18/04/14(土)05:04:17 殺し屋... のスレッド詳細
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画像ファイル名:1523649857167.jpg 18/04/14(土)05:04:17 No.497555921
殺し屋たちは噂話を好む。中でもとりわけ有名な噂が、 『着ぐるみの鹿島を見た時が看板を下ろす時』というものだ。 何とも馬鹿げた話だ。俺は鼻で笑い、懐に呑んだS&Wを探った。 この商売を始めてから随分と経つ。死線は何度もくぐってきた。 デカい仕事も幾つかやったし、界隈ではそれなりに名が売れている。 順風満帆と言っていい。勿論、これまで鹿島の姿を見た事など一度も無い。 今日の仕事は楽に終わる筈だった。堅気を一人片付けて五百万。 うまい話だ、断る理由がない――そして当たり前だが、うまい話には裏がある。 安アパートに踏み込むと、中に居たのは標的ではなく同業者が三人。 「悪いな。あんたは恨みを買い過ぎた」罠だ。そう考えるより先に体が動いた。 早撃ちには自信があった。だが多勢に無勢、一人は仕留めたが、残る二人に胸と腹を撃たれた。 俺は無様に床へ這い蹲ったまま、遠ざかっていく男達の足音を聞き、 uff…と笑いながら、ドアの陰からこちらを覗く銀髪の女の姿を見た。 くそったれ。噂は本当だったのか。 血まみれの口でそう毒づくと、俺は永遠に続く暗い眠りへと落ちていった。
1 18/04/14(土)05:06:11 No.497555990
寝ろ
2 18/04/14(土)05:31:18 No.497557029
こわい…
3 18/04/14(土)05:43:24 No.497557509
カシマさんの話
4 18/04/14(土)06:49:50 No.497560187
怪文書…？