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19/06/03(月)21:21:09 No.596354052
白雪姫、それは恐らくは世界で最も有名な姫君の一人であろう。 その物語は、世界中の少女の心を魅了した。 ……まあ、その一端には超巨大企業のネズミ王国が関わっていることは疑いようもないが。あー、佐賀にも出来ねーかなー、ネズミーランドー。 ……閑話休題。 そんなこんなで我らがやらしかフランシュシュでも、某ネズミ王国産の白雪姫の物語は大人気なのである。 そして、佐賀に舞い降りた異端児こと天才プロデューサー巽幸太郎が、こんなデカいシノギを見逃す筈が無い。 と、いうわけで私は白雪姫をモチーフとした舞台の制作に取り掛かったのだ。 取り掛かったのだが。 「……何も思い浮かばん」 私は早速難題にぶち当たる事となった。いや無理だわ白雪姫。
1 19/06/03(月)21:21:29 No.596354168
え、なにこれ難し。どうしよ。 しかし今更『出来ましぇんでした~』等と言えよう筈もない。 既に衣装の発注は済ませてしまっているし、振り付け案も考えておくように言ってしまっている。ぶっちゃけ私が曲を作れば後はトントン拍子で進む話なのだ。 私は今一度、手元の本を睨み付ける。 それは児童向け絵本の白雪姫であった。 もう一度、最初からそれを読み返してみる。 ……駄目だ、やっぱ何も思い浮かばねえ。助けて源さん。 大体何が白雪姫だ。騙されまくった間抜け女だろうがこれ。 なんで唐突に王子が出てきたんだなんでキスで目が醒めるのだ。そもそも原盤ではキスじゃなくて馬車の揺れで喉に詰まった林檎が取れて目覚めたと聞いたぞ。何でそれで甦れる? 毒はどうした毒は。 ……止めよう。段々とおかしな方向へ思考が進んでいる。 今日は作曲作業を止めにして、別の仕事に取り掛かろう。 と、作曲部屋から自室へ戻った私であったが、そこには先客がいた。 「まだ作曲してたの?」 片眉を上げたのは、我がやらしかフランシュシュが一人、水野愛であった。
2 19/06/03(月)21:22:15 No.596354412
「デスクトップはくれてやった筈だが」 前髪を縛って上げていた愛は私の椅子に座り、私のノートパソコンを睨みつけている。そういうのがヤダから前使ってたデスクトップあげたのに。 そんな私の言葉に、愛は鼻を鳴らした。 「こっちの方がスペック高いもの」 私は呆れて頭を掻いた。……まあいい。 しかし、彼女は何をしていたのだろうか。私は画面を覗き込む。 映っていたのは、白雪姫についてのページ。 「白雪姫って何よ……」 どうやら、彼女も同じ悩みを抱えていたらしい。 「どう見ても棚からぼた餅のラッキー女じゃないこれどうすんのよこれ」 ブツブツと垂れ流される文句に大いに頷きたい私であったが、言い出しっぺに許されよう筈もない。私は心の中でそっと同意するに留めた。 「それに」と、少女が呟く。「なんで私がセンターなのよ」 そう、今回の主役は他ならぬ彼女なのであった。
3 19/06/03(月)21:22:35 No.596354522
「不満か?」 「不満というか、もっと相応しいセンターが居るんじゃない? って話」 私の言葉に、彼女は唇を尖らせた。 ゾンビィフェイスがそんな顔しても可愛くも何とも無いから止めとけ止めとけ。 『97源さくらで』 サンキュー乾。ほら乾もそう言ってる。 「相応しいって、例えば誰じゃい」 私の問いに、愛は肩を竦めた。 「純子とか、リリィとか、……さくらとか」 「ふーむ」 確かにその三人も候補に上がった。特にさくらは白雪姫と言う役に対して並々ならぬ情熱があったからな。 しかし佐賀に舞い降りた天才プロデューサーである私は一味違う。 私は愛からマウスをひったくると、デスクトップから画像ファイルを探した。
4 19/06/03(月)21:22:59 No.596354653
「きったないデスクトップよね」 横で何やらむにゃむにゃ言っている奴が居るが無視した。分かれば良いんじゃい分かれば。 とりあえず目当てのものが出てきたので、それを愛に見せる。 「これ、次の衣装?」 「うむ」 見せた画像は、既に発注していた衣装群である。 白を基調としたドレスに、其々のイメージカラーのワンポイントを添えた物だ。かなり豪勢なものであり、その、お高かった。だから絶対成功させんと。 「……これならやっぱり純子の方が似合わない?」 まだ言うか。私はその強情さに内心溜息を吐いた。 「白のドレスだぞ」 「だから、純子の方が――――」 「お前の黒髪の方が映える」
5 19/06/03(月)21:23:22 No.596354795
純子は意外とシックな方が似合うのだ。許されるのならばゴス系の衣装などを着せてみたい。 それに、愛が意外と女の子らしいお洒落さんなのをこの天才プロデューサーたる私が見抜いていない筈もない。 何時もと違う衣装を着させてフランシュシュ三号の新しい魅力開拓しちゃうかー。困ったなー、もっと人気出ちゃうよガハハ勝ったな佐賀にネズミーランドが開園する日も近い。 ちなみにさくらにこの案を話したら『愛ちゃんのドレス姿やらしかー! 見たかー! ブヘヘ』と言ってくれた。……源さんそんなキャラだっけ? そんな阿呆な事を考えながら、再び愛に視線を向けると彼女はなんとも言えない顔をしていた。え、何で? 褒めたのに。 「……まあ、そこまで言うなら」 ぐっと渋面を作った愛が、引き絞るように声を出した。え、怖。 そして暫く彼女は顰めた顔をしたまま、何事かを考えていた。 やがて、言った。 「お姫様になったら分かるのかしら」 ……はぁ?
6 19/06/03(月)21:23:41 No.596354931
私の困惑を他所に、愛は椅子から立ち上がり、私の正面に立つと、スカートを摘んで可愛らしくお辞儀をする。 「ごきげんよう♪」 「ぷっ」 『99源』 サンキュー乾。お陰で笑いを堪えられた。 「何笑ってんのよ!」 前言撤回、堪えられていなかった。 腹に拳を当てられた私は呻きながら蹲る。 いや、でも、だって。 「いきなりごきげんようは無いじゃろう……」 流石に安直過ぎないか? 私は訝しんだ。 仁王立ちしていた愛が鼻を鳴らす。 「じゃあこれは?」 そう言って、彼女は今まで見たことのないような品を作った。
7 19/06/03(月)21:23:58 No.596355011
「あ、いらっしゃいませー! 待ってたんですよー☆ 今日はどうします? とりあえずドンペリか――――」 「待て待て待て待て」 私は慌てて立ち上がった。 「それはなんか違う姫じゃろがい」 こう、なんか、キャバレー的なやつだろ。キャバクラフランシュシュなんぞ在ったら私は破産してしまうので止めて貰いたい。 そんな私の言葉に愛は眦を上げた。 「なんなの!?」 なんなの言いたいのはこっちである。頭痛すら感じてきた私は頭を抑えた。 「もっとこう、なんか、あるじゃろがい」 もっとこう、麗しげななんかが。 そう言うと、愛は顎に手を当て、しばらくした後その指をピンと反らした。 「オーッホッホッホッホッ――――」 「だから違うじゃろがい!」
8 19/06/03(月)21:25:28 No.596355532
可愛い!
9 19/06/03(月)21:25:30 No.596355549
これはどちらかと言えば白雪姫ではなくその継母である。どういうこったい。 そんな私の至極当然のツッコミに、愛は苛立ったように地団駄を踏んだ。 「なんなの!?」 だからなんなの言いたいのはこっちなんだって。源さん助けて。 崩れ落ちそうになる体をなんとか支える。愛お前そんなキャラじゃなかったじゃん。 見ると、愛はまた何事かを思案している。もう止めてくれよ……。 「じゃあ」と、愛が言う。「やっぱり王子様が必要じゃない?」 「はぁ?」 今度は困惑を抑えきることは出来なかった。 なんじゃ此奴、ついに脳味噌まで腐ったか。そうじゃないと説明できない怖い。 恐怖に慄いている私の手を愛が掴む。 その手は、雪のように冷たかった。 「ちょっと手伝いなさいよ」 その言葉に、思わず肯いてしまうほどに。
10 19/06/03(月)21:25:43 No.596355637
部屋の中を、少女の鼻歌が包んでいた。 どうしてこうなったのだろう。 私と愛は今、彼女の鼻歌に合わせてタンゴを踊っていた。 二人の息を合わせ(片方は息をしてないが)、二つの鼓動を合わせ(片方の心臓は止まっているが)、二つのステップを重ね合わせる。 そんな珍妙な場面においても、私は彼女の手先から伝わるその冷たさに戦慄していた。 目を逸らしていたのに気付いてしまった。と、言い換えても良いのかもれない。 彼女は死人なのだ。 それも、私が我儘にも蘇らせてしまった。 忘れた日はなかった。そう思っていた。 しかし、今一度肌を重ね合わせていると、その認識が大きな間違いであったことに気付かされる。 彼女は死人なのだ。 それを私が掘り起こした。
11 19/06/03(月)21:26:02 No.596355755
くるりと回る小さな身体、胸に寄り掛かる軽い体躯。 抱きしめたようになってしまっている身体は、恐ろしくなるほどに弱々しい。 彼女は死人なのだ。 それを私が否定した。 とん、と彼女の身体が私から離れる。遠ざかる指先。 愛が肩を竦めた。 「なんか違うわね」 「……最初に気付けボケ」 何と無く肩が重くなって、私は溜息を付いた。 それに気付いていない愛が、ポツリと言う。 「やっぱり白雪姫のマネをしたほうが良いのかしら」 そう言って、ソファの上に寝転がり、目を閉じた。 ……はぁ? 私は本日何度目かの困惑をした。
12 19/06/03(月)21:26:21 No.596355859
いやいやいやいやいやいやいやいやいやいや。 おかしい、どう考えてもおかしい。 つまり、これは、あれということか? 白雪姫の、クライマックスの、王子様が、アレする、アレ。 ぐにゃぐにゃしている私に辛抱切らしたのか、愛が片目を開ける。 「なにしてんのよ」 「いやいやいやいやいや」 おかしいって、絶対おかしいって。 俺が王子様って玉か!? 「わ、ワシが王子様って玉かーい!」 私が怒鳴ると、愛は煩わしそうに目を細めた。 「立場的にはそうじゃない? 曲がりなりにも私達を蘇らせたんだから」 え? あ? へ? そ、そうきたか~!
13 19/06/03(月)21:26:47 No.596356042
「別にキスしろとか言ってるんじゃないのよ」 愛が肩を竦める。 「ただ、王子様っぽい演技をして、それっぽいフレーズを思い浮かべなさいよ」 あ、なんだ、そういう感じか。 ……だよなー! 知ってた知ってた! 巽さん知ってたよ! 天才ネクロマンサープロデューサーだもんね! 天才だもんげ! 「じゃ、もう一回よ王子サマ」 ……へ? 私が呆けている間に愛は再び目を閉じた。 え、え~、勘弁して下さいよ~……。 私は呆然と横たわっている少女を見つめた。
14 19/06/03(月)21:27:05 No.596356154
目を閉じた彼女は、本当に物言わぬ死者のようにみえる。 その青褪めた肌、痩けた頬。 動かなければ本当にただの死人だ。 本当の意味での、白雪姫なのだ。 だが、それでも。 私は彼女の額に手を当てた。今の髪型は、彼女の顔がよく見える。 「お目覚めください」私は呟いた。「姫よ」 それでも彼女達は蘇ったのだ。 生き返ったのだ。 確かに生き返らせたのは私かもしれない。 だが。 だが、生きるのは彼女達自身だ。 「……そうだ」
15 19/06/03(月)21:27:21 No.596356256
ふと、私の底から幾つものフレーズが浮かび上がってくる。 そうだ、そうなのだ。 今までと何も変わらない。 生きたいと、ただ願う少女を歌えば良いのだ。 王子様なんて要らない。自分で生き返ってやると言う気概を持った、新しい姫の歌を作れば良いのだ。 「愛! ワシは奥の部屋で作曲してくる!」 この音がかき消えてしまう前に、歌を作らねば。 ――――今までと同じようで、全く違う歌になる。 期待に胸を膨らませながら、私は部屋を飛び出した。 そうだ、名前は――――
16 19/06/03(月)21:27:42 No.596356386
――――大体は、計画通りだ。 愛は目を開き、身を起こした。 生者が消えた部屋の中で、一人笑う。 こういった物は、少しずつやって行くに限る。 毒を染み込ませるのは、一滴ずつ。 一つ、愛は嘘をついた。 それは、白雪姫を知らないということ。 きっと、白雪姫は何もしなかったわけではない。と、愛は思う。 彼女はすべてを知っていたのだ。 王子が来ることも、その愛で己が目をさますことも。
17 19/06/03(月)21:28:06 No.596356528
だから、白雪姫は待った。 念入りに、念入りに準備をして。 己の敵をすべて焼き尽くし、すべてを手に入れるその日を。 何度失敗しても良いのだ。 何度傷ついても良いのだ。 ただ最後に掴み取れば良い。 ただ一人の白雪姫になる必要もない。 一欠片で良い。 そこから手繰り寄せれば良い。 足を止めなければ良い。 そのためなら、毒林檎を食んだって構わない。
18 19/06/03(月)21:28:25 No.596356631
愛は前髪を結んでいた髪紐を解く。 はらりと、咲く。 これは他の人に見せる気はない。 それに、少しだけ長い前髪は、この表情を隠すのに丁度良かった。 ――――少しずつ、少しずつ。 時が来るまでは、それでいい。 偶像である間は、それでいい。 しかしどんな花も散るのだからして。 その時に、突き立てれば良いのだ。 磨き上げた、愛の刃を。
19 19/06/03(月)21:28:42 No.596356718
覚えておくと良い。 感じておくと良い。 噛み締めておくと良い。 白雪に覆われた土は黒いのだ。 忘れるな。 絶対に。 忘れるな――――
20 19/06/03(月)21:29:13 No.596356898
私は灰被り姫じゃない。 私は眠り姫じゃない。 私は親指姫じゃない。 私は人魚姫じゃない。 私は髪長姫じゃない。 私は白雪姫だ。 お前が蘇らせた。 忘れるな。
21 19/06/03(月)21:30:05 No.596357197
なんか怖い!
22 19/06/03(月)21:32:05 No.596357888
su3106826.txt 今まで書いたものでありんす 違ク案件でも書くのが大切でありんすなあ 最近は幸太郎はん上げが多かったので久しぶりにギャグ物をかきんした 以上です。
23 19/06/03(月)21:32:37 No.596358070
愛が…愛が重い!
24 19/06/03(月)21:32:59 No.596358183
ひっ
25 19/06/03(月)21:33:25 No.596358324
思ったよりドロドロしてた!
26 19/06/03(月)21:34:04 No.596358557
私を蘇らせたのはお前だ 幸太郎への特効発言すぎる…
27 19/06/03(月)21:34:30 No.596358709
王子様が白雪姫に毒殺される!
28 19/06/03(月)21:34:48 No.596358800
あんなに笑顔でぴょんぴょんしてたのに
29 19/06/03(月)21:35:13 No.596358962
触れ合うたび、死人な事を再認識するの辛い
30 19/06/03(月)21:36:12 No.596359308
眠りを覚ました責任があるからな…
31 19/06/03(月)21:36:17 No.596359342
最初はギャグ調だからこそギャップが恐ろしい… よか…
32 19/06/03(月)21:36:19 No.596359352
ギャグ物…ギャグ物?
33 19/06/03(月)21:36:47 No.596359487
この愛ちゃんは最終的に何が狙いだ
34 19/06/03(月)21:36:48 No.596359497
サンキュー乾はんだー!!
35 19/06/03(月)21:38:07 No.596359957
お馬鹿そうに見えて裏で色々計略這わせんのこええ
36 19/06/03(月)21:38:47 No.596360169
お馬鹿なのは計算だった…
37 19/06/03(月)21:39:29 No.596360424
そうだよな 愛ちゃんも巽に選ばれた7人の内の1人だもんな
38 19/06/03(月)21:39:44 No.596360496
>ちなみにさくらにこの案を話したら『愛ちゃんのドレス姿やらしかー! 見たかー! ブヘヘ』と言ってくれた。 源さんはさぁ…
39 19/06/03(月)21:40:13 No.596360654
サンキュー乾はんの描く世界観が好き過ぎる…
40 19/06/03(月)21:40:41 No.596360815
途中までめっちゃコメディだったのに!
41 19/06/03(月)21:40:58 No.596360903
内面は意外とピュアな純子と 内面は意外とドロドロな愛いいよね
42 19/06/03(月)21:41:39 No.596361121
あまりにも無粋でありりんすが一応解説を乗せると 幸太郎はんに女の子アピールをすることで距離を徐々に詰めていき 死人アピールをすることで幸太郎はんを縛り付けて アイドルとしての天珠を全うしたら幸太郎はんにタイトル通りの言葉を言う計略でありんす その後の幸太郎はんはご想像におまかせささんす
43 19/06/03(月)21:41:43 No.596361143
途中までの愛はすごいやーらしかなのに
44 19/06/03(月)21:41:57 No.596361218
たしかに白雪姫ゾンビものと言えばそうか
45 19/06/03(月)21:42:01 No.596361237
愛ちゃんでこういうドロッドロの内面書けるのマジすげえ…
46 19/06/03(月)21:42:37 No.596361435
サンキュー乾で全てを理解した サンキュー乾の人だったか… 相変わらずいい情念の籠ったモノを書く
47 19/06/03(月)21:43:05 No.596361583
噛み痕愛ちゃんといいサンキュー乾はんの描く内面ドロッドロ愛ちゃん大好き
48 19/06/03(月)21:43:38 No.596361759
>その後の幸太郎はんはご想像におまかせささんす 描きなんし!
49 19/06/03(月)21:44:56 No.596362203
22:選ばないなら、灰に戻せ ひっ
50 19/06/03(月)21:45:22 No.596362340
愛ちゃんは貪欲だから…
51 19/06/03(月)21:45:35 No.596362405
すげえ・・
52 19/06/03(月)21:46:27 No.596362672
愛ちゃんは何事も全力なお人
53 19/06/03(月)21:46:40 No.596362746
忘れるな お前が蘇らせたんだ 忘れるな お前が選んだんだ 忘れるな ゆめゆめ忘れるな
54 19/06/03(月)21:47:58 No.596363164
>それでも彼女達は蘇ったのだ。 >生き返ったのだ。 >確かに生き返らせたのは私かもしれない。 >だが。 >だが、生きるのは彼女達自身だ。 こことか凄くいいモノローグなのに…愛ちゃんが…
55 19/06/03(月)21:48:25 No.596363330
ドロドロ情念篭った文描くの上手いなあ
56 19/06/03(月)21:49:26 No.596363636
巽が何重にも縛られる…
57 19/06/03(月)21:50:35 No.596363998
何も言わず目を閉じたのは多少ワンチャン狙いもあったのかな思うと可愛い
58 19/06/03(月)21:51:12 No.596364194
どうせ死なないんだから積極的に毒林檎を食いに行くのは間違ってない いや比喩表現だけど
59 19/06/03(月)21:51:39 No.596364331
>死人アピールをすることで幸太郎はんを縛り付け これ武器にする容赦なさよ
60 19/06/03(月)21:53:31 No.596364961
この巽に生きた嫁さんはとても出来そうにねえな…
61 19/06/03(月)21:54:45 No.596365347
ガタリン姉さんと話すだけで忘れるな楔を打ち込んできそう
62 19/06/03(月)21:55:45 No.596365668
ゾンビィの死人ボディに触れさせるのも計画とかもうね
63 19/06/03(月)21:56:15 No.596365846
頭脳派ドロドロ愛ちゃんの時代到来か!?
64 19/06/03(月)21:56:15 No.596365852
頭のいい愛ちゃんは想像していなかったわ 白雪姫が王子様を手に入れるためにやったという説もあるのか
65 19/06/03(月)21:57:05 No.596366103
子供の童話をそういう解釈する泥々メンタルよ
66 19/06/03(月)21:57:47 No.596366326
頭のいい愛ちゃんてだけで衝撃だわ すごい失礼で笑ったが
67 19/06/03(月)22:00:28 No.596367096
ゾンビィの身体かつ巽の都合で蘇らせた存在て武器を いざて時はフルに使ってくる女…怖い
68 19/06/03(月)22:00:43 No.596367192
これがギャグなら怪文書の9割がギャグになるのでは?
69 19/06/03(月)22:01:51 No.596367562
前髪のからくりもこわかー!
70 19/06/03(月)22:02:28 No.596367751
ギャグかな…ギャグかも…
71 19/06/03(月)22:03:26 No.596368007
サンキュー乾の人のゾンビィは生者に己の存在を刻むからな…
72 19/06/03(月)22:04:36 No.596368373
純子ちゃんも愛ちゃんもアイドルとして終わった後には…ってベクトルは同じなのに落差がひどい
73 19/06/03(月)22:04:42 No.596368418
サンキュー乾でコメディ中和されるが ゾンビィらの内面は一貫して重いんだよな
74 19/06/03(月)22:06:12 No.596368920
白雪姫って怖い話なんですね
75 19/06/03(月)22:08:27 No.596369600
持ち直せたとはいえ死人アピール実際効いてるのがね…
76 19/06/03(月)22:09:32 No.596369937
純子は意外と爽やかな恋愛観で 愛が意外と執着や未練強いドロドロ恋愛観て 解釈は面白い
77 19/06/03(月)22:09:47 No.596370033
巽にとっての聖域は10000源で出来てるさくらだけだ 他のゾンビに執着を向けられてる事には欠片も気付きはしない
78 19/06/03(月)22:12:51 No.596371048
怖いけど原動力が愛だから美しい
79 19/06/03(月)22:12:56 No.596371084
? 徐々に最小値が100源に近づいて行っているでありんすよ?
80 19/06/03(月)22:13:16 No.596371180
サンキュー乾の人のは愛ちゃんだけじゃなく姐さんの執着も凄い
81 19/06/03(月)22:15:51 No.596372078
お前が蘇らせたくせに お前が蘇らせたくせに お前が蘇らせたくせに
82 19/06/03(月)22:17:17 No.596372561
前半のイチャイチャがすごく可愛い良怪文書ですね!
83 19/06/03(月)22:17:30 No.596372626
重いの大好物
84 19/06/03(月)22:18:43 No.596373014
よか…