22/06/08(水)00:31:40 抑圧さ... のスレッド詳細
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22/06/08(水)00:31:40 No.936215725
抑圧されていたトレーナーの情愛を引きずり出したのは、私かもしれない。 彼はトレーナーとして、指導者として、大人としてちゃんとけじめをつけていた。そこで私から迫り、私から告白し、私からトレーナーを求めた。 トレーナーは一度引き返そうとした。 けど、私のわがままがそれを掴んで離そうとしなかった。 その結果、今のような爛れた関係になってしまっている。
1 22/06/08(水)00:31:53 No.936215806
トレーナーはいつも私のことを考えている。 どうすれば私がレースで勝てるか、どうすれば私が世間に認められるか、どうすれば私の夢が叶うか、どうすれば私が喜ぶか。 その意欲は、今は私の肉体に向けられていた。 大きく硬くなったソレは私の体を貫き崩すように威圧感を放っていて、私の腕より太いようにすら感じられた。 いざ目の前にすると突然怖くなってくる。 本当に入るんだろうか、初めては痛いと聞くがどれほどの痛みなんだろうか、トレーナーを満足させられるだろうか、もしこれでトレーナーに嫌われたら…私を愛さなくなったら… 堂々巡りになった思考が下した決断は、口から溢れるように出てしまった。 「ダメ…やっぱり怖いわ…」
2 22/06/08(水)00:32:11 No.936215897
_そうか、わかった。今日はしない。 そう言って硬化したモノを私から引き離すと、下着を履き、丁寧に畳まれていたスラックスを履き、カチャカチャとベルトを締める。 「違うのよ!今のは…」 口に指を当てられ、出そうとした言葉が塞き止められる。 _キング、一度口から出た言葉は取り消せないんだ。 「お願いよ!今はもう怖くないわ…ほら、お願いよ…もう我慢できないの…耐えられないの…お願い…」 どれだけ懇願してもトレーナーは首を縦に振ってくれなかった。 _キングはわがままな事を言うんだね。一流のウマ娘じゃなかったのかい。
3 22/06/08(水)00:32:26 No.936215973
トレーナーの目つきが変わる。 獲物を見る獣のような目… 私に意地悪をするときの目… _じゃあ、今からわがままなキングをトレーニングしてあげよう。 そう言ってトレーナーは私の体を撫で始めた。 首筋から始まったそれは、胸を通り、腹を撫で、腿を過ぎ、足を超えて爪先に抜ける。まるで何かを探しているように、初めて触った時のように。
4 22/06/08(水)00:32:42 No.936216068
私の期待と焦燥に濡れた秘部には触れてくれない その外縁を、ゆっくりと、埋めるように撫でている。焦れったくこちらを伺うように、何度も…何度も…期待を誘うように、何度も…何度も… 不意に肉のつぼみに触れられる。 優しく華を開くように剥かれ、甘く暗く爛れた外気に晒される。爆発しそうな恥ずかしさと堪えきれない期待に葛藤し、そっとトレーナーの腕を掴み、小さなつぼみをいじめるように促した。 しかしトレーナーは、腿を撫でたり、下腹部をさすったり、見つけたナニかを確かめているだけだった。 私が目尻に涙をためているのに気づくと、またあの意地悪な目で見つめてくる。唇を重ねられ、もう何度目か分からない舌の侵入を許す。 その動きはまるで別の生き物のようで、私の味を確かめるように口の中を動き回り、舌に絡みつき、決して離してくれない。 コーヒーの香りとミルクの甘味を微かに含んだ唾液は、私の乾いた喉を潤す。それと同じくして、私の唾液がトレーナーの口の中に吸い取られ、私から何かを奪うように飲み込まれていく。
5 22/06/08(水)00:33:06 No.936216234
互いで互いを満たし合ったあと、そっと口から離れていく。私が名残惜しそうな顔をしていたのか、トレーナーの大きな手で頭を撫でられ、耳の先を触られ、子を慈しむ親のような笑顔が向けられた。 ああ…私のためだけの、私への笑顔だ。 この笑顔にどれだけ助けられたか。 私がどれだけ困難な道に進もうとも、隣を歩いてくれるだろう、そんな笑顔だ。 _大丈夫、怖くないよ。キングはとても可愛くて、魅力的で、一流のウマ娘だ。 とても温かくて、優しくて、大好きな手。 その手が今は影絵の狐のような形をしている。いや、デコピンをするような…? トレーナーが指をピンと弾くと、乳首に鋭い痛みが走った 「いっ…なん…で…」 私の問いかけにトレーナーはまた笑顔を見せた。 私の感じていた痛みはやがて熱に変わり、色に変わり、胸の奥に染み込んでいく。幾度も繰り返され、自分が自分でなくなっていくように、トレーナーのものに上書きされていく。
6 22/06/08(水)00:34:02 No.936216515
トレーナーの触れた場所は胸だけではなかった 私が懇願しても触れてくれなかった場所を、私が考えていないような触り方をした。 外に開こうとする中指を親指で押さえつけ、込められた力を内に押し止めている。 やがてそれは決壊し、込められた力が解放され、私のつぼみに突き刺すような感覚として襲い掛かる。 「かっぁ…くぅ…ふっ…んっ…」 視界が明滅して体が痙攣する、口から空気が漏れ出す。訳が分からぬまま体を仰け反らせて刺激から逃れようとするが、もう既に私の中に入り込んでしまっていた。 神経が集まって敏感な場所にトレーナーの暴力的な力が叩きつけられ、私の体はそれを快楽として受け入れている。 二度、三度と放たれたソレは、証となって私の脳に刻み込まれてしまった。
7 22/06/08(水)00:35:10 No.936216879
ひとしきり私の反応を楽しんだあと、トレーナーの手が登ってくる。細かに震える私の手を握って、耳元で愛を囁く。トレーナーが一言発するごとに微弱な絶頂を迎え、包まれるような浮遊感があった。 _キングの体は、とても魅力的だね。 脚は細くしっかりとしていて、お尻も程よい肉と確かな筋肉を感じられる。引き締まったお腹に、綺麗なくびれもある。 突然体を褒められて少し恥ずかしくなった。 トレーナーの前に全てをさらけ出しているのだから今更ではあるのだが、言葉にされるとこそばゆい気持ちになってくる。 _そしてこの、大きな胸。 優しく包み込むように乳房に触れられたかと思うと、指先で先端をキュッと摘ままれる。 痛いはずなのに、痺れるような快感が背中へと突き抜けていく。執拗に捏ねられた先端は赤く、硬くなっていて、さらに感度を増していく。
8 22/06/08(水)00:35:26 No.936216968
痛い…気持ちいい…怖い…違う…寂しい… 頭の中がぐちゃぐちゃになる。 身体中が上書きされていくような感覚に、ついに快楽よりも恐怖が勝ってしまった。 「お願い…トレーナー…もうやめて…私…怖いの…」 「もう痛いことしないで…怖いことしないで…」 そう言って私は泣いてしまった。 散々トレーナーにムードがどうだとか、雰囲気がどうだとか言っていた、私が言ってしまった。 トレーナーだって、わざとこんな意地悪をしてるに決まっているのに。 初めてに恐怖して、今更尻込みして、戻れなくなることを恐れて、雰囲気を壊してしまった。 今から謝っても、もう戻らない。部屋には私の嗚咽だけが響いている。
9 22/06/08(水)00:35:40 No.936217067
_ごめん、悪かった。君に、甘えてしまった。 静寂を破ったのはトレーナーの謝罪だった。 私の愛する人に、私のことを愛してくれている人に、私のわがままで、罪悪感を与えてしまった。 _君の可愛いところを、もっと感じようと、見ようとして、僕は君を傷つけてしまった。 違うわ、私がいけないのよ あなたは間違っていないわ _自分のことしか考えていなかった。 あなたはいつも私の事を考えているわ さっきだって、私が自分のことしか考えていなかったから… _でも僕は、君が好きなんだ。どうしようもなく好きでたまらないんだ。 私もあなたが大好きよ…好きで好きで大好きよ… _ずっと君だけ見ていたい。ずっと君だけ感じていたい。君の隣に立つに相応しいトレーナーになりたい。君に認められたい。 あなたは一流のトレーナーよ…今までも、これからも一流よ _そんな僕を、身勝手な僕を、許してくれないだろうか。
10 22/06/08(水)00:35:54 No.936217153
「なら、たくさんたくさんチューをして…」 「たくさんたくさん抱きしめて…」 「たくさんたくさん」 「私を撫でて…」 お願い もっと愛して
11 22/06/08(水)00:37:35 No.936217646
これはここまで
12 22/06/08(水)00:50:58 No.936221811
お蔵入りにしようかなと思ってたけど折角だから引っ張ってきた3/3番目のお話 下のは時系列順に並べてる fu1142649.txt ↑三冠達成1 fu1142650.txt ↑三冠達成2 fu1142668.txt ↑三冠達成3(今回のもの)
13 22/06/08(水)00:51:04 No.936221846
ウワーッ!
14 22/06/08(水)01:00:44 No.936224795
いいね…もっと書いて…
15 22/06/08(水)01:14:16 No.936228228
fu1142736.txt fu1142737.txt fu1142738.txt タマ×キンも貼っとくね 上から時系列順だよ
16 22/06/08(水)01:15:10 No.936228461
保存してたけど再度保存した ありがたい…
17 22/06/08(水)01:26:44 No.936231157
ありがたい…
18 22/06/08(水)01:30:40 No.936232014
このタマキン貴方が書いてたんですね…ありがとうございます…
19 22/06/08(水)02:44:03 ID:r.7X6umo r.7X6umo No.936242553
ウマゲェジdel