虹裏img歴史資料館

ここでは虹裏imgのかなり古い過去ログを閲覧することができます。新しいログはこちらにあります

22/08/29(月)20:08:03 昼休憩... のスレッド詳細

削除依頼やバグ報告は メールフォーム にお願いします。個人情報、名誉毀損、侵害等については積極的に削除しますので、 メールフォーム より該当URLをご連絡いただけると助かります。

画像ファイル名:1661771283550.png 22/08/29(月)20:08:03 No.966175564

昼休憩の時間は一時間。10分で昼食を平らげ5分で片付けを済ませば45分の仮眠時間が確保できる。 朝はバクシンオーと朝練、そして日中はすべての時間をバクシンオーとのトレーニングやミーティングに費やし、雑務は彼女を帰宅させてから就寝までに行う。 そして不足しがちな睡眠時間はこうして昼休憩に確保するというわけだ。 素早くソーセージパンを牛乳で口に流し込み、時計を確認すると午後13時10分。アラームを45分後にセットしてトレーナー室のソファに寝転ぶとタオルでアイマスクを作り夢の中へ。 この慌ただしい食事、なんだかバクシンオーみたいだな。担当に似てきたのだろうか。彼女も今頃素早く食事をしているところだろうか。 『バクシン的ランチタイム』なんてことを言っている光景が容易に浮かぶ。

1 22/08/29(月)20:08:16 No.966175691

妙な圧迫感に違和感を覚え目が覚める。太ももに伝わる絶妙な重さ。誰かが寝ている僕の太ももに座っている。 薄目を開けてタオルの下からそっと覗いてみれば、それは担当愛バのバクシンオーであった。 一体全体何故そんなことをしているのかはさておき、今起きれば彼女はきっと飛び起き、謝罪し、二度と座ることはないだろう。 自分でも理由はわからないが、僕は彼女に、座っていてほしいと思ってしまったので、寝たふりを続けてしまった。 僕の太ももの上に横向きに座る彼女。表情はうまく見えないが、尻尾は上機嫌にゆらゆらと揺れ、右手はそっと僕の腹に添えて撫でている。 太ももに伝わる彼女の柔らかな尻の感触。幼子を可愛がるように僕の腹を撫でる右手。再び僕は、安らかな眠りに落ちていった。

2 22/08/29(月)20:08:29 No.966175795

夢うつつな時間はアラームによって現実に引き戻される。枕元で鳴り響くスマホを手に取りアラームを止めると、バクシンオーが扉を開けて部屋に入ってきた。 「おはようございますトレーナーさん!!」 つい数十分前僕と一緒にいたんじゃなかったのか、ということは黙っておく。もしかしたら夢だったのかもと一瞬思ったが、あのリアルな感触が現実であったと確信させる。 「シエスタは午後のパフォーマンス低下を防ぎ、高い指導効果をもたらします!!早速午後からも共にトレーニングに参りましょう!!バクシンバクシーン!!」 いつもと変わらない彼女。少し前あんなことをしていたのに。まったく知らない彼女の一面を垣間見たのか、それともあれはなにかのいたずらだったのか。

3 22/08/29(月)20:08:42 No.966175901

その日は最初から寝たふりをしていた。タオルでアイマスクを作りソファに仰向けに寝転がる。 アイマスクのわずかな隙間からトレーナー室のドアを伺っていると案の定、彼女がやってきた。 時間にして寝始めてから20分と言ったところだろうか、いつも大声で挨拶を欠かさないのに、この時は無言で部屋に入ると、そっとドアを閉めて静かに僕の元に歩み寄る。 スカートを整えると、ゆっくりと僕の太ももの上に座った。そのまましばらくした時、不意に彼女が右手で僕の頭を撫で始めた。 その繊細な手付きに、彼女が注意深く寝ている僕の体に触れ続け、どの程度まで起こさずに出来るかを計り終えているとすぐにわかった。 彼女は、相当前からこれを行っていたのだ。

4 22/08/29(月)20:08:52 No.966175975

いつしか彼女が寝ている僕の元にやってくることを僕は楽しみにしてしまっていた。 アラームはかけなくなった。彼女が頃合いを見て退室するので、その後何事もなかったかのように寝たふりを止めればいいだけだからだ。 彼女と出会って3年。贔屓目に見ても整った容姿とスタイルをしている彼女をずっとそういう目で見ないように努力して来たのに、体に触れる彼女の柔らかな女性の一面を感じたせいで、彼女のふわっとした残り香を感じたせいで、僕はいつしかこれを止められなくなっていた。 彼女の行為は徐々に徐々にエスカレートしていく。手を握ったり、顎を撫でたり、頬にキスをしたり。 慎重に、しかし大胆に僕が起きぬよう手探りで、まるでどこまでやっていいのかを探るように、彼女は僕を愛でていた。 僕はと言うと、眠っているというていをいいことに今まで我慢してきた分だけ好き放題彼女に愛でられることを満喫していた。

5 22/08/29(月)20:09:04 No.966176069

その日も、彼女が部屋にやってきた。寝ている僕の太ももの上にそっと座――らなかった。 膝立ちで僕の足を挟んで跨ると、仰向けに寝る僕の体に重なるように彼女もうつ伏せで寝たのだ。 足が軽く絡み合う。両手で僕の肩を抱いて、ぴたりと僕の胸に頬を預けて、お腹の上に彼女の柔らかく大きな膨らみを乗せて、彼女は僕の上で横になった。 呼吸をする度に彼女のつむじの匂いがした。鎌首をもたげる僕の情欲が彼女にバレないように必死に祈った。 「好きです」 不意に語りかけてくるバクシンオー。寝たふりを続ける僕は何も答えない。 「ひどい人ですね。ずっと起きてたくせに」

6 <a href="mailto:オワリ">22/08/29(月)20:09:34</a> [オワリ] No.966176322

顔を上げ、顎を僕の胸につける彼女。乱れる呼吸を察知されないよう懸命に抑えた。 「心臓の鼓動がよく聞こえます。寝ている人はこんなにドキドキしていませんよ」 再び僕の胸に頬を当てる彼女。もはや僕自身ですら感じるくらい血流が激しく体を駆け巡り心臓が激しく動いていた。 彼女はすっと半身を起こすと僕の太ももにウマ乗りの形になる。そして手をへそから胸まで這うように滑らせると、シャツのボタンを上から開け始めた。 「起きないと、続きをします」 彼女の細い指が更に下に下に降りていく。 「起きたらきっといつもの私たちに戻ります。だから、アラームが鳴るまで夢を見させてください」 再び彼女が僕に被さり、頬に小さなキス。そして唇に深いキス。 困ったことに、アラームはかけてなかった。

7 22/08/29(月)20:10:04 No.966176550

ウワーッ!

8 22/08/29(月)20:11:12 No.966177091

ウワーッ!!!!!

9 22/08/29(月)20:11:32 No.966177251

こんなのニシノフラワーには見せられない…

10 22/08/29(月)20:12:32 No.966177689

逆桜餅はじめてみた…

11 22/08/29(月)20:13:47 No.966178309

強い…委員長は強いぞ!

12 22/08/29(月)20:14:05 No.966178452

ふっふっふ騙されてあげるのはトレーニングの間だけ お昼休みの間は騙されてあげないのです

13 22/08/29(月)20:14:10 No.966178487

嘘をつくだけじゃなく嘘寝までするんですね♥

14 22/08/29(月)20:14:34 No.966178681

>ふっふっふ騙されてあげるのはトレーニングの間だけ >お昼休みの間は騙されてあげないのです いやこれは寝たふりに騙されてあげてないか?

15 22/08/29(月)20:15:04 No.966178953

こういうの大好きです

16 22/08/29(月)20:15:07 No.966178971

>「ひどい人ですね。ずっと起きてたくせに」 ここで一旦途切れたからびびったわふざけんぬあ!!

17 22/08/29(月)20:15:46 No.966179285

最初は普通に寝込みを愛でてたと思うんだよ 途中からあれこの人起きてね?ってなってから委員長が…

18 22/08/29(月)20:16:35 No.966179642

そういう目で見ないよう我慢してきたのに…

↑Top