ここでは虹裏imgのかなり古い過去ログを閲覧することができます。
22/11/12(土)23:32:37 No.992724158
泥泥
1 22/11/12(土)23:49:58 [遠野特異点「」] No.992731425
土曜日に更新すると言いましたが済まんありゃ嘘だ 済みません明日中には必ず…
2 22/11/13(日)00:22:19 No.992746067
しゃーないね!
3 22/11/13(日)00:22:49 [1/2] No.992746282
ある日の枢木邸、今日は珍しく騒がしくなく静寂がその場を支配していた。 家主の楡は部屋に引きこもっており、居間にいるのは二人。御幸六花と葡萄藤稔。二人は特に会話もなく、それぞれしたいことをしている。 ちらりと、稔が視線を上げると六花は稔を気にすることもなく黙々と魔術書?を読んでいた。 稔が静寂による心地好さより、沈黙による居心地の悪さが上回り何か口にしようとした時だった。 「葡萄藤さん。そう言えば貴女、好きで学級委員長やってる訳じゃないんですね」 六花が魔術書?から顔を上げ珍しく稔に話し掛けてきたのは。 「……はい?」 予想だにしていない唐突な言葉に稔の思考回路がフリーズする。 六花はあまり喋らない、そして口を開くと突飛な事を言うのは分かっていた。分かっていたがフリーズした。…何で急に学級委員長の話? 「ごめんなさい、唐突でしたね。少し話がしたいのだけど大丈夫?」 稔の困惑に気付いたのか、六花は頭を下げると稔の向かい側へと座る。
4 22/11/13(日)00:24:17 No.992747053
「構いませんけど、好きじゃないのに学級委員長をやるのは、義務としてやることは行けない事なんですか?」 稔は自身から出た言葉が思いの外トゲがある事にしまったと表情を歪ませた。どうしてか六花に対しては危機意識や対抗心が先走ってしまう。 「悪いとは言っていませんよ、公私の分け方は私より魔術師向きかも」 しかし、六花は特に気にはしていないようだ。にこやかに笑みを浮かべている。 「……何で、急にそんな話を?」 六花の話は今一要領を得ない。向こうも距離を図りかねているのだろうか?だから、稔は切り込んで見ることにした。 「……そうね、最近言いたくても言えなくなってしまった事があったから、言いたいことは言える内に言っておこうと思って」 真剣な表情になると六花は立ち上がり、稔へと近づく。 「葡萄藤さん、貴女のそういう二面性含めて…私、貴女の事割と好きよ?」 ふふふ、と微笑みを浮かべると魔術書?を片手に書斎へと歩き出す。 「……え!?ど…どういう意味で!?」 枢木邸の居間には混乱する稔だけが残されていた。
5 22/11/13(日)00:24:46 No.992747267
>土曜日に更新すると言いましたが済まんありゃ嘘だ >済みません明日中には必ず… 無理しないでね…