ここでは虹裏imgのかなり古い過去ログを閲覧することができます。
19/05/01(水)23:23:36 No.588001883
雨の影、空を覆う雲にぐずついた天気。その上で一人、閃刀姫。 悲しみを雨に例えるのは至って平凡な詩的感覚だが、それを防ぐ傘はあるのだろうか。それを防ぐ術はあるのだろうか。 それへの解として適切なものかどうかは分からないが、一つの真理。雨は雲の下に降る。 彼女は雲の上まで飛んだ。イーグルブースターを加速し、偵察飛行をするように。見渡す限りの雲の上はこの世界に降る雨を知らず、遥か遠くの灼熱ばかりが眩しかった。少し下を見れば厚雲の灰色。争いばかりの世界。レイのよく知る世界。 深く溜息を吐いて、太陽を見た。空には境界線がないというのに。 「どうですか、具合の方は」 「体は回復しました!戦えます!」 男の瞳は夜空を映した磨り硝子のように奇妙な曇りだった。 彼は私の『担当』だと言い、それ以外の私的な話をすることはなかった。いつでも、光の無い瞳で私を見つめていた。 「……そうですか。ではまず問診から始めます。先週から何か体調に変化は……」 「何も変化はありません。バイタルサインも平常時のものと何ら変化はありません。早く、前線に私を出して下さい!」 レイの主張に彼は溜息を吐いた。これも毎回のやりとりだ。
1 19/05/01(水)23:23:46 No.588001941
彼女は今や、終戦と共に手放された兵器だった。その名残だった。 「早く戦線復帰しないと……この国のためなんですよ!」 彼女の悲痛な訴えはしかし、その主題が最早間違っていることも知らないのだろう。 我々は、彼女は、もう戦火の中には存在していない。我が国はついに降伏し、今は講和条約の取り決めの為に政治家が奔走している最中だ。 彼女はというと、破壊されたとある前線基地の生き残りだ。我が国が縋りつく希望であり、勝利へ続く唯一の筋道であり、途絶えたものだった。 「検査の結果は月末になります。そこで基準に達すれば貴方は異動となります」 嘘をしゃぼんで包んで弾けぬようにと祈る。それが与えられた指令であり、使命なのだから。 「……かしこまりました」 少女の面影が強く残るそれは、俺の眼には兵器には映らなかった。罪悪感ばかりが落ち葉のように積もっていく。どこかから風が吹いて、これを吹き飛ばしてくれればいいのに。 「分かって頂けたようで何よりです。さあ、部屋に戻りましょう」 彼女の長い髪が、風に揺れた。ちょうどこんな風に、いい風を、必要としていた。けれどこれっぽっちも救われそうにない。
2 19/05/01(水)23:24:03 No.588002026
「……以上の通り、X-000は安定しています。最近では自身を戦線に復帰させるようにと……」 「何?」 軍部から来た将校は書類の束を投げつけた。その報告書を作るのにどれだけ時間をかけたかも知らないで。 「お前はそこまであれに発言や思考の自由を与えているのか?」 「……申し訳ございません、二度とこのような事がないように致します」 「黙れ!」 「ぐっ!」 鋭い痛みが肩に走った。木剣の一振りを打ち込まれていた。窓を背に軍人は冷酷な眼光を覗かせる。命を取らないことが慈悲だと、そう告げるように。 「当たり前だ、あれはもう死んでいる。……まあいい、どうせもう二度と報告をする必要もなくなるだろう」 「それは……」 「条約の条件だ。鹵獲されたX-001他の装甲からX-000自身のデータの提出を要請された。秘密協定、というものになるだろうが……賠償金と領土の一部と引き換えにな」 それが意味することは単純だった。彼女を、レイを列強国に引き渡し、実験体とすることを了承する。そこで身の安全が確保される保証など当然ない。 いつの間にやら空には日が差したというのに、まるでそんな気はしなかった。
3 19/05/01(水)23:24:23 No.588002128
「どうですか、具合の方は」 俺の言葉に、彼女はいつものように胸を張った。 「絶好調です!結果が出るのが楽しみです、早く復帰して皆を守らないと」 その顔には苛立ちと悲愴が同居しており、明るい調子とは裏腹の印象を与えた。それは悲しみを抱き締めているように見えた。 「……これは内密の話なのですが」 自分でも、そう告げていることに驚いた。同情したのか?それとも、区切りを必要としているのか、俺自身が。 「貴方の異動の話が持ち上がっています。……もしかすると」 「本当ですか!」 彼女は咄嗟に俺の手を取っていた。重なった手を振られ、一瞬の気まずい沈黙。 「あっ!……大変失礼しました!私、つい……」 「……」 その仕草は姉さんを思い出した。血の繋がりはないが、孤児院で泣きじゃくる俺をそう呼んでいいと言ってくれた人。出会って半年もしない内に彼女はある計画の被験者に志願した。国家を救う為の決戦兵器、その適合者候補の一人だった。けれど。 「大好きなこの国の役に立てるんだ!私、貴方を守ってあげるからね」 彼女は帰って来なかった。一枚の手紙が彼女の死を告げたが、それは嘘っぱちに思えた。
4 19/05/01(水)23:24:42 No.588002210
「大好きなこの国の役に立てると思って……」 凍えの大粒が熱を持って頬を流れていった。いくつも、いくつも、硝子玉のように。 姉さん。 意図せず漏れた弱みに彼女は目を丸めた。明らかに年上の男がそう呼んだことに?それとも目の前で涙を流すことに? 「あ……その……」 それから彼女は二三見回して、俺を抱き締めた。 「……辛い思いをされたんですね。私が必ずこの戦争を終わらせますから。これ以上列強の好きには……」 ぽろりと、首筋に熱いものが落ちた。不規則な足音のように何度か続いた。 「私が……私がもっと強ければ……」 嗚咽はどちらのものか不鮮明になっていった。二人はしばし、互いの弱みを互いに曝け出した。それで何も解決しないことなど知っていたのに。 心に積もった罪悪感は雨が降り、落ち葉は水を吸いどっと重くなっていた。これが危険な兆候だということは自分でもわかっていたが、俺はどうしたくもなかった。ただ、このままにしておきたかった。 彼女の背負う罪の重さが、背負い込む必要のなかったものが、その時ほんの少しだけ見えたから。俺はただ、そこに加わることしかできなかった。
5 19/05/01(水)23:25:01 No.588002308
その日から、俺と彼女の関係は少しだけ変わった。彼女は変わらず戦線への復帰を口にするが、その一方で明るく微笑むことが増えた。 あどけない少女の顔で、それが兵器としてではなく心を持つ一人の人間のものであることは明らかで、けれど、それをまっすぐ見ることはできなかった。 雑談が増える度に、彼女の存在が大きくなっていった。姉の思い出と、職務と、そして一人の女性に惹かれる気持ちの三者が坩堝で煮詰められたように。 「レイさん、貴方は戦うことが怖くはないんですか」 「ええ!……閃刀姫の開発の間に何人も友達を失ったんです。私を支えてくれた人、私が支えたかった人……そんな人が沢山。閃刀姫に選ばれてからも、もっともっと助けられた人はいた筈なんです。今もそう……」 青く美しい瞳の湖に一瞬、影が走る。彼女を動かす兵器としての奉仕はいつまでも、彼女の贖罪の中にあるのだろうか。 「この前、言っていたじゃないですか。『姉さん』って。その時のこと、覚えていますか?」 「勿論」 あの時こうしたのも?そう言って彼女は俺の手を取った。両手を包まれ、ゆっくりと振って。 「私が訓練生の頃、友人にやってもらったんです」
6 19/05/01(水)23:25:18 No.588002397
「こうやって、手を包んで、振って、えーっと……確か……」 「だぁいじょうぶ、だいじょうぶ」 彼女の言葉に続けて俺は言った。それは姉さんの口癖だった。何もかもを失い泣いていた俺を励ましてくれた時の言葉。 「そうそう!……私、ある人にそうやって励ましてもらったんです。……ですがどうしてあなたが……」 「その人が、俺の……」 ああ、だからか。時計の鐘が鳴るように、歯車が丁度噛み合うように、心にすっとはまるものがあった。 「……そう、ですか。……私を支えてくれたあの人が、貴方の。……不思議ですね、全然似ていないのに、何でだか思い出しちゃうんです、お姉さんのこと」 先に落ちた瞳の影は煌めきの一滴となりそこに残っていた。俺には拭うことが出来なかった。 日に日に積もる罪悪感は重く大きくなり、それが俺を押し潰そうとしていたからだ。 俺には何が出来るのだろう。彼女に何を。 そんな風な思考が生まれることを最早止めることが出来なかった。慕情は不確かな糸で、けれどそれは最早織り込まれていた。苦しみの中で、欺く中で、それでも触れていたかった。或は真実かやがて訪れるその時から目を逸らすように。
7 19/05/01(水)23:25:41 No.588002530
「レイさん、いいですか?」 「もちろんですよ!」 いつからだろうか。鬱陶しい役人を見る瞳から信頼や親愛の浮かぶそれに変わったのは。俺はいつまで欺けばよいのだろう。もうそんなことはしたくなかった。 「これから大事な話をします。検査の結果にも、貴方の異動にも関わることです」 「はい!」 元気よく言った彼女の笑顔に、心臓を深く貫かれたような気分になった。それでも、言わねば、言わねばならない。 「……俺は、貴方に嘘をついていました」 戦争がもう終わったこと、列強国に降伏をしたこと、講和条約の条件にその他の兵器と共に彼女そのものを明け渡すという話が進んでいること、俺は今日、彼女にそれを告げなければいけないということ。 「……レイさん、逃げましょう。列強の捕虜……それが意味することは分かるでしょう!おぞましい人体実験や、死よりもひどいものが……」 彼女は笑った。今までのいつより高らかに。 「なるほど。つまり彼らは結局私に勝てなかったからそうしようというのですね。いいでしょう、構いません。それが和平の条件なんですよね?私はこの国が大好きですから、その為に命を捨てるなら……」 雫が一滴、零れた。
8 19/05/01(水)23:25:58 No.588002627
「あれ……?不思議、ですね。どうしてでしょうか。……今までずっと、ずっと、死ぬことなんて怖くなかったのに……どうして……」 噛み締めるように彼女は言った。空っぽの掌に解答を探した。どこにも見つからなくて、首を振った。 何もかもが痛々しく、悲しかった。 「変になっちゃったみたいです。私……」 その掌を、空っぽを俺のそれで包んだ。そっと上下させて、歌うように口ずさんだ。「大丈夫、大丈夫」と。 レイは瞳を丸めた。いつぶりか、けれど懐かしくはなかった。 自分の気持ちを伝えることは容易い。けれど、今、それをするのは卑怯に思えた。 「逃げましょう。貴方は……貴方たちは十分過ぎる程自分を犠牲にしました。もういいんです。自分の幸せを生きても良いんです……鍵は開けておきます、今夜、普段の飛行場に来てください」 「待って下さい!」 彼女は半ば強引に俺を掴んだ。 「……貴方の気持ちを教えて下さい。例え離れ離れになっても、その言葉を私の希望にしますから」 濡れた瞳が俺を見つめていた。俺のそれも酷く湿っていて不鮮明で、泣き顔がどんなものか詳細は分からない。 「……貴方を愛しています」 「奇遇ですね。私も、です」
9 19/05/01(水)23:26:16 No.588002741
彼女は訪れた。これが今生の別れだという覚悟はしていた。朝になれば見つかって俺は処刑されてしまうことも。それでもよかった。偽らないでいることは気持ちが良かった。 雨と雲は二人を隠すには都合よく、きっと彼女が逃げられるような気がしていた。 「レイさん、来てくれたんですね」 「……一つだけ、お願いしてください」 彼女の瞳は闇の中で尚も明るく輝いていた。暗視ゴーグル等が無くても良いように改造を受けているのだろうか、そんな考えがよぎる。 「一緒に来てください」 「駄目だ!イーグルブースターは一つしかない!」 「私が貴方を抱えます!」 「そんなことをしたら速度が落ちる!貴方が飛べば数分以内に気付かれる、一人なら逃げ切れるだろうが俺を抱えてなんて……」 彼女はゆっくりと首を振って言った。「二人じゃないと意味がない」と。 「……私はこの国が大好きです。それ以上に、きっと貴方が大好きなんです……見つからなければ、迎撃すれば大丈夫です!私を信じて下さい」 強い決意を、救国の希望として幾度となく掲げられてきた表情で彼女はいた。誰もが信じられる希望で、俺も例外ではなかった。
10 19/05/01(水)23:26:33 No.588002849
「やはりX-000を連れ出そうとしたか」 軍靴の音と共に顔を覗かせたのは将校だった。後ろには何人も兵士を連れ、銃口が夜にきらりと輝いていた。 「お前があれに執心なのは分かりやすかったからな。だが……まさか裏切ることになろうとは、残念だよ。X-000諸共死んでもらおう。列強には反乱を起こし自害したとでも伝えておこう」 「閃刀起動-エンゲージ!」 銃声よりも早く、彼女は飛んでいた。両手に俺を抱えて、すぐに兵士たちは点になる。 「ふふん、見ましたか!さあ、このままどこまでだって逃げましょう!私の魔法があればGも気圧も心配ありません!二人だけの場所を見つけて、そこで……」 雲を突き抜けると、星々に見つめられているような気がした。行く当てもない空の旅が、どうにもロマンチックに映った。 「違う大陸で、二人のお店を作るのはどうだろう?一緒に起きて、寝て、ご飯を食べて、お話をして……レイさん……貴方のことを……もっと知りたい……」 「……ええ、そうですね。一緒に年を取って、死ぬ時まで一緒に居ましょう」 「死ぬ時、なんて……はは、先は長いですね」 レイは俺をちらりと見た。それきりずっと前を向いていた。
11 19/05/01(水)23:26:49 No.588002931
ああ、そういえば、名前を聞くのを忘れていました。 どこで生まれたのかも、どんなものが好きなのかも。私たちは互いの気持ちは知っていますが、それ以外のほとんどを知らないままでした。 「ねえ、まだ、起きてますか?」 「……はい」 彼の白衣には真っ赤な花が咲いていた。その茨に蝕まれ散るというのに、気にも留めずに彼は微笑んでいた。 「ほら、もうすぐ夜が明けますよ」 「本当……ですね」 やがて雨雲は途切れた。眼下には海が広がっていて、どこにも陸は見えなかった。 「……綺麗……でも……レイさん、貴方程では……」 その先の言葉は聞こえなかった。もう、言葉が喉を震わせることはなかった。 いっそ、ここで全て諦めてしまいたかった。彼は気付いていないがイーグルブースターも銃撃で一部が破損し、燃料が残りわずかとなっていた。こんな絶望を彼は知らなくても良い。私は、希望なのだから。 両腕に抱きかかえた男は逝った。愛した男は逝ってしまった。けれど私は飛ばねば。彼の死を無駄にしないために、逃げて、でも、もう。 「本当に、綺麗ですね」 ぴたりと空中で止まり、残り時間を数えた。残り約1分。
12 19/05/01(水)23:27:08 No.588003044
朝焼けが見つめる中でレイは彼の手を取り、そっと振った。 「大丈夫、大丈夫」 私は貴方と一緒ですから、今は怖くありません。 後悔は沢山ありますけれど、やり残したことも沢山ありますけれど、それも全部一緒じゃないと意味がないものですから。 朝焼けに見つめられ、愛した男を抱き締めたまま、少女は海に向かって落ちていった。空は爽やかに晴れていた。 悲しみを雨に例えるのは至って平凡な詩的感覚だが、それを防ぐ傘はあるのだろうか。それを防ぐ術はあるのだろうか。 それへの解として適切なものかどうかは分からないが、一つの真理。雨は雲の下に降る。 私を雨雲の外に連れ出してくれた人。愛する人。私もすぐに同じ場所に向かいます。そちらでも、ずっと、一緒にいましょうね。やり残したことを沢山しましょうね。 海水が彼女を受け入れた。すぐに、レイの意識は遠くなっていった。 (終)
13 19/05/01(水)23:27:25 [終] No.588003155
「ふぅー……ようやく終わりました!」 「あっ、レイちゃん。お疲れ様。何か凄い集中してたね」 「分かりますか?流石マスター!お嫁さんをよく見ていますね!」 レイちゃんが鼻を鳴らして笑う時は大体ろくでもないことをしている時だが、今日はそんな風には見えなかった。 「私が記事を任されている月刊決闘者通信で……」 「すいませーん!編集のディアボロスですー!レイさーん!締め切り過ぎてますけど連絡してくださーい!」 なんだか賑やかになってきたけど僕の家は人間用であってモンスターサイズに作られてはいないぞ。 攻撃力があるモンスターに殴られたら玄関が吹き飛びやしないか心配だ。 「ちょっと!私とマスターの愛の邪魔をしないで下さい!原稿データは送信しますから!……とまあマスター!私が掌編やコラムを書くコーナーがあるんですよ!」 さーあ、原稿も終わっていい時間ですしエンゲージエンゲージ! レイちゃんがそう言って僕に飛び込んだ。風呂まだ入ってないのに……でも今日はレイちゃん元年最初の日だし仕方ないか。 「おいでレイちゃん、一緒にお風呂入ろう」 「はい!」 ……でもレイちゃんってどんな話を書くんだろうなあ。
14 19/05/01(水)23:28:39 No.588003582
力作すぎる…
15 19/05/01(水)23:29:15 No.588003808
無駄に文才あるなレイちゃん…
16 19/05/01(水)23:30:13 No.588004116
レイちゃんその文才をエンゲージの台本に活かせばいいんじゃ…
17 19/05/01(水)23:31:15 No.588004472
なげえ! 年末以来か
18 19/05/01(水)23:32:31 No.588004888
本気出せば凄いのに普段は雑なエンゲージしかしないのが実にレイちゃんだよ!
19 19/05/01(水)23:33:36 No.588005229
レイちゃんはエロはぐだぐだ前置きしないでスッキリ抜けるのがいい派なのかもしれない
20 19/05/01(水)23:33:39 [sage] No.588005244
令和元年なのに小走り破滅エンジンしか走らせてないことに気付いたから何か書こうと思って書きました レイちゃんがエンゲージの際に使う魔界台本の原作はレイちゃんが書いていると思います 「つまり完全自家発電ということですねマスター!私が原作!私が台本!演じるのは私とマスター!二人は天国でいつまでもエンゲージをして過ごしましたとさめでたしめでたし!」 「台無しにも程があるよ!?」 慌てて彼女を止めようとするが出足払いで簡単に倒されてしまった。 「実は私とマスターの前世がこれでこの世で巡り会えたのは奇跡(W)とかでもいいですよマスター!」 余韻とかそういうものはないのかレイちゃん。ないんだろうな。 「……というかレイちゃんって結構そういう話好きだよね。ドラマチックな恋愛とかに憧れてるの?」 「いえいえまさかそんな……というか元々から言うと私がこっちの世界に来るのも十分ドラマチックだと思いませんか?これがラブコメなら一本書けますよ多分」 確かに……
21 19/05/01(水)23:35:35 No.588005910
ここにいる私が幸せすぎるので創作の中では悲劇のヒロインを演じるという訳ですよマスター分かりますか
22 19/05/01(水)23:37:27 No.588006565
リアル世界の方の昼ドラにも影響受けてそう
23 19/05/01(水)23:38:20 No.588006850
長すぎてびっくりした
24 19/05/01(水)23:39:17 No.588007115
レイちゃん逆お姫さま抱っこ好きだな! されるのも大好きな癖に!
25 19/05/01(水)23:39:22 [sage] No.588007144
>なげえ! >年末以来か ちゃんとした話を書いたのは年末以来でした 毎晩のエンゲージにすっかり文体が調教されて雌犬レイちゃんがへこへこしたのでなでなでして雌犬スイッチが入ったみたいな文章に戻らないようにするのに大変でしたというかつまりレイちゃんが調教されているように見えて本当に調教されているのは僕だったというわけか!? 「ふふん気付きましたかマスター!私がマスターの雌犬であるように!マスターも私のバター犬なのです!」 やめなよ特殊プレイ夫婦みたいじゃん。 「マスターに跨られて!休むことなく必死に腰を振られ!激しく求められる!そういうのもいいと思いませんか?」 「レイちゃんさっきからテンション高くない?」 「これはクールダウンみたいなものですー。真面目な話を書いた後はこうやって濃度の高いイチャイチャでマスターを補給しないといけないんですマスターマスターマスターマスター……」 さっきからレイちゃんの方が腰をへこへこさせてるわけだけど……盛りのついたわんちゃんみたいだよ。 「こらレイちゃん、我慢」 「は?今日はレイちゃん和姦元年ですよ!」 無敵か。
26 19/05/01(水)23:40:39 No.588007494
でも悲しいお話のあとは激しいエンゲージよりいっぱい愛し合うエンゲージしたいよレイちゃん
27 19/05/01(水)23:42:33 No.588008066
今の発情しまくってるレイちゃんを見たらこの創作レイちゃんが泣いちゃうんじゃないの… あまりにも雌犬すぎる…
28 19/05/01(水)23:43:26 [sage] No.588008360
>レイちゃん逆お姫さま抱っこ好きだな! >されるのも大好きな癖に! 「私は閃刀姫ですしマスターにお姫様抱っこされてもいいのでは?というわけでお願いしますマスター!」 「……頑張るけど……」 親戚の子供たち(×6)に腰を破壊されてしまった今の僕には……いや!ここでやらねば男がすたる!見てくれレイちゃん僕の愛! 「ぐあああああ!」 「LPが0になる時みたいな悲鳴上げないで下さいよ!?」 「ああ……ごめん……僕はゴミだよ……」 「んもー仕方ないですねーマスターは!今日はゆっくりご奉仕エンゲージですね!あっ、抵抗しない方がいいですよこれ以上痛めると悪いので!」 抵抗って。
29 19/05/01(水)23:43:56 No.588008519
いい話だった 楽しかったよ
30 19/05/01(水)23:44:48 No.588008776
でもおかしいな…腰を痛めているとはいえ女の子をお姫様抱っこくらいは… ひょっとしてレイちゃん太った?
31 19/05/01(水)23:45:51 No.588009088
あれ確か前は「」スターに軽々抱っこされてましたよねレイちゃん? どこか太りました?
32 19/05/01(水)23:47:14 No.588009510
レイちゃん最近はマスターにやられっぱなしで自分で動かなかったもんね
33 19/05/01(水)23:47:16 No.588009521
>今の発情しまくってるレイちゃんを見たらこの創作レイちゃんが泣いちゃうんじゃないの… >あまりにも雌犬すぎる… 今日はアナルセックスで感じまくるレイちゃんも見たぞ! イチャラブ逃避行したけど!
34 19/05/01(水)23:50:25 No.588010446
なんなのレイちゃんは逃避行が好きなの 2人きりの世界が好きなの
35 19/05/01(水)23:50:37 [sage] No.588010515
>でもおかしいな…腰を痛めているとはいえ女の子をお姫様抱っこくらいは… ひょっとしてレイちゃん太った? 胸の脂肪が増えたかもしれませんね!胸の!脂肪!いわー巨乳ですから!マスターに揉まれてどんどん大きくなってますから! 「ねーマスター?どうですか?授乳プレイとか興奮しますか?」 「届かない……」 「は?」 「レイちゃんの胸に届かないよぉ……」 ……恐らくそれは気のせいでしょう。決して私のバストサイズの問題ではありませんし!そもそも女は胸じゃないです! 「……じゃあどこが太ったの?このお腹周りか!お尻か!太腿か!ぺちぺちしちゃうぞ!」 「きゃー恥ずかしいですマスターもっとやってください!」 「少しは気持ちを隠そうとしようよ……」 んー……でも確かにお尻を叩かれるとお肉が少し揺れているような……まあ気のせいでしょう!毎日エンゲージしてますし! 家にいる間も一人エンゲージしたりテレビを見たりご飯食べたり家事してますし!
36 19/05/01(水)23:53:10 No.588011294
レイちゃんはくっ殺軍人ロマンチストエンゲージ脳……?
37 19/05/01(水)23:53:33 No.588011411
ゴロゴロしてるからお肉ついちゃうんだよ!
38 19/05/01(水)23:55:33 No.588012020
は?毎晩エンゲージして汗ながしてますし?
39 19/05/01(水)23:56:22 No.588012269
いいですか私の胸のサイズについては公式で分かっていない以上巨乳の可能性も捨てきれないのです 今度出る設定資料集に何かあるかもしれませんが間違いなく巨乳です
40 19/05/01(水)23:58:40 No.588012939
レイちゃんの魅力の一つはびっくりするくらい細いモデル体型だから太っちゃだめだよ!
41 19/05/02(木)00:00:58 No.588013761
>なんなのレイちゃんは逃避行が好きなの >2人きりの世界が好きなの 愛の逃避行!二人だけの世界!憧れますね! 新天地で周りからは何も知らないイチャラブ夫婦だと思われたいですよね! 「レイちゃんそういうの好きだね」 「え?マスターは憧れませんか?ある日出会った運命の人と二人で新世界へ……みたいなの!」 「空から女の子が降ってきて日常が非日常に……みたいなのはその系列に入るのかな」 ふーんマスターはそういうのが好きなんですねへーはー。 「浮気ですね」 「何で!?」 「どうせ突然やってきた女の子に……あれ?」 そう言えば私とマスターの出会いってそういう感じ……。……ふふんやっぱりマスターは私一筋ということですか! 「マスター!大好きですー!」 「テンションの落差おかしくない!?」
42 19/05/02(木)00:01:19 No.588013876
スッと怪文書がお出しされてLPが半減した気分だ
43 19/05/02(木)00:02:30 No.588014185
俺はレイちゃんをサクリファイスで装備品にしたいマン!
44 19/05/02(木)00:02:58 No.588014329
レイちゃんが空から降ってくるって絶対リンク体だよね
45 19/05/02(木)00:03:11 No.588014402
自演スレ
46 19/05/02(木)00:03:53 No.588014632
>レイちゃんの魅力の一つはびっくりするくらい細いモデル体型だから太っちゃだめだよ! 「マスターがそう言うなら……はーしかしダイエットとなるとまたきっついトレーニングしないといけませんねー。家に帰ったら女の子の汗の匂いが充満していて?お嫁さんとエンゲージしたくてムラムラが爆発しそうなマスターに襲われたり?普段なら返り討ちなんですけどね?でも疲れてるからそのままやられて負けそうになっちゃったりとか?そういうのですね?」 「何もかもをエンゲージのダシにしようとするよね……」 「マスターとイチャイチャするのが私の理想ですから!」 と言うわけで明日からトレーニングしてマスターの大好きなモデル体型レイちゃんのトランジスタグラマーボディを堪能させてあげましょう! 「僕はゴリウーも好きだからねレイちゃん」 「……今そういうこと言わなくていいんですよややこしいから!」 「え?え?」
47 19/05/02(木)00:04:00 No.588014664
>俺はレイちゃんをサクリファイスで装備品にしたいマン! サクリファイスに手足が飲まれてるのいいね…
48 19/05/02(木)00:04:38 No.588014886
え?今日はマスターに手足を封じられてのエンゲージですか!?
49 19/05/02(木)00:05:13 No.588015045
>「僕はゴリウーも好きだからねレイちゃん」 腹筋凄そうだよねレイちゃん 今のレイちゃんはぷよぷよしてそうだけどな!
50 19/05/02(木)00:05:30 No.588015133
サクリファイスがエーデルちゃんの恋を応援するのを見たせいで割りと恋路は邪魔せずペガサスのノリもするイメージが付いてしまった
51 19/05/02(木)00:05:37 No.588015154
装備品にされる気持ちを味わっちゃうんだ…
52 19/05/02(木)00:06:40 No.588015428
サクリファイスさんには国防もお世話になっているんですよ まぁアニマの方ですけど
53 19/05/02(木)00:08:17 No.588015920
レイちゃんに装備させたいのは指輪なんだよな…
54 19/05/02(木)00:08:47 No.588016063
>え?今日はマスターに手足を封じられてのエンゲージですか!? 「拘束エンゲージと言うと私はついうっかり拘束具を破壊してしまうことがあるので出来れば魔法的なやつでお願いしたいのですが……」 そんなレイちゃんの為に用意しました六芒星の呪縛! 「これに半身を封じられる感じですねふむふむ……」 壁尻みたいな状態になってしまった。 「ちょっとマスター!これなんか違いません?」 「レイちゃんが考えなしに突っ込むから……まあたまにはこう言うのもいいんじゃないかなー」 ぺちぺちとお尻を叩くとやはり贅肉が気持ちよく揺れていた。太腿も同様である。 「こんなの……誰とも知らないマスターに犯されちゃうみたいじゃないですか!マスター以外の男に汚されちゃいます!やめてくださいマスター!」 素早く順応してくるなぁ。
55 19/05/02(木)00:08:57 No.588016122
>サクリファイスがエーデルちゃんの恋を応援するのを見たせいで割りと恋路は邪魔せずペガサスのノリもするイメージが付いてしまった 「ユーのマインドは手に取るようにわかりマース…。今夜のマスターは比較的溜まってマス。」
56 19/05/02(木)00:10:34 No.588016619
>レイちゃんの自演スレ
57 19/05/02(木)00:11:44 No.588016907
>レイちゃんに装備させたいのは指輪なんだよな… 「破壊指輪がありますよ!浮気したらもちろん爆発します」 物騒なことを言いながら彼女は棘だらけの指輪を取り出した。 「……それ付けたら危なくない?」 「ですね……」 ですがこの破壊指輪や破壊輪でヤンデレ主従プレイというのも中々……! 今度ゆっくり休日にでもやりましょう! 「私を愛してくれない貴方なんて要りません!死んでください!みたいな感じですね。……爆発しないと絵面的に危なかっしいだけですね」 「やっぱり普通の首輪でいいんじゃ……」 おやおや?首輪をつけてわんわんプレイをしたいって?
58 19/05/02(木)00:13:29 No.588017378
はぁー!マスターが私に首輪を望むのなら仕方ないですね! 今夜はマスターに忠実な賢いわんわんになるしかないですね!
59 19/05/02(木)00:13:52 No.588017480
>腹筋凄そうだよねレイちゃん >今のレイちゃんはぷよぷよしてそうだけどな! 幸せ太りですから…
60 19/05/02(木)00:15:50 No.588017979
>はぁー!マスターが私に首輪を望むのなら仕方ないですね! >今夜はマスターに忠実な賢いわんわんになるしかないですね! お利口レイちゃんはなでなでわしゃわしゃするね…
61 19/05/02(木)00:17:04 No.588018322
あっあっ…もっともっと…
62 19/05/02(木)00:17:53 No.588018529
やっぱりだけんじゃないか!