虹裏img歴史資料館

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22/10/07(金)22:01:47 「実際... のスレッド詳細

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画像ファイル名:1665147707502.png 22/10/07(金)22:01:47 No.979643817

「実際こうやって準備するのは久々ッスねぇ」 肉、ネギ、肉、ネギ、肉と。順番に串に刺していく ついでに、ネギオンリーの串も作っておく。数名吼えて抗議してきそうだが構いやしない。自分が食べたいんだもん 「え、そうプイ?結構こういうのやるイメージだったプイ」 「結局買った方が早いんスよね。串に刺した状態で焼くだけになって売ってるのも多いですし」 横でたどたどしくも砂肝を串に刺していくプイ先輩が驚くが、実際そんなもんだ 今回は大人数だしせっかくだから作ってしまえとなったが、自分だけの時や二人くらいの時は買ってしまった方が圧倒的に楽だし

1 22/10/07(金)22:02:07 No.979643991

「姐御はファンイベントで、聖剣先輩と魔女っ娘はレースで不在ッスからね。明日に焼いて出しますんで」 「残念プイね。あ、これも刺していっていいプイ?」 「そっちのハツは刺していって大丈夫ッスよ。できるだけ広げるように刺してください。んで、レバーは臭み抜きするんでまだッス」 次々に串に刺してバットに並べていく。分量的には足りるとは思うが、バリエーションをもう少し豊かにしても良かったかもしれない 今買い出しに行ってる姉貴と後輩二人組はもうすぐ帰ってくるだろうし、今度にするしかないか トレーナーへの差し入れ分もしっかり用意してあげよう。ネギ多めで 「タレ塩は焼く時にやりますけど、個人的には塩が好きなんスよねぇ」 「焼き鳥はいつもタレだから塩試してみたいプイ」 ひょんなことから始まった晩御飯作り 今日のプレハブ小屋のメニューは、焼き鳥祭りとなったのだ

2 22/10/07(金)22:02:23 No.979644113

● 「にしても、あのギャンブル狂いは一体いつそんなとこに通ってるんスかね」 大方の食材を串に刺し終わってから一息つくが、思い浮かぶのは今回の焼き鳥祭りの発端だった 「でもあの焼き鳥本当に美味しかったプイ。お店にも行ってみたいプイ」 「行くなら声かけてくださいッス。絶対騒ぎになるんで一人はやめてくださいよ?」 先日、突然プレハブに訪れた一人のウマ娘。ニット帽とキャンディーがトレードマークのギャンブル狂いのやべー奴 そんな彼女が持ってきたのはなぜかパックに詰められた焼き鳥だった 聞けば、行きつけの焼き鳥屋でいつものように食べていたら、酔っ払った店主が「宣伝用だ。他の子達にも食わせてきな」と大量のお土産を持たせてきたという 普段から路地裏でホルモン煮込み食ってるとは聞いてたが焼き鳥屋にも通ってたのか。花の女子学生のする行動ルーチンじゃないだろう 結果、その焼き鳥がまぁ美味しいもので。その場に居合わせたプイ先輩も大満足したのだが…

3 22/10/07(金)22:02:42 No.979644303

「まさか自分で焼いてみたいとか言い出すとは思わなかったッスよ」 「バーベキューの時も結構焼いてもらう側に回ってたからやってみたかったプイ」 と、いつものように好奇心オバケと化したプイ先輩の発案によって、プレハブで手の空いてる連中が集まっての焼き鳥祭りということになったのだ ただ、そのままキッチンで焼くのもいいがそれではつまらない、という意見もあってちょっとした準備がしてある 天気もいいし、暑くもなく寒くもない。ちょうどいい日ではないだろうか 「じゃあ、準備できたら一旦置いてコンロの準備にとりかかるッスよ」 「なんか見た目がおかしい奴が何本かできちゃったプイ」 「そのくらいなら全然許容範囲内ッスから大丈夫ッス。思ったより全然上手くできてるッスよ」

4 22/10/07(金)22:02:55 No.979644418

そういうと、プイ先輩は満足そうにぷっきゅんと胸を張って。まったく、子供のようだ とりあえず物置からコンロを引っ張り出してくるわけだが……今回は焼き鳥であって、バーベキューではない。似て非なるもの なので、以前製作したドラム缶コンロを使うのではなく、もっと小さいものを使うことになる 「これがそのコンロプイ?めっちゃ綺麗に作ってあるプイ。市販品レベルプイ」 「あの子も大概手先器用ッスからねぇ」 「相当教え込んだプイ?工務店の跡取りたちプイ?」 「だから工務店じゃねーッス」 取り出してきたのは、2つの一斗缶。正確に言えば、一斗缶を改造して製作した炭火焼きコンロ 一斗缶を横にするようにして側面の一つが焼き場になっている。通気口もしっかり完備してバリも丁寧に取り払った逸品 ついこの間あったドラム缶コンロでのバーベキュー祭りの後、ソングラインちゃんが自作した試作品二つだ ……本当に器用だなあの子。仕上げまで丁寧にしてあるし

5 22/10/07(金)22:03:06 No.979644549

「さて、買い出し組が帰ってくる前に炭火おこしておくッスよ」 「ぷいー。火おこしやってみたいプイ」 「んじゃ、そこの成形炭ってやつをまず敷いてください。燃焼材が混ざってるんですぐ火点きますから、その上にこの炭をおいていくッスよ」 最近は便利になったものだ。ガスバーナーを使わなくても簡単に火おこしできるアイテムが豊富にあるんだから と、火おこしを始めていると耳に入る話し声。ああ、帰って来たか 「おーう、帰ったぞ。なんだもう火点けてんのか」 「ただいま帰りました!!!!!!!!!!!飲み物ここに置いておきますね!!!!!!!!!!」 「ただいま戻りました。あ、そのコンロ使うんですね」 飲み物他の買い出しに行ってた三人も合流。これで今日のメンツは全員揃ったか ソングラインちゃんは自分の作ったコンロが使われてるのが嬉しいのか、ちょっとウキウキ顔 この子多少教えたらすぐに飲み込んでくれるから、つい工具とか使わせてみたらいつの間にかこんなもの自作するようになったんだもんなぁ 後輩の成長は嬉しいが、まさかこっち方面でも成長するとは

6 22/10/07(金)22:03:16 No.979644626

「頑張って作ってくれたから助かるッスよ。今日ようやくの出番ッスね」 「まー、焼き鳥やるのにドラム缶使うのもオーバーだからな。にしても丁寧に作ったじゃねーの」 「頑張ってみました。色々荒いですけど……」 「ソングラインちゃんすごく手際よかったです!!!!!!!!!!!!!!」 そんなこと言ってるエールちゃんもペール缶で吊し焼き機作ってたりするんだけど。……いかん、プイ先輩からの工務店呼ばわりに否定ができなくなってきたぞ とりあえず炭火は起きたので、あとは肉を準備。と、運んでいくときに姉貴が変な唸り声 「なんだこの悍ましい串は。オメーやめろっつったろ愚妹」 「ウチが好きなんスよイカダ。ていうか一本でもいいから野菜食えッス」 思いっきり舌打ちされたが構うものか。イカダ……要するにネギだけの串。表面がこんがり焼かれて中がとろっとしたネギは美味しいから仕方ない 焼き鳥、とはいいつつ鳥以外のものも結少し揃えてみたがどうだろうか。流石に店舗並みのバリエーションは無理だったが

7 22/10/07(金)22:03:27 No.979644701

「んじゃ、焼いていくッスけど……せっかくなんで、コンロへの入魂。ソングラインちゃんどうぞッス」 「え、私ですか?」 「おー、自分で作ったもんだしな。いいんじゃねーの」 「完成した時すごく喜んでましたからね!!!!!!!!!!ソングラインちゃん、どうぞ!!!!!!!!!」 エールちゃんから串を渡されて若干戸惑っていたが、ソングラインちゃんはちょっと嬉しそうで 「じゃ、じゃあ……いきます!!」 そっと炭火の灯る焼き台に串を置いて、順番に並べていく みんなが見守る中、肉はだんだん音を立てて脂を弾けさせ、香ばしい香りが辺りに立ち込め始める エールちゃんの方から聞こえたぐぎゅるるるるるるというのは腹の音か。涎出そうになってるし かと思えばプイ先輩もぷぎゅるるる。なんだその音

8 22/10/07(金)22:03:39 No.979644799

「そろそろ裏返して良さそうッスね。少し焼いたらタレにつけてまた焼くッスよ」 「あ、はい。えと、こうして……」 「うめーじゃねーか。来年のフリマは焼き鳥屋台でいくか?」 「あ、それ楽しそうプイ。売り子やってみたいプイ」 冗談みたいな言い方だが、実際ソングラインちゃんの手つきは丁寧で正確だ。焦がすこともなくバランス良く焼けてるし、火の勢いが強い中央と弱目の左右端を使い分けてる 両面がある程度焼けたところで事前に作っておいたタレに漬けて、もう一度火の上に じゅわぁと音をたて、焦がし醤油のような独特の香気が立ち込めて。姉貴が横で唾を飲む気配。待て待てこの肉食獣 「お腹が空く臭いと音ですね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 「……愚妹。あれ、用意してあんだろうな」 「あるけど少し待つッスよ。まずは普通に食うッス」

9 22/10/07(金)22:03:50 No.979644896

姉貴から絶対に用意しておけと口酸っぱく言われてたものはちゃんと用意ずみだ。ただ、それの出番は少し後 走行しているうちに、ついにソングラインちゃん謹製のコンロで、ソングラインちゃん特製の焼き鳥が焼き上がった 「できました!!た、多分問題ないかと!!」 「上出来ッスよ。さあ、まずは作った本人が出来立てをどうぞッス」 さっき焼きながら小さくお腹鳴らしてたしね。顔赤くして隠してたけど 「は、はい。……いただきます!!」 意を決したようにして、ぱくり 次の瞬間には、尻尾ぶんぶん振り回してぱぁっと花が咲いて。よっぽど自分で作った焼き鳥は気に入ったようだ 「お、美味しいです!!!肉が柔らかいままで、香ばしいタレがよく絡んで……!!!」 「成功してよかったッス。んじゃ、みんなも食べ始めるッスよ。どんどん焼いていくんで」

10 22/10/07(金)22:04:03 No.979645012

わっと群がり、みんな焼き鳥を手に取って頬張っていく。自分も一本もらって、ちょっとお行儀悪いけど焼きながら楽しませてもらう ねぎま、鶏皮、ハツ、イカダ。とりあえず4種類を焼いていく。基本はさっきまでと同じようにタレでいいけど、イカダは塩で行こうか。鶏皮どうしようか プイ先輩を見ると、もう大満足って感じ。焼きたての味に耳を立たせて尻尾振って、まるでお菓子もらった子供みたいだ 後続の串もじゅうじゅうといい音を立てて焼けていく。……うん。これ焼いてる方すごいお腹すくね 「プイ先輩、そこにある大皿とってくださいッス。どんどん焼いていくッスよ。この後のやつ、焼くの任せていいッスか?」 「オッケープイ。焼き方はとりあえず二人の見て覚えたプイ」 そもそもこの人が自分でやってみたがってたのが始まりだったしね 途中、鶏皮は半分だけ塩にしようと思いたち。薄く広げて、パリパリとした食感にしていく タレに漬ける方は柔らかい食感に。姉貴がこっちの方が好きだから用意しておこう

11 22/10/07(金)22:04:22 No.979645181

「イカダ美味しいです!!!!!!!!!!おネギさん甘くなってて香ばしくて!!!!!!!!!!」 「エールちゃんはいい子ッスねぇ。どっかの野菜嫌い共と違って」 「うっせーうっせー。一つ食ったんだからいいだろ」 もっと食えと。しかし今言ってもどうせ喰わないだろうし放置 ハツはプルンとした食感で仕上げてタレをしっかり絡ませて、ねぎまは普通にタレ塩半分ずつでいいか 「はいさ、できたッスよ」 「うわぁ、美味しそうプイ。これがハツってやつプイ?」 「そうッスよ。柔らかくておいしいッス」 「いただきます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

12 22/10/07(金)22:04:46 No.979645370

プイ先輩に交代する前に少し休憩で、ハツとイカダを取ってぱくり うん、大成功だ。柔らかく歯切れのいい食感のハツにタレがよく絡み、舌の上でプルンと踊る イカダもネギの表面はパリッと香ばしく、中はねっとりとした食感と強い甘味。そこに塩が加わることでより甘味が引き立つ うんうん、美味い。これはアレ用意しておいてよかった 「んー、皮もぱりぱりしててジューシーで美味しいプイ。これ次も焼いていいプイ?」 「オッケーッスよ。好きなもの焼いてみてください。コンロもう一個あるし、エールちゃんやってみます?」 「やってみます!!!!!!!!レバーと砂肝焼きますね!!!!!!!!!!!!」 両手に串をもっていざチャレンジ、と。プイ先輩とエールちゃんがいざ出陣 エールちゃんは思い切りもよく問題ないが、プイ先輩は思ったよりも炭火の火力が強かったのか腰が引け気味だ。まぁ、トングとか使うバーベキューの時より火との距離近いしね 「大分焼けてきたッスね。ゆっくりでいいんで、確実に回せば大丈夫ッスよ」 「ぷ、ぷきゅう。意外とあちちプイ」 「炭火の勢いって見た目よりあるッスからねぇ」

13 22/10/07(金)22:05:02 No.979645504

なんとか手を動かして、ゆっくり確実に。滴り落ちる脂が焦げていい匂い 隣を見ると……おおぅ、なんとも 「どんどん焼いていきます!!!!!!!!!砂肝とレバー焼き上がりです!!!!!!!!!!」 「あ、メイケイエール一本欲し……わわ、多い多い!!!」 「あ、砂肝もらうわ。…ん、食感めっちゃいいな。やっぱ来年のフリマは焼き鳥屋か?」 すっかり炭火にも慣れたのか、滅茶苦茶手際がいい子がいる 火が突然上がっても怯えたりせずスパパパパパッと串を捌いていくのは割と圧巻だ 次々に串を置いては焼き具合を見て回していく。……本当に初めてなんだろうか。この子露店でやったことがあるとか言い出しても驚かないぞ色んな意味で 「とりあえず焼けたプイ。塩でやってみたプイ」 「おおー、綺麗に焼けたもんッスね」 「はいプイ」 「ん?」

14 22/10/07(金)22:05:17 No.979645678

ちょっと一部焦げてるけど綺麗に焼き上がった焼き鳥……を なぜか、はいと突き出されて。なんだ、どういうことだ 「あーんプイ」 ………あー。はいはいっと 「あー」 「はいプイ」 「ん。美味いッス」 プイ先輩の突き出してきた鶏皮食べて、その味に太鼓判。うん、美味しい パリパリに焼き上がった香ばしい皮、噛めば噛むほど脂が染みだし塩加減もベスト ………さて、そろそろ出番かな

15 22/10/07(金)22:05:35 No.979645880

「姉貴、アレ準備しちゃいます?」 「おう、やるかぁ。ちょっと持ってくるわ」 「じゃあウチも。三人とも、ちょい適当に焼いて食べて待っててくださいッス」 「ぷきゅ?」 わいのわいのと楽しそうにしてる三人を置いていったんプレハブの中へ 自分は茶碗類を持って、姉貴がソレを持って 戻った自分たちの姿を見て、三人もその意図を察したのか顔がぱぁっと明るくなる 「やっぱよぉ………白米が無きゃなぁ」 姉貴がパカッと大型炊飯器の蓋を開ければ、ほっかほかに炊けた美味しそうな白米 それをしゃもじで盛っていく。どうせみんなガッツリ食べるだろうし まあ、一応念のため

16 22/10/07(金)22:05:49 No.979645971

「ご飯食べる人ー」 『はーい!!!!!!!!!!!』 全員の声が重なって、思わず姉貴と顔を見合わせて笑ってしまう 「そんじゃ順番に並んでくださいッス」 「お漬物も取ってきますね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 「あ、なら七味とってきてくれや。忘れてた」 「あ、盛るの手伝います先輩」 「タレのよく絡んだ焼き鳥でご飯……最高の贅沢プイ」 焼き鳥を焼きながらすでにヨダレ垂らしそうになってるプイ先輩 言い出しっぺがこの様子なら……今日の焼き鳥祭りは、大成功に終わったと見ていいだろう いや、まだ終わってないけど。むしろ本番だけど

17 22/10/07(金)22:06:01 No.979646070

「こう、タレを絡ませて軽く焦げるまで焼いた鶏ももとネギを白米に乗せて……」 「あ、鶏皮丼が意外といけるプイ!!!柔かく焼き上げた方の鶏皮がご飯と合わさって……!!」 「焼き『鳥』、じゃねえけどよ。豚バラ串やっぱ好きだわ」 みんなそれぞれ思い思いの焼き鳥を焼いては食べて。コンロもう一個くらいあってもよかったかもしれない 「レバーとネギを交互に刺したレバネギ串です!!!!!!!!!!健康にいいですよおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!」 「………め、メイケイエール。それ、二本ちょうだい」 「レバニラみたいな感じッスかね。ウチもそれ欲しいッス」 うん、白米が進む。レバーってこういうのと相性いいよね 見れば、プイ先輩ももうすっかり慣れた感じで、ご飯の合間に自分で上手く焼き上げている 釣りとかの時もそうだったけど、結局この人飲み込み早いから基本だけ教えてあげれば大抵上手くいくのよなと。なんだかんだで要領いいし

18 22/10/07(金)22:06:15 No.979646171

「バーベキューとも違うけど、なんだか普通に焼き鳥食べるより贅沢してる気分プーイ」 そんなふうににっこり笑って焼きあがった串を見せてくる先輩は、なんかもう呆れるほどに楽しそうで ああ、手間かけて準備した甲斐はあったようだ 「トレーナーさんに持っていく分も焼きますか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 「エールちゃん。ネギ多めで焼いてあげてくださいッス。感激のあまり泣いちゃうかもしれないッスよ」 「鬼がいるプイ」 「あ、あはは……」 涼しい風の中、あちあち言いながら焼き鳥焼いて、みんなで過ごす時間 ああ、明日から少し走り込み増やさないとな……とか、今日いないメンバーの分もまた準備しないととか 色々考えることはあるけれど

19 22/10/07(金)22:06:25 No.979646255

「次これ焼いてみますか。鶏肉とニンニクを交互に刺したスタミナ串ッス。この後人に会う予定がない人に限るッスけど」 「絶対美味しいけど食べたらお出かけできなくなるやつプイ」 とりあえず、今は目の前の楽しみに没頭してしまおう 「おう愚妹、白米お代わりたのむわ」 「あ、私やりますよ先輩」 「鶏皮七味多め焼きです!!!!!!!!!!!!!ご飯に合いますよ!!!!!!!!!!!!」

20 22/10/07(金)22:06:39 No.979646373

手元の串をパクリと食べて、うん美味しいと頷いて はいプイ、と。すっと差し出された新しい串。満面の笑みの焼き鳥職人の顔 「ん。いただきますッス」 「どうぞプーイ」 秋の気配を感じながら、今日はなんとも美味しい一日となった

21 22/10/07(金)22:06:54 No.979646503

以上。焼き鳥食ったので酒飲んで舎弟した

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