22/11/07(月)21:20:38 この気... のスレッド詳細
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22/11/07(月)21:20:38 No.990944975
この気持ちがなんなのかはわからない。あなたという人がよくわからないから、当然かもしれない。ただ、疲れた目を擦ってあくびを噛み殺しながらパソコンに向かうあなたを見て、放っておけないと感じた。 「少し寝たらどうかしら。寝不足の状態で作業したって、効率は悪いと思うのだけれど」 「大丈夫だよ、これくらい」 くだらないやせ我慢。意地を張る彼は子供のよう。だから私も意地になって、彼の体を引っ張る。力の差のせいか、彼の体が限界を迎えているせいか、抜け殻のように軽い感触。彼の体はあっさりと私の腕力に屈した。 「体に力入ってないじゃない。寝るまで離さないから、とにかく寝なさい」 「あぁ………うん。ごめん、アヤベ…」 謝罪を述べると、彼は目を閉じて夢の中。やっぱり、疲れてたんじゃない。ソファーに横たわり私の太ももを枕にして無防備な寝顔を晒す彼の頭をそっと撫でる。きっと、目を覚ました彼が第一に発するのも、謝罪だろう。どうして彼に膝を貸そうと思ったのかは分からない。ただ、気づくと彼の頭の下に脚を滑り込ませていた。所謂膝枕、カレンさんにでも見られたらまた色々と言われそうだ。
1 22/11/07(月)21:21:03 No.990945127
やっぱり子供のようだと思った。横顔も、赤子のように体を丸めるその仕草も。よくわからない気分だった。あなたと同じように変な気分。あなたは寝返りをうった。頬の感触が脚に伝わる。案外、柔らかいなと思った。私達とはまるで違う髪質に触れながら、もう片方の手であなたの頬に触れた。暖かった。少しだけ力を加えると、少しも逆らうことなくへこんだ。なんなのかしら、この気持ち。 窓から夕陽が射していた。私達の影が揺れた。この眩しさで、あなたが目を覚ましてしまうのではと思った。ふと、あなたの顔を体に寄せてみた。これは、そう。日光からあなたを守るためで、あなたの夢の旅を邪魔させないため。だけど、なんでそうしたかはわからない。 次に気になったのは耳。私達と違って小さく、うるさく動くこともないその耳が、何故か気になって仕方がない。とりあえず、頬を撫でるのをやめてそちらを触ってみる。こちらも柔らかい。指先でつまむと、ぐにゃりと形を変えていく。上の部分は少し硬い。対して下の耳たぶと呼ばれる部分は柔らかい。だけど、ふわふわという感じではない。言うなればそう、生を感じる柔らかさだ。温かさもある。
2 22/11/07(月)21:21:16 ID:YhUMVnYo YhUMVnYo No.990945208
削除依頼によって隔離されました >もす>ろす
3 22/11/07(月)21:21:20 No.990945224
「んんっ……」 しまった、ちょっと触りすぎただろうか。あなたを休ませるなんて言っておいて、どうして私はこんなことをしているのだろう。それでも手は止まらない。わからない。だから、もっと知りたい。 髪の毛、サラサラではないけれど独特の感触で癖になる。頬、もちもちとしていて愛くるしい。耳、いろんな感触を楽しめてお得。寝顔、きっと家族にしか見せないような無防備な顔。愛おしい。 ……ちょっと待って、愛おしいって何よ。私は彼のなんなのだ。母親じゃあるまいし。 「ふわぁ……ヤバっ!アヤベ、今何時!?」 「5時手前ってところね。なにか問題でも?」 「だって仕事しないと……」 「それは今すぐにやらないといけない仕事なのかしら」 「いや、そういうわけじゃないけど……でも落ち着かないし、君のためにも…」 「ならもう少し休みなさい。私のことを思うならなおさらね」
4 22/11/07(月)21:22:09 No.990945567
彼の頭を掴んで強引に太ももの上へと再着陸させる。彼の顔からは困惑の色が見えた。 「あの、アヤベ。休むなら一人で大丈夫だからさ」 「私がこうしていたいのよ」 「えっと………なんで?」 「わからないわよ、そんなの」 「えぇ………」 作業再開。だって、拒まないんだもの。もう力は込めていないのに、あなたは私のなすがまま。つまり同意ってことでいいのよね。お互いに、何もわかっていないのだけれど。 さっきと同じように、あなたの色んなところを弄ぶ。さっきと違うのは、あなたの反応。くすぐったそうに体をよじらせたり、体を震わせたり……耳を触ったあたりで、あなたの口の端から声が漏れた。 あなたの声が私の体を巡った。走ったあとみたいに、息が上がる。わからない、わからないけれどなにかに突き動かされる。壊さないように、だけれどできるだけ激しくあなたの耳を蹂躙する。時折、優しく輪郭をなぞったり、そうかと思えば指先で揉みくちゃにしたり。穴に指を入れてみたり。まるで私達の耳と違う。
5 22/11/07(月)21:22:28 No.990945695
あなたの息もあがる。二人の吐息の音が聞こえる。二人きりの部屋。ふと、あなたと目が合う。驚いたような、それでいて蕩けているような揺らいだ目。気持ちいいのかしら。それは、ふわふわに包まれるときの快感とは違うもの?少なくとも私が今感じているものは、今まで経験したことがないものだった。 「あの……アヤベ、これくらいでやめてくれないか?」 「どうしてかしら。あなたは嫌だった?」 「そういうわけじゃないけど……だけどこれはよくないよ」 「そんなこと、誰が決めたのかしら」 明らかに、熱に浮かされていた。体の奥から何かが、レースをしているときに感じるものとはまた違う、ドロリと纏わりつくような衝動が私の体を巡っていた。本能に違いなかった。しかし、闘争心ではない。口の中が、熱さで渇いていくのを感じた。
6 22/11/07(月)21:22:58 No.990945886
そういえば、味はどうなのだろう。食べてみたい、と思った。とすればこの衝動は食欲だろうか。そんなわけないじゃない。じゃあ、なんなのだろう。わからない。わからないけれど、体は動いていた。立ち上がって距離を取ろうとする彼の肩を掴んだ。少しずつ距離をつめた。あなたの耳元に潜り込んだ。息を吹きかけてみる。ピクリと体が震えた。渇きが止まらない。あなたは動かない。動けないだけかもしれないけれど。 あなたの耳に口づけしてみた。味はわからない。あなたの体は震えっぱなし。怯えているのか、喜んでいるのか。わからないことだらけだった。だけど疑問に思う理性はもう残っていなかった。もう片方の耳も指で弄ぶ。二人の息は荒くなって、同調する。試しに舌で耳たぶに触れてみる。少ししょっぱい…気がした。あなたが声を上げた。必死に噛み殺そうとして、それでも堪えきれずに漏れた声だった。 さらに体が熱くなった。これ以上、どこへ行こうとしているのだろう。彼の目は潤んでいた。理由は、わからない。今度は唇で啄んでみた。柔らかい感触が口に伝わる。悪くない、いや、癖になる。気がつくと、私は彼を押し倒していた。ウマ乗りという体勢だった。
7 22/11/07(月)21:23:19 No.990946030
口に含んで、舌で転がしてみた。あなたはまた声を出した。衝動は強くなる一方で、もう止められない。なんでこんなことになったのか、さっぱりわからない。スタミナトレーニング、こういうときにも役立つのだな。そんな最低なことを、彼の耳を捕食しながら考えていた。息継ぎは必要ない。あなたがぐったりとして動きが鈍くなった頃、口を離してあなたを見下ろす。妖しく光る耳を指で弄る。ぬるぬるとした感触がまた心地よかった。だけれど、すがるような目をするあなたを見て、帰ってきた微かな理性が、私の背中に寒気をもたらしていた。 日は落ちていた。あなたの影も私の影も、部屋の闇と混ざってしまってわからない。このまま、夜に逃げてしまえ。そう思った。それで、少しだけ分かったような気がした。私は、堕ちたかったのかもしれない。彼を道連れにして。
8 22/11/07(月)21:23:34 No.990946112
~~~ 「……それでも彼は、私を許してくれると言ったのよ。カレンさん、あなたはどう思う?」 まず最初に、後悔。やけに上機嫌で部屋に帰ってくるものだから、もっと甘酸っぱい話が聞けると期待していたが、とんだパンドラの箱を開けてしまったようだ。こんなに浮かれているアヤベさんも珍しいが、内容が内容である。一線を越えていないのがせめてもの救いだろうか。いや、既に越えてはいけないラインをいくつも越えているのは間違いがないのだが。 スマホには新着が1件、アヤベさんのトレーナーから。『アヤベが暴走しないようになんとか誘導してくれないか』とのこと。カレン、保険の先生じゃないんだけどな。惚けた顔で窓の外を眺めるアヤベさんを見て、おめでたいようなめんどくさいような、複雑な気持ちになった。 ただひとつ、確実に言えるのは。 「かわいくないですよ、アヤベさん」 「別にいい。私"たち"には関係ないもの」 はぁぁぁ……思わず私も、かわいくないため息をついてしまう。 窓の外は、吸い込まれてしまいそうなくらい真っ暗だった。
9 22/11/07(月)21:24:16 No.990946384
かかっているかも知れません 息を入れるタイミングがあればいいですが
10 22/11/07(月)21:24:30 No.990946485
アヤベさんに貪られたいので書きました。
11 22/11/07(月)21:27:26 No.990947663
アヤベさんがトレーナーの耳でセックスしてる!!!
12 22/11/07(月)21:33:54 No.990950212
なんだい今日はトレニウムをキめてるウマ娘の怪文書をよく見るが…
13 22/11/07(月)21:37:00 No.990951391
>息を入れるタイミングがあればいいですが > スタミナトレーニング、こういうときにも役立つのだな。
14 22/11/07(月)21:37:18 No.990951519
普通にお口交尾とかよりえっちな事してません?
15 22/11/07(月)21:53:44 No.990958019
一線超えるのも時間の問題だと思う
16 22/11/07(月)21:54:33 No.990958316
でもこういう状態から鋼の意志ぶちぬいて トレーナーから求めるようになってほしい
17 22/11/07(月)21:54:44 No.990958386
もう越えてるよお!
18 22/11/07(月)21:55:45 No.990958804
どこか見えないところでは「アヤべさん窓口」と呼ばれるカレンチャン…さん
19 22/11/07(月)21:56:11 No.990958986
カレンチャンは怒っていいよ…
20 22/11/07(月)21:56:47 No.990959215
掛かると文章びっしりになるアヤべさんパート それを抜けたカレンチャンの後日談パート
21 22/11/07(月)21:57:42 No.990959576
色んな方向から「お話」がやって来ることに疲れたカレンチャンは トレーナー室へ向かう
22 22/11/07(月)21:59:00 No.990960121
一等星の戸惑い耳舐めASMR(1500円)
23 22/11/07(月)21:59:34 No.990960375
>一等星の戸惑い耳舐めASMR(1500円) こんなの買うわ
24 22/11/07(月)22:03:36 No.990962169
>>一等星の戸惑い耳舐めASMR(1500円) >こんなの買うわ あのぅ…わたしはどこにでもいるしがないウマ娘なんですが こちらはどのサイトで購入可能でしょうか?
25 22/11/07(月)22:03:53 No.990962303
>色んな方向から「お話」がやって来ることに疲れたカレンチャンは >トレーナー室へ向かう すぅーーーーーーーーーー
26 22/11/07(月)22:06:54 No.990963514
>>色んな方向から「お話」がやって来ることに疲れたカレンチャンは >>トレーナー室へ向かう >すぅーーーーーーーーーー お兄ちゃん 犯すね
27 22/11/07(月)22:08:55 No.990964351
>こちらはどのサイトで購入可能でしょうか? 財布をしまいなさい
28 22/11/07(月)22:17:31 No.990967933
>すぅーーーーーーーーーー そ い 遺 聞 な。
29 22/11/07(月)22:19:58 No.990968902
「カワイくない」じゃないあたりカレンも本気で余裕が無いな…
30 22/11/07(月)22:23:25 No.990970461
人生一年生でようやく色んなことを素直に楽しめるようになったアヤベさんが 愛と性に耽溺することからしか得られない栄養素はあります