18/12/29(土)21:01:47 ゆうぎ... のスレッド詳細
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18/12/29(土)21:01:47 No.558012097
ゆうぎりは白装束に身を包み、白砂の上に座る。 眼前には、下卑た顔の男たち。 数多の男を誑かした悪女に、慈悲深くも女としては破格の形式に則った死を賜ってやる。 そのような巫山戯た大義名分のもと、この悪趣味で時代錯誤の見世物が催された。 ゆうぎりの中で、目前の死への恐怖よりも自らの芸事を踏みにじり見世物にされる屈辱が勝っていた。 あたかも日常の一動作のように、ゆうぎりは眼前の扇子に手を伸ばす。 それは、ゆうぎりが怯え、無様に死に行く様を見ようと集まった男たちへのせめてもの復讐であった。 扇子に触れる寸前で、ゆうぎりの首筋に冷水をかけられたような感触が走った。 冷たさはすぐさま烈火の如き熱に変わる。 首の皮一枚残されたゆうぎりの頭部は、彼女自慢の豊満な乳房に落ちた。 膨大な数の男共を魅了し、狂わせてきたその乳房を最後に味わうのがまさか自分とは。 今まで何度もこの胸でかむろを寝かしつけたが、彼女たちもこの心地よさの中で眠りについたのだろうか。 そう思うと、ゆうぎりは可笑しくてたまらなくなった。しかし、もはや笑い声は出ない。 自らの胸を枕に、ゆうぎりの意識は徐々に闇に呑まれていった。
1 18/12/29(土)21:03:23 No.558012577
「あり…?」 目を覚ましたゆうぎりは、視線の低さに違和感を覚えた。周囲を見渡すと自分の体が布団に包まっている。 「あ、ゆうぎりさん。起きたとですか?」 頭の上からさくらの心配そうな声が聞こえる。 「あい、寝惚けてたようでありんす」 「ビックリしたとですよ…。なんか転がってきたと思ったらゆうぎりさんの生首で…」 「それは申し訳ありんせん。お詫びによく眠れる枕を貸してあげんす」 そういうと、ゆうぎりの首から下がさくらの背中を抱くと、そのまま布団にごろりと寝転がる。 「あの…ゆうぎりさん?頭にお、おっぱいが当たってるとですけど…」 「あい。それを枕にしなんし」 なんとか離してもらおうとさくらが腕の中のゆうぎりの首を見ると、すでにすやすやと寝息を立てていた。 「えぇ~…。ドキドキして絶対寝れん…」 困惑していたさくらだが、頭を挟む心地よい感触に包まれ、意識は徐々に闇に呑まれていった。 おしまい
2 18/12/29(土)21:05:00 No.558013103
なかなかレベルの高い体制だな
3 18/12/29(土)21:07:01 No.558013761
おっぱいはすごいな
4 18/12/29(土)21:10:43 No.558014958
なんか首の後がムズムズする…
5 18/12/29(土)21:11:40 No.558015216
死に方の闇か…
6 18/12/29(土)21:14:20 No.558016031
渋も斬首絵多いね
7 18/12/29(土)21:14:40 No.558016143
こういうのも中々に乙でありんすなぁ
8 18/12/29(土)21:50:41 No.558027973
斬首されたにしては髪が切れてないのは不自然
9 18/12/29(土)21:53:35 No.558028984
花魁フォームで髪あげた状態のまま切られたとか…
10 18/12/29(土)21:55:31 No.558029700
ゆぎりんの首の傷はリリィの心臓みたいに死因のミスリードかもよ