22/07/03(日)23:54:39 先日ポ... のスレッド詳細
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画像ファイル名:1656860079844.jpg 22/07/03(日)23:54:39 No.945403377
先日ポケスペ純愛健全ゾロ目スレでのダイスで出たレブルとゴークリの項目の続きを妄想して書かせていただきました このスレ自体はダイススレではありません 思いっきり三次創作ですのでご了承下さい あらすじ レブルとゴークリが海水浴に…
1 22/07/03(日)23:55:07 No.945403574
「いやー、晴れてよかったわ!」 「そうだなぁ」 海水浴場に到着して。 ブルーとレッドの発言に、ゴールドもクリスも頷いた。 まだ7月になったばかりだというのに、 すでに気温は30°を超えている。 額からはもう汗が流れ始めてからしばらく経っている。 冷房の効いたバスから降りてここに来るまでの僅かな時間。 それだけですでに暑さで体力が奪われていた。 「あー、早く海入りてー…」 「わたしもよ…」 珍しくクリスがぐったりとしながら同意した。
2 22/07/03(日)23:55:29 No.945403726
「確かに、早く海に入って涼みたいなぁ」 レッドの方はあまり汗をかいていなかった。 いや、さすがにかいてはいるが自分たちよりは少ない。 その原因はすぐにわかった。 彼の隣にいるブルーが時たまタオルで汗をかいて拭ってあげていたのだ。 「ほんと仲良いっスね…」 「え?あぁ、ありがとうブルー」 「いいえ」 言いつつ、自分も同じタオルで汗を拭いている。 そんな2人を見てゴールドは苦い顔をした。 「まったこんなクッソ暑い日にいちゃついてんな先輩たち…」 呟くと、クリスに軽く蹴られた。
3 22/07/03(日)23:56:13 No.945404032
それからしばらく経ち。 レッドとゴールドは砂浜の上に敷いたレジャーシートに腰掛けていた。 「遅いっスね…」 「そうかもな」 ビーチパラソルを立てて日陰を作ってはいる。 それでも暑さは少しマシになる程度で、 水着一丁になった身体には汗が流れていた。 周りを見てみる。 すでに客が多く来ており、手持ちのポケモンまで出して一緒に楽しんでいるトレーナーまでいる。 後で自分もやろう。 そう思った時だった。
4 22/07/03(日)23:57:00 No.945404344
「お待たせー」 「おお、ようやく来たか」 声をかけられて、レッドはゴールドとともにそちらを見る。 と、そこには水着姿のブルーとクリスがいた。 「……」 しばし、レッドは見惚れていた。 ブルーの蠱惑的な肢体。 それが青いビキニを身につけていた。 レッドのリクエスト通り、露出が多くも少なくもないほどの布面積。 腰にはパレオが巻かれており、 頭にはいつもとは違う唾の広い帽子。 色気よりも、可愛らしさ。 それを優先させたコーディネートがどこか清楚な雰囲気を出している。
5 22/07/03(日)23:57:44 No.945404648
「どう?ちょっと帽子とか付け足してみたんだけど」 「…うん。いいと思う」 どうにかそれだけは答えた。 「アタシにこういうの似合わないかな、と思ったんだけど。 レッドはこういうの好きかなって」 「うん、すごいいいと思う。 それにブルーに似合うと思うよ」 「そう…、ありがとう」 柔らかく笑うブルー。 愛する人が向けてくれた表情。 その笑顔にもレッドは見惚れてしまった。
6 22/07/03(日)23:58:44 No.945405028
「で、クリスはそーいうのになったってことか」 「う、うん」 クリスが着ているのはスポーティーなものだ。 上下セパレートではあるが露出は抑え、動きやすい格好となっている。 だけど、露出が多ければいいというわけではない。 露出が多いに越したことはないのだが、 少ない場合でも身体のラインは出ていてそれはそれでとゴールドは思う。
7 22/07/03(日)23:59:19 No.945405250
「恥ずかしいからこれにしたんだけど、 ご、ゴールドはもっと肌見せた水着の方がよかった?」 「あーいや、こういうのもいいと思うぜ」 「ほ、ほんと?」 「おう。露出すくねーのもそれはそれでエロくていいぜ!」 そこまで言ったところでクリスに顔を蹴られた。 「いって!ていうか砂あっちい!」 しばし痛みで悶えることになった。
8 22/07/04(月)00:00:04 No.945405536
「で、なんで遅かったんだ?」 「日焼け止め塗ってたのよ。 レッドに塗ってもらってもよかったんだけど」 そう言われて、レッドは固まった。 日焼け止めを塗る。 それには当然、ブルーの身体に触ることになる。 その光景を想像しただけでレッドは冷静ではいられなかった。 「その反応だと、自分でやってよかったみたいね」 オホホ、とブルーが笑うとゴールドが手を上げた。 「ならオレが…」 「そうはならないわよ!」 その発言をクリスが遮った。
9 22/07/04(月)00:00:29 No.945405717
海の水は冷たい。 夏の日差しで火照った身体を急速に冷ましてくれる。 ブルーは水に浮かびながら心地よさを感じていた。 久しぶりの海でカメちゃんも嬉しそうにしている。 背中の砲身に自分の帽子やパレオを一時預けており、風でたなびく。 レッドの方も手持ちの何体かをボールから出して海に浸からせていた。 それどころかポケモンたちと一緒に泳ぎ出した。 「って、早くない!?」 慌ててカメちゃんにしがみついて追ってもらう。
10 22/07/04(月)00:01:01 No.945405968
「ちょっと、どこ行くの!」 追いついたところでレッドに声をかける。 そこでレッドは泳ぎを止め、 「いやー、海ではしゃぐニョロたち見てたらこっちまでテンション上がっちゃってさ。 つい泳ぎで勝負しようって」 「確かにここまでの速さで泳げるのはすごいけど…」 自分がカメちゃんに頼らなければ追いつくこともできなかった。 カメちゃんとて帽子やパレオを預かっていたから全力を出せなかったとはいえ、 しばらく追いつけなかったほどだ。
11 22/07/04(月)00:01:45 No.945406273
「よくそんなに速く泳げるわね」 「鍛えてるからな。何が必要になるかわからないから自分のことを鍛えないと」 海水に濡れながらも爽やかに笑うレッド。 その顔が真夏の太陽のように眩しい。 それに一瞬見惚れてしまった。 「ふぅん…」 カメちゃんから離れて、レッドに近づく。 そして彼に抱きついた。 「え!?」 「このまま砂浜まで戻って?」 にっこりと笑って言う。 頬にキスまでして追い討ちをかけた。 「……」 海に浸かっているにも関わらず、レッドの顔に熱がこもる。
12 22/07/04(月)00:02:46 No.945406660
こういうリアクションをするから、レッドをからかうのはやめられない。 そう思いつつ、ブルーは抱きしめる力をもっと強くした。 特に胸を強く押し付けるようにして。
13 22/07/04(月)00:04:04 No.945407136
「先輩たちいちゃいちゃしてんなー…」 「付き合いたてらしいから、仕方ないわよ」 海岸から2人を見つつ、ゴールドはクリスと話していた。 軽くビーチボールをパスし合って遊んでいる。 カラぴょんが骨で打ち返したりしているのはまあいいのだが、 「クリス、こういう時でもキックで返すのかよ」 「え?おかしいかしら? 蹴りやすいように水着も動きやすいのにしたんだけど」 「蹴りやすいかどうかが基準だったのかよ…」 呆れつつもビーチボールを返す。
14 22/07/04(月)00:04:26 No.945407269
しかし、と改めてゴールドはクリスを見た。 健康的な身体。 胸や尻などは大きく育ってはいるものの、 いやらしくなりすぎない程度のボリュームとなっている。 脚を多用するのも、脚線美を強調することに繋がっている。 本人はそういうことに無自覚だが、それがまた目が離せない。 「ぶわっ!」 そんなことを思っていたら、ビーチボールを受け損なって顔に直撃した。
15 22/07/04(月)00:05:10 No.945407542
「だ、大丈夫!?」 「へーきへーき。よくあるこった、気にすんな!」 まさかクリスを見て気が散っていたとは言えない。 ニョたろうたちが半目で見ている気がするが、ゴールドは気づかないふりをしておいた。
16 22/07/04(月)00:06:29 No.945408007
以上です 閲覧ありがとうございました
17 22/07/04(月)00:09:20 No.945409033
うっかり続き物にすると終わり時まで到達できねえ… また続きます