17/09/24(日)00:17:36 <font c... のスレッド詳細
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画像ファイル名:1506179856592.png 17/09/24(日)00:17:36 [1/2] No.454930392
>重い突きが打てるようになった 「」と逝きさんが散歩していると、木製さんが公園で鍛錬中だ。 『一、ニ、三、哈ッ！』 とリズムよく気声をあげて木人拳。 拳を打ち込まれた柱がギシギシと揺れた所へ追撃が入っていく。 「あはは今日もいい動きしてるね木製ちゃん！！キスキス！」 『こんにちは逝き師姉！ 思い付きで新しい型を練習です」 「あははどんなのどんなの？雪にも出来る？」 『私の場合は関節の可動域を気にしなくて良いので、手首を…』 「あはは論より証拠！一緒にやってみましょう！」 『良いんですか？』 「良いですか「」さん？」 もちろん。逝きさんと木製さんが抱き合えるぐらい至近距離に歩み寄って、重心を落として、構えて。 右手の甲同士が触れ合った瞬間、逝きさんが上半身ごと押して、木製さんが素早く引いて受け流した。 同時に逝きさんが捻りながら突き出していた左拳を、木製さんは上半身を畳み込むほど折り曲げて… 躱しながら同時に左手で師姉の手首を掴んで投げようとしていたが、引き戻しのほうが数瞬速かった。 体制を崩してた妹弟子に逝きさんが容赦なく諸手突きを放った。「…あは？」 『どうでしょうか？』
1 17/09/24(日)00:19:25 [2/2] No.454930898
>（あらスジ）重い突きが打てるようになった 逝きさん渾身の諸手突きを、木製さんは容易に捌いてみせた。 しかし彼女は姿勢を崩していたはず。両足も動かしていない。 「あは！どうやってるの？」 拳を引きつつ姉弟子が尋ねる。 『上半身だけ360°回したんですよ！ ほらこうやって…』 足を固定したままギュンギュンと上半身だけ回転させる木製さん。 駄コラとかgif画像みたいでちょっと怖い。 『これで姿勢を崩されてもすぐに復帰できますし意表も突けます！』 「あはは！外れたりしないの！？」 『…それは気を付けないとダメですね。修行します！』 「雪はどれぐらい回るかな！」 逝きさんが上半身を捩ると灘神陰流みたいに回るのでドキッとする。 「逝きさんや木製さんって誰に武術を教わるの？ 闇雪さん？」 「あは！闇ちゃんも詳しいよね！」 『雪先生にも教えてもらっていますよ』 「雪さんも？ …何でも出来るんだね校長先生。強いの？」 『形意拳の達人ですね。私はまだ苦手…』 「あははちゃんと練習してね！雪ちゃんニャンニャン！」 その理屈で言うなら逝きさんは蛇拳の達人。絡みついて離れようとしないハグとキス…（オワリ）
2 17/09/24(日)00:26:23 No.454932846
いつもより長いけど最後がいつも通りだった！
3 17/09/24(日)00:26:46 No.454932932
逝きさんの拳は愛の拳だから強いんだろうなぁ