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22/11/14(月)21:31:28 北条政... のスレッド詳細

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22/11/14(月)21:31:28 No.993445421

北条政子って当たり前みたいに北条政子って呼ばれてるけど 源氏に嫁いだんだから本来源政子って呼ぶべきじゃないの?

1 22/11/14(月)21:38:52 No.993448744

日野富子とか藤原定子とかも実家の名前で呼ばれるし

2 22/11/14(月)21:41:08 No.993449732

戦国の奥方たちは名前だけで呼ばれること多いよね ガラシャは細川付けるけど

3 22/11/14(月)21:41:17 No.993449796

平安、鎌倉時代は夫婦別姓が原則であり、夫婦はお互いに、結婚後もそれまで用いていた姓をそのまま使い続けた

4 22/11/14(月)21:42:32 No.993450332

平政子だよというか名前も後から付けたので北条四郎時政女だよ

5 22/11/14(月)21:45:08 No.993451446

夫婦同姓の歴史の方が浅いんだよね

6 22/11/14(月)21:46:26 No.993451972

当時は普通に今で言う夫婦別姓だったから嫁に行っても夫の姓氏にはなりません 夫婦同姓は日本の伝統みたいに言う人居るけどあれは例によって明治維新後からの伝統なんです

7 22/11/14(月)21:50:05 No.993453523

室町・戦国時代に姓があまり使われなくなり、かわって苗字が一般化すると、夫婦は同じ苗字を名のるようになる(夫婦同苗字の起源は16世紀) 姓とは父系血縁集団としての氏のメンバーが名のる名前(血族名) 苗字とは同じ家のメンバー(血縁関係の有無は問わない)が名のる名前(家名) だそうだ

8 22/11/14(月)21:51:33 No.993454133

だから比奈ちゃんもずっと比企の女扱いだったんだよな

9 22/11/14(月)21:51:39 No.993454181

昔は外戚とか重要だし姓が変わるのはいかんかったのかな でもそれはすげー偉い人達だけの話か?

10 22/11/14(月)21:52:23 No.993454471

この時代の名前ってどんなルールかなって調べたら例題でいきなり頼朝と政子出てきたわ

11 22/11/14(月)21:52:33 No.993454543

そうか苗字と姓がそもそも違う認識だからなのか

12 22/11/14(月)21:53:09 No.993454772

平が姓で北条が苗字らしいよ

13 22/11/14(月)21:53:36 No.993454928

日本の歴史上の女性の名前は割と謎で 政子含めて実際に何と言う名前で呼ばれてたのかはほとんど分かってない

14 22/11/14(月)21:55:57 No.993455775

女の人の名前は知名度高いのでも小説家の創作だったりするからのう それで一悶着あったりもする

15 22/11/14(月)21:55:58 No.993455779

つまりりくとか実衣とかは創作の通称で 政子は従三位をもらったときにつけたのが記録が残ってたから、不明な通称でなくて視聴者に馴染みの良い方が採用された?

16 22/11/14(月)21:56:36 No.993456038

そりゃ家ってシステムが強くて結婚に政治的な意味合いが強いならうちの嫁はどこの家って事アピり続けてくれた方が助かるか…

17 22/11/14(月)21:56:51 No.993456142

夫婦別姓論議の時にちらほら言われるけど現代で夫婦同姓の国って日本だけだからね それも明治以降だから結構マイナーな文化

18 22/11/14(月)21:56:52 No.993456149

>日本の歴史上の女性の名前は割と謎で >政子含めて実際に何と言う名前で呼ばれてたのかはほとんど分かってない 戦国時代の有名な女性でも同時代史料になくて信憑性低い史料でしか確認出来ないとかそんなんばっかりだしな…

19 22/11/14(月)21:59:39 No.993457250

ググったけど八重さんは八重姫って記録が残ってるみたいだね なにが違うんだろう

20 22/11/14(月)21:59:39 No.993457255

家柄重視の当時の社会で 結婚しただけで源氏名乗られたら滅茶苦茶になるからな

21 22/11/14(月)22:00:35 No.993457643

秀吉夫人のねねとか茶々ですら未だに諸説ありだったと思う

22 22/11/14(月)22:08:07 No.993460562

>夫婦別姓論議の時にちらほら言われるけど現代で夫婦同姓の国って日本だけだからね 流石にいい加減なこと言い過ぎだろ イギリス人の夫婦が共著で出した本とか二人共同性だったぞ

23 22/11/14(月)22:10:09 No.993461402

キュリー夫人は夫婦同姓だけど歴史的にマイナー事例なのか?

24 22/11/14(月)22:10:21 No.993461506

政子は朝廷からジュサンミ貰う時に北条の時政の子と言う意味で政子と記載されたってだけだからな 秀吉の正室のねねも同様に秀吉の吉貰って吉子名義で位貰ってる

25 22/11/14(月)22:12:47 No.993462541

昔からそうだろうって日本の伝統だと思ってたことが明治以降に始まってたりして割と面白いよね

26 22/11/14(月)22:12:58 No.993462625

書物に残る~の娘とか~の女(妻)もあるし 淀殿とかみたいな敬称的なものが残ってる時もあるし たぶん生まれた時に親が付けるであろう名前は~子とかなんだろうけど~子でも後から付け直すパターンあるよなもっと後の例だけど大岩捨松とか転機に付け直したりしてるし

27 22/11/14(月)22:14:19 No.993463193

海外は任意で選べるって意味での夫婦別姓だから同姓NGって訳ではないぞ 日本で検討されてるのもこれ

28 22/11/14(月)22:14:29 No.993463255

相手の家に入るけど実家のために夫を働かせるのが武家の妻の勤めだもん 離縁ものハードルも価値も軽いよ

29 22/11/14(月)22:14:30 No.993463268

>昔からそうだろうって日本の伝統だと思ってたことが明治以降に始まってたりして割と面白いよね 飯食う時は団欒とか無くてみんな好きなタイミングで好き勝手に食ってたってのはびっくりだった

30 22/11/14(月)22:15:27 No.993463656

そもそも政子みたいな●子みたいなのって藤原とか皇族とかいいとこの娘さんの名前であって 普通はリクとかヤエとかミイみたいのなんだけど従三位貰うとなるとそれっぽい政子(時政の娘だから)って名前をでっち上げたとかなんとか

31 22/11/14(月)22:16:17 No.993463953

○子が公家以外に一般化するのも明治だよな…

32 22/11/14(月)22:16:28 No.993464051

>昔からそうだろうって日本の伝統だと思ってたことが明治以降に始まってたりして割と面白いよね 天皇なんかも明治になって増やしたりしてるよ

33 22/11/14(月)22:17:19 No.993464409

真名を知られて呪われないよう諱を使うのとは別の理由?

34 22/11/14(月)22:18:13 No.993464778

あとお墓もよくわかってない どっちかがたぶん正解なんだろうけど裏付けの史料含めどっちも不正解かもしれん

35 22/11/14(月)22:18:34 No.993464912

藤原兼子とかも兼実の娘だから兼子?

36 22/11/14(月)22:18:41 No.993464964

平徳子なんかは「とくこ」だと重箱読みで当時としてはあり得ないからトクシかノリコなんだろうけど そもそも当時においてもこの名前を口に出して発音したんだかどうだか

37 22/11/14(月)22:19:19 No.993465227

大河だと便宜上普通に頼朝様とか信長公とか言ってるけど あれも本来ありえないからな 国家安康ぐらい無礼

38 22/11/14(月)22:19:48 No.993465444

男と同じで通称と諱があったのかな?

39 22/11/14(月)22:21:32 No.993466158

これから尼御台のスレが立ってたら文脈に関係なくコレ貼りたい fu1643104.jpg

40 22/11/14(月)22:21:33 No.993466170

男は基本現代の職場と一緒だよね上は役職で横は苗字+敬称

41 22/11/14(月)22:21:54 No.993466328

武士や公家以外は苗字なかったとされるけどあれも公称できないだけで一応身内で使ってるケースも割とある

42 22/11/14(月)22:22:27 No.993466567

時代ごと違うのは男も女もおんなじだけど男はスナック感覚に名前変えるって点含め じつは名前なんてどうでもいい感はあるので官位や官職名で呼びがち

43 22/11/14(月)22:22:30 No.993466600

現代まで残る文学作品の作者でさえ菅原孝標女とか藤原道綱母みたいに父親や子供の名前+属性だもんな

44 22/11/14(月)22:22:51 No.993466736

足利尊氏の赤橋登子もなんて読むかわからないんだよな

45 22/11/14(月)22:23:05 No.993466845

>武士や公家以外は苗字なかったとされるけどあれも公称できないだけで一応身内で使ってるケースも割とある ていうか江戸時代だけだしなそのルール

46 22/11/14(月)22:23:52 No.993467170

紫式部なんて通称の極みだしな…

47 22/11/14(月)22:24:14 No.993467340

まんこって読むんでしょ!

48 22/11/14(月)22:25:09 No.993467758

諱って実はかなり優れたシステムで従属関係と所属を表すのに超便利なんだよな

49 22/11/14(月)22:25:16 No.993467807

百姓や商人は苗字より屋号がアイデンティティ 何々屋とか何々兵衛みたいなのを歌舞伎役者のそれのように襲名してくシステム

50 22/11/14(月)22:26:35 No.993468381

今だって親戚のこと(住んでる地名)+叔父さんとか呼ぶケースあるしね

51 22/11/14(月)22:26:41 No.993468424

>諱って実はかなり優れたシステムで従属関係と所属を表すのに超便利なんだよな これのお陰で歴史学者もだいぶ助かってる

52 22/11/14(月)22:27:39 No.993468794

武士の名前を厳密にやると三郎とかの仮名を代々受け継ぐわ役職の受領名はころころ変わるわで混乱の元なんだ

53 22/11/14(月)22:28:36 No.993469215

>戦国の奥方たちは名前だけで呼ばれること多いよね >ガラシャは細川付けるけど 明智玉表記もそれなりに見るような

54 22/11/14(月)22:28:51 No.993469355

北条氏は基本北条から名字変えないのと時縛りがかなり強いから同姓同名多いよな

55 22/11/14(月)22:28:57 No.993469418

小四郎は四郎Jrなんだろうけど上に三郎がいたりそもそも次男坊(だよね?)だったりなんなの

56 22/11/14(月)22:30:42 No.993470230

言霊信仰とか実名が禁忌とか民俗学的な側面より 諱も含めて実用性がある時代とだんだんややこしくなったりめんどくさくなると それが廃れたりと環境次第だなって明治維新後の適当な苗字含め

57 22/11/14(月)22:30:48 No.993470265

兄貴がシスコンだったおかげでいろいろ判明した政宗のママン

58 22/11/14(月)22:30:52 No.993470303

>小四郎は四郎Jrなんだろうけど上に三郎がいたりそもそも次男坊(だよね?)だったりなんなの 八幡太郎とかの頃は順当にナンバリングしてたが一族が増えていくと三郎から数え始めて差別化を図ったりした

59 22/11/14(月)22:31:17 No.993470500

>北条氏は基本北条から名字変えないのと時縛りがかなり強いから同姓同名多いよな 名越とか金沢とか赤橋とか大仏とか極楽寺とか普恩寺とかかなり分かれてない?

60 22/11/14(月)22:31:24 No.993470564

厳密に血筋で考えると子供は同じ血族だけど女性配偶者は別だからな

61 22/11/14(月)22:31:31 No.993470623

>小四郎は四郎Jrなんだろうけど上に三郎がいたりそもそも次男坊(だよね?)だったりなんなの だいたいは元服するまで生きられないパターン… 上が源三郎で下が源次郎?知りませんねぇ…

62 22/11/14(月)22:32:00 No.993470851

足利氏とかは嫡男が三郎名乗るルールがあったりする

63 22/11/14(月)22:33:33 No.993471444

昔の人の正式名称は色々な属性全部載せだもんな 例えば信長も平朝臣織田上総介三郎信長だし

64 22/11/14(月)22:33:51 No.993471567

三郎(長男)みたいなのは初代が三男でそれを代々受け継いだりってケースもあったりする

65 22/11/14(月)22:35:05 No.993472133

北条や畠山らは本姓平氏だし足利や武田は源氏だから公的な場では 平義時とかになるんだけどそれはあくまで朝廷支配のルールなんで 頼朝の前では頼朝に安堵された北条や足利などの所領名になる 範頼が源範頼名乗って怒られたのもこれ

66 22/11/14(月)22:35:25 No.993472259

四郎だらけとか五郎だらけはほかの歴史漫画でもやってた気がする

67 22/11/14(月)22:38:03 No.993473299

うちは三男の家系だから長男も代々三郎! でも次男は次郎! このややこしさでまかり通るのは通称が使用される範囲の狭さを表してる感じある

68 22/11/14(月)22:40:59 No.993474488

>名越とか金沢とか赤橋とか大仏とか極楽寺とか普恩寺とかかなり分かれてない? 例えば足利氏に対する細川氏とかほど別氏族として別れたって意識が北条は弱い

69 22/11/14(月)22:41:12 No.993474564

まあ仮名だしいいか…

70 22/11/14(月)22:41:31 No.993474689

江戸時代まで奥方の名前って実家の苗字で呼ばれる事が大半

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