ここでは虹裏imgのかなり古い過去ログを閲覧することができます。
22/12/01(木)02:23:17 No.999159197
冷たい雨の降る中、フジキセキは夜のランニングへと繰り出した 彼女が纏うは黄色い雨合羽、尻尾には点滅するテールランプ そして傍らには自転車に跨ったトレーナー。2人の目的地は校外である 「あっフジ寮長、こんばんわ。これからトレーニングですか?」 「やあ、ポニーちゃん達。たまには気分転換を兼ねてと思ってね」 「頑張ってくださ~い!」「お気をつけてーっ!」 道すがら、傘を差して出掛ける途中のトレセン生達を何人も追い越す その度に挨拶されたり、黄色い声援を送られたり。フジキセキの人気ぶりがよく分かる フジ自身もそれどころではないだろうに、しっかりと一人一人に笑顔を向けて手を振り応えていく その誠実さ故に、ここが住宅街の何気ない小路であっても フジが勝負服どころか体操着すら身につけていないとしても 学内ファンのポニーちゃん達には立派なウィニングランとして映るのだ
1 22/12/01(木)02:23:33 No.999159230
20分ほど走り続け、フジキセキとトレーナーは自然公園の中へと入っていく 小高い丘には鬱蒼とした木々が生い茂り、雨の降りしきる秋の夜とあっては 園内を歩く者は他に皆無であった。丘の上にそびえる大木、そこが2人のゴールである 「ふぅ…思った通り、樹の下はちゃんと雨宿りができそうだね」 フジが黄色いフードを脱ぐと、彼女の自慢の黒髪やウマ耳は暗がりにすっかり溶け込んでしまう だが、雨合羽のボタンが外された胸元から覗く白い素肌の主張は、闇ですら隠し切る事ができていない 「さあ、私の用意はもう万全だよ。来て…トレーナーさんっ…!」 木の幹に両手を当て、ずいと腰を突き出す。まだチカチカと光っていたテールランプのスイッチが トレーナーによって切られると、二人を照らすのは、木々の奥から僅かに届く街の灯りのみ 雨合羽以外、何も身に着けてはいなかったフジキセキの裸体を視認できるのは 彼女と至近距離で触れ合うトレーナーが唯一であった 何かがぶつかり合う音も、獣のような鳴き声も、全ては雨音のカーテンに遮られてしまった
2 22/12/01(木)02:24:19 No.999159330
「わーっ!フジ寮長、トレーナーのお部屋に寄ったんですかー!?」 「トレーニングで泥まみれになってしまってね、好意に甘えてシャワーを借りたのさ」 「えっえっ、どうでした?イイことあったりしちゃったんです?」 「あったら寮には戻っていないよ。さあ、そろそろ消灯時間だから、おやすみ。ポニーちゃん達」 「はーい!」「おやすみなさーい!」 フジはトレーナーの部屋に寄り、そこで預けておいたジャージを羽織ることで 栗東寮に普段どおりの格好で戻る事を果たした 「観客も知らないスリリングなマジックショー。ふふ、ちょっと張り切り過ぎちゃったかな もう暫くは興奮が収まりそうにないよ。…ね、トレーナーさん」 ベッドの中、トレーナーから送られてきた『今日の成果』の映像を見返すだけで 途端に数時間前の快感が鮮明に蘇り、ずくり、と腹の奥から熱を感じる それはきっと、自身の体温だけでなく、トレーナーから注がれたものが原因なのだろう 夢の世界に沈みきるまでの間、フジキセキは今宵の出来事を振り返りながら、ずっと自身の下腹部を満足そうに撫でていたのであった
3 22/12/01(木)02:29:41 No.999160010
del
4 22/12/01(木)02:39:34 No.999161145
射精る!
5 22/12/01(木)02:41:55 No.999161432
いいですよね雨合羽のみ
6 22/12/01(木)02:45:07 No.999161766
風邪引かないようにいっしょにお風呂入ったんだ…
7 22/12/01(木)02:56:20 No.999162839
変態プレイにもチャレンジ精神を見せる方の寮長
8 22/12/01(木)03:22:36 No.999165161
最近はもうウマエロ怪文書ばっかだな
9 22/12/01(木)03:24:00 No.999165275
すげえチャレンジャーだな…
10 22/12/01(木)04:16:24 No.999168439
学園の外でやるな
11 22/12/01(木)04:23:28 No.999168784
は?学園内でセックスしろって言うのかよ
12 22/12/01(木)06:49:00 No.999177101
まあバレてないからいいが…
13 22/12/01(木)07:05:37 No.999178172
学園の外でするよりは学園内でした方がリスク少な…いやどっちもどっちかな…