虹裏img歴史資料館 - imgの文化を学ぶ

18/03/23(金)00:24:52 No.492800921

なんか寒くね？　これが花冷え？　「」は布団の中で震えてる。 爪先が冷たい。靴下でも履いて寝ていれば良かったのだろうか？ これは風邪でも引いてしまっただろうかと本気で心配になって来た。 「あはははは！！一緒に寝ても良いですか「」さん「」さん！！」 「本当に助かります」　「あはははははキスキスキスキス！！！」 彼女が来た途端に部屋の寒さも何だか急に和らいだ気がした。 枕を抱えて来たパジャマ姿のメイドがスルリと布団に潜り込む。 途端にメイドのパジャマから滲み出してくるような体温というか熱気と言うか、少し湿ったような… 包み込むような温かさに「」の震えが収まって来る。…でも今度は緊張のあまりに武者震いし始める。 逝きさんがパジャマの腰が当たり、太腿が「」に巻き付いて、足先に彼女の細い足先が重ね合わされて 「」は全身の血液がカッと湯沸かし器に掛けられたようになって、皮膚の下を巡ってる血流を自覚する。 それから彼女がずぃと顔を寄せてきて、その吐息が「」の首元を抜けて頬に纏わりついてキスの心構え。 「逝きさん愛してる！」　「あはははははキスキスキスキス！！！」　この場に冬の寒さは存在しない。