虹裏img歴史資料館 - imgの文化を学ぶ

17/12/17(日)00:16:21 No.472308877

「逝きさん愛してる！」 「あははははキスキスキス！！」 敏感な「」は何となく察している… 逝きさんは狙っているぞ。 お風呂に一緒に入ろうと企んでいるに違いない、そんな動きだ。 ムーブメントだ。夕食の片付けがいつもの倍の速さで進んでる。 こんな日の逝きさんは何かを企んでいる。「」にはわかる。 ここで先に風呂に入ったら負けだ。必ず押し入ってくる。 鍵を掛けても、他の雑務を頼んでも、或いは懇願したとしても。 逝きさんを止める事は出来ない。その辺の彼女は確かに"イッちゃってる"。良くも悪くもメイドは頑なだ。 こんな時は心落ち着けて虹裏でもしながら逝きさんの"お願い"が飛んで来るのを待ってるのが吉というもの。 「あはははは「」さん！！」 「ほら来た！」 「そろそろお風呂に入る時間ですよ！！」 「よし来た！」 「…」 「あれ？」 「あはは」 「…あー、では僕はお風呂に向かいますがよろしいですか」 「あははは」 …まさか「」に提案させる作戦とは想定外！ 『僕と一緒にお風呂に入りませんか？』と。そんな気がする！ 理性と感情の狭間に揺られて、「」はついに提案する。その時の逝きさんの幸せそうな笑顔ときたらもう…