22/10/28(金)00:25:52 泥の深... のスレッド詳細
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画像ファイル名:1666884352534.jpg 22/10/28(金)00:25:52 No.986947748
泥の深夜(偽)
1 22/10/28(金)00:27:54 No.986948419
ちゃちゃっと何か書きたいやつ
2 22/10/28(金)00:29:20 No.986948878
じゃあハルちゃんとくるるるちゃんでなんか
3 22/10/28(金)00:30:45 No.986949299
>じゃあハルちゃんとくるるるちゃんでなんか じゃそれで
4 22/10/28(金)00:32:06 No.986949752
ああそうそう あとこれ自分スレに投げた記憶が無いんだけどなんか書いてた もしかしたら酔ってて投げた覚えがないだけかもしれない とりあえず投げておく
5 22/10/28(金)00:32:18 No.986949822
「え゛っ、マジ…っ!」 ロンドンの片隅にあるパブ。話を聞いたテアが目を丸くした。 常に掴み所がない女、と外部には思われているが逸花は驚かない。なんせ学友だ。こうしてはっきり感情を見せることもあると知っていた。 「マジマジ。先生が勧めてくれたんだわ。 先生恨むのはお門違いだと思うよー。あんなのを“がらくた置き場”に放置してたテアが悪いんだから」 「いや…あんなの現代でまともに機能しないはずなんスけど…。 逸花はどんなのっぴきならない状況に送り込まれたんスか…?」 怪訝そうなテアの反応にハハと乾いた笑いを返すしかない。 そりゃもう、滅茶苦茶有効に機能した。範囲内の敵意を効力範囲に変換して爆発の規模を広げるあの礼装。 魑魅魍魎が押し寄せてくる状況では街の一角を完全に更地に変えるほど強力な威力を放ったとも。 爆発の瞬間の各々の表情は、もはやギャグだった。 「いろいろあったのよ、ホントいろいろ」 「うぇー。だとしてもあんなしょーもない作品が日の目を見ちゃったのがショックでス。サイアク…」 「はいはい。そういえばそっちはこんな堂々とロンドンに来てよかったの?封印指定が追っかけ回してるでしょう」
6 <a href="mailto:〆">22/10/28(金)00:32:34</a> [〆] No.986949903
「撒いてやりましタ。あと3日くらいは誤魔化せるんでその間に色々片付けまス」 面倒くさそうに言って酒盃を煽るテア。その外見は学生だった頃に逸花が見た姿と殆ど変わりがない。 噂は流れている。テア・フォン・シュターネンスタウヴは最早人間ではない。人として生きながら生ける魔術礼装である。 魔術師同士の交渉人を務める逸花にはそのくらいの情報は流れてくる。しかし、逸花からすると珍しい話ではない。 なんせエルメロイ教室の卒業生。一癖も二癖もあるような彼らの話など山のように舞い込んでくるのだ。それを感覚が麻痺していると言ってもいい。 ただそれにいちいち驚いていては仕事が間に合わないというのもまた事実だった。 学生の立場を離れた瞬間封印指定されたテアはその中でもピカイチだが、それでも付き合い方は変わらない。 「あの、次こういうことがあったら連絡取ってくださサい。外に出ても恥ずかしくない礼装を渡すので」 「言質取ったからね。なるべくいい感じのをよろしく、“テアっち”」 あえて学生時代の呼び方で呼ぶと、苦笑するようにテアがくしゃりと微笑んだ。からんと鳴った酒盃の氷の音だけが過ぎた年月をつぶさに表現していた。
7 22/10/28(金)00:44:30 No.986953456
ウサギを愛でる魔法少女 影鯖を狩る魔法少女 自分のシャドウカードの英霊を調べる魔法少女 風邪に罹った泥 SoLの戦いか会場の様子 ハロウィンっぽいの サウナに入る月泥 絆礼装 子あたんを吊り上げてしまったえびす 鉄の大洋で治安悪い感じの イーサンにトリックオア腕ートするギドちゃん
8 22/10/28(金)00:57:35 No.986956911
始めて見るから投げられなかった奴ってことか…
9 22/10/28(金)01:26:10 No.986963458
「だから。この屋敷を貸してやるって言ってるのよ。戦いに使うための拠点として」 憮然とした表情ながらくるるさんは言った。思わず部屋の中を見回してしまう。 歴史を感じさせる調度品。ふかふかの絨毯。豪華なシャンデリア。まるでお城の中みたい。 「い、いいんですか?」 「仕方ないじゃない。シャドウサーヴァント。境界記録帯の成れ果てみたいなものが街を闊歩してるとあっちゃ。 さっきも説明したけどこの家は曲がりなりにもこの土地の管理者なの。神秘に関わることの秩序を守らなきゃいけないわけ。 でも私にそんなの倒す力なんて無いから指を咥えて見てるしかなかった。だったらもう倒せるやつの手を借りるしかないじゃないの。 私も恩知らずじゃない。借りる以上はできる限りの手助けはするわよ」 不機嫌そうな顔のくるるさんは私とエレスィさんの目の前で宙空を指先でなぞった。 すると指先に生まれた青白い光がきらきらと燐光を放ちながら消えていく。手品じゃない。この人本当に魔術師なんだ。 横でエレスィさんが納得したという顔で頷いていた。 「なるほど。旧い魔術師の家ならばもしやと思いましたが、多重の防御結界を有しているのですね」
10 22/10/28(金)01:26:22 No.986963498
「そういうこと。もっともここ最近は無用の長物になってたけど。つい昨日までは」 訳知り顔のふたりに比べ私はまるで話が見えてこない。一体何のこと話しているんだろう? 「あ、あのっ!つまりそれってどういうことなんでしょうか…?」 「あー…ハルさんに分かりやすく言いますと、ここはお城なんです。魔術師のための砦。見えないバリアが張られているといいますか」 「管理者の権限で霊脈の魔力を引っ張れてるからね。それでもシャドウサーヴァントなんかが相手だとなけなしだけど。まぁ無いよりマシでしょ。 もしもの時は逃げ込めばいいし、こっちに有利な状況も作れる。私自身の魔術はともかく、この家の結界は伊達じゃないってことよ」 噛み砕いたふたりの説明でようやく合点がいった。 いざという時の避難所、と思えばいいのかな。少なくとも自分の家よりは頑丈そうに見えた。 ようやく理解の追いついた私をじろりとくるるさんが見遣る。周りにこんな目で私を見る大人はいないから少し気後れしてしまいそう。 「…そもそも、素質があるからってこんな子を戦えるように仕立てるシステムっていうのが納得行かないんだけど」 「それは…その…ええっとぉ…」
11 <a href="mailto:〆">22/10/28(金)01:26:39</a> [〆] No.986963563
顔色を悪くして口ごもるエレスィさんを流し目で見てからくるるさんが私をじっと見つめる。 やっぱりむすっとしていたけれど、明るい茶色の瞳はどこか静かな真剣さを帯びていた。 「あなたはどうなのよ。戦えるの?昨日みたいに」 問われて口ごもってしまう。はっきりと口にするには少し溜めがないとまだ踏ん切りがつかなかった。 「…分かりません。必死だった昨日みたいに戦えるか。それに痛いのだってやだし…」 それでも言わなきゃいけないことがある。エレスィさんが見守る中、くるるさんを強く見つめ返した。 「でも、昨日みたいなことが私の大切な人たちにも起こるかもしれないなら…や、やるっきゃない。ないです!」 「…そう」 一瞬目を細めたくるるさんは視線を切って横を向いた。 「いつ来てもいいわ。少なくとも何もないところよりは色々と備えがあるから。戦うってそういうことでしょ。 あと、常識の範囲内でどの部屋を使ってもいいけど…ぶっちゃけ、大抵の部屋には埃が積もってるわ。せいぜい気をつけることね」 最後の眼差しの意味合いはなんだったんだろう。怒っているような、寂しそうな、私にはまだ理解しきれない色合いがそこに宿っていた。
12 22/10/28(金)01:33:51 No.986965088
羨望か嫉妬か
13 22/10/28(金)01:35:40 No.986965429
複雑だよねぇこのくるるるるるとしては
14 22/10/28(金)01:37:54 No.986965931
魔術師としての嫉妬ではなく前向きな事への羨望かな
15 22/10/28(金)02:11:30 No.986972124
「作戦会議じゃなかったの?これじゃただのお泊まり会ね。まあ、いいけど」 「あはは…。でも楽しかったですよ。くるるさんも来れば良かったのに」 「冗談。私は高校生よ。誰が小学生どもの輪に入っていくもんか、小っ恥ずかしい。真面目な話ならともかくよ」 空になったお菓子の袋。散らばったボードゲームの駒やカード。その他諸々。 大部屋に散らかりまくった私物やゴミの数々をくるるさんと一緒になって拾って捨てたり整頓する。 みんなは隣の部屋の超大きなベッドの上で思い思いにぐっすり眠っているはず。 パジャマトークもこんな時間になると誰も起きてはいられなかった。トイレに行こうとして明かりの付いた大部屋のくるるさんを見つけた私だけが手伝っている。 「でも意外でした。皆が泊まってこんなことするのさすがに怒るかもって」 「つまり怒るかもしれないようなことをやったわけね…。ったく、今更よそんなの」 面白くない表情のくるるさん。それもそうかもしれない。この屋敷のリビングは事実上私たちのものになっちゃっている。 常から何かに怒っているような、不機嫌そうな顔をしているくるるさんだけど不思議と私たちのすることを止めはしない。
16 <a href="mailto:〆">22/10/28(金)02:11:44</a> [〆] No.986972165
文句は言うけれど、よっぽど度が過ぎないとやめろとは言わないのだ。 「でも前から思ってたんです。どうしてくるるさんは私たちがこのお屋敷の部屋を遊ぶために使っても怒らないのかなって」 ポテトチップスの袋をくしゃくしゃに丸めていたくるるさんがちらりと私を見る。ふんと鼻息をついた。 「シャドウサーヴァントを駆逐するためなら協力すると言ったのは私だもの。それを反故にはできないわ。 実際に働いているのはあなたたち。私は設備を貸しているだけ。自分の弱い立場くらい弁えてるわよ」 「よ、弱い立場って!そんなことないですよ。ここがあって助かったことだって何度もあるし」 「はいはい。…それにね」 ゴミ袋代わりのビニール袋を手に提げたくるるさんは私から背中を向けていた。 「ハル。あなたには必要なことよ。こういうのはあなたにとってきっと必要不可欠なんだと思う。 私は『それ』には馴染めなかった。違う空気を吸って呼吸できるほど器用じゃなかったから。…とんだ気の迷いね」 「くるるさん…?」 私の呼びかけに答えず、くるるさんはゴミの詰まった袋をゴミ箱に投げて出ていく。 おやすみ、という挨拶は扉が閉まる直前に響いた。
17 22/10/28(金)02:19:20 No.986973363
かなしい… 本来ならあの歳でももう二つ三つ上に行けるってお墨付き貰ってるのに 枢木の魔術以外の道に行けないから…
18 22/10/28(金)02:22:54 No.986973866
なぜ器用に友達作ったりして楽しくやれないのですか >魔術師だから そうだね
19 22/10/28(金)02:31:20 No.986975157
くるるるは不器用すぎるしなんならハルちゃんも不器用すぎる