18/02/26(月)03:25:29 上が下... のスレッド詳細
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18/02/26(月)03:25:29 [P27] No.487489348
上が下を攻めるSSです すごい自己肯定に満ちてて悶えそうだけど二人から許可もらったから許してくれるだろうか許してくれるねグッドセックス
1 18/02/26(月)03:26:16 No.487489384
バレンタインデーを少し過ぎた、ある良く晴れた日。 放課後、グラウンドで部活をする生徒たちの声も届かない、校舎の端にある教室。 「「ようこそ! 大人のおもちゃ研究部へ!」」 学び舎にあるまじき部活の名が、二人の女生徒から元気よく放たれた。 「あはは……何度聞いてもすごい名前だね」 歓迎を受けた一十一留(I11番)が苦笑しながら、ずれた眼鏡を中指で戻す。 「あたしも最初はそう思ったんやけど……まあ慣れやな!」 その苦笑を見て快活に笑いながら、大雲亜樹(P27番)は赤みがかった茶色のポニーテールと、大きなリボンを揺らした。 「大人のおもちゃ研究部って名前だけど、実際はなんでもアリだからねえ……」 一方しみじみと頷きながら、ピッグテールにした紫の髪を人差し指でくるくると遊んでいるのが百瀬智香(M26番)だ。 全員、身長がおおよそ150センチほど。並んで歩いていれば、中学生にしか見えないであろう身長だ。 「じゃ、説明もちちゃんよろしく!」 「アキちゃん……もう……」
2 18/02/26(月)03:26:48 No.487489404
『もちちゃん』と呼ばれた智香が、亜樹から放り投げられたバトンをしょうがないなあと引き継ぎ、前髪を上げているヘアバンドをグイッと上に直す。 「よしっ……じゃあ概要ね。名前から察せられるように、えっちなことをして気持ちよくなる部活です」 「シンプルやな!」 「身も蓋もないめ……」 「まあその通りなので……でね、さっきも言ったけど実態としては何でもありだよ。おもちゃ使わなくてもいいしね」 「な、なるほど……おもちゃ使わなくてもってそれも名前的にどうなの……?」 「まあ名目的なね? 一応部活だし……」 「なるほど……なるほど?」 首をかしげる留に、ただし、と智香が付け加える。 「唯一のルールは、相手がホントに嫌がってることはしないこと。これは絶対だから、留ちゃんも心配しなくていいよ?」 「あ、良かった……」 ほっと胸をなでおろした留に、うんうんと頷く智香と亜樹。
3 18/02/26(月)03:27:29 No.487489443
「じゃあ、こっちの準備室にいこっか」 「準備室……?」 「そ。もう一つ部屋があんねん……あ、準備室はマット敷いてるから、上靴は教室に置いといてな」 「あ、うんっ」 落ち着かない様子でパタパタと上履きから足を抜く留。少し震えているようにも見えて、亜樹の顔が思わずほころんだ。 「初々しいなあ……いいなあ……」 「……わたしも、最初はあんな感じだったよ」 その横で、智香の声のトーンが僅かに下がる。それに気づいた留が靴を揃える手を止めた。 「確かに、あたしもそんなんやったかなあ」 しかし亜樹はその変化には気付かず、過去の自分を思い返しているようだ。 「可愛かったよ、あの時のアキちゃん……またビデオ見る?」 「見-ひんわ! 罰ゲームにも程があるやろ!」 留が少し顔を上げて、智香の顔を盗み見るが、意地悪そうに笑っているその顔に影はない。 ささっと靴を揃えて、立ち上がった。 「まあ、やっぱり緊張はしてる、かな……えへへ」
4 18/02/26(月)03:27:52 No.487489475
跳ねっ毛の頭をぽりぽりとかきながら留がほほ笑むと、部員である二人がにっこりと頷く。 「じゃあ、こちらへどうぞ!」 智香が準備室のドアに手をかけ、留を誘いゆっくりと開いた。 「わあ、すごいね……」 入ってすぐに目に入るのは、『大人のおもちゃ』の数々。 男性器を模したもの、ローター、バイブ、電気マッサージ器、他にもパッと見ただけでは用途が分からないものまで。 様々なモノがカテゴリ分けされ、棚に収められている。 すごいでしょ、と智香が自慢げに棚の前へと進み出た。 「大体なんでもあると思うけど……さて、留ちゃんはどんなプレイがお好みかなぁ?」 「え、えっと……」 準備室片面の壁はほとんどその棚で埋まっている。留は目線をさまよわせ、 「ぁ……」 目的の物を見つけて、顔を赤くした。
5 18/02/26(月)03:28:11 No.487489494
「ほほう……」 亜樹がその目線の先の棚へと移動する。 その棚の一番上には、『おしり』とテプラが貼られていた。 「後ろかー、いいよいいよぉー」 「うううっ……」 真っ赤になって俯く留の背中を、智香が優しく撫でる。 「大丈夫だよ、お尻好きな子も多いし、普通普通!」 「そうそう。あたしもお尻は好きやでー?」 言いながら亜樹はいくつかのおもちゃを手に取った。 「最初は感じるの難しいと思うんやけど、結構気分だけでも気持ちよぉなれるからなあ……最初は……っと、この辺かな」 ぼこぼこと小さい球がいくつも連なったような、スケルトンピンクの奇妙な棒。 先端ほど球が小さくなっており、亜樹が少し早めに手首を振るとぐにゃぐにゃと揺れ動いた。 アナルスティックと呼ばれるおもちゃだ。
6 18/02/26(月)03:28:49 No.487489530
「硬過ぎず、太過ぎず……あとボコボコがやっぱりポイントやな! スラーッとしてるのはあんまり入れてる感覚も出してる感覚も無くてあかん!」 「わたしはお尻はたしなむ程度だからなあ……攻めるのは亜樹ちゃんに任せるね?」 「任せられた!」 亜樹がグッと親指を立てる。ウキウキと楽しそうにあれもこれもと準備を始める亜樹。 その様子を、智香は微笑みながら眺めていた。 「……もちちゃん、あの……」 「ん?」 留が智香に声をかけようとするが、それ以上言葉が紡がれることは無い。うまく言葉が出てこなかったようだ。 「……あ、大丈夫、亜樹ちゃんなら優しくしてくれるから、不安に思うことないよ! わたしも手伝うから、絶対気持ちよくしてあげるからね、留ちゃん!」 それを不安と捉えたのか、智香は鼻息荒く語りながらこぶしを握る。 「あ、ありがとう……」 言いかけた言葉を飲み込み、留は亜樹の方に目をやった。
7 18/02/26(月)03:29:13 No.487489556
楽しそうに大きな布団を敷く姿は、お泊り会の準備をしているようだったが、今から始まるのはそんなに微笑ましいものではない。 亜樹のすぐ脇に置かれた、これから自分の排泄口に入るであろうおもちゃを見て、留は喉を鳴らした。 そんな留を見てほほ笑む智香だったが、「あ、そうだ」と思い出したかのように声を上げた。 「一応聞いとくけど……前は初めて?」 「えっ……あっ、いや、その……前にアキちゃんに、指で」 「……アキちゃんのたらし」 ブーッと亜樹が噴き出すと、慌てたように弁解を始めた。 「ちゃ、ちゃうやん! あれはその、場の流れというか、その!!」 「ふーん、へーぇ、流れねえ……」 「え、あ、その……あ、そうだ、留ちゃん浣腸してきた!?」 「へぇっ!?」 慌てた亜樹からの突然のパスに、留は戸惑う。
8 18/02/26(月)03:29:55 No.487489596
「……まあ、いっか。そうだね、お尻でするならちゃんと綺麗にしとかないとだし……それともそういうのも好き?」 いったん智香も矛を収め、留と向き合い首を傾げた。 留はブンブンと首を振る。 「いや、流石にそれは!!」 「そっか、ならやっぱり浣腸を……」 「あ、いやっ、そのっ!」 と、動こうとした智香を、留が呼び止めた。 「ん? どしたの?」 蚊の鳴くような声が、留の口から絞り出される。 「あの……もう、済ませてあります、のでっ……自分で……」 「あ」 留の顔が真っ赤に染まる。
9 18/02/26(月)03:30:11 No.487489617
「あ」 留の顔が真っ赤に染まる。 背を丸め、手を股下で合わせてもじもじとする姿に、亜樹と智香はくらっとする意識をなんとか立て直し、目を交わす。 「……可愛すぎひん?」 「これはちょっと……うん……」 丸めた肩に、智香が力強く手を乗せる。 「ほんとに、大人のおもちゃ研究部の名に懸けて、絶対、ぜーったいに、気持ちよくしてあげるからね……!」 「留ちゃんの本気、見せてもらったでぇ……!」 留の事前の行動は、どうやら部員二人のエンジンに火をつけてしまったようだった。 結果的に間違ってこそいなかったとは言え、意気込みや自分の欲望を想わぬ形でさらけ出すこととなってしまい。 「よろしくお願いします……うぅ……」 先ほどよりもひと際小さくなりながらその言葉を絞り出すのが、今の留の精一杯だった。
10 18/02/26(月)03:31:25 No.487489688
su2267114.txt 以下テキスト 17,000文字ほどあるので気が向いたりしたら読んでほしい
11 18/02/26(月)03:34:41 No.487489859
なそ にん
12 18/02/26(月)03:50:06 [I-11] No.487490743
読みまし!た!!2人にいいように身体を弄られて遊ばれちゃう感じがすごく好き…! あと私の需要のないボディをこんなに可愛く書いてもらっちゃっていいのかなって感じがある そしてこの3人のカップルの微妙な嫉妬や愛情入り交じった攻守関係が絶妙で大好きだ! 後半のP-27ちゃんがいじめられちゃうSSもすっごく期待してるよ…!
13 18/02/26(月)03:52:25 [P27] No.487490857
ぎゃああああ ごめんねこんな遅くに…あとなんか都合よく扱っちゃってごめんなさい… I11ちゃん天使…
14 18/02/26(月)04:54:39 No.487493552
おいおいおい