虹裏img歴史資料館

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22/07/21(木)22:00:08 泥のだ... のスレッド詳細

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画像ファイル名:1658408408075.jpg 22/07/21(木)22:00:08 No.951589407

泥のだらしない女の子

1 22/07/21(木)22:01:26 No.951589953

ねこです 暑すぎるので >泥のだらしない女の子 だそうです fu1273634.jpg

2 <a href="mailto:[1/2]">22/07/21(木)22:03:39</a> [[1/2]] No.951590871

「…゛あ゛つ゛い゛」 リビングに響く羽々祢の色気のないうめき声は、まるでセミの鳴き声のようだった。 だが無理もない。天摩市は絶賛猛暑に襲われており、まだ5月だというのに気温は30℃超え、一部地域では35℃以上にすら達していた。 じゃあエアコン付ければいいじゃん!と思うかもしれないし実際羽々祢もそう思ったが、暑いとはいえまだ季節は5月、区分上は春である。 天埜家は贅沢できないほど貧しいというわけではないが、「エアコン使おう」派1名に対し「窓を開けたり団扇を使えばいい」派が3名だったため、多数決に負けた羽々祢はこうして比較的ひんやりしたソファの上で足をバタバタさせながら転がる溶けハバネとなっていた。 「だらしないわよ」 「いーじゃん、別に家なんだしー…ってナナ姉それ!」 下着こそ身に着けているとはいえタンクトップに短パンという薄着姿、それもソファでごろごろしてるからタンクトップは捲れてお腹全開、足は大の字に開いているという年頃の少女とは思えない羽々祢の有り様に苦言を零す菜々祢。 車椅子を動かしてソファに近づく彼女の手に握られたものから発せられる冷気に羽々祢は目ざとく気づいた。

3 <a href="mailto:[2/2]">22/07/21(木)22:03:55</a> [[2/2]] No.951591002

「暑がっている妹のためにわざわざアイスを買ってきてあげた姉に何か言うことは?」 「ありがとうございます尊敬しています神様仏様お姉様~!」 「キモい」 「実゛の゛妹゛に゛酷゛く゛な゛い゛!゛?゛」 そんなやりとりをしながら、というかはやくちょーだーいと寝転がった状態のまま手を伸ばす羽々祢にしぶしぶアイスを渡そうとする菜々祢。 しかし、そのさらけ出されたお腹を見て、妹可愛がり欲がムラっと沸き上がってきて。 「えい」 「ぴゃっ!?」 冷えたアイスの袋をお腹にぴとっとくっつければ、可愛い妹は可愛い声を出して跳ね起きた。 「ぴゃっ、ってアンタ。そんな可愛いキャラじゃないでしょうに」 「…ナ゛ー゛ナ゛ー゛ね゛ー゛え゛ー゛!゛」 「ああ怖い怖い。…あー、動画撮ってればよかったわ」 うがーと走り出す妹と、慣れた感じで逃げる姉。 夏の暑さを忘れてぐるぐると繰り広げられた追いかけっこは、帰ってきた母のゲンコツが2人の頭に落ちるまで続くのだった。

4 22/07/21(木)22:04:05 No.951591084

ちなみにちゃんとつけてるしはいてる fu1273640.jpg

5 22/07/21(木)22:05:06 No.951591503

暑いから下着姿で家の中をうろうろしてそうとかひどいことを言われたのでそうじゃない証拠を提出しました

6 22/07/21(木)22:05:17 No.951591578

だらしない女の子が押し寄せてくる どうなってるんだこのスレは

7 22/07/21(木)22:08:57 No.951593099

夏が悪い 全て夏が悪い

8 22/07/21(木)22:09:38 No.951593376

鯖が揃うまでは女の子かわいいしかないスレ

9 22/07/21(木)22:11:41 No.951594196

実際かわいい

10 22/07/21(木)22:15:30 No.951595751

ねこにごはんをやりたい

11 22/07/21(木)22:19:37 No.951597410

鯖が揃ったら鯖に対する反応かわいいもできてお得

12 22/07/21(木)22:25:51 No.951599956

「怜くんはさ……」 「なんだ今度は……というかこの切り出し使い回しじゃないか?」 夏少し過ぎの台杜邸、当然のように怜の部屋を訪れた花奏は、やはりいつもの切り口で会話を始める。 「もしかして、ちょっと抜けた女の子の方が好き?」 「何がどうしてそうなる?何?もしかして自分が抜けてないと思ってる?」 会話のキャッチボールどころか撃墜を試みる怜。 「やっぱりもっとダラっとした姿の子の方が……」 「おかしいよ論理の帰結が。頭悪くないんだからもうちょっとゆっくり考えたらどうだ?」 「考えるより聞いてみた方が早いかなって」 実際、この花奏の指摘は的を得ていた。花奏は物覚えはいいが考えるより動く方が早く、一方の怜は考えすぎて動けないきらいがある。会話の撃墜をしたものの、落下した破片が直撃した。 「だらしなくやるなら自分ちでやれ。ここは俺の家だからな。念のため言っておくけど」 「じゃあ……来る?今から、私の家……」 彼女の家の中が脳裏を過ぎる。薄暗い部屋に溜まる不安感は、1人で過ごすには気の毒だ。 「……やめとく」 素直について行って起こり得る諸々を予測、それを見る覚悟がなかった怜を他所目に、花奏は徐に肩を落とした。

13 22/07/21(木)22:26:10 No.951600072

ハバネロとナナ姉いいよね

14 22/07/21(木)22:30:58 No.951602169

怜くんはさぁ

15 22/07/21(木)22:32:07 No.951602624

>先輩はさぁ

16 22/07/21(木)22:35:03 No.951603780

また怜くんがねこにダメ出しされてしまう

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