22/09/15(木)21:39:50 一週... のスレッド詳細
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画像ファイル名:1663245590038.png 22/09/15(木)21:39:50 No.972039731
一週間余りが過ぎた頃、僕は退院の日を迎えた。教え子達は元気にやっているだろうか等と思いつつ、同時に目の前の問題にぶつかっていた。 「…服、どうしよう」 そう！ 僕は！ 下着以外持ち合わせて居なかったのである！ 何でか知らんけど！ いや急な事故だったから仕方ないっちゃそうだけど！ 手近な看護師さんを捕まえて、お金を握らせて安価な服屋に走って貰おうかな…なんて考えていた頃、ガラリと病室の扉を開ける音がした。 「よう相棒、元気にしてるか」 「サンディ…」 パートナーのサンデーサイレンスがビニール袋を片手に僕の病室へと現れた。彼女はツカツカと踵を成らしながら僕へと近付き… 「眼、見せろ」 「へっ？」 「良いから見せろってんだ」 何の事かサッパリ分からず、僕は言われるが儘に目を見開いて見せた。すると彼女はグイッと顔を近付けて僕の眼を覗き込み…嗚呼！ 背筋をゾクッとさせる紅い瞳が目の前に、目の前に！ 「ウマソウルの定着は無事に済んだようだな。それじゃ相棒。これに着替えろ」 投げ渡された紙袋に僕は恐る恐る中を覗き見た。其処には…
1 22/09/15(木)21:40:59 No.972040205
身体のラインが出るようなタイトなワンピースに薄手のカーディガン、そして真っ赤で派手な、上下の下着… 「何コレ…」 「オレ様の趣味だが？」 「もうちょっと大人しい物は…」 「却下。お前を助けたのはオレ様だ。オレ様の我が儘は聞いて貰うぞ」 トホホ…と思いながら着替えようとして… 「…んだよ」 「そのー、着替えを見られるのは恥ずかしいって言うか」 「何言ってんだお前。ブラの付け方も知らねえ癖してオレ様に出て行けだあ？ 随分と良い御身分じゃねえか、オイ」 両手の指の関節をバキボキと鳴らしながら、妖しい眼光を揺らしてニヤニヤと近付くサンデーサイレンスに僕は、僕は恐怖して…！ 「いやぁ─────ッ！！」 十数分後…其処には散々弄ばれた下着姿の僕とハッカキャンディを煙草の様に咥えるサンデーサイレンスの姿があった。 「うう…もうお嫁に行けない…」 「その時はオレ様が嫁に貰ってやるから安心しろ」 何一つ安心できる要素が無かった。
2 22/09/15(木)21:41:28 No.972040403
病院を出て、サンデーサイレンスと連れたって街を歩く。背の低いサンデーサイレンスと、160を超す僕は凸凹なコンビに見えたかも知れない。それはさておき… 「サンディ…何だか周りからの視線が刺さるよ…」 膨よかな胸と尻が強調され、腰は尚のこと細く見える様にリボンで絞る様に仕立てられたワンピース姿は道行く人の気を引いた。 付け足すと収まりきらない胸元はボタンを開けなくては成らない始末。更に言えば今の僕は人の視線を引く綺麗な芦毛のウマ娘。 「オレ様の相棒なんだ。見せびらかして何が悪い？」 フフン。と上機嫌なサンデーサイレンスには、僕の意思が通じる気配は無かった。 なんやかんやと観衆からの羞恥プレイに耐えきった僕は無事に学園に辿り着き、住み慣れたトレーナー寮の部屋の扉を開けた。 これからどうしようかと少し埃っぽいベッドに腰掛け、ふととある事を思い出した。ウマ娘のトレーナーについてだ。
3 22/09/15(木)21:42:01 No.972040658
トレセン学園には多くのトレーナーが居る。中には現役を退いた後にトレーナーの道を歩むウマ娘もそう少ない訳ではあるのだが… 年に、5、6回程であろうか。「自分はウマ娘なんかじゃ無かった！」と悲痛に叫ぶウマ娘のトレーナーが居るのだ。やがてそんな『彼女ら』は言葉を受け入れて貰えず、皆押し黙る様に喋らなく成ったのだが… 「……こう言う事だったのか」 僕は手で顔を覆って溜め息を吐いた。 「取り敢えず、仕事しないと」 入院中代わりに受け入れてくれたトレーナーから自分の教え子達を引き取らなくてはならないし、雑務も片付けなければならない。他にもこれからのトレーニングメニューも考えなければ… 「おい、相棒」 乱雑且つぶっきら棒に僕の部屋の扉を開けたサンデーサイレンスは一枚の薄い紙切れをペラペラと揺らしながら現れた。はて？ 「朗報だ。出走届が10バ身以上の大差であっと言う間に受理されたぞ」 「……はい？」 「未来のスターの模範となるべく、その身で鍛錬の成果を知らしめる事は誠に尊いものだ！ …とか何とか言ってたぞ。あのチビの理事長」 サンデーサイレンス！ 君って子は…！
4 22/09/15(木)21:42:42 No.972040950
「それとホレ。いい加減耳が寂しくて仕方ねえだろ」 そう言うと彼女はポケットから何かを取り出すと僕に放り渡してきた。それは縦長の四角錐の紅い耳飾りだった。 サンデーサイレンスが右耳に付けている青い耳飾りの対に成るようなデザインだった。端的に言って、キラキラと輝いて綺麗だった、 「そら、お前がウマ娘になって初めての儀式だ。ジッとしてろ」 言われ、一度僕に手渡した耳飾りを手に取ったサンデーサイレンスは僕の耳に近付き、ピアッサーを使いパチンッと穴を開けると彼女は慣れた手付きで僕の左耳に耳飾りを取り付けた。 たったのそれだけ。たったのそれだけで、僕は身震いを起こし、心の根底にある何かに対して太い杭が深々と差し込まれ、どうしようも無い位に『女の子』である事を意識させられた …様に思えた。 昇っていた太陽がやがて沈み、周りはとっぷりと暗くなった。 「ふわ、ぁ…」 欠伸を漏らし背伸びをする。慣れない身体での業務は疲れた。シャワーを浴び…湯気越しの鏡に映る肉付きの良い己の雌の身体に赤面しつつ、湯シャワーから上がれば、其処にはベッドに腰掛けるサンデーサイレンスが居た。
5 22/09/15(木)21:44:19 No.972041642
「サンディ…？ 何で此処に？」「オレ様がオレ様の居たい場所に居ちゃ駄目か？」 いや、それよりも…透け透けのエロチックなネグリジェに、妖艶さを感じさせる下着が酷く官能的だった。 「こいよ、ポニーちゃん」 人差し指をくいくい、と此方に来る様にジェスチャを取られると、僕の身体は何かに手を引かれる様にベッドに引き寄せられた。 「サンディ、一体何を」「何っつったら、セックスに決まってんだろ」 ボンッ！ と僕の顔が真っ赤に染まる。何を言い出すのだこの子は、と言おうとした矢先に… 「んむっ…！？」「ん…ちゅっ、ぢゅる…ちゅびっ…ぢゅるるる…」 サンデーサイレンスに抱き寄せられての不意打ちのキス。それも舌を絡めるねっとりとしたディープキス。突然の出来事に頭が真っ白になり、身体が硬直する。だけどもキスを交わす内に僕の身体はどんどんと力が抜けていって… 「ん、ぁ…ぷぁ……」 サンデーサイレンスとの唇の間に透明な架け橋が出来る頃には、僕の身体はもうトロトロだった。
6 22/09/15(木)21:45:13 No.972041988
。 「安心しろよ。オレ様はこう見えて百戦錬磨の女誑しだ」 嗚呼、それの何所が安心すべき事なのだろうかとぼんやりとした頭が考えるけれど、濡れそぼった僕の秘所に『サンディ』の指が差し込まれた時、彼女が僕に与えてくれる快楽に身を任せる事にした。 『称えよ、晴れるや、日曜日２』 何故なにサンディちゃん Q／何で１話で林檎食ってたの A／悪童のサンディちゃんは知恵の実を食べて『神様』とやらに背きたかったから
7 22/09/15(木)21:45:43 No.972042184
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8 22/09/15(木)21:46:01 No.972042304
じっとりとした日曜日になってしまう....
9 22/09/15(木)21:48:48 No.972043434
こういうの好き…
10 22/09/15(木)21:49:38 No.972043819
>じっとりとした日曜日になってしまう.... なあに、来週には晴れるさ！
11 22/09/15(木)21:53:40 No.972045465
ひと月ぐらい大雨の予報が立ちそうなんですけど…
12 22/09/15(木)21:55:27 No.972046209
>ひと月ぐらい大雨の予報が立ちそうなんですけど… 一月で済むかあ？『一突き』なだけに
13 22/09/15(木)21:59:45 No.972047929
何度も見てるけど左耳につける事による従属感って良いよね…
14 22/09/15(木)22:00:46 No.972048336
>何度も見てるけど左耳につける事による従属感って良いよね… 目に見える雌の烙印が良いよね…
15 22/09/15(木)22:03:55 No.972049550
これ他のTSしたトレーナーも担当に喰われてんじゃ…
16 22/09/15(木)22:06:05 No.972050364
humiditySilence…じっとりした静寂…
17 22/09/15(木)22:07:52 No.972051067
>これ他のTSしたトレーナーも担当に喰われてんじゃ… そりゃTSしたトレーナーの定めだし
18 22/09/15(木)22:11:23 No.972052428
うう…素晴らしい…待ってた…
19 22/09/15(木)22:12:34 No.972052877
>うう…素晴らしい…待ってた… ありがとう… とても嬉しい言葉だ
20 22/09/15(木)22:13:45 No.972053281
最近TS怪文書ブームが復活してきてｳﾚｼｲ…ｳﾚｼｲ…
21 22/09/15(木)22:17:47 No.972054775
>最近TS怪文書ブームが復活してきてｳﾚｼｲ…ｳﾚｼｲ… また他のTS怪文書読めないかな…
22 22/09/15(木)22:18:44 No.972055136
書け書くんだ「」
23 22/09/15(木)22:21:34 No.972056160
ネタ3～4個あるけど塩漬けにしてるな…
24 22/09/15(木)22:22:16 No.972056438
>書け書くんだ「」 俺はサンディちゃん書くので忙しいから…
25 22/09/15(木)22:25:54 No.972057811
>また他のTS怪文書読めないかな… お前が書くんだAIのべりすとでも何でも使って書いてくれ