22/12/02(金)22:36:47 こん... のスレッド詳細
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22/12/02(金)22:36:47 No.999769263
こんにちは。ハレルヤニチヨウビです。私が午前中の業務をしている最中、我が相棒こと問題児のサンディは何をしているのか。 気になった…もとい、他の生徒に迷惑を振り撒いてや居ないかと心配になったので、時間を見繕ってはチョロチョロと探りを入れてみました。 普段は「ハッカキャンディを配り回る謎の蒼鹿毛のウマ娘」として生徒達の間では認識されているらしい。あと、何故かサンディに引き寄せられる何かがあるのだとか。 …果たしてそれだけであろうか。あの自分勝手と性欲がウマ娘の形になって歩き回っている様な、滅法脚の速いウマ娘が、ハッカキャンディを配り、少女達に励ましの言葉や労いの言葉を掛けるだけだろうか。 …私だってもっと労いの言葉が欲しい。毎晩サンディに抱かれて、トレーナー業務をこなし、空いた時間にはサンディに振り回される日々だ。最近また下着が少し苦しくなった気がする…
1 22/12/02(金)22:38:38 No.999770310
そんなある日。諸用でトレセン学園の校舎の中を歩いていた時の事。トイレに近付くと、甘ったるい濁った声と、性臭が漂ってきた。 私はしかめっ面を晒しながらトイレに近付いた。年頃の娘の集団であるトレセン学園の事だ。耐え難いフケや性欲を収める為に一声掛ければ小さな部屋を借りられると言う物を。 それに今は授業中だ。これは教師やトレーナーの垣根無く指導しなくてはなるまい。私は声を掛けようとして… 「ほら、何が欲しいのか正直に言っちまいなよ、ポニーちゃん」 ……飴玉の様に甘ったるい、サンディの声がトイレの個室から聞こえた。私の背筋は凍り付いた。彼女の声を聞いた私は身動きが取れなくなり、薄いドア越しの情事を聞かされ…そして、少女のかみ殺した悲鳴…嬌声を聞かされた。 少しして、満足げな表情のサンディが個室から現れ、私を見ると奇遇だなとばかりの表情を浮かべた。 「よう相棒。トイレか?」 「…サンディ、貴女、今さっきまでトイレの中で…」 「ん? 嗚呼。抱いてた。それがどうした」 「不純同性交友! それもこんな場所で!」 「場所なんざ関係ねえだろ。種を蒔きたい奴が目の前に居た。それだけだ」
2 22/12/02(金)22:38:57 No.999770529
私は頭に血が上るのが分かった。 「サンディ、貴女何人の女の子をその手に掛けたの」 「お前は数えるのも億劫に成る程、山ほどの沢山の種を蒔く時に一々一粒一粒数えながら蒔くってのか、相棒」 「答えになってない!」 サンディの余りにも下衆な言葉に私は叫び、背を向けて立ち去ろうとした。 「待てよ相棒。何だお前。嫉妬してるのか? 可愛い奴め」 ぼんっ…と黒い霧になって私の前に立ち塞がったサンディはそう言った。嫉妬。そうとも嫉妬だ。大なり小なり、あどけない少女に手を掛けた事に対する怒りも在ったが、私の心中に満ちていたのは嫉妬だった。 何故。あんなに毎晩、私を泣かせる程抱いていると言うのに他の少女にも手を出すのか。私はサンディの相棒では無いのか? そして、そして…認めたくない。認めたくはない。それを認めてしまえば、私は、私は… 私はまた一歩。男から遠のいてしまう。一人の人物としてではなく、女として、嫉妬しているのだとしたら。
3 22/12/02(金)22:39:33 No.999770803
「そうカリカリするなよ。フライパンの上のベーコンじゃねえんだから。今夜は何時もより激しくしてやるからよ。気を治せよ」 「…っ、サンディのバ鹿!!」 私はそう言うとサンディの手を払い除け、トイレを出た。 結局その日のトレーニングはガタガタ。外泊の許可を貰うと手早く荷物を纏めて、トレセン学園から程よく離れたビジネスホテルで一夜を過ごした。 …凄く久しぶりに、サンディに抱かれない独りぼっちの夜を過ごした気がする。最初の生理の時以来だったろうか。 枕を抱き締めて、窓から見える月を見る。ホロホロと涙が止まらなかった。まるでサンディに裏切られたかの様な気分だ。 結局その夜は泣き疲れて眠り…朝になってホテルを出て寮から登校する少女達に紛れてトレセン学園の門を潜った。
4 22/12/02(金)22:39:57 No.999770987
重く大きな溜め息を吐き出しながら、私は自分の部屋に戻ってきた。憂鬱な気分が過ぎる。 「遅いお帰りだな、相棒」 ぼんっ…と黒い霧からサンディが現れた。私は仕事机に突っ伏したまま、彼女を見やる。血の様に紅い眼が、私を見詰めていた。 「顔を上げろ、相棒」 そう言うや否や、サンディが両手で私の頭を掴んで持ち上げた。こっちを見ろとばかりに。 「相棒。お前は、オレ様の物だ。他の誰の物でも無い、オレ様だけの物だ。そしてオレ様の唯一無二の所有物だ。お前はお前だ。誰の代えにも成らねえ。千人の女を抱こうが、一万の夜を共にしようが、お前はお前だ。バ鹿で不器用なウマ娘に人生捧げたクソッタレな程に正直なトレーナーだ。だからオレ様はお前を相棒に見初めたんだぞ」 「…そんなのを、そんなのを私の嫉妬心を納得させる理由には成らないよ」
5 22/12/02(金)22:40:18 No.999771165
「納得する必要なんか無え。これだけは覚えとけ。オレ様はお前を手放すつもりは絶対に無い。絶対にだ」 そう言い終えるとサンディは私にディープキスを落とした。嗚呼。何度もされたキスだ。私を蕩けさせる、悪いキスだ。 唇が離れる頃には私はトロトロになって…ベッドに運ばれると遅いディナーが来たとばかりにサンディに服をひん剥かれた。 嗚呼…魔性のルビーが、私を見詰めている… 『称えよ、晴れるや、日曜日7』 何故なにサンディちゃん Q/サンディちゃん受肉してから何人食ったの(今まで) A/50人は下らないよ。種(因子)をばら撒いてるよ
6 <a href="mailto:s">22/12/02(金)22:41:10</a> [s] No.999771615
えっちなのを書くと言いましたね あれは嘘だ インスピレーション頂いたのでジメジメニチヨウビです
7 22/12/02(金)23:01:16 No.999780169
TSした子が女の嫉妬心を抱くことでしか取れない栄養素がある
8 <a href="mailto:s">22/12/02(金)23:14:29</a> [s] No.999785722
次回こそはえっちかもしれないお話の予定です 違うもの思いついたらまた脱線するかも知れません 需要の無い怪文書にお付き合い頂きありがとうございます
9 22/12/02(金)23:35:08 No.999794344
>「サンディ、貴女何人の女の子をその手に掛けたの」 >「お前は数えるのも億劫に成る程、山ほどの沢山の種を蒔く時に一々一粒一粒数えながら蒔くってのか、相棒」 このタラシはディオ見たいな事言いやがる!
10 22/12/02(金)23:41:51 No.999797139
サンディちゃん立ってたのか!たすかる
11 22/12/02(金)23:42:53 No.999797536
次も楽しみにしてるよ
12 <a href="mailto:s">22/12/02(金)23:43:24</a> [s] No.999797735
>サンディちゃん立ってたのか!たすかる 遅くなりました ごめんね