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17/07/31(月)04:50:10 No.443278855
炎天下の中ぼんやり過ごすのは苦痛だ。好き嫌いではない。炎天下が人間の活動にダメージを与えることは、北アフリカ戦線の戦史を紐解くまでもない。十八年も生きていれば実感として持っていてしかるべきだ。 さて、誤算だらけのケイとわたくしダージリンの生活の中でも、今日の誤算はなかなかに被害甚大だと言える。だから計画は大事なのに。 わたくしの計画を大いに乱して強引にはじまった同居生活の最初の夏でこれなら、先が思いやられるわ! わたくしはやり場のない苛立ちでますます体温が上がるのを感じた。 「だからね、ダージリン」 ケイは熱せられたベンチの隣に座って脳天気に空を見上げた。 「見て。素敵だと思わない? 青い空! 高い太陽! 夏って感じよねー。今だけよ? こんなお天気を楽しめるのは」 「そうですわね。えぇ、この年の夏はたとえ生まれ変わったとしてもこの一度だけですもの」 「あなたと過ごすこの夏って言ってくれないの?」 「言ってあげてもよろしくてよ」 わたくしはケイの隣に拳みっつほど離れて座って、うんざりとうめいた。 「これがあと二十分も続くんじゃなければね!」
1 17/07/31(月)04:50:26 No.443278861
バスに置いて行かれたのだ。 いや、この表現は炎天下の中バスを走らせてくれている運転手さんに失礼だろう。 バスに遅れたのだ、と言い直そう。 わたくしとケイが住むアパルトマンのある街はそれなりに都会だと思う。思うというのは、学園艦生活の長いわたくしたちは、陸の都市規模というものを今ひとつ実感できていないからだ。しかしそれでも、歩いていける距離でほとんどのものが揃うし、駅も大きいし、公園も動物園併設のものがあるし、レストランやカフェなんかも充実しているから、多分都会なのだと思う。 一方、大学選抜の演習場はかなりの田舎にある。 郊外の土地をかなり広く使うそこは、大学選抜だけではなく高校、社会人選抜、あるいは趣味の貸し出しにと便利に活用されていて、わたくしたちが練習で使うのはその一部だ。最寄りのバス停までは二十分ほど歩くのだが、そのバス停から今度は十分ほどの場所に、郊外型の大きなスーパーがあった。
2 17/07/31(月)04:50:49 No.443278875
普段はそこで買い物をしたりはしない。なにせそこで買い物をしても、荷物を抱えたままバスに乗ってから列車に乗り継がなければアパルトマンに戻ってこれないのだから。ほとんどのものはいつもの駅前商店で揃うし、もっと他のものがほしければアウトレットまで行く。 しかしその日、わたくしは多少判断力が鈍っていた可能性がある。暑かったからかしら? なぜなら、ケイの「チラシで安売り見たから、ちょっと寄っていこうよ」という言葉に従ってしまったのだから。ケイの口から「安売りだから行こうよ」などという言葉が出たのが、わたくしは意外だったのかもしれない。彼女はもっと計画性がなくて大雑把で目につく者で気に入ったらさっさと買ってしまうタイプだと思っていたから。現に我が家には(このたった数ヶ月の間だと言うのに!)彼女が衝動買いした健康器具や調理用具なんかが転がっている。深夜のショッピング番組がその原因らしい。まったく!
3 17/07/31(月)04:51:16 No.443278889
とは言え時間は十分にあるはずだった。 その日の練習は午前中だけだったし、そのスーパーまでは西住まほさんの車に便乗させてもらった。まほさんはわたくしたちを降ろしてそのまま安斎さんと帰っていったので、わたくしたちは彼女らを見送って、くだんの郊外型スーパーを訪れたのだ。 スーパーの中はひんやりと涼しく快適だった。 安売りというのは、朝食用にいつも(いつもではない。時間がない時だけ!)食べている、フルーツグラノーラだ。ケイの好きな銘柄で、ナッツとドライフルーツがたっぷり入ったもの。わたくしも嫌いではない。ちょっと高い銘柄のものなのだが、それが安売りしているという情報をケイがどこかからつかんできたのだ。 腐るものでもないし、そう重いものでもない。わたくしはケイの計画に同意し、首尾よくそれを四箱入手した(お一人様二箱までだった。まほさんたちにちょっと付き合ってもらえばよかったね、と、二人でほくほく顔で笑いあった)。
4 17/07/31(月)04:51:38 No.443278898
外は炎天下。 冷房のきいた店内が名残惜しくてすこし歩き回ったとしても、多くの人の理解を得ることができるだろう。 ちょっとだけ余計なものをお買い物して、帰り荷物ふえちゃいましたわね、と、この時はわたくしは笑顔でケイと笑いあったのだ。 しかして十分かけて雑談したり田舎道の草いきれをかいだりしながらバス停までやってきた時、あぁなんてこと! わたくしは本数の少ないそのバスをタッチの差でのがしたことに気づいたのだ。 バス停には、一つ古ぼけた木のベンチがあるだけ。寄贈の焼印があるから、多分どこかの施設の木工科で作られたものだろう。しっかりした作りで、風雨に耐えている。ペンキは塗られていない。磨き上げられた木は木目も美しく、二人分の体重を支えてなおたっぷり余裕を残している。 日よけになる人工物はない。あるのは頼りなげに一本だけ生えている楡の木だけ。しかしベンチはその枝の下からすこしだけ外れてしまっている。ベンチは重いし、楡の木が動くことはあるまい。
5 17/07/31(月)04:52:19 No.443278914
天気は最高。湿気は少なく、太陽は高い。雲がもくもくと地平線に見える山から空に上っていっているのが、まるで小学生の絵のようにくっきりと見えた。じりじりと照りつける日光! わたくしはため息を付いて白いつば広の帽子をかぶり直した。薄水色のワンピースにレースアップサンダル。ちょっと大きなサングラスの脇から汗がにじんで、日傘を持ってこなかったことを心底後悔する。日焼け止めはたっぷり塗ってきたけれど。鞄は戦車道の資料が入っているのでマチの広いもの。重そうだが、こう見えても戦車道履修者だ。なんてことない。 ケイはと言えばデニムのホットパンツに英文のプリントTシャツ(ゴー・ア・ヘッドとはケイらしい。同じ柄のTシャツをプレゼントしてもらったが、外には来ていけなくて室内着にしている)。スニーカーに頭はキャップで、ゆるくウェーブのかかったきれいな金髪を後ろで束ねてキャップのアジャスターのところから出している。白いうなじには、今朝出かけにわたくしがしっかりと日焼け止めを塗ってあげた。あんまりにも塗り方が雑だったから。 彼女は大きなサングラスをちょっと下ろして、車道の方を見た。
6 17/07/31(月)04:52:38 No.443278922
「見てもだめよ」 わたくしはもう一度ため息をつく。自分の吐息が体温を孕んで暖かく感じて、わたくしはげんなりとした。 車道や蜃気楼が揺らいでいて、バスの気配はない。運送業の軽トラックが、乾いた砂埃を巻き上げながら横切っていった。 「あと二十分は来ないわ」 「スーパー戻ろっか」 「だめ。スーパーまで片道十分。往復するだけよ」 「ただ座ってるよりいいじゃない。修行僧じゃあるまいし」 さっきの原っぱにバッタがいたよ、と、ケイがにかっと笑ってみせるが、わたくしはとても笑う気になれない。バッタのために炎天下を歩くですって? 子供じゃあるまいし! バスを乗り逃したことの責任を彼女に問うわけにはいくまい。 のんびり歩いてきたのはわたくしにだって責任がある。だからこの炎天下でバスを待つのも甘んじて受けねばならない。それならいっそケイがスーパーでぐずったりでもしてくれていればよかったのに。それなら文句の一言くらい言えた。 「だめね。人間とは、自分の不幸不運をぐちってばかりいる動物である。いけないわ」
7 17/07/31(月)04:53:00 No.443278932
そう思い直す。どうもいけない。わたくしはケイになら文句を言ってもいいと思ってしまっているらしい。よくないわ。はしたない。 大人しく座っていると、こちらの気も知らずにケイが何やらごそごそやりだした。 「ねぇダージリン。いいものがあるんだけど」 「伺いましょう?」 「これ!」 ケイがショッピングバッグから取り出したのは、5クォートサイズのバケツだった。ドライアイスに包まれていたそれはひんやりと周囲の湿気を凍らせて、見て分かるほどに冷気をまとっている。側面には楽しげなキャラクターの絵が描いてあって、それらは嬉しそうにアイスクリームを食べていた。 「なんですのそれ」 「チョコミント」 「フレーバーではなくて。いつの間に買ったの?」 「デイジィがスーパーの紅茶コーナーを鼻で笑いながら見てたころ」 「銘柄を見てただけですわ」 「"なんですのこんな紅茶はわたくしの口には合いませんわね。わたくしのアパルトマンには素敵な聖グロリアーナのブルーの缶が待ってますの。まぁケイはどうせ味がわからないからけちってこのくらいを出してもわからないでしょうけど"」
8 17/07/31(月)04:53:25 No.443278942
「それわたくしの真似?」 「似てる?」 「あなたに文句を並べるのを自重しようと思った数秒前の自分に、その必要はないって言ってあげたい」 「じゃあ文句なんて言えなくしたげる。この炎天下でアイスクリームなんてさいっこーよ!」 ケイはサングラスの向こうで笑って、ごそごそと木のスプーンを二本取り出した。 「待って、待ってケイ」 「持ち歩き時間長いからドライアイスたっぷり入れてもらったけど、今食べちゃおうよ……。何?」 「まさか、今、ここで、そのバケツのアイスクリームを食べようっていうご提案を頂いてるのかしら?」 「そう」 「お皿もないのに?」 「うん」 「そのつもりで買ってたの?」 「推理してみて」 「ドライアイスが多いわ。ここで食べきるならこんなにいりませんわね」 「でしょ? さ、持って持って」
9 17/07/31(月)04:53:47 No.443278951
彼女は機嫌よくわたくしに木のスプーンを押し付け、チョコミントのアイスクリームの蓋を開けた。ばかんっ、と景気のいい音がして、緑とブラウンのひんやりしたお菓子があらわになる。 信じられない! 高校時代を聖グロリアーナで過ごしたわたくしにとって、それは驚くべきことだったし、少なくとも堂々とやるようなことではなかった。 そりゃあ、いかなるときも優雅、行いの美しいものは姿も美しいと習ってきたわたくしでも、買い食いの一つや二つしたことはある。しかしそれにしても公園に持っていって食べたりだ。学園艦でこんなことをしようものなら、どこかから漏れて噂になる程度じゃ済むまい。 わたくしは手に持ったひんやりしたスプーンを指揮棒のように振った。 「ケイ。確かにこの炎天下ですもの。冷たいお菓子は素敵だわ」 「でしょう?」 「でもわたくしは結構。いくら人通りが少ないと言っても、バス停のベンチで、サンドイッチだとかならともかくアイスクリームを、しかもバケツを抱えて食べるだなんて……はしたないったら……それも5クォート!」
10 17/07/31(月)04:54:07 No.443278962
「さすが。ひと目で目算できるんだ」 「大きく書いてありますでしょう」 それからサングラスをちょっと下げて上目遣いにケイを睨みつける。 「わたくしたち、年頃の女の子ですのよ?」 「アー。そういうのってなんだっけ。ジェンダーなんとかじゃない? 良くないよ。結構保守的な方?」 「じゃあ、わたくしたちは文明人ですのよ? と言い直しますわ。それともあなたは違うの?」 「ン。それなら異論はない」 「わかったらそれをドライアイスにお戻しになって。帰ったらゆっくり頂きますから」 「えぇ……。今食べたら絶対美味しいわよ?」 「そうかもしれませんけど。それならあなただけお食べになればいいじゃない」 「やだぁ。ダージリンも食べようよ。喜びは分かち合うことによって倍になり、悲しみは分かち合うことによって半分になる。夏の思い出じゃない。わたしだってここが街中ならこんなこと……」 「しない?」 「するかも。まぁいいからいいから」」 ケイはそう言うと、こちらにぐっとバケツを押し付けた。冷え冷えとしたアイスクリームは確かに美味しそうで、きっと火照った体に染み渡るに違いない。それにしたって……。
11 17/07/31(月)04:54:33 No.443278972
「……ちょっと多くない?」 「ワオ。まさか二十分で食べきるつもりだったの? 5クォートを?」 「語るに落ちたわね、ケイ」 わたくしは木のスプーンを立てて言った。 「あなたはこの待ち時間をある程度予想していた。バス停の時間くらい覚えてらっしゃるでしょうし。だからこのびっくりアイスクリームを準備した。ドライアイスが多いのは当然。帰ったら続きを食べるつもりだから。そしてわたくしがその疑惑を口にした時、あなたはたっぷりのドライアイスを見せたわ。わたくしの思考を誘導するためにね。引っかかりませんわよ」 「バレたか」 彼女は舌を出した。 わたくしは彼女の印象を訂正した。計画性がなくて気分屋な馬鹿な女の子なら、このわたくしと並び立つほどの戦車戦術を駆使できるはずがないのだ。つまり彼女は、あるいは彼女なりに、わたくしに夏の思い出をプレゼントしたいらしい。
12 17/07/31(月)04:54:51 No.443278977
「さすがダージリンの目はごまかせないわね」 ケイは素直にそう言って、わたくしは気分を直した。操縦を感じなくもないが、ここは乗ってあげることにする。だってアイスクリームは、たしかに魅力的だったから。できればバニラがよかったけれど。 「それじゃ、あなたの策略に乗ってあげるわ」 わたくしは、冷え冷えと冷気を放つ最高に素敵なバケツにスプーンを突っ込んで、ケイも嬉しそうにそうする。 二人で炎天下、サングラスの向こうの蜃気楼をぼんやり眺めながら黙々とバケツアイスを食べているのだって、これだって夏の思い出には違いない。 「ねぇケイ」 「ン?」 炎天下のアイスクリームは最高に美味しくて気分爽快で、わたくしはちょっとした疑念を抱いた。 「グラノーラの安売りは、ひょっとして口実だった?」 「さぁどうでしょう」 ケイは含み笑いをもらすと、スプーンのチョコミントアイスをわたくしの口に突っ込んだのだった。 理想なき者に計画なし。 ――吉田松陰
13 17/07/31(月)04:56:02 No.443279014
su1959495.txt てきすとー 毎日暑い日が続くね 夏ってるかい? 夏っちゃってるかい?
14 17/07/31(月)04:56:56 No.443279048
チョコミント派か
15 17/07/31(月)05:00:36 No.443279148
サングラスかけた顔のいい女が炎天下でならんでバケツアイス食ってる絵はかわいい
16 17/07/31(月)05:00:53 No.443279153
起きててよかった! 果たしてダージリンさんはこの後こんなはしたない姿を誰かに見られたりするのだろうか…
17 17/07/31(月)05:01:15 No.443279162
夏の誘惑に負けて2㎏入ってる箱でアイス買っちゃうとそのままスプーン突っ込んで食べちゃうな… 量多いから食べたい分食べても全然溶けないからそのまま蓋を戻してまた冷蔵庫に 稀にスプーンごと冷凍しちゃって指に張り付く
18 17/07/31(月)05:02:19 No.443279185
ダージリンと夏の思い出を作るために周到に計画を立てるケイさんはかわいい
19 17/07/31(月)05:06:37 No.443279293
夏のいい天気な日に外出て色々やってるとお目目ヒリヒリしちゃうよね そういう点から見ると車長とかは試合中サングラスかけたりした方がいいかもしれんね
20 17/07/31(月)05:07:51 No.443279325
この夏は例年より騒々しい日が続くはずさ
21 17/07/31(月)05:08:03 No.443279331
数ヶ月ぶりに遭遇した気がする…キテル…
22 17/07/31(月)05:08:27 No.443279340
キテル…
23 17/07/31(月)05:08:33 No.443279343
2人ともチョコミントありなタイプなんだ…歯磨き粉論争始まらなくてよかった
24 17/07/31(月)05:08:48 No.443279354
外には着ていけなくて?
25 17/07/31(月)05:10:50 No.443279408
>学園艦でこんなことをしようものなら、どこかから漏れて噂になる程度じゃ済むまい。 ルクリリさんはやる
26 17/07/31(月)05:11:15 No.443279415
>外には着ていけなくて? しまったありがとう!
27 17/07/31(月)05:14:13 No.443279491
レディーボーデンのバケツアイスをそのまま食べるのが夢だった…
28 17/07/31(月)05:14:27 No.443279499
バケツアイスはあのカシャカシャ鳴るやつで丸く掬いたいな 例えば今度バニラを買ったとしてバニラフロートを試しちゃったりなんかする時 ああいうフロート系の…飲み物?ってグラスから透ける姿も大事だと思うんだけど このダー様はやっぱり紅茶のカップにコークを注いでアイスを落としちゃうのかしらね?
29 17/07/31(月)05:15:49 No.443279527
コーラフロートとなるといつも全部マグカップのケイさんが張り切ってキメキメなカッコイイグラスを出してくるか 小樽で二人で作ったゆがんだグラスを出してくるか
30 17/07/31(月)05:16:43 No.443279558
>このダー様はやっぱり紅茶のカップにコークを注いでアイスを落としちゃうのかしらね? アイスをカップに丸く掬ってそこへスプーンでブランデーをひとさじ垂らすのもやってほしいな
31 17/07/31(月)05:19:46 No.443279629
澤ペコが遊びに来たのでアイスクリームを出そうと思ったら買い置きのバケツアイスを全部ちょっとづつケイがスプーン突っ込んで口つけちゃっててどれも出せずに後で文句を並べるダージリン 「ストロベリーも! チョコも! クッキーも! ミントも! どうして全部買った時に一口づつ口をつけるの?!」 「味見したかったんだもん!」 なおダージリンは普通に食べる
32 17/07/31(月)05:21:55 No.443279674
>しかしその日、わたくしは多少判断力が鈍っていた可能性がある。暑かったからかしら? 既に術中…
33 17/07/31(月)05:23:21 No.443279712
お客様には出せないよねぇ…特に在学中の後輩なら尚更!
34 17/07/31(月)05:24:05 No.443279723
同居序盤のケイさんのはぐらかしの入った好き好き光線かわいい
35 17/07/31(月)05:25:22 No.443279750
もう!……もう!! ってプンプンプリプリしてるダー様可愛いよね…
36 17/07/31(月)05:26:11 No.443279773
洋ドラの字幕っぽいセリフ並べるのはこの二人ならではで楽しいな…
37 17/07/31(月)05:32:42 No.443279925
逃した後20分待てばバスが来る つまり大体30分くらいの感覚でバスが来るならそんなに田舎でもないかな?って感じだけど 多分近くに大学とかあるんだろうな…
38 17/07/31(月)05:42:51 No.443280161
>>学園艦でこんなことをしようものなら、どこかから漏れて噂になる程度じゃ済むまい。 >ルクリリさんはやる 多分こういう偶発的なやつじゃなくて思いついてからも計画を練ってやるんだな… しっかり木々が視界を遮る位置とかを確認して 紅茶の館に備え付けの冷蔵庫にさり気なくアイスを入れておき よく晴れた天地人の理を全て満たした日に実行するんだな 冷蔵庫から出してる所で見つかった
39 17/07/31(月)05:49:30 No.443280333
ローズヒップ「ルクリリさんが買い食いしてらっしゃいますわーっ!!」
40 17/07/31(月)05:58:16 No.443280590
最後の手段として蓋を皿にするって手もあるな
41 17/07/31(月)06:17:32 No.443281199
>「"なんですのこんな紅茶はわたくしの口には合いませんわね。わたくしのアパルトマンには素敵な聖グロリアーナのブルーの缶が待ってますの。まぁケイはどうせ味がわからないからけちってこのくらいを出してもわからないでしょうけど"」 へんなポーズつけて高い声で動き回りながらやってほしい
42 17/07/31(月)06:52:41 No.443282616
おケイさんがワイルドに食べてアイスこぼしちゃってダー様がはしたないですわって軽くたしなめつつもこぼしたシミを拭いてあげる みたいなのもいい
43 17/07/31(月)07:07:38 No.443283283
夏の二人にしてほしい服装ランキングNo.1すぎる デイジィ(ダー公とかジッタリンジン君とかじゃなくデイジィ呼べる嬉しみ!)は保守的にウェリントンかな、ブラックかブルーミラー おケイさんはティアドロップって言いたいところだけどベースボールキャップと合わせるならラウンドがいいなかなー ゴールドミラーかレッドミラーね
44 17/07/31(月)07:10:26 No.443283404
キャップの後ろから髪出すの定番だけどいいよね… うなじもよく見える…横から
45 17/07/31(月)07:18:24 No.443283808
家でゴー・ア・ヘッドTシャツを着るダー様と 優雅な格言Tシャツ着るおケイさん見たいな
46 17/07/31(月)07:20:11 No.443283901
>優雅な格言Tシャツ 自作かな…
47 17/07/31(月)07:22:29 No.443284043
それは"優雅な格言"Tシャツかもしれないですけれど "優雅な"格言Tシャツではありえない思いますよダージリン様
48 17/07/31(月)07:28:36 No.443284396
そこはまあ…センスよ!
49 17/07/31(月)07:31:17 No.443284555
ふと気になって読み返したら日焼け止め塗ってあげたのはうなじだけか… 二の腕とかほっとぱんつの御御足には塗ってあげてないのか… いやどっちかっていうと普段脚を出さない目のデイジィが偶さか出した時に塗り忘れておケイさんに塗って貰う方が絵になるしエロいしおケイさんのニヤニヤした顔がいやらしい
50 17/07/31(月)07:50:56 No.443285861
ケイが日焼け止めを雑に塗ったのも計画かもしれない そうすればデイジィがぶつくさいいながら塗ってくれるから…
51 17/07/31(月)08:00:11 No.443286567
そのてがあったか けいはかしこいな
52 17/07/31(月)08:02:01 No.443286729
お姉ちゃんも安斎も自分でしっかり塗ってそうだな
53 17/07/31(月)08:08:01 No.443287255
元気一杯外に出ていくルクリリを取っ捕まえて日焼け止め塗ってあげるニルギリ これアッップでもいいな
54 17/07/31(月)08:13:19 No.443287725
括弧内の主観入りまくった注釈が年頃の女の子って感じですごく可愛い
55 17/07/31(月)08:15:28 No.443287935
この括弧と会話のテンポが実家のような安心感をくれる