虹裏img歴史資料館 - imgの文化を学ぶ

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2020-02-22のスレッド一覧 6357件

体力測定を終えそれぞれ解散した直後、運動場の出口でホワイトライオンは行き倒れていた 「あぅ~もうダメそうです…たくさん動いたからお腹がペコペコです…何かたべもの…見当たりません…」 だが悲しいかな、辺りは既に閑散としており人っこ一人とて通りはしない…あるのはバスが残したであろう轍だけだった 「そうだ!空気を食べて凌げば誰か来てくれるかも…すぅ~ぱくぱく…味らしい味がしません~…がくっ」 無人の運動場は食べ物と無縁だった…そしてとうとう力尽きたホワイトライオンは眠りに就こうとしていた…要するにただの惰眠である 「うぅ~おなか…すいた…すん、ふんふん…あれ?なんだか空気に味が出てきました…」 微睡みの中、ホワイトライオンは微かな違いを感じ取っていた (ほんのり甘くて…くりーみぃ…そして優しいお味…なんだかミルクみたいです…それに誰かに包まれてる気がして…ああ…これってお…かあ…さ…) 優しさを感じながらホワイトライオンは眠りの中に沈んでいった…たまたま通りかかったリカオンママの膝枕の上で気化した母乳ミストを吸引しているという事実を知ることもないままに…深い深い眠りの中で親子関係を刷り込まれて

20/02/22(土)22:01:25

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