22/07/13(水)00:30:02 ｢｣「わ... のスレッド詳細
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画像ファイル名:1657639802085.jpg 22/07/13(水)00:30:02 No.948478748
｢｣「わっはっはっ！こんなこともあろうとソーセージと煮玉子と角煮とチキンカツとっ！」 紅「ね、ねぇ｢｣…だから大丈夫だって。もう雨の夜は恐くない」 ｢｣「いや俺が飲みたいからなだけであってなっ。きょうはニューボトルを開けるぞ」 （ｻﾞｧｧｧｧｧｧ……） 紅「本格的に降ってきたわね。乾いた大地には慈雨なのだわ」 ｢｣「これで庭に水を蒔かなくても済むしな。本当に有り難い」 紅「そういえばうちには雨水を溜めておくタンクがあったわね」 ｢｣「あぁ、災害用な。殆ど使っていないけど。さ、飲も飲もっ。戴きますっ」 紅「戴きます……なんだかおうちで居酒屋なのだわ」 ｢｣「だったらチキンカツよりハムカツの方がよかったな」 紅「そうね。だったら」 （ﾄﾃﾄﾃﾄﾃ､ﾖｼﾞﾖｼﾞﾖｼﾞ） 紅「ここが私の定位置」 ｢｣「いや、俺の膝の上よりもちゃんとちゃんと座れよ」 紅「いやよ。いつもこうして居酒屋さんに行くと｢｣の肴を一緒に戴いているのだわ」
1 22/07/13(水)00:30:13 No.948478820
｢｣「ん、なくなったか。もう一杯ソーダ割りの用意を」 紅「雨の音、少し静かになって来たわね」 ｢｣「……本当だな。止んだのかな。ちょっと外を見るか」 紅「どう……まだ少し降っているわね」 ｢｣「うん…あ、見ろよ。庭のバラが花咲いてるぞ」 紅「え？あ、本当ね。こんな時期に咲くものだったかしら？」 ｢｣「実をいうと今年は夏前にちゃんと手入れした。だからといって咲くとは思わなかったな」 （ぺっちんっ） ｢｣「痛いなぁっ。なんで引っ叩くんだよ」 紅「いままで世話をしてくれなかったバラの代わりに怒っただけなのだわ」 ｢｣「してたよぉ。ただ、我流だっただけ。最近はちゃんと調べてやってる」 紅「なら昔から調べて世話すれば良かったじゃない。きっともっと咲いてくれたわよ」 ｢｣「かもな…でも俺にはもっとせわしなきゃいけないバラがあるから。よっこらせ」 紅「な、なんによ急に抱っこして…もう少し戴くけど」 ｢｣「御世話しないとな。枯らさないように…悲しまないように……」
2 22/07/13(水)00:35:26 No.948480575
いい加減真紅は「」ベタ惚れなことに気がつけ