虹裏img歴史資料館 - imgの文化を学ぶ

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    22/06/18(土)01:05:22 No.939729413

    「そういえば前から思ってたんだけど」 カナロアの言葉にハクサンムーンはスマホから視線を上げた。 「なに?」 「いや…僕最近君といっしょにいるとなんだかヒソヒソ話されてるというか… 噂されてる気がしてさ…もしかしてムーンが何か言いふらしてないよね」 ハクサンがいたずらっぽく微笑む。 「なになに~?私達にみんな嫉妬してるんでしょ?ならいいじゃん」 「良くないよ!」 顔を赤くして言うカナロアに、ハクサンはスマホを置いて姿勢を正した。 「ねえ、カナロアは私のことなんて呼んでる?」 「急に何を…そりゃあ『ムーン』だけど」 「じゃあクラスのみんなはなんて呼んでるか知ってる?」 「いや?ムーンじゃないの」

    1 22/06/18(土)01:05:49 [おわり] No.939729539

    その笑顔が無邪気なものから妖艶なものに変わる。 「『ハクサン』だよ?みんなに絶対そう呼ばせてる」 「どっちでもいいんじゃないの?」 「名前あまり呼ばれたくないから。だから親しくもない人間に名前は呼ばせない」 ぐいいっとハクサンが身を乗り出した。渦巻くような瞳にカナロアの顔が映る。 「だからムーンって呼ぶのは家族だけ。父さんと母さんと…」 にっこり微笑んで。 「旦那様だけ♥」 波状攻撃を食らったカナロアはあっという間に赤面し、ふらふらとテーブルに突っ伏した。 ハクサンは横で頬杖をついてニコニコと眺めていた。 二人のテーブルを中心に食堂中が甘ったるい雰囲気に包まれたのは言うまでもない。

    2 22/06/18(土)01:15:23 No.939732035

    久しぶりに摂取した…

    3 22/06/18(土)01:17:16 No.939732540

    ハクサンムーンつよい…