19/07/20(土)16:13:44 ある狩... のスレッド詳細
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19/07/20(土)16:13:44 No.608079384
ある狩人の悪夢 「もし私が獣に変わってしまったら…私を殺してくれないか…？」 友人は微笑んでそういっていた。冗談だろう？ローレンス、君が一番獣の病を恐れ、憎み、嫌っていた。今もそうだろう… そんな話を過去にした覚えがあった。あったんだ… 私は今普段の武器に少しだけ改造を加えていた。そう獣を狩るために。一瞬で首を狩るため鎌のようにした…今でこんな気持ちになっただろうか…？獣を屠るのに安らかな葬送を望むようになったのは…
1 19/07/20(土)16:15:00 No.608079726
その獣は愚かにも神の血に触れ、怒りに触れた…首に神の文字を刻もうと… 「かねて血を恐れ給え」 先生は正しかったのか？友人が正しかったのか？友人は師を裏切ってまで人を救おうとした。血により人々を救おうとした。友人は言った。 「ウィレーム先生は正しい。ウィレーム先生は正しい！だが弱きものはどうなる！？子供、女、老人！救うべき人が今！謎の病で死んでいるんだぞ！？思考を見つけるまで待っていられない！すぐそこに答えがあるんだ！そうだろうxール×ン！？」 彼は救おうとした。弱き人々を。ならば私は…獣を救おうと思うんだ…。狩人たちにも教えよう。この狩りを。
2 19/07/20(土)16:21:37 No.608081525
そして巨大で醜悪な獣は今私の前にいる… 「来てくれたのか…xールxx…？」 「ああ…約束だから…」 「ありがとう…君はこんなふうにならないでくれ…もうダメだ…理性…ナイ…」 「先に待っていてくれ…君を送るよ…幸せな夢に」 鎌の形の武器は一瞬その獣の首を狩った 私は……… お聞きしても狩人様？あの方の口癖なのでしょうか？ よくこの言葉を耳にするのです。 「ゆるしてくれローレンス…ゆるして…」 と。