■月29日 黄金の波
頭を垂れる稲穂が風になびき、日差しを受けて輝くと、何とも美しく幻想的です
この見渡す限りの麦畑を前にして休憩となりました。あまり悠長に構えてはいられませんが、急いては事を仕損じると東洋の言葉にあります
それにしても綺麗です…視界全てが実りで埋め尽くされるのは流石に初めて見ました。金色の海とでも言えばいいのでしょうか
飛び込めば沈んでしまいそうな、深さを錯覚する程の面積には圧倒されます。山が無ければ地平線まで続いていたのかもしれません
これからする事は過酷ですが、今は和みます。私に絵心や詩心があればと思ってしまいますね
…決意に歪みはありません。この美しい光景を消し去る事になるとしても、私は戦います。そして勝ちます
ためらいがあっても、後ろめたさがあっても、罪悪感があっても。一歩も退けないのですから、前に進み続けるのです
迷いますし、悩みもしますが、定めた切っ先は曲げません…行動再開したら、日記を書いている時間も無いでしょう。次に書く時は、決着が付いた後です
18/11/29(木)23:35:53
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