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18/03/17(土)00:40:36 その日... のスレッド詳細

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18/03/17(土)00:40:36 No.491444180

その日はハラナから誘った。 「アレイナ、今夜も……」 愛し合うのは最早当たり前の日常だった。ナイフや諸々の武器を滾った手で愛撫する。厚い手のひらにアレイナの心音が乗りハラナはその脈打つ忙しなさに少し驚いた。アレイナの膨らみはハラナの手に収まりきらないが、それでも伝わる。 「ハル、あんまり長くしないでよ。……恥ずかしい」 アレイナはそう言いながらも、ハラナの首に指を這わせていた。二人は見つめ合う。月光のみが二人を照らしていたが、その薄闇はケッシグの罠師とレインジャーには十分な光源だ。 「ごめん、アレイナ」 ハラナはアレイナの言葉が本心でないのを知っていたが、敢えて従うことにした。 あっ、とアレイナが息と言葉の狭間で漏らした声に、ハラナは内心で笑った。 「……好き」 ハラナは囁いた。首筋を撫でるアレイナの手を掴み、逃がさないことの意思表示をした。それにアレイナは右の手も伸ばすことで答えた。 「私も、ハルが好き」 そんなことは言われる前から互いに知っていた。だから、それ以上を行うために二人はどちらともなく引き寄せ合った。 決して放さない。もう二度と離れない。 しているハルとアレイナいいよね…

1 18/03/17(土)00:41:15 No.491444322

ハラナはハグやキスをする時、目を瞑る癖がある。アレイナはそれがいじらしい少女のように思えて、一層彼女のそんな姿を見たくなる。 「ハル」 アレイナの言葉に、彼女は口付けで答えた。最初は唇。それから顔をずらして、アレイナの首筋、吸血鬼の真似事のように。 「ハル……んっ」 愛する人に抱かれて尚、アレイナは切ない声を上げた。満たされたい。今も満たされているのに、これ以上。耳元をくすぐるハラナの興奮に、唇の温もりに、アレイナは既にどうにかなってしまいそうだった。 アレイナの下腹部はニヴリスの幽体のように湿っており、ハラナが彼女を愛する度に脈動していた。 焦らさないで。アレイナはその言葉を口に出すことすらままならなかった。 「アレイナ……好き」 知っているのに。アレイナはそう思いつつ、だが、それが始めて言われたように心臓が跳ねるのも感じていた。そして彼女の最も敏感な部分がより湿るのも。 ハラナは彼女を軽く押し倒し、そして二人は一つになった。 決して放さない。もう二度と離れない。 しているハルとアレイナいいよね…

2 18/03/17(土)00:46:18 No.491445471

どういうことなの…

3 18/03/17(土)00:49:18 No.491446153

これはただのレズですね

4 18/03/17(土)00:53:22 No.491447048

アレイナの内側に、ハラナの指がそっと這う。レインジャーの手先は器用だ。 「ハル……私も、私も好き」 ハラナはその言葉に、征服感と満足感を覚えた。アレイナ、よく言えました。ご褒美と言わんばかりにハラナは彼女と唇を重ねた。本当は、彼女もそうしたかっただけだが。舌を絡め合い、アレイナの喘ぎに中断されるまで互いを貪った。 唾液が二人の口に橋をかけ、月光に煌めいた。次はこの橋が、ハラナの口から自分の股にかかるのだろう。そう予感して、アレイナは震えた。愛おしかった。 「ハル……もっと……」 求めていた。互いに、互いを。生きる為の全てが協力することで合ったように、手を取り合うことだったように、重なり、愛し合うことだった。 「うん……」 ハラナの舌はアレイナの唇を再び撫でたが、長くはなかった。それは首筋に下がり、胸に、臍に。 全身を彼女のものにされる。アレイナはそう感じて、自身の下腹部、二人が今宵も溶け合う場所に手を伸ばした。淫らな音を立ててハラナを呼び、焦らさないでと懇願した。ハラナは、彼女の要望に応えた。 決して放さない。もう二度と離れない。 しているハルとアレイナいいよね…

5 18/03/17(土)00:55:01 No.491447383

やっぱりただのレズじゃねえか!

6 18/03/17(土)01:04:13 No.491449227

指が、舌が、アレイナの感覚を麻痺させていった。過ぎた幸福の狂気に人が壊れるのを見たことは少なくなかった。自分もそうなってしまいそうだった。 「ハル……怖い。おかしくなりそう……」 「いいよ。受け止めてあげる」 ハラナは言った。その言葉の優しさと対象に、彼女の舌は彼女の敏感な部分を的確に責めていた。 「私……もうっ!」 アレイナの腰が跳ねた。ハラナは少し驚いて、だが、それは何度となく経験したことで、慣れた手つきで抱き寄せる。そして、アレイナは達した。 「アレイナ……」 ハラナの呼び声に、アレイナはただ荒い吐息を返すだけだ。それがハラナの嗜虐心を煽ると知っているのかいないのか、だが、アレイナは続けた。 「ハル……」 か細い声で、弱々しく。二人は手を結んだ。指を絡めて、見つめ合い、再び唇を重ねる。心音も、感情も。アレイナより溢れた愛をハラナは自分に混ぜ込んだ。慰めるように、ハラナはアレイナを感じた。 「んっ……ハル?」 次は、私?アレイナは呼吸を整え、それはケッシグの罠師にとって慣れたことで、ハラナが下になった。 決して放さない。もう二度と離れない。 しているハルとアレイナいいよね…

7 18/03/17(土)01:07:33 No.491449923

怖いよ…

8 18/03/17(土)01:17:22 No.491451667

アレイナとハラナの夜は長い。それはイニストラードの長夜だけのせいではない。片方が絶頂して、それから次に移行するまでの間の大半、二人は言葉以上に互いを交わしている。 口を開け、舌をより深く絡ませる。 ハラナの希望通り、アレイナが攻める番。アレイナの下腹部は未だ熱く湿っており、そこから滴る愛がハラナのウルヴェンワルドのような秘部を濡らした。 「ハル……いい?」 「もちろん」 ハラナはアレイナを後ろから抱き寄せるようにして、手を伸ばした。耳元で囁かれる愛は刺激的で、だが、アレイナの顔を見ようとするとハラナの耳元で耳朶を優しく舐める舌にかわされてしまう。 「んっ……あっ、ああっ……」 アレイナの右手がハラナの胸を優しく撫でた。アレイナの手のひらに収まるハラナの胸、その頂点の突起をアレイナは丹念に撫でる。 そして左手は休みなくハラナの女性器を撫でていた。二本の侵入者にハラナは力なく声をあげ、最早恋人の名を呼ぶことすら叶わなかった。 決して放さない。もう二度と離れない。 しているハルとアレイナいいよね…

9 18/03/17(土)01:25:50 No.491453211

最早ハラナの声は言葉にすらなっていなかった。ただ、快楽に身をよじる獣と同じ。稚児の我儘のように首を何度も振り、快楽から逃げるように悶え、そしてその時は訪れた。張り詰めた糸が途切れたように、ハラナはぐったりとアレイナに身を預けた。 「ハル……」 アレイナの言葉に、ハラナはそっと声の主を見つめる。二人は目が合うと、それが夜で二人きりなら、やることは決まっていた。 呼吸を割り込むようなキス。心臓の暴れる音すら届くようなハグ。 洪水のハラナにそっと指を伸ばして、彼女を掬うとアレイナはそっとそれを舐めた。 一つになる。それを実行した。 「ア…レイナ……」 ハラナは後ろ手に恋人の顔にそっと手を伸ばした。頬から顎をいじらしく撫でる指に、アレイナは再び自分が燃えるのを感じた。同時に、この炎を彼女にぐちゃぐちゃに混ぜて欲しいとも。 荒い吐息は溶け合い一つの空気となる。二人は見つめあい、次はどちらかを決めかねたまま抱き合うことにした。 決して放さない。もう二度と離れない。 しているハルとアレイナいいよね…

10 18/03/17(土)01:28:16 No.491453604

綺麗な百合はいいけどガチレズはちょっと…

11 18/03/17(土)01:33:36 No.491454537

まず何でハルとアレイナで修復なんだよ!

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