19/01/02(水)23:02:06 「う……... のスレッド詳細
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画像ファイル名:1546437726175.jpg 19/01/02(水)23:02:06 No.559142330
「う……ん」 二階堂サキは小さく呻くと、ぴくぴく瞼を震わせたのち、ゆっくりと瞳を開けた。 古い木張りの天井をぼんやり仰いだあと、状況を確かめるように瞳を動かす。 背中と後頭部に伝わるマットレスの感触は、ベッドに寝ている事を彼女に知らしめた。 カーテンの閉じた窓から差し込む夕日は濃く、部屋の中を赤く染めている。 ここでようやく異変に気付いたのか、不安げにキョロキョロと辺りを見渡し始めた。 「どこだ…ここ…」 上体を起こそうと身じろぎをしたサキは、自分の両手首が縛り付けられている事に気がついた。 はっと息を飲み、両脚を動かそうと試みるも、やはり緩く開かされたまま動かない。 大の字に似た形でサキはベッドへ縫い止められていた。 「アタシ…なんで縛られとんだ…?」 「たしか買い出し行って…そのあと…?いっちょん思い出せん…!」 「くそ…!こがんもん…!」 四肢に渾身の力を込めるも拘束はびくともしない。二階堂サキは、さながら標本にされた蝶のようだ。
1 19/01/02(水)23:03:25 No.559142752
《気がついたようだな》 男の低い声にサキは身じろぎを止めた。 唯一自由になる頭を起こし、胸越しに声の方へゆっくりと視界を向ける。 部屋の暗がりから、怪しげな男がのそりと現れた。斜陽に浮かび上がったその顔を見た瞬間、サキは琥珀色の瞳を見開いた。 「てめェは……!」 その男には見覚えがあった。チェキ会のときも、ライブのときも、暗い眼差しで見つめていた男だ。その視線の厭らしさをサキは体で覚えていた。 「てめェがアタシば攫うたんか…!」 恐怖に声を震わせながらも懸命に男を視界の中心に捉え、形の良い眉を顰めて眉間に力を込める。 《ふっふっふっ…》 誘拐犯は問いには答えず、恐怖を煽るように喉を鳴らしながらベッドの傍らに立つ。 何の表情もない顔がサキの顔を覗き込んだ。 ぞくりと小さく肩を竦めたサキは、それを気取られないように精一杯の眼光で立ち向かった。 《伝説の特攻隊長がこんなにもあっさりと捕まるとはなあ…2号…いや…二階堂サキ》 信じがたい言葉が男の口から放たれた。 サキは冷水を浴びせかけられたかのように身体を震わせる。
2 19/01/02(水)23:05:08 No.559143288
「なして…なしてそん事ば知っとっつか!」 《なぁんでも知っているぞ。お前のことはな》 衝撃の言葉に素直に動揺する姿は男を存分に愉しませた。 太い指が細い顎を捉え、親指で下唇をめらりとめくり白い歯を剥き出させる。 羞恥に頬を染めたサキは、小型の肉食獣のように歯を食いしばり威嚇した。 《お前の仲間の秘密も喋って貰おうか。リーダーさんよ》 「…それがアタシを攫ったワケか…ダチを売るくれーなら死んだ方がマシばい!」 《ほぉ?これでもそう言えるのかな?》 断るのも待ち望んでいたかのように、男の大きな手が制服のブラウスの上から乳房をわし掴む。 「んな…っ!?」 突然の接触にサキが絶句していると、包装を破るかのようにブラウスの胸元が引き裂かれた。 小柄で華奢な体格のわりに大ぶりな乳房がふるんっと飛び出し、少女らしい悲鳴がサキの喉からこみ上げる。 「やぁっ!? やだっ!」 ざらりとした指先が乳頭をつまみ上げると、お椀型の乳房がピンッと円錐形に吊り上がった。
3 19/01/02(水)23:05:15 No.559143331
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4 19/01/02(水)23:06:50 No.559143826
「キひィッ!?」 痛みを伴う快感にしなるように尻が浮く。 苦悶の表情と変形する乳房を鑑賞しながら、釣り上げた乳首を左右に揺すり、更なる羞恥と痛みで追い打ちをかける。 《いつまでそうしていられるかな》 「せっ…からし…い!こがんもん…なんでんなかっ!」 乳房が開放されると糸が切れたように腰が落ちる。 荒い呼吸で胸が上下し、大粒の汗を張り付かせた顔はあられもなく紅潮していた。 《素直になる気になったか?》 「ぶっ…ころ…すぞ…!」 枯れた声で凄み、涙が浮かんだ瞳で懸命に睨みつけるサキ。だがそれは男の嗜虐心を煽る以外の作用は齎さなかった。 男の手が丈長のスカートの裾をめくりあげ、下着ごと下半身を丸ごと曝け出す。 《随分可愛らしいものを穿いてるじゃないか》 「くっそおォ!やめろ!やめろぉ!!」 桃色のショーツの股座に手と指が這い回る。 サキは必死に華奢な体を捩るも、邪な手は股間から離れない。 指先がクロッチの布地を沈ませると情けない女の悲鳴が上がった。
5 19/01/02(水)23:08:38 No.559144388
《怖いだろう、ええ?》 「ひっ…」 大きな手がサキの傍らのマットを沈ませる。身を乗り出した男は息が吹きかかる距離でサキを覗き込んだ。 《怖いなら仲間の秘密を吐いてしまえ。それとももっと怖い目に遭いたいか…?》 「…そがんこと……そがん……」 男の視線から逃れる為に顔を背け、込み上げる何かを必死で堪えるように口元を食いしばる。やがて細い肩が小刻みに震えはじめ…。 「くひっ」 小さな笑い声がこぼれた。 「くくくく…うひひひ…!あははは!あは!あはは!」 《…何が可笑しい》 我慢できないと言わんばかりに笑い出すサキに 戸惑いを隠せない男の声が問う。 四肢を拘束され、胸をはだけさせられた惨い状況でありながら、その笑い声は快活そのものだった。 「ごめ…!ごめん!だって!だって…!全っ然っ怖くなかもーん!」 すでに爆笑の域に達している二階堂サキに、巽幸太郎は不満もあらわに眉をひん曲げた。 「なにいっとんじゃいボケェー!は、迫真の演技だったじゃろがい!!」
6 19/01/02(水)23:09:41 No.559144736
「わりわりわり!ばってん!も、無理!もー我慢できん!あはははは!」 夏物のストールが緩く巻かれた手首を寄せてゴメンポーズで詫びるサキは、涙すら浮かべてヒーヒーと身悶えをしている。 すっかり毒気が抜かれた幸太郎は肩を落としてベッドの端に腰を下ろした。 「お前なあ…そういうの一番良くないぞ…」 「やけんワリィってゆーとろー?あー…腹痛かぁー…」 漸く笑いの波が引いたサキは、しょぼくれた幸太郎の背中をポンポンと叩く。 「しょげんなやグラサン。その、結構ビビったとこもあるとぞ?」 「フォローになっとらん!大体なぁ!お前が!言い出したことだろうが!」 サキが提案した“ごっこ遊び”は、幸太郎にとって最悪の結果を迎えてしまった。 非常に魅力的な提案だったこともあり、飛びついてしまった自分が恨めしい。 誘い込んだ上で自滅させる恐るべき罠とは露知らず。
7 19/01/02(水)23:10:32 No.559145008
「オトコはこがんことば好いとーって雑誌に書いてあったんやもーん」 どんな雑誌だ。正しいが。 自分を楽しませようとしてくれた彼女の優しさには素直に感謝したい。 恥辱の中にあって、まだそれだけの余裕はかろうじて残っていた。 「もういいわい…手、痛くなかったか?」 「うん、平気。へへ…やっぱグラサンには怖いオトコは向いとらんばい」 幸太郎が四肢から優しい束縛から解くと、サキはそっとその肩に寄り添い、まだ不機嫌が抜けきってない頬にキスを見舞う。 「今度は好きなだけ優しゅうして…?」 この日最も情欲を煽られた幸太郎は、仰せのままに小柄な体をそっと抱きよせたのだった。
8 19/01/02(水)23:12:04 No.559145516
ただのプレイかーい!!!
9 19/01/02(水)23:12:24 No.559145634
またスケベしよんな
10 19/01/02(水)23:12:57 No.559145794
こいつ変化球でいちゃいちゃしよんな
11 19/01/02(水)23:13:06 No.559145833
こやつ…こうやって誘い込むって所まで雑誌に載ってたな…そして前半部分だけ伝えたな…
12 19/01/02(水)23:13:10 No.559145854
二人はさあ…
13 19/01/02(水)23:13:53 No.559146100
まあオープンゲットできるから四肢の拘束は無意味だしねこのゾンビィ
14 19/01/02(水)23:14:03 No.559146160
>「今度は好きなだけ優しゅうして…?」 はいお前かわいい
15 19/01/02(水)23:14:32 No.559146341
こいつらいつも…
16 19/01/02(水)23:14:36 No.559146362
サキちゃんちっこさと背丈と同じくらいある髪が可愛い
17 19/01/02(水)23:14:45 No.559146414
抱きなんし!!抱いてる!!
18 19/01/02(水)23:14:59 No.559146483
またマニアックにイチャつきやがって…
19 19/01/02(水)23:15:55 No.559146784
この夫婦毎日スケベしよんな
20 19/01/02(水)23:16:34 No.559146979
>その男には見覚えがあった。チェキ会のときも、ライブのときも、暗い眼差しで見つめていた男だ。その視線の厭らしさをサキは体で覚えていた。 伏線すぎる…
21 19/01/02(水)23:16:42 No.559147031
>その男には見覚えがあった。チェキ会のときも、ライブのときも、暗い眼差しで見つめていた男だ。 そうだね いつも見てるもんね サングラス越しにね >その視線の厭らしさをサキは体で覚えていた。 そうだね 体で覚えてるよね 見られてない所なんかどこにもないもんね
22 19/01/02(水)23:17:13 No.559147213
見覚えしかねえな!
23 19/01/02(水)23:19:39 No.559148002
>非常に魅力的な提案だったこともあり、飛びついてしまった自分が恨めしい。 幸太郎…お前…
24 19/01/02(水)23:20:01 No.559148121
怪しい男すぎる…
25 19/01/02(水)23:20:49 No.559148368
嫁がSMやろうぜって言ってきたら魅力しかないだろ!
26 19/01/02(水)23:22:32 No.559148902
や こ ス
27 19/01/02(水)23:24:44 No.559149538
今度は絶対笑わんけんまたやろうぜ!
28 19/01/02(水)23:25:05 No.559149656
お前は笑っとけばええんじゃい
29 19/01/02(水)23:25:06 No.559149660
この日はいつも通り優しくて いつもよりずっと激しくて がばい興奮しました
30 19/01/02(水)23:26:04 No.559149952
>嫁がSMやろうぜって言ってきたら魅力しかないだろ! SMはSMでもこの陵辱シチュ もしやドMなのでは…?
31 19/01/02(水)23:26:54 No.559150181
さりげなく顎クイもしてる!
32 19/01/02(水)23:28:41 No.559150686
サキちゃんやらしかー!
33 19/01/02(水)23:29:15 No.559150848
好きな相手にはMなサキちゃんよか…
34 19/01/02(水)23:29:41 No.559150964
まさかのモブレかと思って泣きながらシコシコしてた「」が少なからずいるはず
35 19/01/02(水)23:31:41 No.559151573
>「アタシ…なんで縛られとんだ…?」 >「たしか買い出し行って…そのあと…?いっちょん思い出せん…!」 >「くそ…!こがんもん…!」 すごい説明してくれる…!
36 19/01/02(水)23:32:23 No.559151806
ええもん見してもらいましたえサキはん…(スゥ…
37 19/01/02(水)23:33:05 No.559152013
>まさかのモブレかと思って泣きながらシコシコしてた「」が少なからずいるはず はい…
38 19/01/02(水)23:34:10 No.559152364
新年早々なりきりSMは中々レベル高くない?
39 19/01/02(水)23:34:46 No.559152554
あの手この手でプレイしてそうだなこいつら
40 19/01/02(水)23:35:44 No.559152924
めっちゃイチャイチャして気持ち良さそうな笑顔するんだろうなサキちゃん
41 19/01/02(水)23:37:45 No.559153753
「なあグラサン。おめーオンナ縛ったりくらしたりすっの好いとっと?」 「なにいっとんじゃーい!!!!」 「好いとるんなら今度アタシにしてもよかとぞ」 「…………………スコシダケ……」
42 19/01/02(水)23:39:49 No.559154672
最低だよ…巽も…乾も…
43 19/01/02(水)23:40:58 No.559155281
普通ってどういうのかわからんけん って試しにまずは学生同士のセックスという体でしてみる二人とか
44 19/01/02(水)23:41:34 No.559155596
2日にSMでイメプレすよる…!
45 19/01/02(水)23:42:00 No.559155792
なりきりエッチ自体はだいぶ前からやってると思われる
46 19/01/02(水)23:43:24 No.559156479
グラサン先生と先生に想いを寄せる女子生徒サキ!
47 19/01/02(水)23:43:30 No.559156509
問題は幸太郎が役になりきれない事なのだ
48 19/01/02(水)23:44:06 No.559156799
途中でサキちゃんが笑っちゃって幸太郎も笑っちゃってそのまま普通にスケベしよりそう
49 19/01/02(水)23:44:34 No.559156995
多分すごい優しい声で言ってるんだろうな
50 19/01/02(水)23:47:53 No.559158688
よか…