(木)00:43:15 No.611082577

なんだかんだ言って退職金山ほどくれるらしいし生活的に財前家を追い詰めることはしないだろうAiちゃんも

74 19/08/01(木)00:43:26 [s] No.611082614

>Aiはこういうことする 一番見たい尊いもので一番気になる遊作のことだから見ないわけにはいかないよな！

75 19/08/01(木)00:43:58 No.611082721

>背中の向こうにいるのは藤木君なのだ。 ……私はさっきちゃんと体を洗っただろうか？ 変な匂いとか、していないだろうか。 いい…

76 19/08/01(木)00:44:22 No.611082813

>そういえばお兄様次に目が覚めた時には会社乗っ取られてるんだよな… 財前専務頑張ったのに…

77 19/08/01(木)00:44:56 [s] No.611082931

>遊作のシャンプーで頭わしゃわしゃする葵ちゃんえっちじゃない？ >真面目に考えて遊作の家で葵ちゃんが裸になっているというそこが既に犯罪じゃない？ 遊作はそこまで考えてなくて後で気付いてあーってなってて欲しい！！

78 19/08/01(木)00:45:26 No.611083064

今日のVRは藤木君…（しっとり）（あと誰だっけこの眼鏡の人…）が気ぶりポイントでした

79 19/08/01(木)00:45:50 No.611083175

葵ちゃんが心情的に浮かれすぎぐいぐい行き過ぎかと思いきや 自責とお兄様失った不安の空元気だったって描き方はなるほど感心だったわ みんなそういう事やりそう言いそうってのは大切よね…

80 19/08/01(木)00:46:15 No.611083278

遊作と葵ちゃんの2人だけの世界を書きつつも他のキャラクターへの言及もしてるのがただのカプSSじゃなくてちゃんとVRAINSの二次創作してて好き