22/11/12(土)00:03:31 泥の懐... のスレッド詳細
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画像ファイル名:1668179011687.jpg 22/11/12(土)00:03:31 No.992358736
泥の懐かしさ
1 22/11/12(土)00:03:59 No.992358889
モザイク市
2 22/11/12(土)00:04:56 No.992359221
ストーン一族
3 22/11/12(土)00:05:28 No.992359388
喪失帯
4 22/11/12(土)00:08:07 No.992360263
クソ映画
5 22/11/12(土)00:08:22 No.992360350
パロ泥
6 22/11/12(土)00:09:09 No.992360593
アクシア
7 22/11/12(土)00:14:11 No.992362255
SNっぽい
8 22/11/12(土)00:21:21 No.992364689
0.5人生までやったので何か書くをしたい 5章はBOXガチャ終わってからです
9 22/11/12(土)00:24:27 No.992365750
ああ回ってるのか… 魔法少女ネタでもいいならなんか好きなもの食べてるシーンとか
10 22/11/12(土)00:25:44 No.992366178
平和なイフ世界のねこ
11 22/11/12(土)00:26:10 No.992366311
アニマルセラピー
12 22/11/12(土)00:27:41 No.992366821
月関連で何か1つ
13 22/11/12(土)00:27:52 No.992366880
>ああ回ってるのか… >魔法少女ネタでもいいならなんか好きなもの食べてるシーンとか コヤン!コヤン!オベロン!メリュジーヌ!うぬら4人か 魔法少女ネタと言いつつ手持ちの魔法少女は存在しないので魔法少女ネタにならないやつ >平和なイフ世界のねこ ちょっと面白そう ざっくり書くか
14 22/11/12(土)00:28:43 No.992367197
いろはちゃんにランスロットオルタのシャドウカードが
15 22/11/12(土)00:36:44 No.992369942
ポッキーの日終わってた
16 22/11/12(土)00:56:24 No.992376978
「哀歌!こら、いつまで寝惚けているのよ、哀歌!」 ───呼びかけられて、目が覚めた。 薄っすらと瞼を開く。現実がすぐさま認識できない。脳内のOSは立ち上がったばっかりだ。 目に映ったものをひとまず認識する。少し怒ったような膨れ面。ああ、姉さんだ。ぼんやりしていたって知っている。 私の大事な姉さん。私の知らないたくさんのことを教えてくれる。私と違って才能に優れた姉さん。そして、優しい人。 私はこの人が好きだった。憧れていた。並外れた能力を持つこの人が姉であることに誇りを持っていたんだ。 「…ん…ごめん、姉さん。寝ちゃってた…?」 「思い切りね。まったく、私が魔術を教えてあげる時間なのにいい身分だわ。寝過ごして遅刻するなんて」 姉さんは肩を怒らせるけれど、心底から怒っているわけではないのは伝わってくる。 申し訳ないけれど許してほしい。才能に劣る私では姉さんには追いつけないのは知っているけれど、それでも少しでも近くに寄りたいの。 だから昨日の晩も夜遅くまで魔術の修練をして、それで気がついたら夜が明けていたんだ。 でも、こんなふうに姉さんが私のことを気にかけてくれるのがむず痒くて、そして嬉しい。
17 22/11/12(土)00:56:42 No.992377065
吊城の家の跡取りである姉さんは代用品である私にかまける時間なんて本当は必要ないはずなんだ。 でも姉さんは私に時間を割いてくれる。可愛い哀歌。誰よりも大事な私の妹。そう言っていつも微笑んでくれる。 父も母も姉さんがこうして私に構うことを黙認してくれていた。それがあの人たちなりのスペアである私への愛情であることを私は理解できていた。 私は恵まれている。全てに納得と微笑みがある。これがきっと、幸福ということなんだろう。 寝台に手をついて起き上がる。朝日が眩しい。まるで私の前途を照らしているみたいに。 「気が付いたみたいね。まずは顔を洗ってきなさい。それとも朝食を摂ってからにする?」 「ううん。顔は洗ってくるけど、ご飯は姉さんの授業の後にするよ。寝過ごしちゃったぶん時間が勿体ない。姉さんには姉さんに必要な時間があるんだから」 「そんなの気にしなくていいのに。哀歌のためならどうってことはないわ、そんな誤差」 姉さんの気遣ってくれる言葉に微笑む。そういうわけにはいかない。なるべく足を引っ張らないようにしなきゃ。 ふと言い忘れていたことを思い出し、面と向かい合って言った。 「おはよう、恋果姉さん」
18 <a href="mailto:〆">22/11/12(土)00:56:52</a> [〆] No.992377114
───目が覚めた。 真っ暗なセーフティルーム。見慣れない寝台と枕。吐き気を堪えながら弾かれるように身を起こした。 しばらくはぜぇぜぇという自分の呼吸以外耳に入らなかった。まるで耳のそばに心臓を据えられたみたいに動悸の音がやかましい。 すぐ近くに人影がいるということさえすぐには分からなかった。声をかけられてようやくそれに気づいたくらいだ。 「ねえ、大丈夫…?」 声にびくりと震え、そしてそちらの方を見た。ようやく見慣れかけてきた美人の細面があった。花奏さんだ。それで少し安心した。 「だいぶうなされていたみたいだけれど…」 「だ…大丈夫、です…」 辛うじて答える。花奏さんの部屋はこの部屋じゃないけれど、そんなに呻きが伝わってきたのだろうか。 全身が汗でびっしょりと濡れていた。指が微かに震えているのを感じていた。呼吸は千々に乱れて荒かった。 これまで何度も繰り返し見てきた、幸福だったはずのIFの夢。それが今は極大の悪夢となって私に伸し掛かっている。夢の中にさえ、いいやどこにだって私には逃げ場がない。 ───ああ………キツいなぁ………─── つい漏れそうになった呟きを奥歯の当たりで噛み潰した。
19 22/11/12(土)00:58:54 No.992377787
つらい…
20 22/11/12(土)01:05:50 No.992380022
平和なイフ世界のはずだったのにただひたすらにおつらい
21 22/11/12(土)01:10:31 No.992381554
シナリオ上じゃサラッと進むけどねこにとっては姉は心の支えだったとすると現状の何もかもおつらい いやひどくない…?どうしてそんなにねこにひどくするの…?
22 22/11/12(土)01:30:43 No.992387177
かわいそうはかわいいからな