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No.846514215  21/09/15(水)23:57:29

「逝きさん愛してる!」 「あははははキスキスキス!!!」

夜中、逝きさんが顔を肩に乗せてくるので「」は目を覚ました。
夏の暑さのピークは過ぎて、しかし空気はじわり熱を持っている。
静けさの闇の中で、彼女の寝息だけがすぐそばに聞こえている。
彼女の髪がくすぐったい。茹でて食べたいのは誰もが同じだが。
早朝、恐らくもう3時前は過ぎて4時か、もう早上好の時間だろうか。
彼女が熟睡しているのか、浅い眠りの中にいるのかは判らない。
しかし逝きさんが何の躊躇いもなく恥じらいもなく、「」の傍に居てくれることは「」の救いである。
逝きさんが居なければ「」はどうなっていたことか… 彼女の硬い顎の骨を肩に感じながら考えた。

やがて逝きさんが「」の首筋に寝息を吹きかけてくるから「」は身悶えする。これはマジでヤバい。
語彙を失いながらも理性は失わず、「」はメイドから身を離す方へと寝返りを打った。…安泰じゃ。
二度寝を試みる「」側へ彼女が寄って来るが、想定内だ。もうひと回転すると壁際へと追い込まれる。
仕方なく起き上がって、足元側から回り込もうとする。しかし回り込まれた! 明け方のキスが始まる。
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