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日本だと前半の天竺目指す話が人気あって(というか後半の知名度ほぼ無い)
中国だと後半が人気あるってのは知ってる

>日本だと前半の天竺目指す話が人気あって(というか後半の知名度ほぼ無い)
>中国だと後半が人気あるってのは知ってる
天竺ゴールで最後じゃなかったのか…

この八戒どうしても西田敏行でイメージしてしまう

ちゃんと読むと牛魔王が割と中途半端な時期に倒されてビビる

日本で天竺に行った西遊記なんてほとんどないだろ

天竺以降の続きがある事を今知った…どうなるの？

夏目さんスレ画のエピソードやったのかな
もう覚えてないや

本の厚さを見て諦める

もっと古いのが封神演義

ネタバレ

日本だとラスボスの知名度がゼロ

>この八戒どうしても西田敏行でイメージしてしまう

一行で沙悟浄が最強なんだっけ

校長先生言いましたよね？
帰るまでが西遊記だって

>ネタバレ

前半って斉天大聖が暴れる話しでしょ
龍王に喧嘩売りに行ったり焼却炉にぶち込まれて燻されたり

>もっと古いのが封神演義
舞台となる年代が古いだけで成立年代は全然古くないぞ
設定も全部劣化西遊記だし

>日本で天竺に行った西遊記なんてほとんどないだろ
ある程度長期に渡って展開して天竺についたやつというと電撃テンジカーズくらいしか思いつかん

>設定も全部劣化西遊記だし
成立年代を考えるだに旅の道中のエンタメ度が異常に高くてそりゃ人気になり続けるわって感じ

知らん事が多い…勉強になるスレだな…

原作だれなん

>>この八戒どうしても西田敏行でイメージしてしまう
夏目三蔵可愛い過ぎる

悟空が火と金
八戒が水と木
悟浄が土×2

現在では不明
テキストとして代表的なのはポエムが満載の明代版（平凡社より上下巻の翻訳版あり）と清代版（岩波文庫で完訳版あり）

抄訳としては岩波少年文庫と福音館書店がツートップただしどっちも古くさい文体だからお好きな人意外にはきついかもしれん
原ゆたかの挿絵に反して真面目度では両者に匹敵するポプラ社版もそこそこ
他は個別に覚えとらんけどアレンジキツめなのが多かったなって感じ
一番いいのは完訳で平凡社のが岩波文庫のより多少短く纏まってる

だいぶはしょってたとは思うけど
子供向けのくせに最後までやってた幼少期俺のバイブル

>一行で沙悟浄が最強なんだっけ
元になった神格が一番格上というだけで最強では無い

傷だらけの天使になんてなりたいとは思わない

>天竺以降の続きがある事を今知った…どうなるの？
雲に乗って帰ろうとして一回落ちるけどもっかい乗ってすぐに唐国にたどり着いてお経を置いて天竺にとんぼ返りしてめでたしめでたし
続西遊記って続編だと歩いて帰らされる羽目になる

>だいぶはしょってたとは思うけど
>子供向けのくせに最後までやってた幼少期俺のバイブル
はしょってるだけで肝心な単語や人名や展開は変えてないからいい入門編だと思うわこれ

>日本だとラスボスの知名度がゼロ
最後に戦う妖怪って括りだと玉兎精じゃないかな

天竺から帰ってきた玄奘三蔵が存命中からもう原型の物語が存在してたというんだから凄い話だ

俺が読んだのはラストが天竺に到着して悟空の頭にはもう輪っかはありませんでしたで終わる奴

>はしょってるだけで肝心な単語や人名や展開は変えてないからいい入門編だと思うわこれ
太上老君とか哪吒とかも出てくるし中国伝奇知識に触れるにはもってこいだよな
ガンダムより先にこれで覚えてたよナタク

愉快そうな旅だなあ

>>一行で沙悟浄が最強なんだっけ
>元になった神格が一番格上というだけで最強では無い
天帝の簾を上げ下げする人(一番近い護衛)＞辺境の水軍の元帥＞馬飼い
馬飼いがブチギレて暴れたから建前上最高位の斉天大聖になるけど

>ネタバレ
みんなめっちゃ偉くなっとる！

伝承初期だと玄奘がバリ主人公で孫悟空のポジションにいたのは玄奘にぬこのように懐く虎
孫悟空も初期だと破天荒な玄奘に振り回される朴訥なお猿の従者だったりする

>>はしょってるだけで肝心な単語や人名や展開は変えてないからいい入門編だと思うわこれ
>太上老君とか哪吒とかも出てくるし中国伝奇知識に触れるにはもってこいだよな
>ガンダムより先にこれで覚えてたよナタク
ナタ！

>俺が読んだのはラストが天竺に到着して悟空の頭にはもう輪っかはありませんでしたで終わる奴
俺もそれだったな
お師匠様、輪っか取って下さいよと言ったら頭触ってみなさいと言われて触ったら何もなかったという綺麗なオチ

モンキーマジック

平凡社の訳はもちろん岩波文庫の旧訳のノリも好きだ

>>ガンダムより先にこれで覚えてたよナタク
>ナタ！
マジで安能務って奴が全て悪いんだ！
でも日本語だとナタクの方が言いやすいんだよね……封神演義も超訳だけど安能版の方がわかりやすいんだよな……

>ネタバレ
闘戦勝仏が戦闘勝仏になっている

>平凡社の訳はもちろん岩波文庫の旧訳のノリも好きだ
昔の漢詩の訳文がこういう感じだな
訓訳が多い

スレ画実は地方病が原因だったとかXのオタクが好きそう

>悟空が火と金
>八戒が水と木
>悟浄が土×2
待って俺もそれ考えたことあるんだけど五行は木行が青、火行が赤、土行が黄、金行が白、水行が黒じゃん
だから悟空は火行
猪八戒は黒豚との描写もあるから水行
沙悟浄は肌が青黒いとの描写があるから木行
三蔵は中心の五行である土
馬は白竜らしいから金行で五行綺麗に並んで揃ってるなって納得してたんだけど
悟空は金行のような描写もあるし
>ネタバレ
で知ったけど沙悟浄は金身羅漢の位で金行要素もある(まあ金=素晴らしいって意味で金属鉱物という意味ではないかもだけど)
悟空は五行全部と言っていいくらいのエレメンタル持ってるのよな

20年くらい前に新聞連載してたやつも面白かったな
師弟の絆に軸足を置いたアレンジもので悟空は天界で楽しく馬飼いをやってたが仙術の師匠をバカにされてブチギレて反乱起こす

子母河の直前の通天河も八戒のキャラが立ってるし（岩波文庫版でのみ）それぞれの武器の紹介が入ってたりで面白いところ

>No.1290092159
中野美代子の「西遊記の秘密」でその辺やってたのは思い出したが内容はすっかりど忘れしてるな…

一番古い版本×4が全部日本にあったという
その内大河内家旧蔵本は今では台湾の故宮が所蔵しているが
後半だけの広島浅野家旧蔵本は原爆投下前に疎開させてセーフ

悟浄の初登場シーンで鵝黄の衣を着てるって描写があるから土と言われりゃ土要素は一応ある

>一番古い版本×4が全部日本にあったという
漢籍はとりあえず保管する文化があったおかげで散逸してるものも残ってるのいいよね

ちゃんと元ネタがあってしかも史実だから面白いんだよね

国王が妖怪に殺されて国を乗っ取られ、悟空たちが妖怪を退治して国王は蘇生するというパタリロ西遊記でも採用された有名な話があるが、浄土真宗が説教用に翻訳した本（現存しないが現存本より前に出た本らしい）だと蘇生しなかったり話の筋が段々こなれていたというのが面白い

西遊記と三国志は中国人に負けないレベルで日本人も好きだよなあ

>漢籍はとりあえず保管する文化があったおかげで散逸してるものも残ってるのいいよね
虫に湿気にカビという本の大敵だらけなのに昔の本って沢山残ってるよな…

>>一番古い版本×4が全部日本にあったという
>漢籍はとりあえず保管する文化があったおかげで散逸してるものも残ってるのいいよね
その内一本は天海僧正が所蔵者だったが、僧正が56歳の時（天海の生年は諸説あり）に成立しているんだよな世徳堂本西遊記

堕胎泉の管理者の如意真仙という牛魔王の実の兄弟なのに実力皆無の雑魚
獲物の如意鉤も足元をひっかけて嫌がらせするだけの代物で孫悟空に二つに折られて更にそれをもう一回折られて四つの欠片にされて完全産廃に
本人は牛魔王に免じて放免
後に火炎山で牛魔王は紅孩児の件は問い詰めたがこいつのことは全く触れていなかった

国一つ分の人間を食い尽くした大鵬金翅鳥=迦楼羅はその号を冠した朱粲がイメージにあるんじゃないのかって説は面白い

>漢籍はとりあえず保管する文化があったおかげで散逸してるものも残ってるのいいよね
中国だと本家だけに新しいのが出たらそれに更新されるが日本は古いのもそのまま保存していたので散逸書が残りやすかった

>悟浄の初登場シーンで鵝黄の衣を着てるって描写があるから土と言われりゃ土要素は一応ある
悟空は要は大地から産まれたわけで土から掘り出された原石が熱せられ叩き上げられ人にとって有用となる鉄器となる感じだから金行要素はすごくあるんだけど
西遊記は道教の五行思想が色濃く残る時代に仏教の思想が広まっていく話だからあまり五行思想に当てはめるのも無意味って言われたことはある

>西遊記と三国志は中国人に負けないレベルで日本人も好きだよなあ
中国に営業に行った時、三國志大好きだからその話したかったけど中国人は水滸伝が凄い好きだった
水滸伝〉〉〉〉〉〉西遊記〉〉三国志って感じだった

>>一番古い版本×4が全部日本にあったという
>漢籍はとりあえず保管する文化があったおかげで散逸してるものも残ってるのいいよね
儒教国ではないけど古いものはとりま尊いって感覚は日本人の方があるよね
中国も元々は持っていたんだろうけど

老君の丹炉の童子だった金角銀角が下天して狐精の集団を母や叔父としてへりくだる過程が謎
これ説明されてる研究本あったっけ

完訳に出来れば挑戦してほしくはある
七回までは悟空の天界大暴れ編で十二回までは太宗の発心編で三蔵の旅路とは特にそんな関係ないからそこは後から読めばいいや

シグルイの作者の描いてた西遊記もので三蔵が孕んでたけど
史実だったのか

竜王の目にはただの鉄塊と思われたものが悟空の手に渡った途端に「如意金箍棒重一万三千五百斤」の銘が見つかるって演出はイカしてるし
六耳のサルが持つ随心鉄桿兵ってもう一つの如意棒の名前もイカしてる

>老君の丹炉の童子だった金角銀角が下天して狐精の集団を母や叔父としてへりくだる過程が謎
>これ説明されてる研究本あったっけ
仙道だし普通に出自が狐狸なんじゃないの

宮城谷昌光が書いた西遊記が読みたい

受験勉強からの逃避として読んでて辞書みたいな分厚い本だったけど
完訳だったのかは不明

>中国に営業に行った時、三國志大好きだからその話したかったけど中国人は水滸伝が凄い好きだった
自分も30年ほど前上海周辺うろついた時に水滸伝好きな現地人と合ったな
自分も好きなので話ははずんだ
ちなみに相手は喪門神鮑旭が一番好きだと言ってたな

>六耳のサルが持つ随心鉄桿兵ってもう一つの如意棒の名前もイカしてる
如意と随心(思った通りになる事と心に従う事)
金箍と鉄幹(金枠と本体)
棒と兵(道具と人)
と全部対になってるのが素敵

スタージンガーの原案になってるSF西遊記読んだけど面白かったよ

沙悟浄がかなりの邪悪だよね

>沙悟浄がかなりの邪悪だよね
三蔵の前世9人分の頭蓋骨をアクセサリーにして旅に同行してるって猟奇を感じる

>>日本だと前半の天竺目指す話が人気あって(というか後半の知名度ほぼ無い)
>>中国だと後半が人気あるってのは知ってる
>天竺ゴールで最後じゃなかったのか…
お釈迦様が与える81の試練のうち前半で80後半で１のガバガバ仕様の試練だと聞いた
どうせならラストの試練は魔界村みたいに最初からやり直せだったらもっと人気出ただろうね

途中で天竺でもらったお経を紛失する事もあったな

>>沙悟浄がかなりの邪悪だよね
>三蔵の前世9人分の頭蓋骨をアクセサリーにして旅に同行してるって猟奇を感じる
wikiでは観音様に「お前もっとけや」って言われて持ってたっぽいが

僕のひとみが遠い街の夕焼け見たいと言うのです
僕の唇が知らない人と話がしたいと言うのです

正直ゲームのソンソンや西遊降魔録やスーパーモンキーくらいの知識しか知らない
モチーフのエロゲとかありそでないよね

>wikiでは観音様に「お前もっとけや」って言われて持ってたっぽいが
三蔵の取経伝説では深沙神が何個かの取経僧の髑髏を見せてお前の転生前の成れの果てだぞと脅かすくだりがある
ただ西遊記として名前がつくテキストだと早々にこの取経僧の髑髏≠三蔵って設定になっちゃってるみたい

>受験勉強からの逃避として読んでて辞書みたいな分厚い本だったけど
>完訳だったのかは不明
コンパクトにまとめた底本を採用したと言われる平凡社版ですら文庫版で六冊とか上下巻二段組でびっしりやって分厚いの二冊とかだからね

悟空だけ戦闘スペック飛び抜けてるのにそれが悪戦苦闘するのだから取経パートは面白い

大体悟空が忠告しても三蔵が聞かずにピンチになって悟空が尻拭いみたいなパターンが多い

>スタージンガーの原案になってるSF西遊記読んだけど面白かったよ
いいよねサーキアック

太上老君のとこから逃げた青牛がめちゃくちゃ強くいから飼い主来てなんとかする話はキン肉マンのキングトーンみたいだと思った

>宮城谷昌光が書いた西遊記が読みたい
玄奘から徳が溢れ出て眩し過ぎる話になりそう

如意棒と互角に撃ちあえる牛魔王の獲物に名前が無いんだよな
どこかでなにかの神木みたいな説があったけど

名のある妖怪の獲物はだいたいメイドイン太上老君
八戒の馬鍬も悟浄の降魔宝杖も
飛んだマッチポンプだぜ天界のアナハイムエレクトロニクス

>平凡社の訳はもちろん岩波文庫の旧訳のノリも好きだ
ルビの使い方がルナ・ヴァルガーを思い出す

そういや悟空の不死身も元はといえば太上老君製の丹を盗み食いしたせいだった…

>大体悟空が忠告しても三蔵が聞かずにピンチになって悟空が尻拭いみたいなパターンが多い
三蔵法師がなんでも天竺までの道中様々な国に身を寄せてはそこの秀才たちと説法問答して論破しまくって
「またこの国でも新たな気づきは得られなかった…」と国を後にするファンキーモンキーバイタリティなお坊さんなんで孫悟空はもう一人の三蔵法師なのではないか

まあ三蔵って当時のスーパーエリートだもんな

>名のある妖怪の獲物はだいたいメイドイン太上老君
>八戒の馬鍬も悟浄の降魔宝杖も
>飛んだマッチポンプだぜ天界のアナハイムエレクトロニクス
三蔵法師への試練なんだから最初からマッチポンプなのはそう
お釈迦さまも旅の最後の方で
「ところでこの旅路でお前に81個の試練を与えるつもりだったんだけど最後の1個を与え忘たので今からちょっと川に叩き落すわ」
とかやってるし…

>孫悟空はもう一人の三蔵法師なのではないか
仙になろうとしてたし頭はいいんだよな

今の子供は西遊記って「ドラゴンボールの元になったやつ」くらいにしか知らないのではないか

>飛んだマッチポンプだぜ天界のアナハイムエレクトロニクス
ちょうど出たねそういう小説
おめーらはマッチ擦るだけだがポンプ呼ぶのは楽じゃねえんだぞっつう

今の若い人も小さい頃に西遊記の絵本読んだりはあるんじゃないの？

周星馳の映画見せとけ

>如意棒と互角に撃ちあえる牛魔王の獲物に名前が無いんだよな
>どこかでなにかの神木みたいな説があったけど
混鉄棍をおっとりと書いてあるからまあ鋼って程じゃない鉄の棍棒だと思う
妖魔が自分の武器のスペックを語るシーンってないんだよね
霊感大王の九瓣赤銅鎚と青獅子（二回目）の刀ぐらいか

>ちゃんと元ネタがあってしかも史実だから面白いんだよね
当時の御一行様の宿帳が残ってたりとか
でも物語がどこまで本当なのかは別だろうけど

中国三大奇書だっけ西遊記と水滸伝と聊斎志異だったか金瓶梅だったか

昔話を軸に年々話が膨らんでったから原作者不明なんだっけ

>西遊記と三国志は中国人に負けないレベルで日本人も好きだよなあ
と言うか三国志は横光センセのお陰で日本人三国志に詳しすぎる…って中国人も驚いてた

>西遊記ってちゃんと話知らんけど面白そうだな
らんま1/2風味で笑う

>この八戒どうしても西田敏行でイメージしてしまう
口調的にゼルダのアレがしっくり来ちゃった

>>平凡社の訳はもちろん岩波文庫の旧訳のノリも好きだ
>昔の漢詩の訳文がこういう感じだな
>訓訳が多い
これぐらいの訳が原文書き下し和訳の全体を把握できていい…
読みづらくはあるんだが近世中国語の勉強になる

ゲストが大御所過ぎて凄い(当時はそれ程大物感無かった)

誰かに現代版書いてもらいたいと言うなら嬉野秋彦にやってもらいたいと思っている

中国人の西遊記に対する想いが強すぎて夏目雅子版の西遊記は全然人気無いと聞いた

>>平凡社の訳はもちろん岩波文庫の旧訳のノリも好きだ
>昔の漢詩の訳文がこういう感じだな
>訓訳が多い
元々が講談みたいな語り物だからな
岩波のほうが本来の形に近い

>>一番古い版本×4が全部日本にあったという
>漢籍はとりあえず保管する文化があったおかげで散逸してるものも残ってるのいいよね
というか当時は最新の輸入本だったし
しかも白話小説だからきわめて貴重な扱い

>しかも白話小説だからきわめて貴重な扱い
サブカルチャーだからね…
実用書やサブカルチャーの本は時代を超えられず残存数少ない

>>しかも白話小説だからきわめて貴重な扱い
>サブカルチャーだからね…
>実用書やサブカルチャーの本は時代を超えられず残存数少ない
サブカルチャーというよりは「現代中国語」（当時）で書かれた難解（論語などの文言体に比べ）な書物だから

女人国はマンネリ気味な時期に投下されるギャグ編の趣がある
このあとの牛魔王超えるとほんとにマンネリになる

妖怪の巣窟がだいたい洞窟山があったら洞窟があると思え
で、数十匹の雑魚妖怪を従えているだけすぐ王だの魔王を名乗る
実態は山賊だろお前らって高二な時代には思っていた

正直物語より史実の玄奘三蔵の人生の方が超人めいてる

>>一番古い版本×4が全部日本にあったという
>漢籍はとりあえず保管する文化があったおかげで散逸してるものも残ってるのいいよね
中国のものはとりあえずありがたい、というのと当時は鎖国（今は「鎖国」といわないらしいが）で貿易が制限されてたし
その貿易船だって本ばかり積んでくるわけでもないんで（当然値も張る）単純に高価で貴重なもの、というのもあったんだろう

たまたまこのスレ見たら西遊記ってそんなおもろいのね読みたいわぁってなってる俺がいる

これ好き

三国志もだけ他の箇所ももっとメディアミックスすればいいのに

あらすじは皆知ってるがちゃんと完訳を最後まで読んだ人はあまりいないという作品

>ネタバレ
馬もちゃんと役職なってるの良い

孫悟空が斉天大聖を拝命した時期に義兄弟になった大物妖怪たちがそれぞれ大聖を名乗ったが牛魔王以外はそこだけの出番だったな
500年の間に天界によって討伐されてたのかもしれんが

>>ネタバレ
>馬もちゃんと役職なってるの良い
今だったら男の娘だな
踊り子なんかに化けるのが悪い

>>はしょってるだけで肝心な単語や人名や展開は変えてないからいい入門編だと思うわこれ
>太上老君とか哪吒とかも出てくるし中国伝奇知識に触れるにはもってこいだよな
道教より仏教が上ですよ設定で扱われてると聞いて確かに当然…仏教の経典取りに行く話だしそうなるわねと思ったが
西遊記は子供向けのを幼少時読んだだけだから本格的にきちんとしたのを読むのも良いなとなった

>日本で天竺に行った西遊記なんてほとんどないだろ
香取慎吾のやつは行ってたっけか

西遊妖猿伝読んでみたいな

昔の作品ってキャラの活躍バランスが悪いよね

考えてもみれば道教や仏教の神仙がごっちゃで登場してくるなこれ

>これ好き
エロギャグとシリアスの乱高下

たぶん通天河の亀はまだ人間になれない

>正直物語より史実の玄奘三蔵の人生の方が超人めいてる
インド行ってからのほうがアクティブにあちこち回ってるんだよな…

原典では沙悟浄はだいぶ地味というのは微妙にショックだった

>インド行ってからのほうがアクティブにあちこち回ってるんだよな…
土地柄考えれば大変なのはヒマラヤ超えるまでだからな
あっちに行っちゃえば気候も暖かくて食い物には困らないし

>考えてもみれば道教や仏教の神仙がごっちゃで登場してくるなこれ
一応天帝がトップだっけ？
釈迦や太上老君もほぼ同格っぽいけど

>原典では沙悟浄はだいぶ地味というのは微妙にショックだった
日本では何故か河童にされる沙悟浄…
川に居たせいなのか…青肌だったからなのか…

>これ好き
いいよね…

原文がウィキソースにあるから読もうと思えば読めるという……
要求される知識量も相応に高いが

>一応天帝がトップだっけ？
>釈迦や太上老君もほぼ同格っぽいけど
道教組がメインの舞台でよく顔見せてて
たまに釈迦とか仏教組がなにかとゲストでお呼ばれされてくるみたいな印象

>1737499385419.jpg
ラブコメとして見たらめちゃくちゃ真面目にやっとる

>考えてもみれば道教や仏教の神仙がごっちゃで登場してくるなこれ
大衆側からの認識を反映してる感じ
日本もまあ分離政策以前は神仏習合してたわけだし
今よりも識字率が低く口頭で伝承される社会における宗教観というのは様々な観念や要素が自然と混ざり合ってしまうんだろう

>ネタバレ
カトちゃんの称号が載ってないんだが

演義もそうだけど成立が明代の小説なんで設定は明代基準の物語なんでしょ

>>1737499385419.jpg
>ラブコメとして見たらめちゃくちゃ真面目にやっとる
西遊記として見ても大筋は合ってるからひどい

「車遅暴虐の王を除かねばならぬ」
「やめて三大仙に騙されただけだから」

佐藤二郎の顔した菩薩が空に浮かんできて
なんかくだらんことしゃべってくる西遊記ないかな

政治的には安定していて戦争の気配が全くない天竺までの国々
史実だと玄奘の通過した国の中には帰国する時には滅ぼされたのがあったりするが

>演義もそうだけど成立が明代の小説なんで設定は明代基準の物語なんでしょ
だいたいそう

>>一応天帝がトップだっけ？
>>釈迦や太上老君もほぼ同格っぽいけど
>道教組がメインの舞台でよく顔見せてて
>たまに釈迦とか仏教組がなにかとゲストでお呼ばれされてくるみたいな印象
玄武の化身である玄天上帝には悟空も終始低姿勢で接していたな
あと世話になった太白金星にも丁寧に接する
二郎神とは丁寧語だけどタメ、哪吒には上から

面白いよね

最後はちゃんと天竺まで行く

あんま記憶ないけど大体悟空がやらかすか三蔵法師がとっつかまって大騒ぎって展開でこち亀みたいなノリで楽しく見てた
お約束っていいよな

>最後はちゃんと天竺まで行く
俺のトラウマはるな
コレを作ったやつをマジでぶち殺したい！

ギャグ漫画的構成だね

たいてい西田敏行がなんかやらかしてたような

最遊記って実はドラゴンボールより原作に寄り添ってるってマジ？

>たいてい西田敏行がなんかやらかしてたような
左とん平かもしれないだろ

>最遊記って実はドラゴンボールより原作に寄り添ってるってマジ？
ドラゴンボールのどこが原作に寄り添ってるのか

名前と武器…？

>宮城谷昌光が書いた西遊記が読みたい
王家の風日や太公望が封神演義を一文字も参考にしてないように
宮城谷先生だったら悟空や牛魔王たち妖怪に神や仙人や仏の類が誰もいないし女人国だの車遅国だの架空の国もない史実ベースの話になると思うぞ

>演義もそうだけど成立が明代の小説なんで設定は明代基準の物語なんでしょ
なので封神演義と同じく宋～明あたりの民間信仰の神々など
唐初にいそうもない神格だらけです

>一行で沙悟浄が最強なんだっけ
悟空は恵岸＝木叉＝封神の木吒相手に術なしで普通に勝ってるけど
沙悟浄も猪八戒も恵岸相手に互角だから沙悟浄が一行で最強は無理だと思う

古の文だから解釈違いはあるだろうな

不眠不休乱痴気二毛作(ねるひまなしのずっこんばっこん)

三蔵猿豚のキャラは完璧といっていい
だから河童をどういうキャラに改変するかで西遊記物の面白さは決まると思ってる
馬は小便以外の見せ場があればいいですね

>日本だとラスボスの知名度がゼロ
頭が9つあるから九霊元聖（太乙救苦天尊の九頭獅子）かな
そいつの後に犀とか玉兎いるからラスボスではないと思うぞ

>馬は小便以外の見せ場があればいいですね
踊り子（♀）に変化して妖怪を魅了する見事な踊りを披露しただろう
いや待てお前竜宮の太子（♂）…火遊びって本当はそういう…

>>演義もそうだけど成立が明代の小説なんで設定は明代基準の物語なんでしょ
>なので封神演義と同じく宋～明あたりの民間信仰の神々など
>唐初にいそうもない神格だらけです
李靖…

封神演義は本国だとドマイナーで知らない人も珍しくないという

そもそも本編でも群星正神とか設定ガバガバやん

>封神演義は本国だとドマイナーで知らない人も珍しくないという
毎年のように映画やアニメやドラマかなにかやってるし
今年のしょっぱなから映画が実写とアニメの二本やってるからドマイナーは無理です
神々の設定も西遊記より封神演義の設定を優先させてる部分もあるしな

てかスレ画の話普通にマチャアキの西遊記でやってたな
三蔵エロかった

>神々の設定も西遊記より封神演義の設定を優先させてる部分もあるしな
それは無理がある
趙公明関連は特に酷い原典の伝承ととかすりもしねぇ

>封神演義は本国だとドマイナーで知らない人も珍しくないという
あと山海記もな
あれ本国だと知名度クトゥルー神話とどっこい

>それは無理がある
>趙公明関連は特に酷い原典の伝承ととかすりもしねぇ
哪吒関連は？
というか趙公明って現代じゃ陳九公とかの封神のオリキャラと一緒に祀られてる始末だけど西遊記だと関羽といっしょに悟空に挨拶してるくらいで西遊記との比較に適さない例だろう…

藤原カムイの描いてたマンガ版の西遊記読んでたんだけど三人揃ってこれからいよいよ旅が始まる！って所で終わってはぁ！？！！ってなった
まぁ五行山に封じられるまでの悟空の足跡みっちり描いてたから別の意味では満足ではあるんだが

>封神演義は本国だとドマイナーで知らない人も珍しくないという
日本でだって藤崎のマンガが出るまでドマイナーだったろ

>李靖…
ぎりぎり生きてるしまださすがに毘沙門天と習合するような神格化もされてないし
取経の旅の五百年以上前から天界で哪吒の親とかできるわけないでしょ

>1737474451933.png
これ最遊記でパロってくれ

>封神演義は本国だとドマイナーで知らない人も珍しくないという
だったら19年の哪吒之魔童降世が興行で日本円で800億いったり
23年の封神第一部：朝歌風雲が400億いく理由や
中国や台湾のソシャゲにジャンプの漫画に出てこない設定やかけ離れたデザインで出てくる理由を説明してみてくれ…

>だったら19年の哪吒之魔童降世が興行で日本円で800億いったり
>23年の封神第一部：朝歌風雲が400億いく理由や
>中国や台湾のソシャゲにジャンプの漫画に出てこない設定やかけ離れたデザインで出てくる理由を説明してみてくれ…
全部ジャンプ藤崎版のあとの話だな

>全部ジャンプ藤崎版のあとの話だな
どれも全部ジャンプ藤崎版だと説明つかない内容ですけどね

>正直ゲームのソンソンや西遊降魔録やスーパーモンキーくらいの知識しか知らない
>モチーフのエロゲとかありそでないよね
三蔵法子先生は俺の青春

>全部ジャンプ藤崎版のあとの話だな
ジャンプ藤崎版の前の映画やドラマやアニメのほうの説明も頼むわ

哪吒の場合は原典は苦難の末（というか死んでる）に龍王を討伐していく古代中国人大好きな治水英雄譚だからな

人気度合いとか知名度考えたらそれは向こうで売れるわってなった

>ジャンプ藤崎版の前の映画やドラマやアニメのほうの説明も頼むわ
じゃあそっちも公開年とタイトルと売上頼むわ

流沙河
は砂漠だが川と誤解されがち
だと思ってたがさらに元のテキストでは川だった時期もあると聞いて分からなくなった

>これ好き
これアニメ化せんかな
これで西遊記にも詳しくなれる

中華義侠に対する日本の関心の高まりは別にフジリュー封神がきっかけってわけでもないだろ
どんだけ影響力あるんだよ

悟空は思ってる以上にハチャメチャに強いし思ってる以上に賢く礼儀正しいんだよね
苦戦エピソードやブチギレエピソードが有名な見どころなので結構ギャップ

>流沙河
>は砂漠だが川と誤解されがち
>だと思ってたがさらに元のテキストでは川だった時期もあると聞いて分からなくなった
元のテキストって当然中国語版の話だよね
ならだいたいオリジナルに近い（出版が古い）ほうが正しいかと

>今だったら男の娘だな
>踊り子なんかに化けるのが悪い
人間体の時は何気に美形なのはやっぱり王子だからか
割りと書き分け出来てるな

明代の頃だと玄奘が通った所は大体イスラム化してる

>じゃあそっちも公開年とタイトルと売上頼むわ
1949年の哪吒梅山収七怪といくつもある哪吒が主人公のものならともかく
69年の大破誅仙陣に75年のドラゴン水滸伝こと封神榜だの複数ある時点でいろいろ無理スジだぞ…

西遊記って穏やかで賢い三蔵がお供を導くみたいなイメージあるけど
実際読むと三蔵がやらかしてる事多くね

唐突にマシュランボーってあったなあと脳裏に…

>西遊妖猿伝読んでみたいな
やめとけやめとけ
現在未完だから辛くなる

>>原典では沙悟浄はだいぶ地味というのは微妙にショックだった
>日本では何故か河童にされる沙悟浄…
>川に居たせいなのか…青肌だったからなのか…
結局日本でも地味な常識人ポジじゃねえかな
お師匠様と八戒でトラブルメーカー回してるし
（ただし沙悟浄いないと危なくて悟空が単独行動できない）

>>ネタバレ
>馬もちゃんと役職なってるの良い
馬ちゃんあれでもボンボンなんやで
竜王の息子なんやで

誰が沙悟浄を河童ということにしたのかな

>中華義侠に対する日本の関心の高まりは別にフジリュー封神がきっかけってわけでもないだろ
>どんだけ影響力あるんだよ
フジリュー封神も老子や普賢文殊や天君や金光聖母など西遊記の登場人物結構出してるけど
それが日本の西遊記ものにでてくることは哪吒ですら極めて稀な有り様だからな…

実際の水中戦は元水軍の🐷担当

ネーミングルールからしあら孫悟空、沙悟浄なら猪八戒は本当なら猪悟能よびのが正しいんじゃないかといつも思う
あるいは沙悟浄じゃなくて沙和尚にするか

>中華義侠に対する日本の関心の高まりは別にフジリュー封神がきっかけってわけでもないだろ
>どんだけ影響力あるんだよ
ジャンプしか読んでない漫画通は多い

>>中華義侠に対する日本の関心の高まりは別にフジリュー封神がきっかけってわけでもないだろ
>>どんだけ影響力あるんだよ
>フジリュー封神も老子や普賢文殊や天君や金光聖母など西遊記の登場人物結構出してるけど
>それが日本の西遊記ものにでてくることは哪吒ですら極めて稀な有り様だからな…
中国だと二郎真君が一番人気だっけ
西遊記にもちょろっとでてくる

中国だと水滸伝の方が人気あるんだっけ？

>哪吒の場合は原典は苦難の末（というか死んでる）に龍王を討伐していく古代中国人大好きな治水英雄譚だからな
二郎神も蛟龍斬ってる治水の神だな
哪吒の場合は西遊記も封神も龍王は洪水起こしてない　先に哪吒のほうが襲撃してるのがひどい

もちろんネットがなかった時代の横山三国志や幻想水滸伝やふしぎ遊戯から入った人もいるだろうけどやっぱり限定的なんだよ

ネットと共に爆発的に読者が流入して
若い子にきっかけは？って聞くとやっぱり封神演義か拳児なわけ

今の子供はどこから西遊記知るんだろう

三蔵一行に最後の試練を与えたのはこいつ

三蔵は位みたいなもんで大佐とか少佐みたいなもの
経律論すべて納めた三冠王が三蔵
なので三蔵法師は他にも居る

>中国だと二郎真君が一番人気だっけ
>西遊記にもちょろっとでてくる
天界であばれまくって地上に戻った悟空捕まえた奴だっけか

>若い子にきっかけは？って聞くとやっぱり
聞いたの？

>三蔵一行に最後の試練を与えたのはこいつ
燃灯仏は試練どころか迦葉と阿難に渡された無字の経文のことを教えてくれた親切な仏だと思うが

>>三蔵一行に最後の試練を与えたのはこいつ
>燃灯仏は試練どころか迦葉と阿難に渡された無字の経文のことを教えてくれた親切な仏だと思うが
それと同時に一行が乗り越えるべき苦行の数があと一つ足りなくね？
というある意味理不尽な理由もあるから

ちょっと前に香取慎吾のドラマ版が再放送してるのちらっと見たら伊藤淳史が出産してたけど
元ネタあったのか…

福音館の西遊記て言うほど古臭い文体だったっけ？
悟空もコミカルに色々喋ってたし読みやすかった記憶があるが

>それと同時に一行が乗り越えるべき苦行の数があと一つ足りなくね？
>というある意味理不尽な理由もあるから
災難簿を確認した観音様が最後の一難のために一行を運んでた八大金剛に通天河の近くで一行を降りさせたな

これのおかげでずっとラスボスは牛魔王だと思い込んでた
中ボスだった

>>中国だと二郎真君が一番人気だっけ
>>西遊記にもちょろっとでてくる
>天界であばれまくって地上に戻った悟空捕まえた奴だっけか
あとは九頭駙馬戦くらいしか出てこないから本当にちょろっとくらいである

>これのおかげでずっとラスボスは牛魔王だと思い込んでた
>中ボスだった
最初は兄弟分でもあった

紅孩児が善哉童子の前身とされる都合上対として紅孩児に対処できる存在として名前だけちらっと出てくる善哉龍女
法華経だと幼女だがここではもうちょい育っていて大変な美少女らしい

最も苦戦苦労させられたのは独角兕大王（青牛怪）か六耳獼猴（偽悟空）のツートップ
どちらもお釈迦様にヒントをもらうという最終手段

>人気度合いとか知名度考えたらそれは向こうで売れるわってなった
商標の関係で次は封神と鍾馗らしいけど
楊戩と魔家四将と梅山兄弟と哪吒と李靖の扱いと
仏教側は妖怪差別、道教側もろくでもないという露悪的な基本設定を考慮すると
次のゲームもそうとうひどいことになりそう

俺が読んだのはこれ

>日本で天竺に行った西遊記なんてほとんどないだろ
一番有名な例のドラマは中途半端な所で２終わった後３やろうとして夏目さんの急逝で頓挫したと聞いた
あれから何度も作られるリメイク版もいわゆる「俺たちの戦いはこれからだ！」オチばかりである

>馬ちゃんあれでもボンボンなんやで
>竜王の息子なんやで
田中芳樹の「創竜伝」の4兄弟の1人にも転生してるからな

せっかくなので原作の人参果ネタで描いたの貼る

>大体悟空が忠告しても三蔵が聞かずにピンチになって悟空が尻拭いみたいなパターンが多い
故・邱永漢が翻訳したバージョン読んだがまさにその繰り返しだった
偉大なるマンネリとも言うが流石にそれでは飽きるんで前半の敵ばかり有名になるのは納得

>正直物語より史実の玄奘三蔵の人生の方が超人めいてる
唐～天竺を数回往復してるからな

>流沙河
>は砂漠だが川と誤解されがち
>だと思ってたがさらに元のテキストでは川だった時期もあると聞いて分からなくなった
とりあえず西遊記世界では流砂河で避水訣使って戦ってるんで本当に水の川
砂漠が川と誤解され西遊記が書かれた後に本当は川じゃないんだぜトリビアが現代で流行った結果西遊記と行き違い起こしてる

>>正直物語より史実の玄奘三蔵の人生の方が超人めいてる
>唐～天竺を数回往復してるからな
同じ事をやって尚且つ二度目にインドの王権争いに巻き込まれて解決した役人もいて小説のネタにもなった
そんな人でも現代では殆ど知られてなかったあたり初唐～盛唐の人材豊富さが伺える

>とりあえず西遊記世界では流砂河で避水訣使って戦ってるんで本当に水の川
>砂漠が川と誤解され西遊記が書かれた後に本当は川じゃないんだぜトリビアが現代で流行った結果西遊記と行き違い起こしてる
どうもそのへんは三国志演義以前に正史などあるように
水滸伝にも宋史、封神演義も史記とかあるし西遊記にも大唐西域記とかいろいろあるわと理解できずに
三蔵を扱ったものが西遊記しかないとでも思い込んでる人たちがいるっぽいんでな

仙人がそこら中にいる

>馬ちゃんあれでもボンボンなんやで
>竜王の息子なんやで
馬が割りと出番有る描写だとちょっと生意気でワガママそうだけど一向を慕う可愛げ有る末弟分なキャラだったりしてて
良いキャラ描写だなって思った

天竺から唐に戻ってきてめでたしめでたし？

三蔵が持って帰った経が般若心経なのはあまり知られていない

>天竺から唐に戻ってきてめでたしめでたし？
試練1個足りなかったから巻物落して泥まみれに
三蔵は嘆くが悟空がこの世に汚れないものなどありましょうか
この巻物は今本物になったのですよと言ってめでたしめでたし

>原文がウィキソースにあるから読もうと思えば読めるという……
誤刻も多いから読みたきゃ国会図書館のデジタルコレクション当たった方がいいな
平凡社から出たやつの元本なんかもある
https://dl.ndl.go.jp/pid/2608869

>天竺から唐に戻ってきてめでたしめでたし？
正確には仏となった三蔵が唐に仏法を広めてめでたしめでたし

>正確には仏となった三蔵が唐に仏法を広めてめでたしめでたし
広めたというか皇帝に経巻を渡していざ講義ってところで仏に回収されちゃったので後西遊記なんて二次創作が生まれる

>仏教側は妖怪差別、道教側もろくでもないという露悪的な基本設定を考慮すると
日本だと妖怪も自前で修行して成仏すんのにな

この世は東西南北の大陸で構成されてて南の大陸から西の大陸に行く話というわりかし根本からフィクションなファンタジー

>三蔵の前世9人分の頭蓋骨をアクセサリーにして旅に同行してるって猟奇を感じる
知らんかった

四海龍王とか言うフリー素材

もっと評価されるべき作品、正統続編作ってくれねえかなあ

後半も荊棘嶺とか王子に武芸を授けるとか弟子たちのキャラ立ちのおかげで面白くなる回がないこともないので単純に長くてギブアップされてそう

猪八戒は昔は朱八戒だったのに洪武帝のせいで名前が変わったと最近知った
でもキャラ付けできたからお得だったね

>四海龍王とか言うフリー素材
関帝のように三国時代の人間が神格化されたもの
とか生まれた時代を誰でも知ってるレベルを除けば
神も仏も仙人もみんなフリー素材だけどね
いちいち経典とか資料読むどころかネット検索すらしないのは西遊記や封神演義で証明されてるし

>猪八戒は昔は朱八戒だったのに洪武帝のせいで名前が変わったと最近知った
悟能と無能が向こうだと同じ音なあたり悟浄の名前って辻褄合わせで作られたんじゃね？って説も見たな

超小物だけどたまたま三蔵の拉致に成功してしまい「やべぇ斉天大聖が来るぞ俺ら皆殺しじゃん」ってビビりまくって
素直に返せばいいのに部下の甘言に乗せられて無関係な他人の頭骨を「すいません手下が食っちゃいました、頭だけでもお返しますのでどうかご勘弁を」で誤魔化せると思った魔王とかもいたな
当然嘆きから我に返って怒り狂った三弟子によって皆殺し
ここら辺の思考パターンがまさに中華妖怪

>もっと評価されるべき作品、正統続編作ってくれねえかなあ
それ鳥さが寄稿してたな

>超小物だけどたまたま三蔵の拉致に成功してしまい「やべぇ斉天大聖が来るぞ俺ら皆殺しじゃん」ってビビりまくって
八戒加入直後の黄風怪もそのパターンだったな
俺は適当な動物でいいって言ったのに！！と叱りつけるあたりが残酷だがユーモラス

ガンダーラってパキスタンだしイスラム教じゃん！って浅い知識でツッコミ入れてた思い出

>1737475728045.mp4
あの頃からママになるのよとか言ってたのか
センスすげえな

みんな教養あるなぁ

馬は名は玉龍だけど諱呼びを避けるのも有ってか白龍馬の名前の方が中国や台湾では一般的

>ガンダーラってパキスタンだしイスラム教じゃん！って浅い知識でツッコミ入れてた思い出
アフガニスタンだったと思う
イスラムなのはその通りでトルコで英雄とされるマフムード・ガズナに滅ぼされイスラム化した

>馬は名は玉龍だけど諱呼びを避けるのも有ってか白龍馬の名前の方が中国や台湾では一般的
手塚治虫の「僕の孫悟空」だと天竺に憧れて家出してきた家出娘でアラビアンな踊り子に化けて妖怪と戦ったことがあるがそれ以外だといざ目的の天竺に着いたら一行から離脱してどこかに行ってしまう

愛の国