虹裏img歴史資料館

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22/08/28(日)23:57:48 先日ポ... のスレッド詳細

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画像ファイル名:1661698668887.jpg 22/08/28(日)23:57:48 No.965919736

先日ポケスペ純愛健全ゾロ目スレでのブルクリのネタをレブルとゴークリの話として書かせていただきました このスレ自体はダイススレではありません 思いっきり三次創作ですのでご了承下さい あらすじ >手料理食べさせる >すごいキスした >遊びに来たゴールドが目撃した

1 22/08/28(日)23:58:31 No.965920016

レッドと交際を始めて2ヶ月。 彼と様々なことをしてきた。 デートしたり、お互いの家に遊びに行ったり。 男女としても手を繋いでみたりキスもした。 それも楽しい。 詐欺の主題としては異性への声かけ程度ならしたことはあるものの、本格的な異性の付き合いの経験自体はない。 だからこういうことができるようになったのは嬉しい。

2 22/08/28(日)23:58:50 No.965920148

それに人生のパートナーになってくれたレッドにも感謝してもしきれない。 こんな自分を愛してくれる。 それに勝る喜びはなかった。 それだけに、他の人に渡したくない。 そういう独占欲が自分の中に芽生えていた。

3 22/08/28(日)23:59:17 No.965920351

そんなある日のデート中。 「映画面白かったなー」 「そうね。流行りになるだけはあったわ」 手を繋いで街道を歩く。 彼女の小さな手を握る。 最初の頃は緊張したが、今となっては慣れたものだ。 「あ、ちょっとお花摘みに」 「ああ。待ってるよ」 一旦手を離して、彼と別れる。

4 22/08/28(日)23:59:33 No.965920459

用を済ませてレッドの待つ場所に歩く。 と、そこにはレッドと2人の人物がいた。 両方とも女性。 自分から見てもそこそこは美人だ。 なぜかその2人が自分のレッドと話していた。 言いようのない気持ちが、胸の奥からぐつぐつと湧き上がってきた。 レッドは鈍感だから、言いよってこられてるとしても気づかないかもしれない。 それならば、恋人の自分が追い払わなければ。

5 22/08/29(月)00:00:17 No.965920785

即座にレッドの隣に移動し、その腕に抱きついた。 「すみませーん、アタシの彼氏に何か用ですか?」 わざとらしく声のボリュームを上げて、営業スマイルを浮かべた。 「え、ブルー?」 レッドの腕により胸を押し付けて彼を黙らせた。 赤面するレッドの顔を見るのは面白いが、それよりも今は目の前の女性たちへの牽制の方が優先だった。

6 22/08/29(月)00:00:34 No.965920903

「あ、彼女さんすごく美人ですね」 2人は慌てた様子もなく、普通に対応してきた。 「ちょっと私たちをカメラで撮ってもらいたくて。 彼女さんに誤解させたみたいですみません」 「え、あ、そうだったんですか」 途端に恥ずかしくなる。 考えてみればもし女性たちがレッドに言いよっているのなら、 彼女たちの目になんらかの熱がこもっていたはずだ。 そういうものもなく、単に普通に話しかけているようだった。

7 22/08/29(月)00:00:52 No.965921050

恋人の近くに女性がいる。 たったそれだけで冷静さを欠いてしまうとは。 ブルーは自分の顔が赤くなるのを感じた。 「じゃあ、オレ撮りますよ」 「お願いしまーす」 レッドが前にも出て、カメラを受け取る。 撮影が終わるまでブルーはそれを見守っていた。

8 22/08/29(月)00:01:09 No.965921159

「恥ずかしかったわ…」 レッドの家に帰った後。 夕食をとりながらブルーは言った。 「アタシがあんなに嫉妬深いって知らなかった。 あんなところ見せてごめんなさい」 「いやいいよ。 オレのためにヤキモチ焼いてくれるのはかわいいって思ったし」 先程とは別の意味で顔が熱くなる。

9 22/08/29(月)00:02:04 No.965921580

「レッドは、こんな嫉妬深い女は嫌い?」 「好きだよ」 にこり、と笑いながら言われる。 どきりとしてしまう。 「美人だし、優しいし、料理もうまい。 そんな彼女にヤキモチ焼いてもらえるくらいに好きになってもらえて、オレは幸せだなぁって。 そう思ってるんだ」 「…ありがとう」 レッドにそう言ってもらえる。 それだけで胸が熱くなる。

10 22/08/29(月)00:02:23 No.965921707

思っていたよりも自分は単純らしい。 そんなことを今まで知らなかった。 交際するなんて初めてだから。 自分でも知らない自分を知ることができる。 自分を愛してもらえる。 ブルーにはそれが嬉しかった。

11 22/08/29(月)00:03:02 No.965921964

「ご馳走様」 「お粗末様でした」 食事を終え、片付ける。 それを終えたら、レッドの隣に座った。 そしてまた彼の腕に抱きつく。 「アタシの胸、好き?」 「そ、それは好きだけど」 実際に剥き出しの胸そのものは見せたこともさわらせたこともない。 裸自体も晒したこともない。 だけどこういう服越しのボディタッチという体でなら触れさせたことはそれなりにある。

12 22/08/29(月)00:03:25 No.965922139

「ホントに?さっきの人たちはアタシよりは胸小さかったけど、 あれくらいの大きさの方がいいんじゃない? アタシの胸が小さくなっても好きでいてくれる?」 「確かに胸の大きさが変わってもブルーのことは好きだけどさ。 ブルーは今くらいのサイズの方がいいよ」 そう言われて、レッドにさらに身体を押し付けた。 「そうよねー。こうして密着するとレッドはすぐ鼻の下伸ばしちゃうしねー♡」 ついでに首元にキスをする。 赤くなったレッドがさらに固まる。

13 22/08/29(月)00:03:47 No.965922279

「レッドはアタシの胸大好きだもんねー?」 「胸だけじゃなくて、全部が好きなんだけどな…」 「胸が好きなのは否定しないのね?」 「うん…」 正直に答えたご褒美に、唇にもキスをした。 すると、レッドからもキスを返された。 自分からも、唇を重ねる。 ふと思いついて、そのまま舌を伸ばす。 彼の唇の中に入り、あたりを突いていく。 その最中に、今度は自分の口の中に何かが入ってきた。

14 22/08/29(月)00:04:02 No.965922378

彼の舌に蹂躙される。 歯茎や歯、自分の舌までも彼に触れられる。 思わず舌をどけようとしてしまうが、逃げられない。 彼の唾液も口の中に入れられる。 自分ではないものの味。 頭の中までその味に侵食されていくような感覚に襲われる。 自分もやり返すが、そこまで上手くできた自信がない。 頭がぼんやりしてて、いつものような冷静な判断ができなくなっている。

15 22/08/29(月)00:05:06 No.965922849

唇を離されると、一気に身体の力が抜ける。 愛する人から与えられた快楽。 それがブルーの身も心も打ち砕いていた。 レッドに崩れ落ちそうな身体を抱き止められる。 「大丈夫か?」 「大丈夫じゃないかもしれない…。 でも、このまましてほしいかも」 「ほんとに大丈夫か?」

16 22/08/29(月)00:05:21 No.965922965

正直自信はない。 すでに目もとろけている。 だけど、このままこの心地よさに任せていたい。 このまま一線を越えてしまってもいい。 行き着くところまで行ってしまいたい。 そんな気持ちがブルーの中にあった。

17 22/08/29(月)00:05:47 No.965923148

「じゃあ、行くぞ」 レッドに声をかけられた。 彼の目も、いつものと違う。 こちらに向ける視線が熱を帯びている。 それに頷く。 そして、また唇が近づく。 と、そこで大きな音がした。

18 22/08/29(月)00:10:57 No.965925375

慌てて、2人でそちらを向く。 と、そこにはゴールドがいた。 「ゴールド!?」 「すんません、メシたかろーって寄ってみたんスけど…」 ゴールドがこちらを見てくる。 口元が唾液まみれでぐったりとしているブルー。 それを抱きしめつつ、こちらも口元が濡れているレッド。 どこから見ても、まともな状況ではなかった。

19 22/08/29(月)00:15:32 No.965927196

「お邪魔しましたー!あとはお2人でしっぽりやっててくださーい!!」 「いや、待ってくれゴールド! 今のは違うんだ!」 「もうチュッチュしてるのから見てるんですよ! こっちは気まずくって仕方ねーんスから!」 ゴールドを追いかけるレッドに抱えられたままのブルー。 お預けを食らってしまった残念な気持ち。 それと同時にここでブレーキがかかった安心感。 その二つが内心でせめぎ合っていた。

20 22/08/29(月)00:15:43 No.965927275

以上です 閲覧ありがとうございました

21 22/08/29(月)00:19:51 No.965928965

しまったゴールドは出したけどクリス入ってなかった… スレ文にはゴークリって入れてるのにすみませんでした

22 22/08/29(月)00:23:03 No.965930322

>しまったゴールドは出したけどクリス入ってなかった… >スレ文にはゴークリって入れてるのにすみませんでした (★^)>ゴールドさんならクリスさんにこの事話したりキスさせてくれねーかなー的な話題振って顔赤くさせるとは思います

23 22/08/29(月)00:31:09 No.965933461

後日。 「ってなことがあってよー! あの先輩方の発情期目撃しちまって大変だったぜ! かなり追いかけ回されちまったし!」 「そ、そうなの」 ゴールドの愚痴を聞き、クリスは戸惑った。 キス、というのは自分はしたことはない。 おそらくゴールドもだろう。 そんな自分の前でキスの話をする。 これはもしかして、自分へのキスの誘いだろうか。 世の男性の中には、遠回しな話をして女性にキスに持ち込もうとする者もいると聞く。 もしゴールドがそうだとしたら。

24 22/08/29(月)00:31:24 No.965933552

自分に対して、先輩たちくらいの濃厚なキスをしたい。 そう考えていたのなら。 その思考に至ると、次第に身体が熱くなってきた。 「ん?どーしたクリス。 熱でもあんのか?」 「そんな急に求められても、わたし困るわ! でもゴールドとそういうことしたくないわけじゃなくて、 こういうことはもっと順序立てて、 初めてはソフトなのにしてから段階を踏んでからじゃないと!!」 「なんの話だよ!?」 「とぼけないで! わたしにやれって言ってるんでしょう!?」 「んなわけあるかよこのエロ学級委員がよ!」 誤解が解けるまで、しばらく言い争いしてしまった。

25 22/08/29(月)00:31:45 No.965933683

ゴークリ分が足りなかったので急遽付け足しました

26 22/08/29(月)00:43:24 No.965938363

>もしゴールドがそうだとしたら。 >「とぼけないで!わたしにやれって言ってるんでしょう!?」 この早急さが実にクリスさんらしくていいですね! >「んなわけあるかよこのエロ学級委員がよ!」 >誤解が解けるまで、しばらく言い争いしてしまった。 「わたしとしたい訳じゃなかったのね…」 (いやむしろしてえんだけどよ…) みたいなラストまで目に浮かびます

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