虹裏img歴史資料館

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22/06/09(木)22:21:11 「ねぇ... のスレッド詳細

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画像ファイル名:1654780871621.jpg 22/06/09(木)22:21:11 No.936830373

「ねぇ。あたしちゃんと主婦になれると思う?」 「急にどうした?」 「だってさ……アスリートはこれ以上続けられなさそうだし、夢にだってまだ届いてないフワフワした状態でさ……情けなくね?」 担当バ、トーセンジョーダンと一緒に中(たまに長)距離レースで活躍して6年目。アスリートと言うのは、思ったよりもピークが過ぎるのが早く、特にウマ娘は20代を越えてくると全盛期よりも身体能力が下がっていく傾向にある。 ジョーダンも例外ではなく、ここ最近は勝ち星も少なくなってきて引退を視野にも入れていた。 そもそも、夢だったネイルブランドの立ち上げに向けて色々と勉強をしつつ、アスリートとして走り続けるのはかなり厳しい。実際まだ走りたいと希望して両立してきたジョーダンもさすがに無理だと分かってきたらしい。 そして将来の事を考えて、弱音を吐いてしまったようだ。

1 22/06/09(木)22:22:14 No.936830817

「情けないなんて事はないさ。寧ろよく両立してきたものだよ。どっちもやりたくてそれを実行できる人は意外と少ないんだ。それをここまでやってこれた君には尊敬するよ」 「ソンケーとかやめーし。まぁ、そんでさ。あたしも2X才になって色々と考えるわけ。特に今後の……結婚とかさ。結婚してもネイル続けられるのかとかさ。夢とか見ないで諦めるべきなのかな」 「それは続けていけば良いんじゃないか?」 「でもさぁ……」 ふむ……成る程。彼女は誰かに肯定してほしいのか。 結婚すれば今みたいに自由が利かなくなってしまうかもしれない。家事だってやらないといけなくなるし、彼女は料理は多少は出来るだけでそれだって大変だろう。 本人は続けたいと思っている。それを誰かに肯定して貰えれば、自信が持てるんだろう。 誰だってそうだ。本当は自分のなかで答えは持っているが、誰かに肯定してほしい。自分と同じ意見の誰かの後押しがほしい。恥ずかしいことではない。俺だってそう言うことはある。 ともあれ、俺としては彼女が頑張って叶えようとした夢を途中で諦めるのは勿体無いと思った。

2 22/06/09(木)22:23:00 No.936831126

「ジョーダン。君はいつか言っていた『ビッグなウマ娘』になれたろ? 今でこそ勝率は下がってしまったが、未だに破られていないレコードだってある。同じ様に好きなネイルの、自分のネイルブランドを立ち上げる夢はそんな簡単に諦められるのか? 本当は続けたいんだろう?」 「……まぁ、そう」 「何を悩むことがある。君が夢を追うのを手伝ってやるのだって旦那の役割だ。もしかしてレース以外ではそんなに俺は頼れないか?」 「そうじゃねーって。はぁ……ごめん。マジでアンタと結婚するんだって思うと何か、色々考えちゃって」 「マリッジブルーと言うやつだね」 そう。来週俺とジョーダンは結婚する。 共に走り続けて3年目に、ジョーダンから気持ちを打ち明けられた俺はその気持ちに答えて付き合い始めた。そして結婚の申し込みは俺から。 年齢が少し離れているから色々心配だったが、ジョーダンの親御さんからは寧ろ歓迎されてほっと胸を撫で下ろしたのは内緒だ。 「……ねぇ。アンタはホントにあたしと結婚していいの?」 「バカな事を……」

3 22/06/09(木)22:23:32 No.936831371

「ば、バカってなんだし!」 「あのなジョーダン。俺が遊びで君にプロポーズしたと思うのか? 君への想いは、偽りのものだと?」 「違うって! その……付き合ってケッコー経つのに、全然エッチしてくれないから……うぅー言わせんな!」 「あー……ごめんよジョーダン。君がまだアスリートとして走る以上、それを邪魔したくなかったんだ」 彼女の事は愛してる。だからこそ、アスリートとしてまだ走りたいと言っていた彼女の邪魔になるようなことはしたくなかった。 しかしかえってそれが彼女のマリッジブルーを引き起こしてしまったのかもしれない。支えるとか、頼りにしてくれなんて良いながら、彼女の事を理解してやれてなかった。情けないのは俺だったな……。 「──ジョーダン」 「なん……ひゃぁっ! ちょ、なに!?」 2人で座っていたソファで彼女を押し倒す。 「君がそんなに俺を求めていたのに……気付いてやれず済まなかった」 「い、いや……あたしも悪かったしさ……あの、トレーナー……?」

4 22/06/09(木)22:23:51 No.936831511

「君への愛を示す機会をくれないか。勿論、今夜たっぷりな」 ひょいとジョーダンをお姫様抱っこしてリビングを出る。 廊下は暗いが……住み慣れた我が家だ。多少見えずとも寝室はどこだか分かる。 迷うことなく寝室に行き、優しくジョーダンをベッドに降ろす。寝室は人感センサの小さなライトしかついてなくて薄暗いが、それがかえって気持ちを昂らせる。 これから何をするか。子供ではない彼女はしっかりと分かっていて、かつ久々の事に緊張の色が見られた。 朱に染まった顔を隠すような様が愛おしい。最早我慢なんて考えない。 仰向けの彼女に覆い被さり、耳元で囁く。 「……愛してる。ジョーダン」 薄暗いベッドの上。 男──獣が服を脱ぎ捨て、女の服を適当にはだけさせたまま、貪る。 水音と肉の打ち付けられる音、女の嬌声。そしてベッドが軋む音。夜の10時から始まったそれが終わるのは、空が白んできた頃であった。

5 22/06/09(木)22:25:41 No.936832283

一晩中ヤっとる…

6 22/06/09(木)22:26:06 No.936832467

ジョーダンはいざ結婚するってなると滅茶苦茶悩んでネガティブになりそう

7 22/06/09(木)22:36:59 No.936836984

トレーナーの体力よくもつな…

8 22/06/09(木)23:22:34 No.936856751

良い…

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